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【ap job更新】 規模と用途を横断する多様な視点から、新しい建築の実現を目指す「山下真平建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 規模と用途を横断する多様な視点から、新しい建築の実現を目指す「山下真平建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 規模と用途を横断する多様な視点から、新しい建築の実現を目指す「山下真平建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中TS HOUSE ©太田拓実

規模と用途を横断する多様な視点から、新しい建築の実現を目指す「山下真平建築設計事務所」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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山下真平建築設計事務所では、設計スタッフを募集しています。

山下真平建築設計事務所 は、architecture WORKSHOP(現:awn)出身の建築家 山下真平が主宰する建築設計事務所です。
現在まで戸建住宅、集合住宅やコーポラティブハウス、テナントビル、コワーキングスペースなどのプロジェクトに取り組んできました。家具からまちづくりまでスケール・プログラムを横断する多角的な視点から、新しいデザインを実現すべく活動しています。

事務所内での設計活動の他、2021年からは山下がメンバーとして参加しているネットワーク組織AWN(Architects Workshop Network)としての活動も開始しました。現在AWNとして協働で取り組むプロジェクトも複数動いています。

多世代の建築家が参加しており、プロジェクトごとに参加するメンバーも様々で、多様で開かれたネットワーク組織での協働から生まれる新しい建築・社会デザインの実現を目指しています。
社会に開かれた設計活動は、一緒に伴走してくれるスタッフにとっても良い刺激になるはずです。

伊原洋光+伊原みどり / hm+architectsによる、愛知の「蒲郡の店舗併用住宅」。地上階に菓子店のある家。“店”の存在感と“住居”のプライバシーの両立を求め、基壇の上に家形の量塊が飛び出る外観と外に閉じ内に開く構成を考案。異なる要素を1つの建築に重ね合わせ固有の存在感を示す
伊原洋光+伊原みどり / hm+architectsによる、愛知の「蒲郡の店舗併用住宅」。地上階に菓子店のある家。“店”の存在感と“住居”のプライバシーの両立を求め、基壇の上に家形の量塊が飛び出る外観と外に閉じ内に開く構成を考案。異なる要素を1つの建築に重ね合わせ固有の存在感を示す外観 photo©小川重雄
伊原洋光+伊原みどり / hm+architectsによる、愛知の「蒲郡の店舗併用住宅」。地上階に菓子店のある家。“店”の存在感と“住居”のプライバシーの両立を求め、基壇の上に家形の量塊が飛び出る外観と外に閉じ内に開く構成を考案。異なる要素を1つの建築に重ね合わせ固有の存在感を示す1階、店舗部分 photo©小川重雄
伊原洋光+伊原みどり / hm+architectsによる、愛知の「蒲郡の店舗併用住宅」。地上階に菓子店のある家。“店”の存在感と“住居”のプライバシーの両立を求め、基壇の上に家形の量塊が飛び出る外観と外に閉じ内に開く構成を考案。異なる要素を1つの建築に重ね合わせ固有の存在感を示す2階、住居部分 photo©小川重雄

伊原洋光+伊原みどり / hm+architectsが設計した、愛知・蒲郡市の「蒲郡の店舗併用住宅」です。
地上階に菓子店のある家の計画です。建築家は、“店”の存在感と“住居”のプライバシーの両立を求め、基壇の上に家形の量塊が飛び出る外観と外に閉じ内に開く構成を考案しました。また、異なる要素を1つの建築に重ね合わせ固有の存在感を示す事も意図されました。

計画地は愛知県の蒲郡市内の角地で、西側に幅員12mの前面道路、北側には東海道新幹線が走っています。

1階に店舗(パティシエの奥様が腕を揮う小さなパティスリー)とご主人のワークスペース、2階を住居とする併用住宅です。街に対し、店舗としての存在感を建築で示すこと、一方で住まいとしてはプライバシーが十分に保たれる建築のあり方が求められました。

建築家によるテキストより

敷地に対して建築は、道路や新幹線からの騒音と西日を避けるため、西・北側を閉じて守るようL型に配置することとし、南・東側に開くことができる中庭を設けています。
また構造モデルは、1階の店舗部分を堅牢な基壇のイメージとなるL型平面のRC造、2階の住居を北側線路に沿う東西に長い木造フレームを乗せた構成の混構造としました。

建築家によるテキストより

店舗であり住居であること、存在感を示すこととプライバシーを保つこと、外に閉じ内に開くこと、RC造と木造の混構造、L型(1F)とI型(2F)プラン、陸屋根と切妻の屋根造形、無機質なコンクリートと柔らかい天然木、など・・
それぞれはシンプルなつくりでありながら、異なる(対比的な)要素を1つの建築に重ね合わせることで、固有の存在感を示す建築が生まれるのではないかと考えました。

建築家によるテキストより
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄・糸満市の「一本足の家」。遠くに海を臨む敷地。要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案。変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄・糸満市の「一本足の家」。遠くに海を臨む敷地。要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案。変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄・糸満市の「一本足の家」。遠くに海を臨む敷地。要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案。変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄・糸満市の「一本足の家」。遠くに海を臨む敷地。要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案。変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄・糸満市の「一本足の家」。遠くに海を臨む敷地。要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案。変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る photo©神宮巨樹

五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、沖縄・糸満市の「一本足の家」です。
遠くに海を臨む敷地に計画されました。建築家は、要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案しました。そして、変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る事も意図しました。

海から300mくらいの高台にある敷地は、遠くに海を臨むことができ、一日中風の抜けるとても気持ちの良い場所だ。

建築家によるテキストより

傘を広げたように1本の柱からのびる屋根と壁は、沖縄の強い日射を遮り、ちょうど周囲からの目線を遮る高さで下げ止まっている。夏の日射はほとんど室内には入らず、窓を開けると気持ちの良い海風が抜けて、真夏でもエアコンが不要なほどだ。外壁は沖縄の過酷な環境に耐え、古びない素材としてガラスにしている。

建築家によるテキストより

室内は一本足の柱を中心とした大きなワンルームで、柱が空間に奥行きを与えている。中央に柱があるだけの構成ながら、壁のような大きな柱故に「その向こう側」がつくられて、ワンルームとは思えない広がりが生まれた。コンクリートと木という少ないマテリアル、天井高さと下がり壁というスケールの操作だけで、変化することを受け入れるしなやかな空間をつくりだした。

形や佇まいは一見奇抜に感じられるかもしれないが、のびのびと暮らしたいというクライアントの要望、沖縄の風土や環境との付き合い方、コストを複合的に解決し、住宅と異なる機能に転用できる構成と、何を受け入れても変わることのない空間の強度を持つ建築を目指した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “ヒト→モノ→コト”の繋がりを大切にし、東京で住宅を手掛ける「株式会社 楽家」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 “ヒト→モノ→コト”の繋がりを大切にし、東京で住宅を手掛ける「株式会社 楽家」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 “ヒト→モノ→コト”の繋がりを大切にし、東京で住宅を手掛ける「株式会社 楽家」が、設計スタッフ(経験者)を募集中

“ヒト→モノ→コト”の繋がりを大切にし、東京で住宅を手掛ける「株式会社 楽家」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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私たちと共に東京の建物を変える活動を楽しむスタッフを募集しております。
また、業務委託をお願いできる設計者も随時募集しています。

私たちの活動はデザイン力はもちろん、コミュニケーション能力やプロポーサルアビリティーが求められます。

世の中の変化に積極的かつ柔軟に対応できるプレーヤーは社会全体から求められ人間としても必ず成長することができるでしょう。

変化に富む環境の中、私たちと共に東京の建物を変えたいと考えている方々の応募を心よりお待ちしております。

【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書兼広報を募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書兼広報を募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書兼広報を募集中N's YARD

KIAS イシダアーキテクツスタジオの、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書兼広報募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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KIAS イシダアーキテクツスタジオでは複数名の建築設計スタッフと秘書広報スタッフを募集いたします。

イシダアーキテクツスタジオ(KIAS)は建築家、石田建太朗の主宰する建築設計事務所です。

これまでに那須の美術館N’s YARDをはじめ都内の集合住宅や長野県の別荘など様々な建築設計に携わってきました。
2019年に設計した軽井沢の「積葉の家」は英国の建築誌が主催するAR House Award 2020の優秀賞を受賞するなど海外メディアからも高い評価を受けています。日本のみならず海外へと活動の領域を広げていくなか、チームの一員として参加してくれるメンバーを募集します。

現在、美術館や別荘などのプロジェクトが進行中です。コンセプトデザインの段階からRhino3D、V-Rayや模型などを使いデザインスタディを進め、デジタルモデリングで得られたデータを実施設計や現場に反映することにより造形力の高い建築作品も実現可能にしています。

30代のスタッフを中心とした明るい職場環境で、助け合いながら知識を吸収することができます。建築設計から監理まで責任を持って誠実に取り組んでいける方、建築の可能性を広げるデザインに挑戦する仲間として参加してくれる方をお待ちしています!

今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の「STILE LATINO」。ナポリのブランドの為の店。製品特徴を引継ぐ様な在り方を目指し、敢えて“細分化”した部材を組み上げた“ハンガーラック”を備えた空間を考案。境界のガラスに装飾を施して回遊の中に“ライブ感”も生み出す
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の「STILE LATINO」。ナポリのブランドの為の店。製品特徴を引継ぐ様な在り方を目指し、敢えて“細分化”した部材を組み上げた“ハンガーラック”を備えた空間を考案。境界のガラスに装飾を施して回遊の中に“ライブ感”も生み出す photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の「STILE LATINO」。ナポリのブランドの為の店。製品特徴を引継ぐ様な在り方を目指し、敢えて“細分化”した部材を組み上げた“ハンガーラック”を備えた空間を考案。境界のガラスに装飾を施して回遊の中に“ライブ感”も生み出す photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の「STILE LATINO」。ナポリのブランドの為の店。製品特徴を引継ぐ様な在り方を目指し、敢えて“細分化”した部材を組み上げた“ハンガーラック”を備えた空間を考案。境界のガラスに装飾を施して回遊の中に“ライブ感”も生み出す photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪市の店舗「STILE LATINO」です。
ナポリのブランドの為の店です。建築家は、製品特徴を引継ぐ様な在り方を目指し、敢えて“細分化”した部材を組み上げた“ハンガーラック”を備えた空間を考案しました。また、境界のガラスに装飾を施して回遊の中に“ライブ感”も生み出す事も意図されました。ブランドの公式サイトはこちら

イタリア、ナポリの紳士服ブランドSTILE LATINO日本初のオンリーショップである。

建築家によるテキストより

天才モデリストの後継者が2005年に立ち上げたこのブランドは、高い技術を持ち、手作業での裁断・縫製によって1日わずか20着ほどのスーツを仕立てている。

彼らの特徴である、厳選された素材・独自のデザイン・手作りの仕上げ、を感じられる店を目指した。

建築家によるテキストより

両サイドのハンガーラックは敢えて細分化したスチールの型材をボタンボルトで組み上げ、地中海に面し太陽に輝くナポリの街並みを想起させる黄金色に染色している。

与えられたテナント区画はフロアの共用エントランス部分に新たに設けられたが、周囲のダークで装飾的なレギュレーションとのギャップを生み出すホワイトアッシュによるシンプルなフレームとし、回遊動線から生まれる様々な角度からの見え方にライブ感を与えるべく、ガラスを対角線で分割して横縞のフィルム貼りとした。

建築家によるテキストより
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟市の「矢代田のモデルハウス」。地域の工務店の為に計画。若い世代への“郊外での豊かな暮らし”の提案を意図し、街に光風を通す低いヴォリュームの中に豊かな内部空間が広がる建築を考案。風土と地方の需要に呼応する“プロトタイプ”を作る
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟市の「矢代田のモデルハウス」。地域の工務店の為に計画。若い世代への“郊外での豊かな暮らし”の提案を意図し、街に光風を通す低いヴォリュームの中に豊かな内部空間が広がる建築を考案。風土と地方の需要に呼応する“プロトタイプ”を作る photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟市の「矢代田のモデルハウス」。地域の工務店の為に計画。若い世代への“郊外での豊かな暮らし”の提案を意図し、街に光風を通す低いヴォリュームの中に豊かな内部空間が広がる建築を考案。風土と地方の需要に呼応する“プロトタイプ”を作る photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟市の「矢代田のモデルハウス」。地域の工務店の為に計画。若い世代への“郊外での豊かな暮らし”の提案を意図し、街に光風を通す低いヴォリュームの中に豊かな内部空間が広がる建築を考案。風土と地方の需要に呼応する“プロトタイプ”を作る photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟市の「矢代田のモデルハウス」。地域の工務店の為に計画。若い世代への“郊外での豊かな暮らし”の提案を意図し、街に光風を通す低いヴォリュームの中に豊かな内部空間が広がる建築を考案。風土と地方の需要に呼応する“プロトタイプ”を作る photo©新澤一平

山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.が設計した、新潟市の「矢代田のモデルハウス」です。
地域の工務店の為に計画されました。建築家は、若い世代への“郊外での豊かな暮らし”の提案を意図し、街に光風を通す低いヴォリュームの中に豊かな内部空間が広がる建築を考案しました。そして、風土と地方の需要に呼応する“プロトタイプ”を作る事も意図されました。

新潟県新潟市の新興住宅地に建つ小さな住宅である。

県内の工務店が新たに売り出す住宅ブランドのモデルハウスとして設計した。地方都市の新潟であっても市街地中心部では土地の価格が高く若い世代が新たに土地を取得し住宅を建てることはなかなか難しい状況である。しかし、マイホームを取得したいという需要は高く、そのような市内で働く若い世代へ向け、市街地へ通勤できる範囲の郊外での豊かな暮らしを提案するというブランドである。

建築家によるテキストより

ほとんどの家は道路側の駐車場に雪よけのためのカーポートが設置され、その背後に総2階の家が建っているため、密集した息苦しい住宅街が多いと感じた。

今後展開することを視野に入れたプロトタイプとして、周囲の家に風や光を通すように小さく低く建て、小さいながらも視線の抜けや光の入り方により豊かで広々とした内部空間を持つ住宅を設計した。

建築家によるテキストより

この住宅は2つのヴォリュームを合わせた形をしている。片流れ屋根の平屋のヴォリュームはLDK、切妻屋根の2層のヴォリュームは可変性のある個人スペースの下に寝室と水回りを納めている。片流れ屋根は駐車場側へ大きく張り出させ車寄せとなり、カーポートを省略することで総2階のヴォリュームとなることを回避している。

一方で内部空間はLDKと個人スペースの2つのヴォリューム内のワンルームがレベルをずらしながらつながる構成とした。
それぞれの空間は屋根の形と壁天井の仕上げを変えコントラストを付けることで互いの空間が互いを引き立て合い、隣りの空間への意識を駆り立てる。それぞれに設けた横長の水平窓は平野部が多い新潟の風景と呼応し、27坪という広さ以上の精神的な広がりをもたらしている。

建築家によるテキストより
大阪の鴨谷台団地の6住戸を対象とした改修コンペ「公社鴨谷台団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催
大阪の鴨谷台団地の6住戸を対象とした改修コンペ「公社鴨谷台団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催

大阪の鴨谷台団地の6住戸を対象とした、住戸改修実施コンペ「公社鴨谷台団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催され、参加者を募集しています。応募期間は2023年5月15日17時まで現地確認会が、2023年3月28日・29日に開催されます。【ap・ad】

コンペの概要

大阪府住宅供給公社(以下、「公社」という。)では、築年数が経過した団地において、様々な入居促進の取り組みを実施し、魅力ある団地づくりに努めています。

今回、事業提案競技を実施する鴨谷台団地は、泉北高速鉄道「光明池」駅から約800mに位置し、商業施設が並ぶ最寄り駅から徒歩圏内の立地状況にあり、利便性が高い団地です。

しかしながら、昭和51年度の建設以降40年以上が経過し、間取り・設備面等において、現在の居住ニーズや設備水準に十分対応できていない状況となっています。

その中でも、特にバルコニーに面しない居室にはエアコンを設置することができず、空調環境に課題を抱えています。

本提案競技においては、このような課題を解決し、かつ若年世帯の流入を誘引するため、民間事業者の柔軟な発想と総合的な企画力によりデザインの刷新や最新トレンド等の新規仕様を取り入れた意欲的な提案を求めます。

さらに、日常の維持管理、退去後の改修などメンテナンス性に優れた仕様の導入、コストの低減等、技術力を生かした提案も併せて期待します。

リリーステキストより

より詳しい情報は以下に掲載します。

九州大学岩元真明研究室とICADA / 岩元真明による、福岡市の「九州大学ペーパーラボ」。折紙の実験室の為の内装計画。機器作業の場所を間仕切るという与件に、依頼者開発の“折紙の数理を応用した”素材を用いる設計を志向。“ハニカムパネル”で製作した“フスマ”は複雑な視覚効果も生み出す
九州大学岩元真明研究室とICADA / 岩元真明による、福岡市の「九州大学ペーパーラボ」。折紙の実験室の為の内装計画。機器作業の場所を間仕切るという与件に、依頼者開発の“折紙の数理を応用した”素材を用いる設計を志向。“ハニカムパネル”で製作した“フスマ”は複雑な視覚効果も生み出す photo©八代写真事務所
九州大学岩元真明研究室とICADA / 岩元真明による、福岡市の「九州大学ペーパーラボ」。折紙の実験室の為の内装計画。機器作業の場所を間仕切るという与件に、依頼者開発の“折紙の数理を応用した”素材を用いる設計を志向。“ハニカムパネル”で製作した“フスマ”は複雑な視覚効果も生み出す photo©八代写真事務所
九州大学岩元真明研究室とICADA / 岩元真明による、福岡市の「九州大学ペーパーラボ」。折紙の実験室の為の内装計画。機器作業の場所を間仕切るという与件に、依頼者開発の“折紙の数理を応用した”素材を用いる設計を志向。“ハニカムパネル”で製作した“フスマ”は複雑な視覚効果も生み出す photo©八代写真事務所

九州大学岩元真明研究室とICADA / 岩元真明が設計した、福岡市の「九州大学ペーパーラボ」です。
折紙の実験室の為の内装計画されました。建築家は、機器作業の場所を間仕切るという与件に、依頼者開発の“折紙の数理を応用した”素材を用いる設計を志向しました。そして、“ハニカムパネル”で製作した“フスマ”は複雑な視覚効果も生み出します。

九州大学ペーパーラボは折紙の工学的応用を追求する実験室である。レーザーカッターや3Dプリンターといったデジタルファブリケーション機器を日常的に用いるため、これらの機器作業スペースをパーティションで仕切ることが設計の与件であった。

建築家によるテキストより

ペーパーラボ主宰者の斉藤一哉講師は折紙の数理を応用したアルミのハニカムパネルを開発していた。そこで、新素材である折紙式ハニカムパネルを使用して「フスマ」をつくり、デジタルファブリケーション作業室を囲うことを考えた。

折紙式ハニカムパネルは1枚のアルミシートに周期的なスリットと折線を入れ、折り曲げ加工することによって作られる。現在普及している展張式ハニカムパネルに比べて精度が高く、半透明材としての可能性を秘め、曲線形やテーパー形などの複雑な形状も作り出せるのが特徴である。

建築家によるテキストより

ペーパーラボの設計ではセルの仕切りがパネル面に対して45度傾斜した斜角形パネルを使い、6枚のフスマをつくってデジタルファブリケーション作業室を囲った。斜角形ハニカムパネルはわずか2.5cmの厚みのなかで複雑な反射・透過・遮蔽の効果を生み出す。透明性は見る角度によって変化し、真正面から見ると不透明であるが、斜めから見ると向こう側が透ける。また、ハニカムセル内での反射によって像が多重になるという独特の視覚的効果が生じる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 多数の受賞歴があり、住宅設計の書籍も執筆する「石井秀樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 多数の受賞歴があり、住宅設計の書籍も執筆する「石井秀樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 多数の受賞歴があり、住宅設計の書籍も執筆する「石井秀樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中

多数の受賞歴があり、住宅設計の書籍も執筆する「石井秀樹建築設計事務所」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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石井秀樹建築設計事務所では住宅を中心にクリニック、店舗など大小様々なプロジェクトが全国で進行中です。
当社はとりわけ住宅設計で高い評価を頂いており、国土交通大臣賞を史上初めて住宅作品で受賞するなど数多くの受賞歴があり、昨年は読者が選定するモダンリビング大賞を受賞するなど多くのメディアにも掲載されております。

代表の石井の最新の著書『住まいのデザインノート』は重版され、家づくりを考えている方々から広く支持を頂いております。
「家づくりとは、生活の便利さや流行を追い求めるのではなく、人生を豊かにする空間を手に入れること」という考えに共感頂いた幅広いクライアントからのご依頼が後を断ちません。

一つ一つのプロジェクトに真摯に向き合い、ディテールを丹念に積み上げ、生活を豊かにする空間を大切に創り上げていく、そんな設計事務所です。
スタッフはそれぞれ担当案件を任され、一貫してプロジェクトに関わることができます。また事務所内では新人が先輩からの指導を受けられるようにチーム編成をしており、さらに全てのプロジェクトは代表の石井と直接打ち合わせを行っております。

ぜひ、私たちの仲間となり一緒に素晴らしい建築を生み出す充実感を感じてください。

原田将史+谷口真依子 / ニジアーキテクツによる、東京の「段庭の家」。都心の旗竿地に計画。建て込む環境下で“陽の光を目一杯浴びる家”を目指し、建物を徐々に後退させ“階段状のヴォリューム”として“全てが庭となる”構成を考案。家全体で受けた日光が室内の下階まで降り注ぐ
原田将史+谷口真依子 / ニジアーキテクツによる、東京の「段庭の家」。都心の旗竿地に計画。建て込む環境下で“陽の光を目一杯浴びる家”を目指し、建物を徐々に後退させ“階段状のヴォリューム”として“全てが庭となる”構成を考案。家全体で受けた日光が室内の下階まで降り注ぐ外観 photo©石川和央
原田将史+谷口真依子 / ニジアーキテクツによる、東京の「段庭の家」。都心の旗竿地に計画。建て込む環境下で“陽の光を目一杯浴びる家”を目指し、建物を徐々に後退させ“階段状のヴォリューム”として“全てが庭となる”構成を考案。家全体で受けた日光が室内の下階まで降り注ぐ2階、ダイニングキッチン photo©石川和央
原田将史+谷口真依子 / ニジアーキテクツによる、東京の「段庭の家」。都心の旗竿地に計画。建て込む環境下で“陽の光を目一杯浴びる家”を目指し、建物を徐々に後退させ“階段状のヴォリューム”として“全てが庭となる”構成を考案。家全体で受けた日光が室内の下階まで降り注ぐ2階、水廻り photo©石川和央

原田将史+谷口真依子 / ニジアーキテクツが設計した、東京の「段庭の家」です。
都心の旗竿地に計画されました。建築家は、建て込む環境下で“陽の光を目一杯浴びる家”を目指し、建物を徐々に後退させ“階段状のヴォリューム”として“全てが庭となる”構成を考案しました。そして、家全体で受けた日光がスリットを介して室内の下階まで降り注ぎます。

敷地は都心からアクセスの良い住宅密集地にある。
土地は小割になっており、敷地は接道わずか2mの旗竿地で、面積も小さく建蔽率・容積率も厳しい。周囲は家が立て込んでいるため、最大ボリュームで建物を作っても、採光や通風は期待できず、残った庭も狭く暗くなりかねない。

建築家によるテキストより

そこで、陽の光を全身で受けられるよう、北側に向かって徐々にセットバックしていく階段状のボリュームとし、その全てが庭となるような計画とした。敷地に入るとウッドデッキの庭は、段々の丘のようにレベルを変えながら最上段の屋上まで連なっている。

建築家によるテキストより

内部は、外部の段のリズムに呼応するようなスキップフロアとなっており、内外のそれぞれの段が近づき合って存在している。家全体で受けた陽の光は、内部のスキップフロアの隙間から下階まで降り注ぐ。アプローチから連なる全てのウッドデッキはそれぞれ室内の延長として過ごすための場所となり、床面積を超えて無限の広がりを感じる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 山路哲生建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・業務委託・パート)とマネジメントスタッフを募集中
【ap job更新】 山路哲生建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・業務委託・パート)とマネジメントスタッフを募集中
【ap job更新】 山路哲生建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・業務委託・パート)とマネジメントスタッフを募集中恵比寿の家 /日本建築士会連合会賞奨励賞/SANWACOMPANY DESIGN AWARD 施工事例コンテスト最優秀賞/新建築住宅特集掲載

山路哲生建築設計事務所の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・業務委託・パート)とマネジメントスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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山路哲生建築設計事務所では設計スタッフ・マネジメントスタッフを募集しています。

山路哲生建築設計事務所について

隈研吾建築都市設計事務所を経て2015年に設立した山路哲生が主宰する建築設計事務所です。
渋谷駅スクランブルスクエアや、中国を中心とした海外の大規模な開発に携わってきた一方、住宅やホテルの内装・家具、また小さな屋台の設計など幅広いスケールで設計をしております。徐々に活動規模が広がるこの過渡期に、一緒に計画に参加してくれる仲間を募集しています。

都市部では今注目されるベンチャー企業やディベロッパーとの協業が弊社のひとつの特徴となっています。
現在建設中の銀座のオフィスビル「銀座髙木ビル」(新建築2月号別冊掲載)では解体以前から既存の建物を街に開放するアートイベントを開催し、その一連の活動において「これからの建築士賞」を受賞しています。
また、昨年からデザインコードによる新しい設計手法「ASOLIE」を株式会社サンワカンパニーと協働開発し、リリース。また弊社設計による情報発信と交流拠点「MONNAKA COFFEE」(株式会社biplane、株式会社三菱地所レジデンス)が食の体験をつくる市場「YOKOSUKA PORT MARKET」(横須賀市、いちご株式会社)などが先月オープンしました。
その他「THE KNOT HOTEL」「IKE-SUN PARK」など注目の都市施設の設計に携わっています。

今まさに大きく変わろうとしている産業構造の中で、建築によって実現されるものも建築が担う枠組みも変わり続けています。建築を軸にまちづくりから家具デザインまでスケールを横断して設計に携わることで業種間における障壁を乗り越え、都市の創造と編集に挑戦しています。達成すべき目的の為に同業、異業種関わらず、様々なスペシャリストとチームをつくり協働し、既成の設計の枠組みを超えた設計手法を模索しています。

齋藤隆太郎+椿進之介 / DOGによる、東京・杉並区の店舗「HONAN LOCAL GOOD BREWERS」。地域活性化と障がい者雇用も目的とした醸造所の計画。ガラス張りの“奥行きのある”ファサードで、専有空間でありながら“商店街に歩み寄る”交流スペースを生成。多様な人々に開かれた場所を志向
齋藤隆太郎+椿進之介 / DOGによる、東京・杉並区の店舗「HONAN LOCAL GOOD BREWERS」。地域活性化と障がい者雇用も目的とした醸造所の計画。ガラス張りの“奥行きのある”ファサードで、専有空間でありながら“商店街に歩み寄る”交流スペースを生成。多様な人々に開かれた場所を志向外観、夕景 photo©髙橋菜生
齋藤隆太郎+椿進之介 / DOGによる、東京・杉並区の店舗「HONAN LOCAL GOOD BREWERS」。地域活性化と障がい者雇用も目的とした醸造所の計画。ガラス張りの“奥行きのある”ファサードで、専有空間でありながら“商店街に歩み寄る”交流スペースを生成。多様な人々に開かれた場所を志向1階、交流スペース photo©髙橋菜生
齋藤隆太郎+椿進之介 / DOGによる、東京・杉並区の店舗「HONAN LOCAL GOOD BREWERS」。地域活性化と障がい者雇用も目的とした醸造所の計画。ガラス張りの“奥行きのある”ファサードで、専有空間でありながら“商店街に歩み寄る”交流スペースを生成。多様な人々に開かれた場所を志向1階、醸造所 photo©髙橋菜生

齋藤隆太郎+椿進之介 / DOGが設計した、東京・杉並区の店舗「HONAN LOCAL GOOD BREWERS」です。
地域活性化と障がい者雇用も目的とした醸造所の計画です。建築家は、ガラス張りの“奥行きのある”ファサードで、専有空間でありながら“商店街に歩み寄る”交流スペースを生成しました。それによって、多様な人々に開かれた場所を志向しました。店舗の公式サイトはこちら

杉並区方南町に建つ三軒長屋の一画をクラフトビールの製造・販売を行う醸造所へと改修したプロジェクトである。

建築家によるテキストより

ファサードから1,820mmの空間は2層吹き抜けの交流スペースとなっており、全面ガラス張りのスチールサッシによって立体的な奥行きのあるファサードとし、元来店舗に専有される空間が、商店街に歩み寄る中間的な空間構成とした。

また方南町のキャラクターを許容する抽象化、重層化されたファサードの役割を果たし、方南町の地理的特徴を表わしたサイン(ロゴ)を取り込んでいる。反対に、醸造スペースは木質空間として働く人に寄り添う暖かみのある空間としている。

建築家によるテキストより

計画地の方南銀座商店街は、地域に根ざした様々な活動を行っており、ユニークなイベント・施設・キャラクターによって、独特な賑わいを見せている。本計画は杉並区の地域連携型商店街事業の補助金を受け、方南銀座商店街の地域活性化、これに加えて障害者雇用を目的とした地域における、多様に人に向けて開かれた福祉×商店街×クラフトビール店である。

建築家によるテキストより
西久保毅人 / ニコ設計室による、東京・世田谷区の「未来食堂 / 縁舞台の家」。商店街の角地の敷地。将来的に飲食店を開きたいとの要望に、地上階に家族の食卓も兼用する“街との繋がりを楽しめる”空間を備えた住宅を考案。“今”を少し棚上げして施主の“未来”と並走する建築を作る
西久保毅人 / ニコ設計室による、東京・世田谷区の「未来食堂 / 縁舞台の家」。商店街の角地の敷地。将来的に飲食店を開きたいとの要望に、地上階に家族の食卓も兼用する“街との繋がりを楽しめる”空間を備えた住宅を考案。“今”を少し棚上げして施主の“未来”と並走する建築を作る外観 photo©傍島利浩
西久保毅人 / ニコ設計室による、東京・世田谷区の「未来食堂 / 縁舞台の家」。商店街の角地の敷地。将来的に飲食店を開きたいとの要望に、地上階に家族の食卓も兼用する“街との繋がりを楽しめる”空間を備えた住宅を考案。“今”を少し棚上げして施主の“未来”と並走する建築を作る1階、縁舞台 photo©傍島利浩
西久保毅人 / ニコ設計室による、東京・世田谷区の「未来食堂 / 縁舞台の家」。商店街の角地の敷地。将来的に飲食店を開きたいとの要望に、地上階に家族の食卓も兼用する“街との繋がりを楽しめる”空間を備えた住宅を考案。“今”を少し棚上げして施主の“未来”と並走する建築を作る1階、未来食堂 photo©傍島利浩
西久保毅人 / ニコ設計室による、東京・世田谷区の「未来食堂 / 縁舞台の家」。商店街の角地の敷地。将来的に飲食店を開きたいとの要望に、地上階に家族の食卓も兼用する“街との繋がりを楽しめる”空間を備えた住宅を考案。“今”を少し棚上げして施主の“未来”と並走する建築を作る2階、リビング photo©傍島利浩

西久保毅人 / ニコ設計室が設計した、東京・世田谷区の「未来食堂 / 縁舞台の家」です。
商店街の角地の敷地に計画されました。建築家は、将来的に飲食店を開きたいとの要望に、地上階に家族の食卓も兼用する“街との繋がりを楽しめる”空間を備えた住宅を考案しました。また、“今”を少し棚上げして施主の“未来”と並走する建築を作る事も意図されました。

この住宅は世田谷区の松蔭神社通り商店街の角地に計画した店舗併用住宅である。

建築家によるテキストより

東京は徒歩圏内で生活可能なエリアが多いのが特徴であるが、それを支えているのが街の動脈のような商店街である。建主は現在は共働きだが退職後の将来、自宅1階で街との繋がりを楽しめる飲食店を開きたい、と気に入った商店街を探しこの土地を購入した。とはいえ敷地はわずか50㎡である。そこで1階を家族の食卓を兼用した「未来食堂」という設定とし、2、3階にコンパクトなキッチンを持つ居住スペースを計画した。

建築家によるテキストより

この住宅に併設された未来食堂は「今」ではなく「未来」に食堂になる予定だ。この設定がこのプロジェクトにとってとても大切だったのではないだろうかと完成後考えている。
入居後の最初の数年間は夫婦ともに会社勤め予定である。

建主が不在の平日は、この軒下空間だけを日替わり小商スペースとしてレンタルする事でも需要がありそうだ。週末は本格的な開業への練習として週末カフェとして街に開く。時には出張シェフに営業してもらって未来の自分達の姿を写してもいい。準備が整った数年後には街に開いた飲食店として開業予定ではあるが、次のパンデミックや災害の時には地域に貢献できる拠点のスペースにも提供可能である。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/3/6-3/12]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/3/6-3/12]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/3/6-3/12)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・調布市の「深大寺の家」。隣地の木々が特徴的な敷地。“赤土”をイメージした家の要望に、“ベンガラ”を用いて環境と対比させ“場所”への“意味合いを強める”設計を志向。バイヤーの施主の活動拠点にもなる“ギャラリーの様な”空間も内包
  2. 2023年のプリツカー賞を、デイビッド・チッパーフィールドが受賞
  3. 藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボによる、東京・大田区の、集合住宅「チドリテラス」。“コーポラティブハウス”として計画。元の土地所有者の意思に応え“庭と共生する建築”を求め、“雁行配置”で多くの樹木を残して建物の存在感も軽減。住戸と庭の在り方を追求して“18戸18タイプ”を設計
  4. 久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、神奈川・足柄下郡の宿泊施設「水鏡の離れ」。温泉街の中心から離れた山深い敷地。変化する自然風景を“最大限生かす”在り方を目指し、周囲を写し込む“鏡の様な”天井と“川に向かい開く”平面構成を考案。仕上げや設備等も川の景色を際立たせるよう選定
  5. 畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、熊本・八代市の店舗兼住宅「閉合の家」。田園と住宅地の境界にあり高架線を望む敷地。風景に“向き合う”在り方を追求し、高架の軸線と呼応して知覚心理にも働きかけるテラス空間を持つ建築を考案。身体から土木までが一つに繋がる場を作る
  6. 青木淳の会場構成による、ポーラ美術館での展覧会「丸山直文 水を蹴る─仙石原─」。美術館のある“地域”と“水”が主題の絵画を展示。外部の世界と内部の絵画を媒介する“くうき”を作る為に、重ねた布が生み出す“モアレ”を水面に見立てた空間を考案。光と揺らぎで内側から鑑賞者を誘い込む
  7. 伊藤維建築設計事務所による、東京・豊島区の「池袋のまちなかリビング」。官民連携の実証実験の為の仮設家具。“まちを使いこなす想像”の端緒を目指し、地域の廃材等を転用して敷地の文脈と呼応する形態と構成を考案。人と植物に等価に使われる様な風景を思い描き設計
  8. 松井大佑 / Atelier komaによる、福岡・田川市の「light and dark」。廃校を改修した施設の飲食部分の計画。施工費や設備等の制約下での“フラッグシップ”的な存在を目指し、既存空間の“薄暗さ”を活かした設計を志向。周辺を美しく見せる“黒く包まれた”客席を持つ空間を作る
  9. 松本光索 / KOSAKUによる、大阪・茨木市の住戸改修「うちの遊び場」。大きな庭を持つ物件を改修。新たな暮らしを受容する“公園の様な大らかさ”を求め、ワンルームに“機能的要素”と“余白”がフラットに存在する構成を考案。“過去と未来の途中にある媒体”として空間を設える
  10. SANAAが設計した「金沢21世紀美術館」の、施工責任者 関塚良和に、建設時のエピソードを聞いている動画
  11. ネリ&フーによる、中国・西安市の「曲江美術館増築」。既存施設に屋外劇場や公共機能等を付加する計画。新しい“建築のアイコン”の要望に、都市構造のアンカーとなる“モノリシックな都市モニュメント”を志向。異なる特徴を持つ4つの空間を建築に内包させる
  12. デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、兵庫・川辺郡の「猪名川霊園礼拝堂・休憩棟」
  13. 小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・渋谷区の「PATOU 表参道ヒルズ店」。旗艦店の計画。多様な人々を迎える暖かい場との要望に、視線が抜ける“開放感のある入口”と優しい光を放つ“幾何学的なコーニス天井”を持つ空間を考案。商品の特徴の“ベーシックな操作”との共通性も意識
  14. 近森穣 / 07BEACHによる、東京・東村山市の「図書喫茶カンタカ」。郊外のロードサイド店舗の全面改修。地域の自然保全に取り組む施主の思いに応え、地場の木材を用いて原風景である“雑木林”を想起させる空間を志向。“不整形な形態”等で“雑多な心地良さ”を作る
  15. coil 松村一輝建築設計事務所による、京都市の店舗「KYOTO WAND」。町屋を改修した観光者の為の店。街を囲む山々でのアウトドアスポーツの拠点として、着替える・物を預ける・食べる飲む の機能が揃った場を設計。様々な専門作家が制作した素材を用いて空間を作り上げる
  16. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  17. 長谷川逸子へのインタビュー「女性と建築の半世紀」。建築討論の企画“Mind the Gap──なぜ女性建築家は少ないのか”の一環で収録されたもの
  18. 隈研吾事務所が最優秀者に選ばれた「新福岡県立美術館」設計プロポの、二次審査参加者の提案書が公開
  19. 斉藤智士 / SAI工房による、兵庫・丹波篠山市の住宅「榛原郷の床と屋根」。古代の“湖”の存在が伝承される土地に計画。自然と歴史に“新たな時を刻む建築”を意図し、“浮遊感のある土間スラブ”で湖上に建つ様な建築を設計。内外が一体化した空間を覆う“捻れた大屋根”は景観とも呼応
  20. 乾久美子へのインタビュー「女性が建築の世界で働きやすくなる可能性をともに考える」

ファラへのインタビュー動画。彼ら自身の作品でもある事務所兼自邸の様子なども紹介

ファラへのインタビュー動画です。また、彼ら自身の作品でもある事務所兼自邸の様子なども紹介されています。等がのタイトルは「ポルトの3人の建築家が、遊び心あふれる実用的な建物で共同生活を送る(Three Porto Architects Live and Work Together in One Playfully Pragmatic Building)」です。この建築は「067」として発表されています。

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