

建築設計事務所バケラッタの、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
建築設計事務所バケラッタは住宅に力を入れている設計事務所です。数多くのハイレベルな住宅を設計しているので住宅の設計をやりたい方は是非来て下さい。


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鎌松亮 / note architectsが設計した、東京・江東区の「梁下の改修」です。
巨大な“十字梁”のある住戸での計画です。建築家は、“ひとつ梁の下”で家族が共に暮らす風景を求め、間仕切りと仕上げを梁下に止めて“梁の全体性”を保つ空間を考案しました。また、其々の部屋は壁仕上げに変化をつけて“場の性格”を分けています。
都内にある築45年のヴィンテージマンションの改修。
住戸には巨大な十字の梁が横断しており、間取りを規制しつつも、上から覆うような包容力のある、極めて魅力的な地形であると感じた。
しかし、既存の住戸は、典型的なファミリータイプの個室群で完結した間取りのため、十字梁は断片的な様相をしており、地形の良さを活かしきれていなかった。
地形を活かし、ひとつ梁の下で家族が共に暮らす風景を思い描いた。
まず、梁の仕上げを剥がしてコンクリートを露出し、地形の姿を明らかにした。 間仕切りや仕上げは梁下にとどめ、梁の全体性を保っている。梁と壁の隙間から全体がつながり、室同士が影響しあう変化に富んだ住空間となった。
長手の梁下には鴨居を通し、ラタン貼りの襖、有孔ボード、ラワン壁、ラワン戸など、多様な素材で構成した。また、十字梁により生まれた4つの室の壁仕上げに変化をつけ、場の性格を分けている。
食事や就寝のためのキッチンやベッドボードは、梁から距離をとり、より身体に近いスケールにした。
既にある地形を読み取り、梁との親密な関係を築いた。梁に抱かれながら家族が共に生活していることを意識できる、この場所ならではの暮らしが実現できた。



佐野文彦 / Fumihiko Sano Studioが設計した、東京・港区の飲食店「Tremolare」です。
既存が“採石場”の様だった空間に計画されました。建築家は、躯体の量塊の関係性や重量感を活かしつつ、自然素材のカウンターや什器で“素材感や軽さ”を導入して全体を構築しました。また、個室では弧状の天井と丸い壁面で中心性と一体感を生みだします。店舗の場所はこちら(Google Map)。
ドアを開け地下に向かう階段を降りると、まるで採石場や洞窟のような空間が広がる。
この場所で最初に見えた躯体そのもののもつボリュームの関係性の面白さと重量感を失わないように形にしていった。
コンクリートや石や土などの重さを感じる素材でできた高い天井面や低く傾いて来る斜めの天井ボリューム、円柱、長方形、ノコギリ形など、様々な形のボリュームが地下を切り取り、ぶつかり、刺さりあってできた隙間に、アフリカンチークでできたカウンターや什器の持つ自然の素材感や軽さを織り交ぜて、一つの空間として構成している。
カウンター背面の壁はタイルをめくったことでできた表情をそのまま活かした。
店内に広がるオープンキッチンは、シェフたちの動きを間近で見ることができる。個室は弧を描いた高い天井と丸い壁面によって、空間に入った人々に中心性と包み込まれるような一体感を感じさせる。
ぶつかる塊の隙間に、厨房の活気を感じながら食事を楽しめる場が現れた。


北海道札幌から、地域性と環境性能を追求する建築を手がける設計事務所「株式会社 遠藤建築アトリエ」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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遠藤建築アトリエは、小樽出身の遠藤謙一良が、建築家 竹山実に師事し、1994年に設立。
自然、文化、素材など、その土地ならではの魅力を建築に取り込み、設計から監理まで一貫した体制のもと、環境性能の高い建築と、地域社会を豊かに育む建築文化の創出に取り組んでいます。
また遠藤は札幌市立大学特任教授として、建築の未来を担う人材の育成にも関わっています。【AWARD(抜粋)】
・洞爺湖鶴雅リゾート洸の謌「洸響」
iF DESIGN AWARD 2023/グッドデザイン賞 2024
/IDA Design Awards 2023(Silver)
・遠藤建築アトリエ社屋
iF DESIGN AWARD 2022/北海道建築奨励賞
・北海道立北の森づくり専門学院
第1回HOKKAIDO WOOD BUILDING賞
他多数【進行中プロジェクト(一例)】
・知床らうす餐荘(ホテル)
・国立大学法人北海道教育大学附属旭川幼稚園
・北海道インターナショナルスクール改修増築
・コンドミニアム(富良野・ニセコ・白馬)
・クリニック(札幌・旭川・函館)


グエナエル・ニコラを中心に、国内外の幅広いプロジェクトを手掛ける「キュリオシティ」の、インテリアデザイン・CGパース制作・広報のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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CURIOSITYでは、インテリア設計スタッフ、CGパーススタッフ、PRスタッフを募集いたします。
【CURIOSITY(キュリオシティ)について】
キュリオシティは、代表のグエナエル・ニコラ(Gwenael Nicolas)を中心に、ハイエンドリテール、ホテル、レジデンス、大型商業施設など、国内外の幅広いプロジェクトを手がける東京のデザインスタジオです。私たちはこれまで、店舗設計を軸に、ブランドの本質を空間として表現することを強みとしてきました。素材やディテールがもたらす品質感とともに、一見シンプルでありながらもアイコニックであることが特徴です。ワールドワイドな店舗展開で培われた国際的な視点と、日本の伝統美にも通じるタイムレスな空間づくりにより、近年では国内外のホテルやレジデンスにおいてもご依頼が増えています。
また、私たちのデザインは「人」から始まります。どのような体験を生み出すかを起点にインテリアを構想し、必要に応じて建築的な構成にまで踏み込んでいきます。その結果、近年では建築からスターとする案件も増加しています。
【チームについて】
多様なバックグラウンド:スタッフの約3分の1が海外出身。男女比は約6:4と、グローバルでバランスの取れた環境です。ワークライフバランス:「よく働き、よく休む」をモットーとしています。夏季休暇や年末年始には有給休暇を組み合わせ、2週間以上の長期休暇を取得するスタッフが半数以上にのぼります。
コミュニケーション:週に1回程度、シェフによるランチ提供をしており、違うチームメンバーとのコミュニケーションも図っています。
現在、複数の新規プロジェクトの進行に伴い、チームの強化を行っています。プロジェクトのフェーズやご経験に応じて、それぞれがこれまで培ってきたスキルを発揮できる案件や役割を担いながら、さらに次のステップへと成長できる環境を用意しています。


美術展の会場施工等を中心に、空間デザインも手掛ける「HIGURE17-15cas株式会社」の、制作進行管理のスタッフ(設計経験者も歓迎)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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美術展の会場施工などをおこなうHIGURE17-15cas株式会社では、新しくスタッフを募集しています。
HIGURE17-15cas株式会社は、谷根千近くに社屋を構えた展示施工会社です。
元工場跡を改装した建物内に事務所を構え、1階にあるギャラリーは地域密着型のスペースとして運営されています。都内を中心とした日本全国の主要美術館の設営業務から、美術作家やデザイナー、建築家との共同作業、企業の企画展など、展示台ひとつから大きな空間まで幅広い案件を取り扱い、小さいながらも力のある組織として成長しています。
また近年では展覧会だけでなく、素材や機材における専門知識を活かし、現代美術の作品修復やドキュメンテーション(マニュアル化)にも力を入れ、現代美術の保存修復において大切な役割を担っています。
今後はさらに、空間構成や展示デザインの領域にも力を入れて、 一緒に手を動かしながら試行錯誤をしてくださるスタッフを若干名募集します。
【会社詳細】
HIGURE17-15cas株式会社代表取締役 有元利彦
現代美術を中心としたインストーラー。株式会社東京スタデオ元会長・小澤洋一郎氏に師事し施工の仕事を学び、2011年HIGURE17-15casを継ぎ代表に。2017年法人化。HIGURE17-15casがこれまでに携わった展覧会は、「デイヴィッド・ホックニー展」(東京都現代美術館)、「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」(東京国立博物館)、「デザインあ展neo」(TOKYO NODE)など多数。




五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、沖縄の住宅「重なりの間」です。
本島の“穏やかな集落”での計画です。建築家は、“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向しました。そして、重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案しました。
沖縄本島中部、うるまの穏やかな集落に計画された住宅である。
クライアントは子育てを終え、人生の次のステージに向けて、この土地で、より自分たちらしく生活できる環境を求めていた。仕事や趣味など住宅に求められる要望は多岐にわたったが、それらを単純に機能や間取りとして整理するのではなく、強い日射、湿潤な空気、季節ごとに向きを変える風といった、この土地固有の環境条件にどのように応答するかを設計の起点とした。
個別の要求を満たす器をつくるのではなく、生活と環境を受け止め、更新し続けるためのフレームをつくることを目指した。
本計画で志向したのは、単純に外部へ開く「透明性」を獲得することではない。ガラスによって内外を連続させるような視覚的な開放とは異なるかたちで、建築に開放性を与えることを考えた。
その手がかりとしたのが、マグリットの「白紙委任状」に示される、見えていなくても向こう側が知覚される状態である。
画面に林立する木々は風景を遮断しているにもかかわらず、断片の重なりによって、その奥に広がる空間の存在が知覚される。ここでは、切断そのものが空間の連続性を生み出している。建物は、RCの壁柱が林立する構成と、それらを覆う大きな屋根によって成り立っている。敷地の勾配に呼応して傾けられた大屋根は、直射日光を遮り、雨を受け止め、内部に安定した陰をつくり出す。沖縄の厳しい環境から生活を守るシェルターであると同時に、内外を緩やかにつなぐ雨端のような中間領域を生み出している。
内部空間では、林立する壁柱が空間を分割するのではなく、重ねるための要素として配置されている。壁柱は向こう側を知覚させる媒介として機能し、その重なりによって用途は明確に分節されることなく互いに滲み合う。こうしてワンルームの内部に多層的な空間が生まれ、視線や気配、光や風はその連なりを通して空間の奥へ、さらに建築の外側へと接続されていく。
重なりの間は、特定のクライアントのための住宅であると同時に、建築を気候と生活のあいだに立ち続けるフレームとして捉え直す試みである。
視覚的な透明性に依らず、空間を切断しながら接続することで獲得された開放性が、沖縄という土地の環境に身を委ねながら成熟していく。そしてクライアントの手を離れたとしても、別の住まい手や役割を受け入れ、この土地に建ち続ける——そんな大らかな建築を目指した。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/4/6-4/12)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
海外の美術館の建築キュレーターと藤本壮介が登壇した、森美術館での国際シンポジウム「建築キュレーションを建ちあげる」のダイジェスト動画です。2025年10月に行われたもの。日本語字幕付。シンポジウムの詳細はこちらに掲載されています。
CAC Seoul共同ディレクターのチョン・ダヒョン、サンフランシスコ近代美術館のジェニファー・ダンロップ・フレッチャー、GRACE共同設立者のエカテリーナ・ゴロヴァチュクと藤本壮介が登壇しました。


OMAと日建設計で経験を積み開設された「松田仁樹建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)・事務広報・学生アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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松田仁樹建築設計事務所では、設計スタッフ・事務スタッフ・アルバイトを募集致します。
【代表メッセージ】
現在弊社では20件超の様々な規模・用途のプロジェクトが進行しており、非常に多彩で優秀なメンバーとともに建築のあるべき姿を日々議論しながら設計を進めています。建築設計とは、建築を通して人間や世界について思索し、表現する営みです。
そうしてつくられた建築や都市の中で、人は世界を経験し、身体化していきます。私自身、OMAと日建設計にて非常に大規模なプロジェクトの設計に携わり、建築が都市に与える影響の大きさに慄きながらも、その責任の重圧の中でいかに社会に寄与する射程の長いデザインを提案できるかを必死に考えてきました。
私たちはそうした世界への精緻な眼差しと、身体の感覚的経験の両方を大切にしながら、目まぐるしい社会の変化に耐えうる新しい建築のあり方を探求しています。
建築が好きで探求心の強い方、独立志望の方、一緒に事務所の成長を担っていける方など、意欲的な方のご応募をお待ちしております。




スミルハン・ラディックによる、チリ・パプドの住宅「Pite House」です。
プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2005年に完成しました。海岸の岩の多い地形に埋め込まれた家です。建築家は、住まいと風景の関係を探求し、建築を“擁壁とテラスの連なり”として構成して周辺環境の“岩”と結びつけました。
アーキテクチャーフォトでは、スミルハン・ラディックの2026年のプリツカー賞受賞を特集記事として紹介しています。
こちらはプロジェクトに関するテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
チリ中部沿岸の岩の多い地形の中に埋め込まれたカサ・ピテ(Casa Pite)は、住まいと風景の関係を探求しています。
その構造体は、擁壁とテラスの連なりとして構成され、建築を地表に載せるのではなく、岩に結びつけています。それは、気候と眺望の精緻に調整されたバランスを内に秘めており、そこでは構造・配置・プロポーションが相互に作用して、孤立することのない居場所を生み出しています。
厚いコンクリートの壁が海の広がりを切り取り、意図された体験を生み出す一方で、低い天井と陰のある閾は、地平線と空へ向けて方向づけられた外部に露出したプラットフォームへと移行していきます。
カサ・ピテは、露出を親密さへと変換するラディックの能力を示しており、それによって建築が根源的な力と人間的なスケールとのあいだを媒介することを可能にしています。

隈研吾建築都市設計事務所・BDP・MICAによる、ロンドンの、ナショナル・ギャラリー新館設計コンペの勝利案です。
200年以上の歴史ある美術館を拡張する計画です。建築家は、都市の重要な二つの広場の間にある敷地において、両者を結びつける新たな屋外空間を備えた建築を提案しました。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
プロジェクト・ドマーニ建築コンペティションの受賞者が発表されました
隈研吾建築都市設計事務所は、BDPおよびMICAとともに、ナショナル・ギャラリーの新たな未来を設計します。
ナショナル・ギャラリーは、隈研吾建築都市設計事務所がBDPおよびMICAとともに、同美術館の7億5,000万ポンド規模のプロジェクト・ドマーニ*の一環である新館の設計を担うコンペティションで勝利したことを、喜んで発表いたします。
200年前の設立以来、ナショナル・ギャラリーにおける最大かつ最も重要な変革となるこのプロジェクト・ドマーニには、その歴史的コレクションを1900年以降にまで拡張する取り組みも含まれており、これにより同館は絵画のみを展示する世界で唯一の美術館となり、来館者は西洋美術における絵画の全歴史を通覧できるようになります。
ナショナル・ギャラリーは、拡張されたコレクションを収蔵するための新館に向けた国際建築コンペティションを、2025年9月に開始しました。65件の応募があり、その中から6組の建築家**が設計コンペティションに参加するための最終候補に選ばれました。
審査委員会***は、隈研吾建築都市設計事務所がBDPおよびMICAとともに提出した設計案を「模範的」であると認め、最高得点を与えました。
彼らは次のようにコメントしました。「この設計は革新的であると同時に美しく、国際的なギャラリー案件に求められる志と配慮を満たしています。それはセインズベリー館のギャラリーに敬意を払っており…また、公共空間および屋上庭園へのアプローチは、樹木や緑によって強調されたゆとりある存在感を生み出しています。レスター広場とのつながりを備えた外部空間の思慮深い設計は、開かれた来館者の歓迎を想起させ、これはポートランド石および段状のマッシングの採用によってさらに強調されており、それは周囲の街路への配慮を示すとともに、建物内に自然光を取り込むことを可能にしています」
新館の内部について、審査委員会は次のように述べました。「ギャラリーの様式は非常にシンプルでクリーンであり、ヴォールトやアーチを取り入れたメインフロアと、より幾何学的なデザインを持つ上階との対比があります。その結果、ギャラリーのメインフロアはセインズベリー館およびノース・ギャラリーと連続性を示していますが、上階は独自の様式を持ち、それが全体計画に多様性とデザインの変化をもたらしています」
社会的価値について「堅牢で測定可能な社会的価値の実現計画が定義されており…特注の気候・社会行動デザインフレームワークの導入によって強化されています。持続可能性へのアプローチも定義されており、これと並行して、プロジェクトのライフサイクル全体にわたって社会的価値の原則を検討し適用するための明確な戦略も定義されています」
結論として「これは模範的な提案であり、本プロジェクトにおける社会的価値の重要性を強く理解していること、ならびに社会的価値を既存のナショナル・ギャラリーの取り組みおよび将来の計画にどのように統合し得るかを示しています」




スミルハン・ラディックによる、チリ・サンティアゴの飲食店「Restaurant Mestizo」です。
プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2006年に完成した作品です。都市公園の中にある“ランドスケープの延長”として造られた建築。地平線・シェルター・公共的な所作として同時に現れる屋根が内外の境界を溶融しています。
アーキテクチャーフォトでは、スミルハン・ラディックの2026年のプリツカー賞受賞を特集記事として紹介しています。
こちらはプロジェクトに関するテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
サンティアゴの端に位置するビセンテナリオ公園(Bicentenario Park)の中に設けられたメスティソ(Mestizo)は、ランドスケープの延長として現れます。
近隣のピルケ(Pirque)の採石場から調達された荷重を負担する石によって支えられた屋根は、地平線、シェルター、そして公共的な所作として同時に現れ、日陰と連続性を提供しながら、内部のダイニングと周囲の地形との境界を溶解させます。
風、光、そしてアンデス(Andes)の遠景は、奥行きとプロポーションを通じて調整され、地盤、気候、そして共有された存在に根ざした空間的状態を生み出します。


建築家の連勇太朗が代表理事を務め、“新たな住環境モデル”の発明を目指す「CHAr」の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【CHArについて】
NPO法人CHAr一級建築士事務所は、「次世代に求められる住環境モデルの発明と実装」をミッションに掲げ、建築設計を軸に、まちづくり・事業開発・リサーチ・自社プロジェクトの運営までを横断的に手がけています。私たちは、建物をつくることに留まらず、地域・コミュニティ・仕組みまでを含めて環境を再編集し、新しい価値とネットワークを社会に実装することを目指しています。企画構想から設計まで一貫して関わり、多様なアクターと協働しながらプロジェクトを動かしているのが特徴です。
現在は、新築からリノベーション、住宅から地域拠点まで、多様なプロジェクトが同時進行しています。CHArでは、それらを一品生産の「作品」として完結させるのではなく、社会に展開可能な「住まいのモデル」として設計・実装しています。
例えば、新築住宅では、将来的にストックとして循環していくことを前提に、再現可能な木造住宅モデルの開発に取り組んでいます。また、地価や建設コストの高騰によって住宅取得が困難になりつつある状況に対し、低価格で建設可能な新しい住宅供給の仕組みをデザインしています。
さらに、廃校を活用した地域拠点の再生や、新しい暮らしを実現する賃貸住宅の企画・設計・運営までを一体的に手がけるなど、建築を単体の設計行為としてではなく、社会の仕組みとして更新していく実践を行っています。こうした実践の中で、設計力だけでなく、構想力、プロジェクト推進力、社会実装の力までを総合的に身につけられる環境です。単なる設計事務所ではなく、実験と実践を繰り返しながら、新しい建築と社会のあり方を一緒につくっていくチームです。
建築を軸に、設計・まちづくり・事業づくりまで踏み込んでチャレンジしたい方、これからの時代の住環境を自らの手で切り拓きたい方を歓迎します。

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。
太田拓実「オープンスタジオと20周年を振り返る小さな展示」
フォトグラファーの太田拓実さんの、都内の事務所を訪問した。オープンスタジオが1日限定で行われるとの情報を拝見して、これはと思って伺った。
太田さんは、建築と商空間をメインとしながらプロダクトの撮影なども手掛けている。アーキテクチャーフォトに掲載されている建築作品の撮影も数多く手掛けられており皆さんもその写真を見ているだろう。間違いなく、現代日本を代表する建築写真家の一人であると思う。
そんな太田さんと初めて会ったのは、2009年に遡る。
スキーマ建築計画の「奥沢の家」の内覧会時に、太田さんが撮影をされていてご挨拶をさせて頂いたのだった。そこから、17年経っていると考えると感慨深い。



ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの「stand for circo de ideias」です。
ブックフェアの為の9㎡のスタンドです。建築家は、24の金属部材を三次元のグリッドとして組み立て、周縁部に配した鏡で“複製され拡張される”空間を考案しました。また、部材の色彩は公園のクジャクとも予期せぬ対応関係を結びます。
こちらは建築家によるテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
ブックフェアにある数多くの標準的なスタンドの一つで、3メートル×3メートルの区画は、棚とカウンターを置く程度のためのものでした。予想どおり、予算は限られていました。このほとんど汎用的な設計条件の中で、このプロジェクトは自らの状態をインスタレーションとして受け入れつつも、期待される中立性は拒みます。その代わりに、すでにそこにあるものを活かして構成しています。すなわち、異なる断面の余りの金属プロファイルを、意図的に新鮮で、ほとんど過剰ともいえる色彩で再塗装したものです。
これらの要素は三次元のグリッドとして組み立てられ、わずかにアイゼンマンを想起させますが、彼のような衝突は伴いません。ここでは、同じ色のプロファイル同士が交わることは決してありません。それらは近づき、ためらい、交差ではなく結び目へと収まっていきます。全体で24の要素が、わずかにずらされた中央の柱を中心に配置されることで、全体としては直交的な論理の中に、静かな不安定さがもたらされています。
それ単体では、金属ストラクチャーは十分に機能しています。しかし第二の層がその読みを再定義します。内部の周縁は全面的に鏡で覆われています。24の要素は三方向に複製され拡張されることで、その物理的な限界を超える場を生み出します。本、来訪者、ときおり現れる鳥、そして周囲の公園は、絶えず取り込まれ、投影し返されます。当初は制約されていた箱は、やがてあり得ないような奥行きを示唆し始めます。
これらの色彩は、他のプロジェクトと並行して展開されたものであり、ほとんど偶然のようにも見えますが、この公園に生息するクジャクと予期せぬ対応関係を見出します。人が通り過ぎるとき、このインスタレーションは一瞬そのコンテクストと整合し、あたかも作られたものと偶然のものとがあらかじめ調整されていたかのようです。
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