根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案
photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo

根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案

根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案外観、東側の道路より見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、1階への階段を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、階段側からキッチン・ダイニング・ソファスペースを見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo

根本昌汰 / mastが設計した、東京・大田区の「西六の家 NISHIROKU HOUSE」です。
“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸です。建築家は、100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向しました。そして、RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案しました。

東京の木造密集地域に建つ設計者の自邸である。
都市の新陳代謝が激しい東京の住宅地に、100年先も住みこなしていけるような都市住宅を目指した。

建築家によるテキストより

地下室、玄関と寝室、屋根裏のリビングがあるRC造と木造の混構造の住宅を計画した。コンクリートでつくられた外壁の殻の中に、木でつくられた床壁と家具を入れ込んだ構成とした。これは生活を守っていくための堅牢な全体と、生活の変化に応答するための寛容な空間からなる都市生活のプロトタイプである。

柱や梁、床や壁、建具や家具などの建築の構成要素はRCと対比的にそれぞれ独立したディテールによって寄せ集めているが、これは子どもが描いた絵を同じように部屋に飾って愛でることと同じく創作活動への敬愛が住空間に内包されることを目指している。

建築家によるテキストより

しばしば建築家が船をアナロジーとして建築を思案するように、私も船が海の上でどんな天候でも守ってくれるような堅牢な空間イメージをコンクリート躯体に投影した。
その中に作りこむ生活のイメージは都市鳥が枝やハンガーなど自由に組み合わせてつくる巣の形のように寛容なものとして存在する。

この二つのイメージを建築に同時に成立させることが都市に住む原初的な住まいのイメージに一致した。

建築家によるテキストより

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根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案外観、東側の道路より見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、「表玄関」から書斎を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、書斎から「表玄関」を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階から地下室への階段 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階から地下室への階段から見上げる。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、地下室 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、地下室 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、地下室 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、地下室 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、地下室 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、1階を見上げる。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、1階を見上げる。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、1階への階段を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、1階への階段を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、1階への階段を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階、階段の詳細 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、「裏玄関」 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、「裏玄関」から地下に繋がる開口部を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、「裏玄関」 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、「裏玄関」から2階への階段を見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、階段から1階を見下ろす。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、階段側からキッチン・ダイニング・ソファスペースを見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、キッチン側からダイニングとソファスペースを見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、キッズスペースからキッチンとダイニングを見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、ソファスペース photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、ダイニング photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、ソファスペースからキッズスペースとキッチンを見る。 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、ダイニングとソファスペースの床の詳細 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階、ソファスペース photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、寝室 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階、寝室 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案外観、東側道路より見上げる、夜景 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案外観、東側道路より見る、夜景 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案1階平面図 image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案2階平面図 image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案地下階平面図 image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案断面図 image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案断面図 image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案アクソノメトリック図 image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案ドローイング image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案ドローイング image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案ドローイング image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案ドローイング image©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案模型 photo©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案模型 photo©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案模型 photo©mast
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案打設後の躯体 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案打設後の躯体 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo
根本昌汰 / mastによる、東京・大田区の「西六の家」。“新陳代謝が激しい”都市に建つ設計者の自邸。100年先も住みこなせる住宅を求め、生活を守る“堅牢”と変化に応答する“寛容”を併せ持つ存在を志向。RC造の“殻”の中に木造の“床壁”を入れ込む建築を考案打設後の躯体 photo©STUDIO SEN Yuki Seshimo

以下、建築家によるテキストです。


東京の木造密集地域に建つ設計者の自邸である。
都市の新陳代謝が激しい東京の住宅地に、100年先も住みこなしていけるような都市住宅を目指した。

地下室、玄関と寝室、屋根裏のリビングがあるRC造と木造の混構造の住宅を計画した。コンクリートでつくられた外壁の殻の中に、木でつくられた床壁と家具を入れ込んだ構成とした。これは生活を守っていくための堅牢な全体と、生活の変化に応答するための寛容な空間からなる都市生活のプロトタイプである。

柱や梁、床や壁、建具や家具などの建築の構成要素はRCと対比的にそれぞれ独立したディテールによって寄せ集めているが、これは子どもが描いた絵を同じように部屋に飾って愛でることと同じく創作活動への敬愛が住空間に内包されることを目指している。

しばしば建築家が船をアナロジーとして建築を思案するように、私も船が海の上でどんな天候でも守ってくれるような堅牢な空間イメージをコンクリート躯体に投影した。
その中に作りこむ生活のイメージは都市鳥が枝やハンガーなど自由に組み合わせてつくる巣の形のように寛容なものとして存在する。

この二つのイメージを建築に同時に成立させることが都市に住む原初的な住まいのイメージに一致した。

■建築概要

題名:西六の家 NISHIROKU HOUSE
所在地:東京都大田区
主要用途:専用住宅
家族構成:夫婦+子供一人
意匠設計:mast 担当/根本昌汰
構造設計:MAY設計事務所 担当/杉山逸郎
照明設計:monon 担当/村山雄太
施工:和田工務店 担当/箱崎勇一
主体構造:壁式鉄筋コンクリート造
床・屋根:木造
階数:地上二階地下一階
敷地面積:58.68㎡
建築面積:35.4㎡
延床面積:102.82㎡
設計期間:2021年12月~2023年7月
施工期間:2023年11月~2024年7月
写真:STUDIO SEN Yuki Seshimo

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板 一文字葺き

外装・床

土間コンクリート刷毛引き仕上げ 再生砕石敷

外装・壁外壁

EPS外断熱工法 パッシブウォールAICA)リシンN3左官仕上げ

外装・建具建具

アルミサッシ(LIXIL

内装・床リビング 床

リノリウムforbo

内装・床一階 床

アッシュ積層フローリングアトムカンパニー

内装・床水廻り 床

長尺シート東リ

内装・壁

ラワンベニヤ ワンコートオンリー塗布オスモ&エーデル
RC打ち放し 撥水材塗布

内装・天井天井

ラワンベニヤ ワンコートオンリー塗布オスモ&エーデル

内装・水廻りトイレ

ネオレストTOTO

内装・家具家具

ラワンベニヤ、タモ突板 ワンコートオンリー塗布オスモ&エーデル

内装・照明照明

3Dプリンター製特注照明(monon)

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This is the architect’s own residence, located in a densely packed wooden housing area in Tokyo. The aim was to create an urban home capable of adapting to the dynamic metabolism of Tokyo’s residential landscape, ensuring its livability for the next 100 years.

The design employs a hybrid structure of reinforced concrete and wood, incorporating a basement, an entrance and bedroom on the ground floor, and a living space in the attic. Within the concrete shell exterior, wooden floors, walls, and furniture are carefully integrated. This composition represents a prototype for urban living—a robust exterior to safeguard life and an adaptable interior to respond to the evolving needs of daily living.

Architectural elements such as columns, beams, floors, walls, and furniture are assembled with distinctive and experimental details, contrasting the RC structure. Special attention was given to lighting fixtures, which were prototyped using 3D printing. This approach embodies a respect for creative expression, like cherishing a child’s drawing displayed lovingly within the home.

Much like how architects often draw analogies between architecture and ships, I envisioned the concrete structure as a resilient space that offers protection against any “storm” of urban life, much like a ship on the sea. The interior space, in contrast, was designed to be as flexible as a nest built by urban birds—an assemblage of branches and hangers adapted to suit their needs. These dual concepts—a solid, protective shell and a flexible, adaptable interior—draw inspiration from the timeless idea of dwelling as articulated in Marc-Antoine Laugier’s Primitive Hut, a metaphor for the fundamental relationship between shelter and human life.

NISHIROKU HOUSE
location: Ota,Tokyo
use: house
client: personal
architect: mast Shota Nemoto
structure engineer: MAY architects
lighting design: MDS
construction: WADA-koumuten
structure: Reinforced concrete and wood
floors: basement and two floors
site area: 58.68㎡
foot print area: 35.4㎡
total floor area: 102.82㎡
design term: December 2021 – July 2023
construction term: November 2023 – July 2024
photographs: STUDIO SEN Yuki Seshimo

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以下は、提案書へのリンクです。

最優秀提案者
西沢立衛建築設計事務所

優秀提案者(次点)
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佳作
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【ap job更新】 住宅やオフィスビルから寺社仏閣までを手掛け、様々な働き方の実現も目指す「浅井アーキテクツ」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 住宅やオフィスビルから寺社仏閣までを手掛け、様々な働き方の実現も目指す「浅井アーキテクツ」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中鎮座740年亀有香取神社計画 社務所棟

住宅やオフィスビルから寺社仏閣までを手掛け、様々な働き方の実現も目指す「浅井アーキテクツ」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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浅井アーキテクツは、正社員設計スタッフ、アルバイト、パートタイムワーカーを募集します。
経験者、新卒を問わず募集しますので、ぜひご応募ください。

私たちは、真摯に建築活動に取り組んでおります。プロジェクトは個人住宅、集合住宅、オフィス、店舗、寺社仏閣など多岐にわたり、企画段階から基本設計、実施設計、工事監理、アフターケアまで一貫して設計者として関わります。インテリアデザイン、家具デザイン、備品コーディネート等も行うプロジェクトも多くあります。

働き方については、勤務時間を9時半~18時としつつ、個人の状況・ライフスタイルに応じてコアタイム10時~17時のフレックス勤務を選択することもできます。また、資格取得のための試験直前期間や、子育て期間など、長期・短期の時短勤務等についても誠意をもってご相談させていただきます。

スキルがあれば様々な働き方ができますので、詳細はお問い合わせください。

【ap job更新】 国内外で様々な用途の建築を手掛け、労働環境の向上も目指す「株式会社 森山博之設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 国内外で様々な用途の建築を手掛け、労働環境の向上も目指す「株式会社 森山博之設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 国内外で様々な用途の建築を手掛け、労働環境の向上も目指す「株式会社 森山博之設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中岡山県津山市の社員寮

国内外で様々な用途の建築を手掛け、労働環境の向上も目指す「株式会社 森山博之設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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森山博之設計事務所では設計スタッフを募集しています。

弊社は、国内外のプロジェクト(現在、フランスでもプロジェクト進行中です)に関わっていただきながら、多くの経験を積んでいただける環境になっています。共同住宅のほか、個人住宅、店舗、事務所等、国内外の様々なタイプの建築を設計・監理しています。

熱意と能力のある方には、企画段階から竣工までの業務を積極的に担当していただきますので、設計実務の経験を十分に重ねていただくことが可能です。

募集職種のうち「ディレクター」職は、事務所の実質的なナンバーツーに育成する人材として、また将来的な役員候補として考えています。

事務所は品川区南品川にあり、京急線(新馬場駅、青物横丁駅)、大井町駅(JR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線)、大崎駅(JR山手線、埼京線)などが利用可能な利便性の高いエリアです。

ワークライフバランス向上のため、業務の効率化と残業時間削減に取り組んでいます。残業は月平均20~30時間です。

また、従業員の健康に配慮した業務配分を心がけており、土日や深夜の業務は極力行わない(直近10年で数回程度の実績です)よう努めています。

【ap job更新】 ストーリー性を重視した空間づくりを行い、国内外のアワード受賞歴も多数ある「ODS / 鬼木デザインスタジオ」が、インテリアデザイナー(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 ストーリー性を重視した空間づくりを行い、国内外のアワード受賞歴も多数ある「ODS / 鬼木デザインスタジオ」が、インテリアデザイナー(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 ストーリー性を重視した空間づくりを行い、国内外のアワード受賞歴も多数ある「ODS / 鬼木デザインスタジオ」が、インテリアデザイナー(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中STUDIOUS WOMENS 丸の内

ストーリー性を重視した空間づくりを行い、国内外のアワード受賞歴も多数ある「ODS / 鬼木デザインスタジオ」の、インテリアデザイナー(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ストーリー性を重視し、記憶に残るデザインを目指すODS / 鬼木デザインスタジオにて、新規スタッフ(インテリアデザイナー)を募集します。

代表の鬼木孝一郎は、大学で建築を学んだ後、デザインオフィスnendoで10年間チーフデザイナーを務め、2015年に「鬼木デザインスタジオ」を立ち上げました。

京都の町屋を改修した「Hermes 祇園店」、セレクトショップ「STUDIOUS 丸の内店」、コスメブランドの店舗「SHIRO砂川本店」、ポケモンのオフィシャルショップ「Pokemon Center Nagoya」等を手がけ、そのストーリー性を重視し細部にまでこだわった空間デザインは国内外のデザインアワードで高い評価を得ています。

また国内の職人とのコラボレーションも積極的に行い、2024年には伝統技法である組子の技術を応用した家具のシリーズ「Foret」を発表しました。

これからも様々な用途や規模のプロジェクトにチャレンジしていきたいと考えており、新規スタッフ(インテリアデザイナー)を募集します。少人数の利点を生かし、密にコミュニケーションをとりながら楽しく一緒に成長していけるデザイン事務所です。

プライベートな時間の充実も大切と考えており、適正なプロジェクト数となるようにコントロールしています。
創造的な発想で設計に挑みたい方、細部にまでこだわり完成度を追求したい方、チームワークを大切にしながらも自主性を発揮できる方からのご連絡をお待ちしております!

【ap job更新】 吉祥寺を拠点に活動する「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 経験豊富なパートタイマーを募集中
【ap job更新】 吉祥寺を拠点に活動する「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 経験豊富なパートタイマーを募集中
【ap job更新】 吉祥寺を拠点に活動する「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 経験豊富なパートタイマーを募集中吉祥寺南町の社屋

吉祥寺を拠点に活動する「佐久間徹設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と 経験豊富なパートタイマー 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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吉祥寺に建築した社屋にて、事業拡大を目指す「佐久間徹設計事務所」が設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者および経験豊富なパートタイマー)を大募集!

「コミュニケーションを大切に」
気持ちよく暮らすことを考えています。

設立18年目となる現在、設計スタッフ/事務スタッフ/業務委託スタッフ計18名で編成され、共同住宅や福祉施設、宿泊施設など比較的規模の大きな案件を中心に、個人住宅をはじめ、宿泊できるサウナ、本のための庵、温泉地における別邸など、多種多様な建築を設計。

最近では、福祉のまちづくりのプロジェクトや都内山間部に位置するリゾート施設の改修プロジェクト、まちの公共的な建物など、地域に貢献する建築にも関わっています。

若手中心の事務所ですが、全員で協力しながら様々なプロジェクトに前向きに取り組んでいます。

そんなわたしたちと共に、今後さらなる事業拡大を目指し働いてくださる設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)と、サポートしてくださる設計アシスタント(経験豊富なパートタイマー)を募集します。

ファラによる公開レクチャー「Good housing」が開催。京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labの主催で行われるもの
ファラによる公開レクチャー「Good housing」が開催。京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labの主催で行われるもの

ファラによる公開レクチャー「Good housing」が開催されます。京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labの主催で行われるものです。開催日時は、2025年2⽉14⽇ 16:00–18:00。入場無料、申込不要とのこと。

神谷修平+カミヤアーキテクツによる、福岡・筑紫野市の「ORIBA」。歴史ある織元のショールーム。別棟を転用する要望に対し、“織物を作る光景”に価値を見出して“工房の一角”を改修し“オープンファクトリー”も行う計画を提案。織機を活用したテーブルや織物を用いた家具も開発
神谷修平+カミヤアーキテクツによる、福岡・筑紫野市の「ORIBA」。歴史ある織元のショールーム。別棟を転用する要望に対し、“織物を作る光景”に価値を見出して“工房の一角”を改修し“オープンファクトリー”も行う計画を提案。織機を活用したテーブルや織物を用いた家具も開発外観、エントランス部分を見る。 photo©勝村祐紀
神谷修平+カミヤアーキテクツによる、福岡・筑紫野市の「ORIBA」。歴史ある織元のショールーム。別棟を転用する要望に対し、“織物を作る光景”に価値を見出して“工房の一角”を改修し“オープンファクトリー”も行う計画を提案。織機を活用したテーブルや織物を用いた家具も開発メインエントランスホール photo©勝村祐紀
神谷修平+カミヤアーキテクツによる、福岡・筑紫野市の「ORIBA」。歴史ある織元のショールーム。別棟を転用する要望に対し、“織物を作る光景”に価値を見出して“工房の一角”を改修し“オープンファクトリー”も行う計画を提案。織機を活用したテーブルや織物を用いた家具も開発メインエントランスホール photo©勝村祐紀
神谷修平+カミヤアーキテクツによる、福岡・筑紫野市の「ORIBA」。歴史ある織元のショールーム。別棟を転用する要望に対し、“織物を作る光景”に価値を見出して“工房の一角”を改修し“オープンファクトリー”も行う計画を提案。織機を活用したテーブルや織物を用いた家具も開発ショールームA photo©勝村祐紀

神谷修平+カミヤアーキテクツによる、福岡・筑紫野市の「ORIBA」です。
歴史ある織元のショールームです。建築家は、別棟を転用する要望に対し、“織物を作る光景”に価値を見出して“工房の一角”を改修し“オープンファクトリー”も行う計画を提案しました。そして、織機を活用したテーブルや織物を用いた家具も開発しました。施設の公式ページはこちら

クライアントは、1587年創始の博多織の織元。

従来の呉服領域を超え、アートやインテリアなど織物の可能性に挑戦しています。その魅力を発信し、“織と人が交わる場を作りたい”、という想いからこの計画は始まりました。

建築家によるテキストより

当初、工房とは別棟を改修するという要望でしたが、全長45mの工房と織機で30人以上の職人が織物を作る光景は、彼らのモノづくりの根幹を伝える大きな価値を持っていると感じました。この価値を伝えられるように、工房の一角を改修し、「ショールーム+オープンファクトリー」とする提案をしました。

建築家によるテキストより

①手織り機の昇華
かつて使われていた手織り機を活用。大きな展示テーブルとして生まれ変わりました。
細かい傷や歪みなどの歴史の痕跡を残しながら現代的なガラスと合わせた、このプロジェクトを象徴するアイコンです。

②工房をフレーミングする
エントランスホールからは木建具の連続窓によって工房全体が水平にフレーミングされます。
働く職人ひとりひとり、動く織機のひとつひとつが洗練されたアートのようにも見えます。新旧のコントラストが、フレーミング効果とこの工房の良さを引き立てています。

③織を引き立てる色・什器
織物とサンプル比較を何度も重ね、絹を一番引き立てるグレーを選びました。また、什器は既存と影で縁を切ることで一層抽象性をもたせています。

④オリジナル家具
西村織物のマテリアルを用いて3つの新たな家具プロダクトを開発しました。TANソファ、TANランプ、糸巻きスツールです。特にTANソファは反物を約5倍にした形状で、座ることもできるし、触って博多織の質感の良さを存分に感じられるプロダクトとなっています。

建築家によるテキストより

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