architecture archive

【ap job更新】 京都を拠点に、“建築における美を追求”する「HOSOO architecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 京都を拠点に、“建築における美を追求”する「HOSOO architecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 京都を拠点に、“建築における美を追求”する「HOSOO architecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中HOSOO FLAGSHIP STORE

京都を拠点に、“建築における美を追求”する「HOSOO architecture」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

わたしたちは、建築における美を追求する建築設計事務所です。建築における美を通じて、人間の暮らしを豊かに建設すること。こうした理念を実現するための力となっていただける方を、2名募集致します。

美しい建築は物の質を通じて、接する人の生活を豊かなものにしてくれます。だからこそそのような建築は時代を越えて大切にされ、文化として保存されてきました。

建築における美は、ものづくりに誠実に取り組むことから生み出されます。鍛治や左官、テキスタイル、コンクリート、鉄骨。わたしたちは、それら一つひとつの技術と丁寧に向き合い、建築をつくっています。現在、最も力を入れて取り組んでいる看護学校のプロジェクトにおいては、実施設計・施工監理の段階に加わっていただくことで、ものづくりのプロセスを具体的に学んでいただくことができます。

細やかなインテリアデザインから大規模な建築にいたるまで、美しい建築を通じて歴史を生み出すものづくりを、共に担ってください。

建築家の連勇太朗、美学研究者の伊藤亜紗、不動産運営者の安藤勝信による鼎談「生成的コミュニケーションから考える、これからの計画論」の動画が、LIXILのサイトで期間限定で無料配信。近年の建築界で見られる様々な関係者を巻き込む設計行為を、“伝達”と“生成”という視点から深堀する様な議論が行われる
建築家の連勇太朗、美学研究者の伊藤亜紗、不動産運営者の安藤勝信による鼎談「生成的コミュニケーションから考える、これからの計画論」の動画が、LIXILのサイトで期間限定で無料配信。近年の建築界で見られる様々な関係者を巻き込む設計行為を、“伝達”と“生成”という視点から深堀する様な議論が行われる鼎談風景 許可を得て掲載

建築家の連勇太朗美学研究者の伊藤亜紗不動産運営者の安藤勝信による鼎談「生成的コミュニケーションから考える、これからの計画論」の動画が、LIXILのサイトで期間限定で無料配信されています。公開期間は2023年1月5日まで
近年の建築界で見られる様々な関係者を巻き込む設計行為を、“伝達”と“生成”という視点から深堀する様な議論が行われています。

連勇太朗氏、伊藤亜紗氏、安藤勝信氏という分野の異なる3人で、建築、街、都市の新しい計画論について議論しました。

まず連氏から、ビルディングタイプをもとにした施設計画学などトップダウン的な「計画」とは異なる、参加型デザインや積極的に場に介入するまちづくりといったボトムアップ型のモデルを、2000年代以降多くの建築家たちが実践している状況についてご紹介いただきます。

そこから美学を専門とする伊藤氏と、東京世田谷区で賃貸住宅を運営する安藤氏が、ケアや住まい、場所づくりにおける他者とのコミュニケーションのあり方について議論を展開します。

伊藤氏は、計画的、一方向的なコミュニケーションでは難しい場面があると指摘します。そして、その対局にある「双方向的なコミュニケーション(生成モード)」について、ケアの現場やものの語り方、スポーツの観戦などの場面を例に、お話ししていただきました。

安藤氏は、駅から離れ築年数の経った空室の目立つ賃貸住宅を、さまざまな場づくりによってつくり変える事例をはじめ、設計者や利用者とどのようなコミュニケーションをとることで実現したかについてもご紹介いただきました。
ぜひご視聴ください。

鼎談内で語られた印象的なフレーズ(アーキテクチャーフォト編集部が抜粋)

新しい建築や都市の計画論を議論 / 新しい計画論を構想するときの視点 / 60年代と70年代の都市計画への権威主義批判=トップダウンに対するカウンターパンチ / 再開発かリノベかという形態の話ではなく、どうやって他者を見ているか、プロジェクトの組み立て方を見た方が良い / 伊藤亜紗による書籍『手の倫理』の中にある「さわる(伝達モード)」と「ふれる(生成モード)」の違い / 「さわる」は一方的で、計画通りの接触 / 「ふれる」は双方向的で、相手の状態に応じた計画の修正が起こっている接触 / 伝達モードは、発信者の側にメッセージがあり、それを一方向的に伝達するイメージ / 生成モードは、みんなが一斉に話題を投げて、話題自体を育てていくようなイメージ / 建築は予算があるので生成モードだけでは対応できない、伝達モードも重要 / これからの計画を考えるうえでは、建築家が持続性をどうデザインできるかが重要(どうコミットし続けられるか) / 街の課題として何かを変えようと思った時、クライアントワークでは限界がある / どうしたら能動的に持続的にコミットできるかを考える必要がある / 新しい計画論を考える際に時間の接続をどうつくるか / 生成モードによってできるもの、変わるものとは?(空間としてどう現れるのか) / 建築分野でクレジットの問題が最近重要になっている / 色々な人たちが関わる中で建築が作られるケースがある / 関わった人たちは自分たちが作ったと思っている / プロジェクトをどう語るのかが難しくなっている / 生成モードでは、風土や理念がクレジットされるのでは / 生成モードで育まれたものを、伝達の世界に還流する技術が必要 / 偶然性や他者への理解 / 思いこまない、自己反省 / 生成で生まれた風土を伝達の世界に翻訳していく / デザインすべきは計画的偶発性 / 分からないことをどう分かり合うか / その他多数

アーキテクチャーフォト編集部が抜粋
ネリ&フーによる、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」。歴史ある住宅を改修。生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案。人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照
ネリ&フーによる、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」。歴史ある住宅を改修。生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案。人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照 photo©Zhu Runzi
ネリ&フーによる、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」。歴史ある住宅を改修。生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案。人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照 photo©Zhu Runzi
ネリ&フーによる、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」。歴史ある住宅を改修。生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案。人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照 photo©Zhu Runzi
ネリ&フーによる、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」。歴史ある住宅を改修。生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案。人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照 photo©Zhu Runzi

ネリ&フーが設計した、中国・上海の、店舗「プリミティブ・シェルター / ブルーボトル張園カフェ」です。
歴史ある住宅を改修しました。建築家は、生活と路地が密接な上海の“都市の精神”の獲得を求め、初源的な“シェルター”を路地の様な客席が取り囲む構成を考案しました。また、人々が小道に生活を拡張する為に用いた発想も参照しました。

こちらは、建築家によるテキストの翻訳です

19世紀末、上海で最も有名な庭園である張園は、現代中国で最も早い時期に公共および商業空間として発展し、新しい中国の都市生活の出現を例証し先導しました。2022年、張園が歴史的建造物の全面的な修復を終えて一般公開されるにあたり、ネリ&フーはブルーボトルに依頼され、古い石門型住宅のひとつに店舗スペースを作りました。コーヒーが、上海の豊かな歴史と現代の都市社会との対話を開始します。

上海の記憶の集積地である張園の建築物の中で、中国の作家、ムーシンが説明した光景 ─夕暮れ時の上海の路地は、小さな蟹が砂浜を出たり入ったりするように、人々が散在している─ を思い描くことができます。この広大な路地網の中で、人々は日々の喧騒の中で生きていますが、上海の人々はいつでも、ひとときの安らぎを感じているのです。ネリ&フーは、このような都市の精神を獲得しながら、地元の人々や観光客に楽しんでもらえるような物語を紡ぎたいと願っています。

歴史的建造物保存のガイドラインにより、オリジナルの建築ファサードやアトリウムの既存のレンガ壁、ドア、窓はそのままに、新しいデザイン要素を挿入するための連続的な背景となります。空間の中央には、建築の原点回帰を象徴するプリミティブなシェルターが設置され、ここでコーヒーが用意され、プロジェクトの視覚的、循環的な中心を形成しています。旧館の外壁には、メインストリートとアトリウムをつなぐ細長い空間があります。建物の中の路地のようなスペースには、窓や壁に向かっていくつかのベンチや小さなテーブルが置かれ、シクメンでの生活の中でゆったりとした社交の時間を過ごすことができるように配慮されています。

既存の建築の重厚な色調と対照的に、ネリ&フーは構造とテクトニックジョイントを綿密に検討し、可能な限り軽量化しました。屋根の構造体にはブラッシュドステンレス、屋根面にはパンチングスチールとベントスチールを使用しています。それは、周囲の環境を微妙に曖昧に映し出す素材です。また、ネリ&フーは、かつて人々がプライベートな空間を路地に拡張するために使用した、インフォーマルな構造やシンプルな取り付けにインスピレーションを受けました。そのため、既存の構造柱に金属棒や小さなプラットフォームを追加して徴用し、ライトレール、サイドテーブル、ベンチ、オブジェのディスプレイとして機能させました。ブランド家具だけでなく、伝統的な古い家具を再利用することで、時間の痕跡が温もりと親しみを与え、新旧、ブルーボトルと上海を融合させたプロジェクトとなっています。

ビャルケ・インゲルスが率いる「BIG」のウェブサイトがリニューアル 伊庭野大輔と藤井亮介による、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」。住宅地の端で森に隣接する敷地。緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成。木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図
伊庭野大輔と藤井亮介による、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」。住宅地の端で森に隣接する敷地。緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成。木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
伊庭野大輔と藤井亮介による、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」。住宅地の端で森に隣接する敷地。緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成。木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
伊庭野大輔と藤井亮介による、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」。住宅地の端で森に隣接する敷地。緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成。木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
伊庭野大輔と藤井亮介による、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」。住宅地の端で森に隣接する敷地。緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成。木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平

伊庭野大輔藤井亮介が設計した、大阪・箕面市の「スプラインの住宅」です。
住宅地の端で森に隣接する敷地に計画されました。建築家は、緑との“豊かな関係性”構築を目指し、曲面で囲まれたテラスで“立体的な回遊性”と内部からの“多様な風景”を生成しました。また、木造の制約を意識させない“自由な建築”も意図されました。

閑静な住宅地の外縁に位置した夫婦と子供のための住宅の計画である。
敷地は高度経済成長期、大阪万博以降に開発された住宅地の端に位置し、これまでに一度も建物が建てられたことがない土地であった。西側には総合公園の森林が隣接しており、前面道路を挟んでもその緑を十分に感じることができる場所であるため、その緑と豊かな関係性を築くことが課題であった。

建築家によるテキストより

敷地は三角形状で斜辺側が森に向いていたため、2層のボリュームを敷地にL字型に配置し、中央の余白をテラスとすることで、どの場所からも森林と向き合えるようにした。また、敷地の高低差に合わせ1階のリビング・ダイニングにレベル差を設け、スキップフロア状となった各エリアを中央に配置した階段で繋ぎ、1階と2階のテラス同士も外部階段により接続することでひと繋がりの回遊性をもたせた。

建築家によるテキストより

この建物は木造ではあるが、その制約を感じさせない自由な建築にしたいと思った。一方で、L字型で大開口や吹抜けも存在する建築計画であるため、プランの中央に配置した心柱から長手方向に方杖を用いたキール梁を架けるのが構造的に合理的な解法の一つであった。そこでそのキール梁の方杖を、しなやかな弾性のあるスプライン曲線の板で覆うことで曲面の壁とすることにした。

建築家によるテキストより
藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・西宮市の「甲子園の家」。家々の生活感が滲む狭い道に面する敷地。道路を住宅の“アプローチ”に見立てる建築を構想して、建物を分割し中央に“路地”を通した様な構成を考案。内外を路地を介して“曖昧”に繋げる
藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・西宮市の「甲子園の家」。家々の生活感が滲む狭い道に面する敷地。道路を住宅の“アプローチ”に見立てる建築を構想して、建物を分割し中央に“路地”を通した様な構成を考案。内外を路地を介して“曖昧”に繋げる photo©平桂弥(studioREM)
藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・西宮市の「甲子園の家」。家々の生活感が滲む狭い道に面する敷地。道路を住宅の“アプローチ”に見立てる建築を構想して、建物を分割し中央に“路地”を通した様な構成を考案。内外を路地を介して“曖昧”に繋げる photo©平桂弥(studioREM)
藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・西宮市の「甲子園の家」。家々の生活感が滲む狭い道に面する敷地。道路を住宅の“アプローチ”に見立てる建築を構想して、建物を分割し中央に“路地”を通した様な構成を考案。内外を路地を介して“曖昧”に繋げる photo©平桂弥(studioREM)

藤原・室 建築設計事務所が設計した、兵庫・西宮市の「甲子園の家」です。
家々の生活感が滲む狭い道に面する敷地に計画されました。建築家は、道路を住宅の“アプローチ”に見立てる建築を構想して、建物を分割し中央に“路地”を通した様な構成を考案しました。そして、内外を路地を介して“曖昧”に繋げる事が意図されました。

建築当時、前面道路が幅2メートルほどしかなく、そこに至る手前の道路も狭く、資材搬入が困難な敷地でした。
道路からは周囲の家々の生活感が感じられたので、道路もこの住まいのアプローチのひとつというイメージを持ちました。

建築家によるテキストより

そこで、「道路⇔敷地内路地⇔室内廊下がつながるイメージを持つ住まい」を計画できないかと考えました。

建築家によるテキストより

敷地中央に道路と繋がる路地を設け、左右に建物を配置。路地部分を庇で覆うことで、内外が曖昧につながるよう形にしています。

1階はLDKと水回り、2階は個室があります。
家の中は通路が横断し、隣地の様子が垣間見えることで、周囲とつながりを感じさせる住まいとなっています。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/12/5-12/11]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/12/5-12/11]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/12/5-12/11)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、東京・板橋区の住宅「DANCE FLOOR」。袋小路奥の旗竿地に計画。建築要素の在り方を前提に立ち返って考慮し、躯体や付属物に規模や役割を越えて装飾性を見出す設計を志向。小さな動作が次々に展開する“心地よい状況”を作る
  2. 塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京の「アパートメントS」。都内の小規模な集合住宅。各階住戸の環境を向上させる為に、其々のスラブを折曲げて採光と通風の偏りを調整。切実さが生んだ個性的な空間が“集まって暮らすことの豊かさ”を表す
  3. 富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京の「路地テラスの家」。路地奥の旗竿地に建つ再建築不可の木造の修繕。“竿”部分を歩く際の“唯一無二”の体験を取り込む為、母屋の一部を減築した“路地テラス”を考案。素材等も連続させて南側の“縁側テラス”へと導く
  4. トーマス・へザウィックが、2022年にTEDで行った講演「退屈な建築の隆盛ーそしていかにも人間的な事例について」の動画(日本語字幕付)
  5. 日本の現代建築を特集した、スイス建築博物館での建築展「Make Do With Now:日本の建築の新たな方向性」。博物館所属の篠原祐馬のキュレーションで24組が参加。日本建築の特徴として海外で認知された“クリーン”とは対照的な“創造的に‘やりくり’する”建築的アプローチに注目。会場構成は関祐介が担当
  6. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、シンガポールの新科学センター。全ての国民がアクセス可能な教育と体験の施設。5つのヴォリュームが公園の上に浮遊する外観を特徴とする、科学への好奇心と革新性を与える為の建築。内外に様々な学習の為の空間を備える
  7. 彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築
  8. 多田正治アトリエによる、和歌山・新宮市の、コミュニティ空間「おいしいパーク」。コロナ禍を契機に畑を公共的に開く計画。集まり交流する為の空間を求め、“やってみたい事”や“路地からの見え方”等を重ね合わせ“立体的なベンチ”を考案。既存の場を“小さな装置”でアップデート
  9. 榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る
  10. 妹島和世による、2021年の東京大学入学式での祝辞の全文
  11. 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・渋谷区の住宅「ESPRIT」。植物を扱う仕事の施主の為に計画。“私”を大切にし“公”にも開く空間を目指し、植栽で視線から守られた屋外と内部が連続する構成を考案。“ワークフロムホーム”時代の要望にも応える
  12. 伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・福山市の「向陽の家」。開発され約50年経つ住宅地に計画。閉鎖的な周囲に対して“開放的”な建築を目指し、擁壁を解体して開かれた庭を作り“街と共有する”構成を考案。奥に私的な庭も設け両方と繋がるリビングを作る
  13. レム・コールハース / OMAの会場構成による、イタリアのプラダ財団での展覧会「リサイクリング・ビューティー」。中世からバロック時代での古代遺産の再利用に注目。アクリル製台座やオフィスチェアを用いた実験的な展示形式で、作品の詳細な観察を促進。断片化・再利用・解釈の重要性を伝える
  14. 髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る
  15. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、オーストラリアの美術館の増築棟「シドニー・モダン・プロジェクト」が完成。港を見下ろす敷地に建つ新棟。芸術・建築・景観が境界なく繋がる在り方を目指し、複数のヴォリュームが傾斜に沿って重なる構成を考案。約3400㎡の屋上空間“アートテラス”も特別な体験を生み出す
  16. ツバメアーキテクツによる、岡山市の「庭瀬の公民館的町家」。美術作家と研究者の為の住宅。周辺に残る“町家”の継承の手掛りとなり、地域に多数ある“私設公民館”の機能を持つ建築を志向。作家の制作過程等も参照して“自分達の力で考え生きていく為の器”を作る
  17. 工藤浩平建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「佐竹邸」。不動産業を営む施主の為に計画。将来的な販売も見据えた在り方も考慮し、異なる機能に引き継ぐ可能性を含めて設計。様々な制限に起因する“ズレ”を活かした“普通”と“特別”が調和する建築
  18. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  19. ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の施設。作品を鑑賞だけでなく“内省”の場も目指し、建築と庭園が一体となった空間を構想。“古典的”展示を越えた様々な種類の空間で作品への理解も促す
  20. 【シリーズ・様々な角度から‟建築”に携わる】島根県行政職員 山本大輔インタビュー「建築の“裏方”を楽しむ働き方」(聞き手:後藤連平)

遠藤克彦建築研究所が設計を進めている、大阪の「(仮称) 門真市立生涯学習複合施設」の基本設計概要書が公開
遠藤克彦建築研究所が設計を進めている、大阪の「(仮称) 門真市立生涯学習複合施設」の基本設計概要書が公開 image courtesy of 遠藤克彦建築研究所
遠藤克彦建築研究所が設計を進めている、大阪の「(仮称) 門真市立生涯学習複合施設」の基本設計概要書が公開 image courtesy of 遠藤克彦建築研究所

遠藤克彦建築研究所が設計を進めている、大阪の「(仮称) 門真市立生涯学習複合施設」の基本設計概要書が公開されています。PDFです。プロジェクトの経緯が分かるページはこちら

また、その他のパース画像も掲載します。

平田晃久が、2022年2月に行った講演「Human / Nature」の記録

平田晃久が、2022年2月に行った講演「Human / Nature」の記録が公開されています。東西アスファルト事業協同組合の主催で行われたものです。同様のフォーマットで1986年からの様々な建築家の講演録がアーカイブされています。

フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」をドローンで撮影した動画。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案

フォスター+パートナーズが設計した、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」をドローンで撮影した動画です。
ドローン等を手掛ける企業の社屋です。建築家は、“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案しました。また、地上レベルは開放され公共施設も設置されています。

以下に、竣工写真も掲載します。

フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」。ドローン等を手掛ける企業の社屋。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案。地上レベルは開放され公共施設も設置
フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」。ドローン等を手掛ける企業の社屋。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案。地上レベルは開放され公共施設も設置 photo©SFAP
フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」。ドローン等を手掛ける企業の社屋。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案。地上レベルは開放され公共施設も設置 photo©Tian Fangfang
フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」。ドローン等を手掛ける企業の社屋。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案。地上レベルは開放され公共施設も設置ブリッジ photo©Tian Fangfang
フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」。ドローン等を手掛ける企業の社屋。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案。地上レベルは開放され公共施設も設置テスト・フライト・スペース photo©SFAP

フォスター+パートナーズが設計した、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」です。
ドローン等を手掛ける企業の社屋です。建築家は、“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案しました。また、地上レベルは開放され公共施設も設置されています。施主企業の公式サイトはこちら

このタワーは会社の急成長に伴い、深センのいくつかのビルに分散していたDJIの従業員を統合し、「国境のない革新」を物理的に形にするという目的の建造物を目指しています。高さ200mのDJI Sky Cityは、DJIが飛行技術のスタートアップからグローバルなイノベーションリーダーへと成長したことを象徴しています。

リリーステキストより

DJIのオフィス、研究、開発エリアは、タワー全体で中央から大型のメガトラスで片持ち式に配置されており、遠目には建物が宙に浮いているかのような印象を与えます。この規模の高層ビルで初めて採用された非対称の吊り下げ式鉄骨構造は、柱を必要としない革新的な構造で、建築的に「国境なきイノベーション」を表現する、途切れのないワーキングスペースを実現しています。

リリーステキストより

105メートルの高さを持つこのタワーは長さ90メートルの吊り橋で結ばれており、この軽量な鉄骨吊り橋が2つのタワーをエレガントに結びつけています。この橋は、DJIのすべての部門が共通の目標に到達するためにどのようにつながっているかを示すシンボルとして機能しています。

地上階は建物の底部と周囲の土地緑地の調和を施し、高低差のあるポディウムガーデンは一般にも開放しています。また、1階には地域医療センターなどの公共施設も設置され、開放的で心地良く、都市のコンテクストを尊重し、地域社会に貢献するDJIの意思表示ともなっています。 

リリーステキストより
髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る
髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る photo©中村絵
髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る photo©中村絵
髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る photo©中村絵

髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文が設計した、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」です。
閑静な住宅街に計画されました。建築家は、北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案しました。また、“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る事も意図されました。

東京都世田谷の閑静な住宅街に光庭を持つ、母と娘家族のための木造3階建の二世帯住宅である。

娘家族には二人のこどもがおり、普段から母の家に行き来し、近所に住む姉家族と共に母の家にみんなで集まる仲睦まじい家族だった。母は一人で暮らしていたが、娘家族が一緒に暮らしたいと伝えたことがきっかけに母が住む家を建て替えて三世代が暮らす家をつくることになった。

建築家によるテキストより

敷地は、世田谷区の大通りに沿って建ち並ぶ商業系用途地域の中高層ビル群の内側にあり、第1種低層住居専用地域となっている。
街区の北側に位置し、周辺の住宅が密接している環境である。都心では高密度に住宅が建っているため南向きではない居住環境は多い。北を向きながらも光や風などの自然が感じられる建築ボリュームのあり方を検討した。

建築家によるテキストより

そこで接道する北側に光と風を導くように奥に深い奥行5mあるスリット状の庭を設けた。
環境シミュレーションを行いながら光庭の幅と奥行きの検討を重ねた。許容建蔽率60%の余剰をそこに集約させ、建物を分節することで南側から光が降り注ぐ明るい家をつくる。その庭を巡るようにそれぞれの住居を配置し、2階へのアクセスは必ずその庭を通るようにする。
庭に面して大きな窓をつくり、庭にはモミジを植えて木々越しにお互いの気配が感じられる住まいとした。その庭を「光庭」と呼んだ。光庭は道路からも適度な距離感をもたらし、南北に風が通り抜ける快適な住環境を両立した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフを募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフを募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフを募集中菱屋 古い街並みを残す通りの再生のきっかけとな地域の素材や職人達と作り上げる宿泊施設

地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、業務拡大に伴う、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

Fumihiko Sano Studioでは、追加で、設計デザイン、経理、マネジメントを募集します。

弊社ではプロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。

入社後は最初から作図作業だけでなくコンセプトやデザインプロセスにも関わっていただきながら、ものづくりとの距離の近い仕事をしていただきます。

ものづくりやアート、グラフィックデザインなど、建築だけでない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

-------------

Fumihiko Sano Studioは佐野文彦が代表を務める建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークを手掛ける事務所です。

佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かし、日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。国内外でEDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD等の賞を受賞しています。

建築設計のみならす、プロダクトやイベント、インスタレーション、作品の製作など、様々なジャンルのものを扱います。一緒にアイデアやコンセプトから考えプロジェクトを形にしていくことができます。

また、事務所の将来の右腕、左腕として、与えられるだけではなくこれからの事務所を一緒に作り上げていけるマインドの方を募集します。

現在、国内外で宿泊施設や飲食店、商業施設、蒸溜所、ギャラリー、展覧会、住宅、プロダクト、現代美術作品、インスタレーションなど、建築や空間デザインから美術作品の製作まで様々なプロジェクトが進行しています。

建築だけではない様々なプロジェクトを横断的に関わっていただきながら一緒に物作りをして行けたらと考えています。

皆さんのご応募をお待ちしています。

榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る2階、住居部分 photo©笹倉洋平

榊原節子建築研究所が設計した、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」です。
通行量の多い交差点に計画されました。建築家は、異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案しました。そして、“開く”と“守る”が共存する建築を作る事が意図されました。

大阪・堺市北部の鉄道駅から徒歩5分、駅前の商業エリアから住宅街へと移り変わる場所に建つ、店舗併用住宅である。
人や自転車の往来、車の交通量ともに多い交差点に面し、通りからよく見える立地である。

建築家によるテキストより

この視認性の良さを生かし、1階の美容室は人目を引くように敷地全体に建物を配置する一方で、2,3階の住居部分は街から一定の距離を保つようにセットバックする構成とした。店舗と住居では求められる性質が異なることから、1階は開放的なつくりが実現できる壁式鉄筋コンクリート造、上階の住居部分は適切に部屋を仕切り、温かみが感じられる木造による混構造としている。

建築家によるテキストより

美容室は、店内の空気感が街ゆく人々に伝わり、立ち寄りやすい雰囲気となるよう、二つの道路に面した角部を切り取り開口部を設けている。また、セットバックにより生まれた2階のスラブ部分に天窓を設けて光や空の色を取り込み、屋外にいるような感覚を生み出している。一方、道路と反対にある東側は開口部をなくし、落ち着いた場とすることで、店内の気配にバリエーションを与えることを意図した。加えて内外ともコンクリート打放しのままとし、鏡などの什器もできるだけ存在感を抑えた華奢な仕様とすることで、刻々と変化する光や陰影が鮮明に映し出される空間をめざした。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 施主の信頼を受け、“チーム”で幅広い仕事に取り組む「KENZO設計 株式会社」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 施主の信頼を受け、“チーム”で幅広い仕事に取り組む「KENZO設計 株式会社」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 施主の信頼を受け、“チーム”で幅広い仕事に取り組む「KENZO設計 株式会社」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)を募集中SH邸 living room

施主の信頼を受け、“チーム”で幅広い仕事に取り組むKENZO設計 株式会社の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

「クライアント様の想い」+「KENZO設計の創造力」

これまで様々なクライアント様の信頼を受けて、別荘、店舗、ホテル、商業施設、店舗、注文住宅等、幅広い分野のプロジェクトを執り行っています。

入社後すぐにプロジェクトのメンバーとして、構想から設計・監理、内装デザイン、サインに至るまでさまざまな業務に携わって頂けます(※現在別荘案件急増中につき計画の初期段階からプロジェクトに携われます)。

プロジェクト毎に「チーム」で仕事をしていきますので、得意分野や能力に応じて協力して進めていきます。

建築とインテリアをよりボーダレスにデザインできる環境です。

デザインが好き!という方のご応募をお待ちしております!

彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築
彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築photo©ナカサアンドパートナーズ 守屋欣史
彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築 photo©ナカサアンドパートナーズ 守屋欣史
彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築 photo©ナカサアンドパートナーズ 守屋欣史
彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築 photo©ナカサアンドパートナーズ 守屋欣史

彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所が設計した、神奈川の住宅「365°」です。
海と山を望む高台の敷地に設計されました。建築家は、周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案しました。また、詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境の構築も意図されました。

「365°」という建物の名前とコンセプトは、コロナ禍前とまったく違う意味を持ち始めた生活様式からインスピレーションを受けている。
多くの人が自宅で仕事をしながら、家族と一緒に過ごし、必要に応じて距離を保つことを望まれるようになった。同時に、「小さな丘の頂上にあり、360度美しい自然に囲まれたこの素晴らしい土地で、365日、この家族が毎日幸せで充実した日々を楽しむことが出来るように」という願いを込めて、円形のデザインと、コンセプトを掛け合わせたこの名前を名付けた。

建築家によるテキストより



敷地は高台にあり、西南方向に海と富士山を望むことができるため、西側に大きな開口部を設けることから計画をたてた。
一方で、海から吹き上げる強い風が吹く場所でもあるため、日を遮るための庇をつけることができなかった。そこで、強い風や日差しから守られる場所として中庭を計画し、その中庭を囲むように部屋を配置する構成とした。
この構成によって、風向きに合わせて外周と中庭に面する窓を開けることができ、また、屋外/屋内/中庭のどこで過ごすかを考え、選択することができる。自然環境は美しい一方で厳しくもあることを認識し、この土地でいかに生活するかということを考えた住宅である。


建築家によるテキストより

この住宅は屋外にいるような気分になるデザインがポイントだ。屋外に身を置くことで、心が落ち着き、安らぎを感じ、日常のストレスや精神的疲労を和らげることができ、そしてゆっくり過ごすことへのきっかけを与えてくれる。
風景を取り込むための形態=円形であるとともに、生活という終わりのない活動に寄り添う形でもある。中庭は空を切り取り、部屋から他の部屋へ、空間から空間へ、別の活動へと循環するシーンを映し出す。


建築家によるテキストより

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。