SHARE 金山大+小泉宙生 / SWINGによる、大阪市のコワーキング・シェアオフィス「billageOSAKA 大阪駅前第一ビル」
金山大+小泉宙生 / SWINGが設計した、大阪市のコワーキング・シェアオフィス「billageOSAKA 大阪駅前第一ビル」です。施設の公式ページはこちら
「billage」はコワーキング・レンタルオフィスとして、2018年4月にスタート致しました。
「ヒト・モノ・カネ・情報が集まるワークスペース」をコンセプトに、企業や起業家を支援するサービスを提供しています。近年のフレキシブルオフィス市場の需要に応える形で拠点拡大を進めてきました。本件は待望の梅田エリアでの第4拠点目となる施設で、これまでの運営実績から導かれた様々なデータベースを元に、事業収支と理想的なワークシェア設計のバランスが求められました。
本件は施設初のFC展開で、運営会社様のオフィス移転と並行して設計が進みました。
築50年のビルは、共用設備や空調なども旧く、現代の施設基準にアップデートさせることから始まりました。レンタルルームの有効率を事業採算に乗せながら、魅力的な共用部の仕掛けを検証しました。
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以下、建築家によるテキストです。
「billage」はコワーキング・レンタルオフィスとして、2018年4月にスタート致しました。
「ヒト・モノ・カネ・情報が集まるワークスペース」をコンセプトに、企業や起業家を支援するサービスを提供しています。近年のフレキシブルオフィス市場の需要に応える形で拠点拡大を進めてきました。
本件は待望の梅田エリアでの第4拠点目となる施設で、これまでの運営実績から導かれた様々なデータベースを元に、事業収支と理想的なワークシェア設計のバランスが求められました。
本件は施設初のFC展開で、運営会社様のオフィス移転と並行して設計が進みました。
築50年のビルは、共用設備や空調なども旧く、現代の施設基準にアップデートさせることから始まりました。レンタルルームの有効率を事業採算に乗せながら、魅力的な共用部の仕掛けを検証しました。
共用ラウンジは、築50年の年輪を感じさせるビルの構造躯体を現しにし、これまでの歴史とこれからの未来への期待感を融合させるワークスペースとしてデザインしました。人数や利用形態に応じた様々なワークスペース、WEB会議にも対応する共用会議室など、多様な場所を用意しています。
コロナショックの影響下、ワークプレイスをとりまく環境が劇的に変化しています。今後一般化してくるリモートワークに応える形でも、コワーキングやレンタルオフィスは、益々社会要請が高まってくる分野になると思います。
■建築概要
billageOSAKA 大阪駅前第一ビル
所在地:大阪府大阪市北区梅田1丁目3-1 大阪駅前第一ビル8階
工事種別:改装
用途:コワーキング&シェアオフィス
床面積:621.15㎡
設計監理:スウィング / 金山大 熊澤花絵
照明計画:ウシオライティング
施工:オフィスインテリア
設計期間:2019年10月 ~ 2019年12月
施工期間:2020年1月~ 2020年3月
写真:冨田英次
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・床 | 床 | |
内装・壁 | 壁 | 木毛セメント板 t-15 ライトグレー(タケムラ) |
内装・天井 | 天井 | |
内装・造作家具 | 個別ブース、仕切り | サンダーOSBの上、AEP |
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