光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 南東側外観。道路と水路を挟み、鷹来屋の酒蔵および直売店の真向かいに位置す。溶結凝灰岩で組まれた石垣は前用途(住宅)から引き継いだもの。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 テラスと教室 / 客席。庇は切妻屋根のスラストを抑える機能を持ちつつ中間領域を成し、室内と庭を接続している。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 教室 / 客席から試飲BAR方向を見る。CLT工法を用いて、ひとつながりの広々とした空間を実現した。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.m が設計した、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」です。
老舗造り酒屋が運営する体験型の施設です。建築家は豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築しました。また、素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものが選定されました。施設の公式サイトはこちら 。
鷹来屋は明治22年創業の造り酒屋である。1979年以降17年間は委託醸造となり、自社の蔵での製造は完全に休止していたが、蔵から立ち上る白煙を見ながら育った現5代当主は、1996年に自らが杜氏として自社醸造を一から再開。
拠点とする地域は、日本ジオパークに登録されており、水の豊かな土地の恵みを受け、久住山系伏流水の軟水とその土壌が育んだ自家栽培の米を原料に、完全手作りにこだわって酒造りを行っている。
小規模ながらも種類豊富な商品を打ち出すことで酒蔵としての認知度を高めてきた鷹来屋は、新たな課題として、その歴史を次世代へ発展的に継承していくことを目指している。日本酒の醸造過程では、活用しなければ産業廃棄物になってしまう酒粕が生まれる。これまでも石鹸やプリンなどの商品を開発し、それを有効活用することで、酒以外の商品の可能性も拓いてきた。
その試みをさらに広げ、持続可能な食文化を推進するために、酒造り由来のノンアルコールメニューの提供や、料理教室、ジオパークの学習教室を開催する。そうした発信活動の拠点として、気軽に立ち寄ることができ、土地の豊かな自然を感じながらゆっくりと過ごせる集いの場が求められ、この新施設が誕生した。
井路や溶結凝灰岩の石垣、緑溢れる山々から成る集落の風景のなかにある新施設は、道路と水路を挟み、鷹来屋の酒蔵および直売店の真向かいに位置する。当初、建築物を道路沿いに配置して目立たせることも検討されたが、相対する新旧施設に挟まれた空間が豊かに繋がることを目指し、セットバックすることで庭を設けた。それは、新施設を既存の酒蔵や集落の環境へと繋ぐ緩衝地となり、酒蔵の、あるいは地域の余白となりうる。
※キャプション内の解説は建築家によるものです
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光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 外観。鷹来屋(浜嶋酒造)酒蔵及び、直売所から路地と水路を挟んで、鷹来屋ガーデンささらを望む。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 南東側外観。道路と水路を挟み、鷹来屋の酒蔵および直売店の真向かいに位置す。溶結凝灰岩で組まれた石垣は前用途(住宅)から引き継いだもの。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 南側外観。セットバックすることで余白を作り庭を設けた。新施設を既存の酒蔵や集落の環境へと繋ぐ緩衝地となり、酒蔵と地域の余白となる。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 西側外観。溶結凝灰岩と質感を合わせた外壁コンクリートの打設には大分県産の無垢杉材を用いた再利用可能な「まく板型枠」を使用した。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 外観。南東側より庭を望む。地域の職人が葺いた瓦屋根には、古来製法の焼き締め瓦を採用した。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 テラス photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 テラスと教室 / 客席。庇は切妻屋根のスラストを抑える機能を持ちつつ中間領域を成し、室内と庭を接続している。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 教室 / 客席から試飲BAR方向を見る。CLT工法を用いて、ひとつながりの広々とした空間を実現した。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 教室 / 客席。庭側の全面を木製ガラス窓とし、庭と既存酒蔵との空間的な繋がりを感じられるようにした。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 教室 / 客席。発酵やお酒にまつわるワークショップや料理教室に使われる可動式テラゾーテーブル。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 教室 / 客席。酒米を生み出す土壌を想起させる色合いの基材に、酒瓶のかけら、米粒のようなシェルビーズ、溶結凝灰岩を骨材として埋め込んだテラゾーテーブル。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 試飲BAR。片方の蛇口からは、酒造りにも使用される井水が得られる。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 物販。外壁のコンクリートと連続する室内壁面は地域の職人による左官仕上げとした。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 試飲BAR、夕景。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 試飲BAR、夕景。客席となるカウンターには、日本酒や日本食が引き立つ色合いを持つイチョウの天板を使用。天板を支える腰壁は溶結凝灰岩のランダム張りとしている。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 南側外観、夜景 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 南西側外観、夜景 photo©河野政人 Nacasa & Partners
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 付近見取り図 image©DABURA.m
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 配置図兼平面図 image©DABURA.m
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 立面図 image©DABURA.m
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 断面パース図 image©DABURA.m
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 環境断面図 image©DABURA.m
光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定 構造アクソノメトリック図 image©DABURA.m
以下、建築家によるテキストです。
酒蔵の歴史を未来へ繋ぐ新しい発信の拠点となる
鷹来屋は明治22年創業の造り酒屋である。1979年以降17年間は委託醸造となり、自社の蔵での製造は完全に休止していたが、蔵から立ち上る白煙を見ながら育った現5代当主は、1996年に自らが杜氏として自社醸造を一から再開。
拠点とする地域は、日本ジオパークに登録されており、水の豊かな土地の恵みを受け、久住山系伏流水の軟水とその土壌が育んだ自家栽培の米を原料に、完全手作りにこだわって酒造りを行っている。
小規模ながらも種類豊富な商品を打ち出すことで酒蔵としての認知度を高めてきた鷹来屋は、新たな課題として、その歴史を次世代へ発展的に継承していくことを目指している。日本酒の醸造過程では、活用しなければ産業廃棄物になってしまう酒粕が生まれる。これまでも石鹸やプリンなどの商品を開発し、それを有効活用することで、酒以外の商品の可能性も拓いてきた。
その試みをさらに広げ、持続可能な食文化を推進するために、酒造り由来のノンアルコールメニューの提供や、料理教室、ジオパークの学習教室を開催する。そうした発信活動の拠点として、気軽に立ち寄ることができ、土地の豊かな自然を感じながらゆっくりと過ごせる集いの場が求められ、この新施設が誕生した。
井路や溶結凝灰岩の石垣、緑溢れる山々から成る集落の風景のなかにある新施設は、道路と水路を挟み、鷹来屋の酒蔵および直売店の真向かいに位置する。当初、建築物を道路沿いに配置して目立たせることも検討されたが、相対する新旧施設に挟まれた空間が豊かに繋がることを目指し、セットバックすることで庭を設けた。それは、新施設を既存の酒蔵や集落の環境へと繋ぐ緩衝地となり、酒蔵の、あるいは地域の余白となりうる。
さらにデザインに際して、当初は昔ながらの酒蔵を感じさせるような丸太や梁の小屋組を見せる設計も検討されたが、コの字型のコンクリート壁に九州産杉CLT折版構造屋根を架けるシンプルな構造を取ることによって、柱や梁を通さずにひと繋がりの広々とした空間を実現。庭側の全面をガラス窓とし、庭に向かって開放した。
庇は、切妻屋根のスラストを抑える機能を持ちつつ中間領域を成し、室内と庭を接続している。その繋がりは、敷地内を越えて、石垣、水路、道路、既存の酒蔵、さらには集落や農業環境へ広がってゆく。
素材選びでは、9万年前の阿蘇山噴火で堆積した凝灰岩や、それに質感を合わせたコンクリート壁、周囲と勾配を合わせた切妻瓦屋根を採用し、この土地に堆積した時間との接続を持たせた。また、酒造りのストーリーを語らせたテラゾーのテーブルや、日本酒や日本食が引き立つ色合いのイチョウの天板など、様々な用途に対応しながらも酒が生まれた環境を肌で感じられるようなインテリアによって空間を構成している。
「人の集える庭を作りたい」という鷹来屋の主人の強い願いが実現し、酒蔵の活動がまちと環境の一部となり、ここを拠点にさらに波及していくことを後押しする空間となった。
■建築概要
名称:鷹来屋ガーデンささら
所在地:大分県豊後大野市緒方町下自在503
主用途:発酵文化体験施設
設計:DABURA.m株式会社 担当:光浦高史、山中森
構造設計:建築食堂 担当:白橋祐二
施工:有限会社田村建築 担当:伊藤尚一
階数:地上1階
主体構造:鉄筋コンクリート壁式構造+木造(CLT工法)
建蔽率:22.82%(許容なし)
容積率:19.83%(許容なし)
敷地面積:548.27m2(165.85坪)
建築面積:125.14m2(37.85坪)
延床面積:108.76m2(32.89坪)
設計・監理:2021年12月~2022年8月
工事:2022年9月~2023年3月
竣工:2023年3月
撮影:河野政人(Nacasa&Partners)
建材情報 種別 使用箇所 商品名(メーカー名) 外装・屋根 屋根 古代いぶし瓦葺き:銀古美 (大栄窯業 )
外装・屋根 オープンテラス屋根 ガルバリウム鋼板 t=0.5mm
外装・壁 外壁 九州産杉幕板型枠 色粉練込コンクリート打放し仕上げ
外装・その他 軒天 CLT素地の上、木質保護塗料塗装(山佐木材 )
内装・床 客席 床 コンポジションビニル床タイル t=3mm:モルタライク (田島ルーフィング )
内装・床 厨房・前室・試飲BAR 床 厨房用フロアシート t=2mm:アルトロセーフティーフロア (ABC商会 )
内装・壁 客席 壁 カラーモルタル塗り真鍮目地棒入
溶結凝灰岩タイル乱尺高さランダム張り
せっこうボード t=12.5mmの上、不織布壁紙張り:エコフリース (ナガイ )
せっこうボード t=12.5mmの上、メラミン不燃化粧板 t=3mm:セラール (AICA )
内装・壁 厨房 壁 ケイ酸カルシウム板 t=12mmの上、AEP塗料塗装
内装・天井 客席 天井 CLT素地の上、木質保護塗料塗装
内装・天井 厨房 天井 ケイ酸カルシウム板 t=12mmの上、AEP塗料塗装
内装・家具 家具 モールテックス製キッチン、テラゾーテーブル(ANP INTERIOR DESIGN )
外構・床 外構 溶結凝灰岩石板張り
色粉練込コンクリート直均し刷毛引き仕上げ
割栗石敷き
芝敷き
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