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石川初と大山顕が出演する、書籍『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い』の刊行記念イベントが開催

石川初と大山顕が出演する、書籍『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い』の刊行記念イベントが開催されます

石川初大山顕が出演する、書籍『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い』の刊行記念イベントが開催されます。開催日は2018年9月20日で場所は世田谷区北沢の本屋B&Bです。

山間の農家で遭遇する巧みな工作(ファブリケーション)スキルをもつおじいさん「1章 FAB-G」、GPSで記録した「軌跡ログ」を手に地図師となった私を描く「4章 地形と移動」、不寛容なベンチに座って考える都市と公園の関係「5章 ベンチの攻撃」などで構成される本書。里山の前方後円墳や平城京跡の観察から、「ポケモンGO」、自宅の庭いじりまで、時間、スケール、事象を絶え間なく往還する〈地上学〉がここに誕生しました。“思考としてのランドスケープ”とともに私たちの生活や暮らしを観察・分析すれば、地上は愉快でたくましい生存のスキルで満ちていることを発見できます!

B&Bでは本書の刊行を記念し、イベントを開催します。
ゲストには住宅都市整理公団の総裁にして“ヤバ景”フォトグラファー、大山顕さんをお迎えし、元祖“ラ系”のお二人が〈地上〉について語り合います。
もしかして話題の「日本橋首都高地下化問題」をめぐって論争勃発?!
ぜひご参加ください。

森美術館での「建築の日本展」の入館者数が40万人を越えたそう

森美術館での「建築の日本展」の入館者数が40万人を越えたそうです

森美術館での「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」の入館者数が40万人を越えたそうです。建築の日本展に関しては日本建築学会による建築討論webでの評論や、藤原徹平によるレビューなど。賛否が集まっています。

「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」は、連日多くのお客様にご来場いただき、8月17日(金)に入館者数(*)40万人を突破!

* 六本木ヒルズ展望台 東京シティビューとの共通チケットとなります。

藤原徹平による、建築の日本展のレビュー『日本の景色はいかにして築かれたのか? 「建築の日本展」から、日本建築史を俯瞰する』

藤原徹平による、建築の日本展のレビュー『日本の景色はいかにして築かれたのか? 「建築の日本展」から、日本建築史を俯瞰する』がbijutsutecho.comに掲載されています

藤原徹平が執筆した、森美術館での建築の日本展のレビュー『日本の景色はいかにして築かれたのか? 「建築の日本展」から、日本建築史を俯瞰する』がbijutsutecho.comに掲載されています。

アルヴァ・アアルトの建築展「もうひとつの自然」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催

アルヴァ・アアルトの建築展「もうひとつの自然」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催されます(PDF)

アルヴァ・アアルトの建築展「もうひとつの自然」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催されます。開催日は2018年9月15日~11月25日。

今年で生誕120年となる建築家アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、モダニズムに自然の要素を取り入れ、人々の暮らしをより良くする建築や家具デザインなどを追求しました。彼のパイミオのサナトリウム(1933)やマイレア邸(1939)は建築における有機的な形態と素材の優れた相互作用を体現し、《アームチェア41パイミオ》(1932)や《スツール60》(1933)は近代家具の展開に画期的な役割を果たしました。そして、ガラス器《サヴォイ・ベース》(1936)は、フィンランド・デザインのシンボルになっています。アアルトの有機的な形態は、フィンランドの自然や風景から生まれたという従来の見方に加えて、本展では同時代の芸術家たちとの対話も重要であったという新しい視点を提示します。ヴィトラ・デザイン・ミュージアムとアルヴァ・アアルト美術館が企画した本展は、2014年9月にドイツのヴァイル・アム・ラインにあるヴィトラ・デザイン・ミュージアムで始まり、スペインのバルセロナ、マドリード、デンマークのオールボー、フィンランドのヘルシンキ、フランスのパリで開催されてきた国際巡回展です。日本では約20年ぶりとなる本格的なアアルトの回顧展であり、オリジナルの図面や家具、照明器具、ガラス器、建築模型など約300点で、フィンランドでもっとも著名なこの建築家の生涯と作品を辿ります。

藤村龍至が自身の建築展「ちのかたち」を解説している動画と、公式の会場写真 御手洗龍による、東京・目黒区の店舗+住宅「ステア」の内覧会が開催

御手洗龍による、東京・目黒区の店舗+住宅「ステア」の内覧会が開催されます

御手洗龍による、東京・目黒区の店舗+住宅「ステア」の内覧会が開催されます。開催日は2018年8月25日。リンク先に模型写真等が掲載されています。

この度、かねてより計画を進めてまいりましたプロジェクト「ステア」が 完成いたしました。お施主様のご厚意により内覧会を開催させていただける運びとなりましたのでご案内申し上げます。 お暑い中大変恐縮ですが、ご高覧頂けますと幸いです。
日時: 2018年8月25日(土)10:00~18:00
交通: 東横線 学芸大学駅 より徒歩5分

西沢立衛らのトークセッションが、西澤による京都の町屋を改修した住まいとサロン「徳田邸」で開催

西沢立衛らのトークセッションが、西澤による京都の町屋を改修した住まいとサロン「徳田邸」で開催されます

西沢立衛らのトークセッションが、西澤による京都の町屋を改修した住まいとサロン「徳田邸」で開催されます。開催日は2018年9月8日。モデレーターの徳田佳世は、京都造形芸術大学キュレトリアル・ディレクターで、ベネッセホールディングス勤務時代に豊島美術館の企画等を担当していたそう。こちらに経歴が掲載

トークセッション「徳田邸ー住まいと集会所」
日時:2018年9月8日(土)6:30pm-8pm(受付:午後6時より開始5分前まで)
会場:徳田邸(丗|SEI)京都市

徳田邸(丗|SEI)について、
建築家の西沢立衛氏(西沢立衛建築設計事務所代表)、
施工者の鳥居厚志氏(アトリエ九間代表)をお迎えして、設計施工のこと、また「豊島美術館」や「森の屋根ときのこ」などこれまでの協働プロジェクトにおいて、ひとつの作品が完成するまで大切にしていること、完成してからの気付きについてお話します。
モデレーター:徳田佳世(WATER AND ART代表)

参加費:3,500円・学生2,500円(ワンドリンク付。当日会場にてお支払いくださいませ。)
定員:15人(要予約・先着順)
お申込み先:WATER AND ART(info*water-and-art.com)
◎お名前、ご所属、ご連絡先をメールにてお知らせください。

五十嵐太郎・西田司らが講師などを務める、立教大学による学生ワークショップ「Design Summer Camp 2018」と「研究会聴講」の参加者を募集中。参加費は無料。
五十嵐太郎・西田司らが講師などを務める、立教大学による学生ワークショップ「Design Summer Camp 2018」と「研究会聴講」の参加者を募集中。参加費は無料。

 
五十嵐太郎・西田司らが講師などを務める、立教大学による学生ワークショップ「Design Summer Camp 2018」と「研究会聴講」の参加者を募集しています

五十嵐太郎・西田司らが講師などを務める、立教大学による学生ワークショップ「Design Summer Camp 2018」と「研究会聴講」の参加者を募集しています。寄付講座『文化の居場所を考える 21世紀の文化の容れ物 変容するビルディングタイプ』の特別講座として行われるもので、参加費は無料との事。またゲストとして平田晃久と馬場正尊の参加も決定しています。応募方法などは以下でご確認ください。【ap・pr】

【講師・ゲスト】
五十嵐太郎(東北大学大学院教授、建築史・建築批評家)
西田司(建築家、オンデザイン 代表取締役 )
福岡直(大和ハウス講評株式会社総合技術研究所 建築系技術研究室 建築ソリューショングループ グループ長)
あごうさとし(劇作家、演出家、一般社団法人アーツシード京都代 表理事)
坂口大洋(仙台高等専門学校教授、建築計画・文化施設運営)
佐藤信(劇作家、演出家)
佐藤慎也(日本大学理工学部建築学科教授、建築計画)
平田晃久(京都大学教授、建築家)
中村陽一(立教大学21世紀社会デザイン研究所教授・社会デザイン研究所所長)
高宮知数(立教大学社会デザイン研究所研究員)
 
【WS講師】
柿木佑介(persimmon hills architects)
廣岡周平(persimmon hills architects)
永田賢一郎(YONG architecture studio)
冨永美保(tomitoarchitecture)
伊藤孝仁(tomito architecture)

その他、追加研究会ゲストとして馬場正尊(株式会社オープン・エー) 猪熊純(成瀬・猪熊建築設計事務所)決定

ドナルド・ジャッドによる家具の、サンフランシスコ近代美術館で行われている展覧会の会場写真など

ドナルド・ジャッドによる家具の、サンフランシスコ近代美術館で行われている展覧会の会場写真などが、dezeenに掲載されています

ミニマルアートを代表するアーティストのドナルド・ジャッドによる家具の、サンフランシスコ近代美術館で行われている展覧会の会場写真などが13枚、dezeenに掲載されています。展示の公式サイトはこちら

五十嵐太郎による、東近美での「ゴードン・マッタ=クラーク展」のレビュー

五十嵐太郎による、東近美での「ゴードン・マッタ=クラーク展」のレビューがartscapeに掲載されています

五十嵐太郎による、東京近代美術館での「ゴードン・マッタ=クラーク展」のレビューがartscapeに掲載されています。写真も6枚掲載されています。

富士山グラス等で知られる鈴木啓太のデザイン展「鈴木啓太の線」が、金沢で開催

富士山グラス等で知られる鈴木啓太のデザイン展「鈴木啓太の線」が、金沢で開催されています

富士山グラス等で知られる鈴木啓太のデザイン展「鈴木啓太の線」が、金沢の柳宗理記念デザイン研究所で開催されています。会期は2018年8月4日~19日。

35歳という若さで、日用品から鉄道車両まで幅広い領域を手掛けるプロダクトデザイナーの鈴木啓太。彼が主宰するPRODUCT DESIGN CENTER初の個展会場となるのは、日本のプロダクトデザインの礎を築いた柳宗理ゆかりの、柳宗理デザイン研究所です。同所初の柳以外のデザイナー展、「鈴木啓太の線」展では、近作に加えこれまであまり語られなかったプロセス、また数百の緻密なプロトタイプや映像を展示し、鈴木独自の感性が形になるまでを紹介。造形の基本となる「線」を軸に、プロダクトデザインの最前線をお見せします。

柳宗理が活躍した1964年の東京オリンピックを経て、折しも2回目のオリンピックが東京へやってくる今。異なる時代に生きながらも、多くの共通点を持つ2人のデザインには、社会へのどんなメッセージが込められているのでしょうか。柳宗理のデザインが現代のスタンダードになったように、鈴木のデザインもまた、次世代のスタンダードを目指して作られています。未来へ続くものづくりの現場を、ぜひ体感してください。

石上純也の講演会『カルティエ現代美術財団「自由な建築」展・出品プロジェクトを語る』が開催

石上純也の講演会『カルティエ現代美術財団「自由な建築」展・出品プロジェクトを語る』が開催されます

石上純也の講演会『カルティエ現代美術財団「自由な建築」展・出品プロジェクトを語る』が開催されます。開催日は2018年8月25日。場所は青山ブックセンターです。

2018年3月30日より、世界的にも評価の高い気鋭の建築家・石上純也氏の大規模個展「JUNYA ISHIGAMI, FREEING ARCHITECTURE(石上純也 自由な建築)」が、パリのカルティエ現代美術財団で開催されています。進行中のプロジェクトを中心としたおよそ20のプロジェクトを、大型模型や映像、ドローイングで紹介する本展は、現地でも好評を博し、6月10日までの会期を9月9日まで延長することが決定しました。
同展のカタログとして刊行された本書は、展示内容を記録する役割にとどまらず、展覧会と同時に生まれたもうひとつのプロジェクトと言えます。展示では伝えきれない同氏の建築哲学を大きな絵本のかたちで紹介します。
本イベントは、石上氏によるそれぞれのプロジェクトの解説を通して、パリの展覧会を追体験し、カタログを読み解くためのガイダンスとして絶好の機会となるでしょう。
また、レクチャー後には『石上純也 自由な建築』、または『JUNYA ISHIGAMI FREEING ARCHITECTURE』ご購入者さま限定のサイン会も予定しております。

藤村龍至のギャラリー間での建築展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」の会場写真

藤村龍至のギャラリー間での建築展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」の会場写真が、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています

藤村龍至のギャラリー間での建築展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」の会場写真が32枚、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています。
以下は展覧会公式の概要

単純な形状を出発点とし、細かな与条件をひとつひとつ反映しながら、多数の模型で比較・検討を重ねていく独自の設計手法「超線形設計プロセス」を展開してきた藤村龍至氏。評論活動や教育活動に加え、近年では市民を巻き込み、現代に即した開かれた建築のあり方を模索してきました。
多岐にわたるこうした活動の背景には、より多くの情報や意見を取り入れ集合的な知を形成することで最適な解を導き出し、社会のさまざまな課題に応えることができるのではないか、という藤村氏の一貫した理念を見ることができます。

大宮駅東口駅前の小さな公共施設「OM TERRACE」は、この考え方を実践した一例で、6回の公開ミーティングを経て2017年に完成しました。街路を引き込むような屋上のテラスは、若い世代を含む多くの人を呼び込み、今後さまざまなイベントでの利活用が見込まれ、地域の活性化が期待されています。

本展覧会では、「OM TERRACE」をはじめ各プロジェクトで実際に使用した300余りの模型群や、数千にもおよぶ画像をAI(人工知能)に学習させデザインした椅子、施工風景を含むタイムラプス映像など、かたちが生み出されるプロセスを通じて、氏の理念と実践を紹介します。
藤村氏が「ちのかたち」と名づけた開かれたプロセスの先に、次の時代の建築の息吹を感じとっていただけることと思います。

安藤忠雄による「風の教会」が六甲ミーツアートの期間中、展示会場の一つとして公開

安藤忠雄による「風の教会」が六甲ミーツアートの期間中、展示会場の一つとして公開されます

安藤忠雄が設計した「風の教会」が六甲ミーツアート2018の期間中、展示会場の一つとして公開されます。施設の公式サイトでは修繕工事も行われたことも報告されています
公式サイト自体は最近オープンしたもののようで、ギャラリーコーナーでは建物の写真も多数見られます

六甲山の毎年の風物詩、六甲ミーツアートにて「風の教会」が展示会場の一つとして期間中公開されます。9月のミーツアートに先立ち「風の教会」展示は8/1(水)よりスタートします!皆様ぜひお越し下さい。

【期間】8月1日(水)~11月25日(日)
【時間】10:00~16:50(受付終了16:30)
【場所】風の教会(〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町西谷山)
【入館料】500円(4歳以上一律料金)
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」鑑賞チケットでも「風の教会」に入館できます。
《鑑賞チケット価格》
当日券:大人(中学生以上)2,000円、小人(4歳~小学生)1,000円
前売券:大人1,700円、小人850円 ※9月7日(金)まで販売

藤森照信が、静岡・浜松での個展に合わせて制作してる新作茶室「望矩楼」の写真

藤森照信が、静岡・浜松での個展に合わせて制作してる新作茶室「望矩楼」の写真がtwitterに投稿されています。この展覧会は藤森らが設計を手掛けた「秋野不矩美術館」で開催されます。

展覧会の情報は以下。会期は2018年8月4日~9月17日。

秋野不矩美術館開館20周年を記念し、当館を始め多数の建築設計を手掛けている建築家・建築史家、藤森照信(ふじもり てるのぶ、1946-)の仕事を紹介する特別展を開催します。
長野県諏訪郡宮川村(現・茅野市)に生まれ、建築史家として、近代建築史・都市史の研究や、建築探偵団・路上観察学会などの活動を展開する傍ら、1991(平成3)年、44歳の時に故郷・茅野市の神長官守矢資料館の設計で建築家としての活動を始めました。以降、自然素材を随所に取り入れた独創的な手法によって、建築の既成概念を覆す作品を次々と生み出し、現在も世界各地で公共建築や住宅・茶室等の設計を数多く手掛けています。藤森の仕事は、国内外において、学術面のみならず芸術面に関しても高く評価されています。
今回、当館設計者である藤森照信が重ねてきた建築家としての成果を、写真パネルや模型・スケッチ・建築素材見本等によって紹介し、藤森建築の概況を展観します。また、秋野不矩作品の鑑賞に適した空間として考案された当館展示室で、開館に際して制作・寄贈を受けた《オリッサの寺院》など秋野不矩の代表作をご覧いただくとともに、館外では、本展に合わせて新たに設計される新作茶室を、地元の天竜産木材を用いて制作・展示します。

ギャラリー間での次回の展覧会「田根 剛:Archaeology of the Future」の概要が公開

ギャラリー間での次回の展覧会「田根 剛:Archaeology of the Future」の概要が公開されています

ギャラリー間での次回の展覧会「田根 剛:Archaeology of the Future」の概要が公開されています。会期は2018年10月18日~12月23日。

フランスを拠点に世界各地でプロジェクトを進め、現在幅広い注目を集める気鋭の建築家・田根 剛。20代の若さでドレル・ゴットメ・田根(DGT.)として〈エストニア国立博物館〉の国際設計競技に勝利し、選出から約10年の歳月を経た2016年秋に同プロジェクトが竣工を迎えるなど、国内外の注目がさらに高まっています。また、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)に参加し、11人のファイナリストに選ばれた〈古墳スタジアム〉は幅広い層に知られるきっかけとなりました。2017年のDGT.解散後はAtelier Tsuyoshi Tane Architectsをパリに設立し、活動の場をさらに広げています。

このたび東京オペラシティアートギャラリーとTOTOギャラリー・間は、田根 剛の展覧会を同時期に開催します。「Archaeology of the Future――未来の記憶」を共通のテーマにしながら、田根の密度の高いこれまでの活動と、建築は記憶を通じていかに未来をつくりうるかという挑戦を、ふたつの会場で紹介します。東京オペラシティアートギャラリーでは「Digging & Building」と題して、場所をめぐる記憶を発掘し、掘り下げ、飛躍させる手法と、そこから生み出された〈エストニア国立博物館〉、〈古墳スタジアム〉といった代表作や最新プロジェクトを大型の模型や映像などによって体感的に展示します。TOTOギャラリー・間においては「Search & Research」にもとづき、建築における思考と考察のプロセスが展開され、田根のすべてのプロジェクトで実践されている「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」の方法論を展観します。ふたつの展覧会は、場所の記憶をさまざまな角度から分析することで新たな系をつくり、未来につながる建築へと展開させていく、田根の探求と実践のプロセスを総合的に提示しようとするものです。

記憶は現在を動かし、未来をつくる――この信念にもとづいた田根の創造は、都市の担い手である私たち一人一人にとって建築のもつ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるでしょう。

東京オペラシティ アートギャラリー/TOTOギャラリー・間

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