【ap job更新】 東京と上海に拠点とし、リノベブランド“一畳十間”も運営する「株式会社 小大建築設計事務所」が、各種設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)、CADオペ、マネジメント職を募集中
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【ap job更新】 東京と上海に拠点とし、リノベブランド“一畳十間”も運営する「株式会社 小大建築設計事務所」が、各種設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)、CADオペ、マネジメント職を募集中星野リゾート 界 玉造 写真:星野リゾート

東京と上海に拠点とし、リノベブランド“一畳十間”も運営する「株式会社 小大建築設計事務所」の、各種設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)、CADオペ、マネジメント職募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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東京と上海に拠点とし、リノベブランド“一畳十間”も運営する「株式会社 小大建築設計事務所」が、新しいスタッフ募集中

【わたしたちについて】
建築家・小嶋伸也、小嶋綾香が率いる東京・上海を拠点とする設計事務所です。
現代の情報化社会で表層的になってしまった人間関係、薄れた地域性を再生すべく、小さなローカルなものからでも、 集う場所を 作り持続的で大きく確かな経済性を生み出すような 設計を心がけています。
また大量生産の末、均一化されてしまった素材や画一的な街並みを疑問視し、地域の風土や文化的背景を継承できる素材やディテールを取り入れることで、職人技術や地域の美しさを継承していくことを目指しています。

【海外と2拠点での強みを活かしグローバルな視野を持つ小大建築設計事務所(こおけんちくせっけいじむしょ)】
現在25名程のメンバーで、主に4種の用途(ホテル設計、スポーツ施設設計、住宅設計、その他商業施設設計)の設計監理を行っております。

【自社企画運営する「一畳十間」】
「日本の心地良い美がある暮らし」をテーマにしたリノベーションブランド「一畳十間」の運営を行っております。
現代の日本の住宅の仕組みに異を唱え、豊かな暮らしを再定義し、日本で21世紀を代表するリノベーションブランドを目指しております。

【募集背景】
全国各地で観光需要が高まる中宿泊施設の新規案件の増加によるチームメンバーの増員での募集となります。
設計を通して、地域の魅力を活性化したり、職人技術の継承、文化保存、サステナビリティへの貢献等、様々なことに貢献することができやりがいを感じる仕事となります。

【就職説明会】
ギャラリー一畳十間で就職説明会を行います。
弊社の設計スタッフ6年目、5年目、4年目の3名のスタッフが、入社からこれまでの日々をスライドを使って赤裸々にお話いたします。

来年度新卒入社希望、中途入社希望の方には、入社後のイメージをより具体的に掴んで頂ける機会になると思いますので、ご興味のある学生の方、中途入社をお考えの社会人の方、ぜひこの機会にお越しください。

スタッフトーク後には、会場でもあるgallery一畳十間にて懇親会もご用意しています。カジュアルな雰囲気の中で、弊社スタッフとの交流を通じて小大や一畳十間の雰囲気や働き方を掴んで頂けたら幸いです。

※遠方の方にはzoom参加もご用意しております。詳細はインスタグラムをご確認下さい。

日時:2023年9月2日(土)予定

16:00-16:30 開場
16:30-18:00 在籍スタッフによるスライド
18:00-20:00 会場にて懇親会

【ap job更新】 中村拓志&NAP建築設計事務所が、設計スタッフと 3Dヴィジュアライゼーションスタッフを募集中
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【ap job更新】 中村拓志&NAP建築設計事務所が、設計スタッフと 3Dヴィジュアライゼーションスタッフを募集中

中村拓志&NAP建築設計事務所の、設計スタッフと 3Dヴィジュアライゼーションスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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中村拓志&NAP建築設計事務所では、スタッフを7名程度募集しています。経験者、新卒どちらも幅広く募集します。2024年4月入社の新卒応募も可能です。

港区白金の事務所には現在35名の設計スタッフ、4名の広報・事務スタッフが在籍し、国内外で40以上のプロジェクトが進行中です。
これまでNAPでは設計監理のみならず、企画・商環境コンサルティングから、デザイン監修、インテリア・家具デザインまで、総合的かつ革新的な建築を創り続けてきました。業務も、模型製作を廃止してルミオンやHMDによるスケール把握の導入、最近はAIを利用することでCGすら作らずに更なる効率化をはかりながら、設計の本質的な部分に時間と労力を注ぐという、次世代型の設計スタイルを模索しています。

【多様な業務が経験できる柔軟な環境】
NAPは、多様なプロジェクトを手掛けており、企画段階から基本設計、実施設計、現場監理まで主体的に関わることができます。能力に応じて昇給・役職アップを随時行うため、新卒入社 2〜3年のスタッフでも能力が高ければ重要プロジェクトのメイン担当者として活躍できる、柔軟な人事配置制度となっています。パートナー制度など、実力が認められれば独立も支援する制度もあります。

【学び成長できる場】
弊社の一級建築士の資格取得のための補助制度(30万円)を利用して勉強をしながら勤務することも可能です。プロジェクトチームごとにプレゼンを行う社内発表会や見学会、自社で設計したホテルへの宿泊、防水や屋上緑化などの専門的ディテールを学ぶセミナーなども開催し、社員教育にも力を入れています。

【設計者=暮らしの達人になるために】
人間らしい豊かで幸福な暮らしを営む「暮らしの達人」であることが設計者の基盤です。そのため、スタッフは自分のペースで勤務時間をコントロールしています。特に結婚や子育てをしながら働き続けられるような手当は充実しており、スタッフの半分以上は結婚しています。また、お子さんのいる家庭も多いです。その他、事務所のキッチンにシェフを招いた食事会や、フットサルやテニス、野球などのレクリエーションも適宜行なっています。

上島直樹 / KAMIJIMA Architectsによる、神奈川・横須賀市の、飲食店「BUOSCANO.」。複数店舗が集まる施設内に計画。商品自体が“アイキャッチ”となるように、ショーケースを載せるカウンターを通路側のリースラインまで伸ばす構成を考案。店の運営方針を尊重して内装に“素直な表情”の素材を選択
上島直樹 / KAMIJIMA Architectsによる、神奈川・横須賀市の、飲食店「BUOSCANO.」。複数店舗が集まる施設内に計画。商品自体が“アイキャッチ”となるように、ショーケースを載せるカウンターを通路側のリースラインまで伸ばす構成を考案。店の運営方針を尊重して内装に“素直な表情”の素材を選択 photo©KAMIJIMA Architects
上島直樹 / KAMIJIMA Architectsによる、神奈川・横須賀市の、飲食店「BUOSCANO.」。複数店舗が集まる施設内に計画。商品自体が“アイキャッチ”となるように、ショーケースを載せるカウンターを通路側のリースラインまで伸ばす構成を考案。店の運営方針を尊重して内装に“素直な表情”の素材を選択 photo©KAMIJIMA Architects
上島直樹 / KAMIJIMA Architectsによる、神奈川・横須賀市の、飲食店「BUOSCANO.」。複数店舗が集まる施設内に計画。商品自体が“アイキャッチ”となるように、ショーケースを載せるカウンターを通路側のリースラインまで伸ばす構成を考案。店の運営方針を尊重して内装に“素直な表情”の素材を選択 photo©KAMIJIMA Architects

上島直樹 / KAMIJIMA Architectsが設計した、神奈川・横須賀市、飲食店「BUOSCANO.」です。
複数店舗が集まる施設内に計画されました。建築家は、商品自体が“アイキャッチ”となるように、ショーケースを載せるカウンターを通路側のリースラインまで伸ばす構成を考案しました。また、店の運営方針を尊重して内装に“素直な表情”の素材を選択しました。店舗の公式サイトはこちら

YOKOSUKA PORT MARKETでイタリアンファーストフードを提供するBUOSCANO.の店舗デザイン。

建築家によるテキストより


複数の店舗が集まる施設内にて、商品そのものがアイキャッチとなる様、カウンターを共用通路まで伸ばしフードショーケースが目につきやすいレイアウトとした。

建築家によるテキストより


本格的なイタリアンを気軽に楽しんでもらうコンセプトを店舗空間でも表現したいと考え、1枚ごとに表情の異なる粗面タイルや自然素材による左官材を用いた。手仕事によって生まれる素直な表情により、親しみやすい雰囲気の中で上質な料理を楽しめる空間を目指した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 長坂常が主宰する「スキーマ建築計画」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とマネジメントスタッフを募集中
【ap job更新】 長坂常が主宰する「スキーマ建築計画」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とマネジメントスタッフを募集中
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長坂常が主宰する「スキーマ建築計画」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とマネジメントスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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スキーマ建築計画では、海外案件を担当する設計スタッフとマネジメントスタッフを募集しています。
ご興味のある方は下記の募集要項をご参照のうえ、ご応募ください。

【長坂常からのメッセージ】
コロナ禍がはじまって早3年になります。
その間、仕事内容が少し変わってきました。もちろん、海外でも国内でも観光系の案件が減ったのですが、同時に日本国内しかも地方から生き残りをかけた力強いプロジェクトにお声をかけていただくようになり、この2〜3年取り組んできました。
渡航制限がゆるむにつれ、海外案件がまた少しずつ動き始めているところ、その間にやってきた地方の案件が複数立ち上がります。これによって少しスキーマの見え方が変わるかもしれません。

そして、出張が減ったこともあって組織の課題に向き合った3年でもありました。
そろそろ問題の本質が見えてきたこともあって、昔の仲間に参加してもらいながら、組織のあり方をゼロから創りなおすつもりで新たな挑戦が始まります。
通常、設計というのは請負業ですが、これからの時代に受け身だけで生き残るのは難しく、我々は発信型のプロジェクトを生み出せる、ものづくりのプラットフォームを作っていきたいと考えています。

そんな大事な変化をともに考え実行できるような柔軟で独創的な発想をしたい、という元気な設計スタッフ・マネジメントスタッフを募集します。

【代表作品】
ブルーボトルコーヒー / HAY /武蔵野美術大学16号館 / D&DEPARTMENT jeju by ARARIO / DESCENTE BLANC / 堂前さん家の歯医者 / 黄金湯 / 桑原商店 / Sayama Flat / KOLON SPORT SOTSOT REBIRTH / LLOVE HOUSE ONOMICHI / FLAT TABLE/ Cowboy Bike Berlinなど

工藤浩平建築設計事務所による、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」。周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域。未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築。細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる
工藤浩平建築設計事務所による、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」。周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域。未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築。細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる外観 photo©楠瀬友将
工藤浩平建築設計事務所による、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」。周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域。未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築。細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる外観 photo©楠瀬友将
工藤浩平建築設計事務所による、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」。周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域。未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築。細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる2階、アトリエ photo©楠瀬友将
工藤浩平建築設計事務所による、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」。周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域。未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築。細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる1階、リビングダイニング photo©楠瀬友将

工藤浩平建築設計事務所が設計した、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」です。
周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域に計画されました。建築家は、未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築しました。また、細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる事も意図されました。

江戸川と中川に挟まれた、都市部へ1時間圏内のベッドタウンとして計画された住宅街に建つ。

かつては小さなスケールの道路や家々が立ち並ぶ閑静な土地だったが、30年前、川に架かる大きな橋が付近に完成し、街の様相が変化していった。橋に面した前面道路には防音壁が立ち、それに接する小道は生活が滲み出しており、異なるスケールが混在する環境ができていた。老朽化した住宅の建て替わりも進み、絶えず変化している街の角地に、敷地はある。

建築家によるテキストより

施主はもともと駅前でバレエ教室を営んでいたが、家を建て替える際、家の中にバレエ教室を併設することを決めた。
その決意の裏側で、本当にずっとバレエ教室を営み続けられるか、バレエ教室でなくなった際、その空間をどう使っていけばよいのか、将来像を明確に描いてはいなかった。

建築家によるテキストより

変わり続ける街の、暫定的にしか決まっていない暮らしのあり方。こうした未決の未来に対して、いかようにでも変化できる余地がある、大らかな構成をもつ建築を目指した。

老後の生活にも対応できるよう、住宅を1階に、無柱空間となるバレエ教室を2階にもつ合理的な構成を選んだ。すると、最も大きな面積を必要とするバレエ教室の大きさが建物全体のボリュームを決めることになり、2階のフットプリントをそのまま1階に落として部屋を割ると、生活像や予算に対して過大になってしまう。

そこで、1階は生活像に沿った部屋の大きさを、箱を寄せ集めるように計画し、軒下空間やピロティのような生活の余白をいくつも構築した。また、2階のヴォリュームに従い素直に屋根を架けると街並みに対してスケールが逸脱するため、下屋も含めて細かな屋根が集合したような構成とした。

建築家によるテキストより
2023年7月にアーキテクチャーフォトで注目を集めたトピックス
2023年7月にアーキテクチャーフォトで注目を集めたトピックス

アーキテクチャーフォトで、2023年7月に注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。


  1. 佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る
  2. 井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、大阪・豊中市の集合住宅「GRID」。収益性と共に100年後も視野に入れて計画。敷地に愛着を持つ施主の“いつか戻りたい”との想いも汲み、RCのフレームに木架構を組み込んだ“変化に柔軟”な建築を考案。外壁にも木材を使用して街並みとの調和も意図
  3. 牧戸奈須加 / 牧戸建築環境設計事務所による、島根・出雲市の「YT邸」。古くから葦が群落する小さな湖の近くの敷地。日本建築の与件と土地への応答を求め、イネ科植物が持つ固有の感覚を翻訳した“縦格子”で覆われた建築を考案。伝統民家を参照した高床は防湿等の機能的役割も果たす
  4. 空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く
  5. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・狛江市の、銭湯「狛江湯」。周辺に緑や空き地が残る地域のバー等も備えた施設。環境を取り込んだ“心地よい”建築を求め、親和性も意図して“緑のオリジナルタイル”の空間を考案。寸法の異なる三種のタイルの貼り分けで視覚的体験も生み出す
  6. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  7. 前田建設工業とツバメアーキテクツによる、茨城・取手市の「ICI STUDIO 甚吉邸」と「ICI STUDIO W-ANNEX」。歴史的洋館の移築復原と別館新築。復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践。別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築
  8. 神谷修平+カミヤアーキテクツによる、福岡市の「傀藝堂」。伝統ある人形師の為のギャラリー兼住宅。地域と歴史への繋がりを求め、周辺に多数ある“Y字路”を参照して“選択肢”と“回遊性”を生む構成を考案。外部の“左官擁壁”は地区に残る江戸時代の石垣との調和も意図
  9. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区の店舗「TODAY’S SPECIAL 二子玉川」。商業施設の中の雑貨店。期待感と“一期一会のワクワク感”を与える為に、変化のある什器群の使用に加え裏側の雑音を敢えて導入して“賑わい”と“活気”を創出。既存鉄骨の錆止塗装の色を基調として空間全体をまとめる
  10. 篠元貴之 / rhymedesignと酒井悠行 / PASSWORK DESIGNによる、愛知・春日井市の「BBQ SPOT KASUGAI」。鉄塔等に隣接する敷地のバーべキュウ場。世界観が作り難い郊外での“都市型BBQ”の成立を模索し、周囲からの自立を意図して“図式的な強い形”を用いた配置計画を考案。五角形の様な客席配置は視線の抜けも確保
  11. 坂田裕貴 / a.d.pによる、東京・板橋区の、小屋「Backyard in field」。生産緑地に計画された農作業の為の建物。野菜の直売等に加え発信までも行う施主の為に、思想を体現する“多面的な振る舞い”を持つ存在を志向。畑と呼応する平側や街に開く妻側など建築に多様な性格を与える
  12. 長坂大 / Megaによる、神奈川・平塚市の「おざわ歯科 お口のサロン」。設計者が過去に増築した歯科医院を再増築。不安を和らげる“ゆったりとした”空間を目指し、三角の敷地形状を活かして河川に向けて開く“放射状の診療室”を考案。新旧の建築の“造形原理”が共存する面白さも意図
  13. 高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える
  14. 藤本壮介による、ドイツでの建築展「Primitive Future」。現地のアワード受賞を記念して開催。自身の建築哲学を表現する、12個のワイヤー製のオブジェによるインスタレーションを制作。視点により見え方が変わる“立体的なドローイング”が空間に様々なシーンを描く
  15. 御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・草加市の「松原児童青少年交流センター miraton・松原テニスコート」。新たに立ち上がる街の中心に位置する施設。“原風景”にもなる“能動性”を喚起する建築を目指し、ヴォールト架構が“9棟”連なる構成を考案。空間の展開が生み出す“動き”で子供達の居場所の発見や交流を促す
  16. 熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の「くぼみアパートメント / 街のポケット」。コロナ禍に設計された単身者用集合住宅。“孤立”の回避に貢献する建築を目指し、住人が交流できて街とも繋がる“くぼみ”の様な庭を中心とした構成を考案。住戸部分では衛生面と地域性に応える仕様も追求
  17. 麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「K邸」。外階段の形が内側に現れる躯体形状の住戸での計画。階段の塊をポジティブな存在に転換すべく、曲面で覆うと共に“曲面”を全体の主題とする設計を志向。カーブを多数用いて階段部分が空間で役割を担える状況も作る
  18. 山本健悟建築設計室による、愛知・蒲郡市の住宅「I邸」。分譲地の旗竿敷地に計画。周辺の日照への配慮と断面のプロポーションを考慮し、環境の中に埋まる様に存在する“慎ましさ”と“安心感”を持つ建築を設計。内部の高低差のある勾配天井は空間に“奥行”も与える
  19. 若松均建築設計事務所による、東京・世田谷区の、集合住宅「セタガヤテラス」。住宅街の角地のコーポラティブハウス。地域の環境維持を願う地主の想いに応え、部屋やテラス等を“筒”と捉え構成して“家”と“街”が繋がる様な状況を創出。生活の場を道路側に設ける計画で外との関係構築も促す
  20. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・名古屋市の、店舗「カレースパイス 八O吉」。SNSで集客する持帰り中心のカレー店への改修。写真1枚で行きたくなる存在を目指し、写真の面白さを“時間の凝縮”と解釈して設計方針を策定。既存の痕跡に新たなレイヤーを重ねて新旧の両義性を持つ建築を作る
  21. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  22. ル・コルビュジエが1952年に完成させた、フランス・マルセイユの集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の現在をとらえた写真
  23. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」
  24. 柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、福島・双葉郡の「楢葉町地域活動拠点施設『まざらっせ』」。元保育所の公民館を更に改修。避難解除後の住民と移住者が共に活動する場として、新設建具がもたらす“開放性”と家具類がつくる多様な“居場所”を備えた空間を考案。新たな交流を受入れ混ざり合う“舞台”を作る
  25. 長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・台東区の店舗「Triangle蔵前店」。約7㎡の持帰り専門のソフトクリーム店。既存窓が外観になる様な条件に、店名をイメージした“三角形の金属板”で“旗”等を想起させる図案を壁に施す計画を考案。内部は“銀色”で塗装して移ろう街の様子も映す
  26. 磯崎新の初期代表作で開催される追悼展覧会の“展示物”を募集中(オンラインから応募可能)。磯崎の言葉「architectureとは何か?」への“返答”を公募し、アートプラザ(旧大分県立大分図書館)に展示する試み。同施設の25周年記念として行われ、関連企画として講演会等も企画
  27. 山設計工房による、大阪・吹田市の、集合住宅「千里グリーンヒルズ高野台101号棟」。賃貸団地の建替え事業の第一期。面影の継承・長大さの緩和・周辺との調和を目指し、既存建物や周辺環境から“抽出した色”で“細やかに塗り分ける”建築を考案。“地域の顔”として隣接交差点からの見え方も意識
  28. JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能
  29. studioSHUWARIによる、富山・射水市の、創業支援施設「HIBARI NEST」。テナント空間も備えた民営施設。入居者の“新たな交流”を生む場を目指し、一室空間の中に段差を設けて“一体感”と“心地よい距離感”を両立する構成を考案。天井の構造体は施設の“象徴”でもあり在来工法で実現
  30. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、千葉・松戸市の、集会所「紙敷あんど」。神社の境内に計画。伝統的な社会の枠組から現代に即した“地域扶助”の創出を目指し、テレワーク等の“日常的利用”も想定した多様に使える“コミュニティー”の場を志向。各箇所に様々な使い方のアイデアを込める
  31. 田根剛がデザインアーキテクトを務め、帝国ホテルが2031年から本館の建替えを開始することを発表。考古学的リサーチにより、“東洋の宝石”をコンセプトにした完成予想のパースも公開
  32. 山﨑健太郎デザインワークショップによる、千葉・八千代市の「52間の縁側」。高齢者の為のデイサービス施設。問題を抱える人も“日常を送れる”環境を目指し、木架構の中に様々な“小さな居場所”のある建築を志向。一直線の床と構造体が作る“大きな構え”は地域の人々も迎え入れる
  33. 篠原一男が1976年に完成させた「上原通りの住宅」の現在の様子と住み手のインタビューを収録した動画
  34. 大滝雄二郎 / YUJIRO OTAKIによる、東京・原宿の、飲食店「DIG THE LINE DOORS」。商業施設の奥まった区画のクラフトビールを扱う店。通行人の足を止める“ひき”の創出を求め、白い内装に青緑色の“象徴的”な什器を中央配置した空間を考案。キーカラーはビールにとって大切な“水”をイメージ
  35. 牧野恭久建築設計事務所による、東京・大田区の飲食店「ぼんぼり」。飲食店が並ぶ賑やかな地域の焼肉店。競合との差別化を目指し、“にじり口”の様な三角形の出入口を持つ“半個室”が並ぶ空間を考案。内装に研削したタイルを用いて“力強さ”と“柔らかさ”に包まれる場を作る
  36. 堅田佳一 / KATATA YOSHIHITO DESIGNによる、東京・台東区の店舗「TOJIRO KNIFE GALLERY TOKYO」。包丁の“展示販売”と“修理”を行う店。限られた面積内での用途の成立を目指し、圧迫感を軽減しつつ製品を豊富に陳列できる鉄格子を用いた展示壁を考案。工場で使われる素材の採用と色彩の統一で“雰囲気”も演出
  37. 岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる「沖縄市松本の住宅」
  38. スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図
  39. 小原賢一+深川礼子 / ofaによる、愛知・知多市の「江真コンサルティング新社屋」。森林と木材に関わる企業の為に計画。CLT等の工法面と森林認証の制度面への挑戦の要望に対し、在来工法も取り入れて“CLTの特徴”を備えた建築を合理的に実現。材料調達から建設まで関係者が協力し認証も取得
  40. 建築家の木材活用の事例を紹介する、共栄木材の新サイト「Tsukuru Lab」が公開。樹種と加工の組合せから生まれる“木材”だからこその豊かさを紹介。事例として登場する建築家の手嶋保による社内施設(三秋ホール / 三秋アトリエ)は見学も可能

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