architecture archive

【ap job更新】 株式会社 堀池瞬建築事務所が、意匠設計・パース制作・総務のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 堀池瞬建築事務所が、意匠設計・パース制作・総務のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 堀池瞬建築事務所が、意匠設計・パース制作・総務のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中

株式会社 堀池瞬建築事務所の、意匠設計・パース制作・広報のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

堀池瞬建築事務所は、個人邸・集合住宅・オフィス・ショップ・ホテル・工場・厚生施設・文教施設など、建築の計画・設計・監理を行っています。また、家具・製品・用具などの制作や、建築技術の調査・研究などを実施しています。

現在、さまざまなプロジェクトが進行していまして、より一層の品質向上を目指し、スタッフを募集します。

長坂常 / スキーマ建築計画による、石川の「堂前さんちの歯医者さん」。“全人的医療”を志す歯科医の住居兼医院。理念の家庭や地域への繋がりを想像し、棟を細かく割り近隣と類似する素材を採用した“人の繋がる”構成を考案。“町と溶け込む歯医者の在り方”を建築で促進
長坂常 / スキーマ建築計画による、石川の「堂前さんちの歯医者さん」。“全人的医療”を志す歯科医の住居兼医院。理念の家庭や地域への繋がりを想像し、棟を細かく割り近隣と類似する素材を採用した“人の繋がる”構成を考案。“町と溶け込む歯医者の在り方”を建築で促進 photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、石川の「堂前さんちの歯医者さん」。“全人的医療”を志す歯科医の住居兼医院。理念の家庭や地域への繋がりを想像し、棟を細かく割り近隣と類似する素材を採用した“人の繋がる”構成を考案。“町と溶け込む歯医者の在り方”を建築で促進 photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、石川の「堂前さんちの歯医者さん」。“全人的医療”を志す歯科医の住居兼医院。理念の家庭や地域への繋がりを想像し、棟を細かく割り近隣と類似する素材を採用した“人の繋がる”構成を考案。“町と溶け込む歯医者の在り方”を建築で促進歯科医院、受付・待合 photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、石川の「堂前さんちの歯医者さん」。“全人的医療”を志す歯科医の住居兼医院。理念の家庭や地域への繋がりを想像し、棟を細かく割り近隣と類似する素材を採用した“人の繋がる”構成を考案。“町と溶け込む歯医者の在り方”を建築で促進住宅、リビング photo©長谷川健太

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、石川の「堂前さんちの歯医者さん」です。
“全人的医療”を志す歯科医の住居兼医院です。建築家は、理念の家庭や地域への繋がりを想像し、棟を細かく割り近隣と類似する素材を採用した“人の繋がる”構成を考案しました。そして、“町と溶け込む歯医者の在り方”を建築で促進する事が意図されました。

特定の部位や症状に限らず、患者の心理や社会的側面なども含めて幅広く考慮しながら、個々人に合った総合的な予防や診断・治療を行う医療を全人的医療といい、本プロジェクトの施主で住居兼歯科医院の設計を依頼くださった歯科医の堂前夫婦の治療に対する理念である。
その理念とその2人と3人のお子さんをみてそれは診療室内にとどまらず家庭、そして地域に至るまで繋がってくることが想像された。

建築家によるテキストより

たまたま本敷地の斜向かいにお子さんが通う保育園と小学校があり、家庭、職場、学校が数珠つなぎになることから、小学校から帰ってきた子どもがランドセルを片付けずにそのまま診療所の待合にいて漫画を読む息子たちを、治療に来た近所のおばちゃんたちが優しく見守る。
そんなことに思いを馳せる、診療所から住居、そして子供が通う保育園、小学校、さらには生活する周辺地域に至るまで広がる壮大な公私混同なるプロジェクトである。

建築家によるテキストより

我々が担当した建物の計画だが、出来るだけ平面的に人の繋がりを作ろうとし平屋での計画を試みた。
そして、将来は10台の診察チェアを置く比較的大きな診療所を目指し、かつ住居を内包するためどうしても建築面積が広がり、そこに屋根をかけると大屋根となる。ただ、それでは、地域の中で際立ち近隣住居郡との親和性が図れず、目指す全人的治療のイメージにそぐわないため出来るだけ棟を細かく割り、近隣と同じような屋根や外壁材で繋げていくことを考えた。

建築家によるテキストより
SEA STUDIOと菱沼健太建築設計事務所による、東京・中央区の「10.5記念碑の応接間」。海外企業の為の“応接間兼社長室”。日本への事業進出を記念する空間を求め、社名に起因する“10.5mのロングデスク”を考案。机の“長さ”は要求された二つの機能に応えて用途毎のエリアも形成
SEA STUDIOと菱沼健太建築設計事務所による、東京・中央区の「10.5記念碑の応接間」。海外企業の為の“応接間兼社長室”。日本への事業進出を記念する空間を求め、社名に起因する“10.5mのロングデスク”を考案。机の“長さ”は要求された二つの機能に応えて用途毎のエリアも形成 photo©平井写真事務所 平井広行
SEA STUDIOと菱沼健太建築設計事務所による、東京・中央区の「10.5記念碑の応接間」。海外企業の為の“応接間兼社長室”。日本への事業進出を記念する空間を求め、社名に起因する“10.5mのロングデスク”を考案。机の“長さ”は要求された二つの機能に応えて用途毎のエリアも形成 photo©平井写真事務所 平井広行
SEA STUDIOと菱沼健太建築設計事務所による、東京・中央区の「10.5記念碑の応接間」。海外企業の為の“応接間兼社長室”。日本への事業進出を記念する空間を求め、社名に起因する“10.5mのロングデスク”を考案。机の“長さ”は要求された二つの機能に応えて用途毎のエリアも形成 photo©平井写真事務所 平井広行

SEA STUDIOと菱沼健太建築設計事務所が設計した、東京・中央区の「10.5記念碑の応接間」です。
海外企業の為の“応接間兼社長室”です。建築家は、日本への事業進出を記念する空間を求め、社名に起因する“10.5mのロングデスク”を考案しました。また、机の“長さ”は要求された二つの機能に応えて用途毎のエリアも形成しています。

本計画は上海に母体を持つ企業の日本事業進出と展開を記念し、社名を表す10.5mのロングデスクをデザインした応接間兼社長室である。日本橋小伝馬町ビル街のオフィスビル9階部分の改修計画である。

建築家によるテキストより

ウォルナットと直線によるグリッドで統一された背景と直線的な照明効果により浮立つロングデスクは全体に散りばめられた英国アンティーク家具との対比により、長くつながる記念碑としての空間を表現した。

建築家によるテキストより

ロングデスクを置く事で、社長とゲストのエリアを明確に分けつつも、応接間と社長室としての機能を一つのデスクにまとめた。また、中間に可動部を設けることで、用途に合わせ調整しながら使い続けられる空間としている。

建築家によるテキストより
2022年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10(第9回 ap賞 発表)

2022年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10をご紹介します。

アーキテクチャーフォトで特集記事として紹介させていただいた実作品を対象としています(2022年に紹介された作品だけでなく、それ以前に紹介された作品も対象になります)。集計方法としては、各記事の閲覧ユニークユーザー数を基準としています(ページビューではないので各人が複数回閲覧した場合でも、その数値は1となります)
また、最も注目された作品を「ap賞(アーキテクチャーフォト賞)」の受賞作品としてトロフィーを贈呈10位までの作品にミニトロフィーを贈呈させていただきます。


過去の「ap賞(アーキテクチャーフォト賞)」大賞作品
(2020年よりトップ10までの表彰に変更し、最も閲覧された作品は「ap賞 大賞」とさせていただきます)


2022年の結果は以下よりご確認ください
本年も皆様のご連絡とご投稿をお待ちしております。


  1. 【ap賞 大賞】Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
  2. 【ap賞 入賞】石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  3. 【ap賞 入賞】三輪直樹 / FUDOによる、神奈川・鎌倉市の、設計者の自邸「Yamanone no ie」。地域特有の谷地形“谷戸”の台形旗竿地に計画、地形から削り出た様な在り方と山の連なりに寄り添う構成を志向し各要素を設計、内外が織り交ざる多様な居場所を持つ空間を作り出す
  4. 【ap賞 入賞】湯浅良介による、神奈川・大磯町の住宅「FLASH」。人間としてあることの喜びを表層に見出し、建物の“面”に注目して在るべき姿を求めスケッチを描き続け検討、模様・形・色の自由な選択で“見せる”と“隠す”を突き詰めるプロセスで建築をつくる
  5. 【ap賞 入賞】ナノメートルアーキテクチャーによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「2020年度 茶山台団地のリノベーション」。若年層向けの働く場を持つ住まいで、使い方への想像を引き出す為に中央空間と周囲の小割空間からなる“ロの字プラン”を考案、寸法設定でも想像し易さを意識し生活変化の受容も目指す
  6. 【ap賞 入賞】植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスによる、群馬・太田市の飲食店「WANDERLUST」。地域に根差し約40年営業するパン店の建替え計画、店の“あたりまえ”を引継いだ上で“集い・学び・交流する場”との要望に応える為に周辺までを視野に入れて設計、人々の多様な振舞の起点となる建築をつくる
  7. 【ap賞 入賞】長坂常 / スキーマ建築計画による、京都左京区南禅寺草川町の「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」
  8. 【ap賞 入賞】渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名郡の「江田の家」。設計者と施主が幼少期を過ごした家の隣に計画、場への想いを受け継ぐ事を目指して共通記憶の“切妻のシルエット”を基に形状等を設計、開口は合理化も進めつつ河川側に開き記憶の中の“川辺の景色”を再現
  9. 【ap賞 入賞】ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化
  10. 【ap賞 入賞】武田清明建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「鶴岡邸」のレポート。周辺環境の自然と対話する建築の在り方を躯体のもつ質感で実現

ap賞受賞作品の写真付ダイジェストは以下に掲載します

篠原明理建築設計事務所による、東京の、住戸改修「文京区のリノベーション」。地上階の庭付き住戸の計画。文脈を活かした“新築にない”価値の創出を求め、既存外壁と同じタイルの内部への使用等を実践。空間に複数の役割を与え境界を無くして多様な居場所を作る
篠原明理建築設計事務所による、東京の、住戸改修「文京区のリノベーション」。地上階の庭付き住戸の計画。文脈を活かした“新築にない”価値の創出を求め、既存外壁と同じタイルの内部への使用等を実践。空間に複数の役割を与え境界を無くして多様な居場所を作る
篠原明理建築設計事務所による、東京の、住戸改修「文京区のリノベーション」。地上階の庭付き住戸の計画。文脈を活かした“新築にない”価値の創出を求め、既存外壁と同じタイルの内部への使用等を実践。空間に複数の役割を与え境界を無くして多様な居場所を作る photo©甲田和久
篠原明理建築設計事務所による、東京の、住戸改修「文京区のリノベーション」。地上階の庭付き住戸の計画。文脈を活かした“新築にない”価値の創出を求め、既存外壁と同じタイルの内部への使用等を実践。空間に複数の役割を与え境界を無くして多様な居場所を作る photo©甲田和久

篠原明理建築設計事務所 / m-saが設計した、東京の、住戸改修「文京区のリノベーション」です。
地上階の庭付き住戸に手を入れる計画です。建築家は、文脈を活かした“新築にない”価値の創出を求め、既存外壁と同じタイルの内部への使用等を実践しました。また、空間に複数の役割を与え境界を無くして多様な居場所を作る事も意図されました。

1963年に建てられたビンテージマンションの一部屋のリノベーションのプロジェクト。
夫婦二人住まいで、猫2匹と犬1匹と生活している。猫たちの居場所となるような天井近くまで登れるように配置した棚をリビングに設け、ペットと共に生活する空間を提案した。

建築家によるテキストより

南向きに庭が広がっているため、庭の自然光を最大限取り込めるようなレイアウトを心掛け、キッチンの延長には、庭を眺めることのできる小さなワークスペースを設けた。特徴的な既存の外壁と同じタイルを室内に採用して、屋外の環境が連続的に屋内に続くような印象を与えている。

建築家によるテキストより

できるだけ、既存の建物に残っている素材の扱い方や文脈を活かすことを心がけることで、新築では得られない価値を見つけたいと考えている。

建築家によるテキストより
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐

山根俊輔 / 山根製作所が設計した、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」です。
デジタル技術を体験するスタジオです。建築家は、“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現しました。また、諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保されました。施設の公式サイトはこちら

延岡駅前の再開発ビルに入るテナントの内装計画。
VR・ARを中心に最新デバイスやデジタルコンテンツに触れ体験できるスタジオである。

建築家によるテキストより

なんの気兼ねもなく自由に行き来できる公園は心地よい。
今回求められるのはそんな公園のような空間である。スタジオやオフィスなどの閉じるべき部屋を整理整頓し、余剰空間をかきあつめ、通りへ向かって大きく開いた空間を設けた。
それではただの公園のような空間である。今回求められているのはデジタルの雰囲気を纏った公園だ。

どうすればデジタルの雰囲気を纏えるのか。
プロジェクションマッピングや演出的な照明を活用する方法もあるが、後から付け加えるようなものではなく、建築そのものでデジタルを表現することができるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

天井は金属デッキ、柱は耐火被覆、ダクトは青、エアコンは黒、照明は白と素材・色・配列方法を役割ごとに振り分け、それぞれが空間の中で自由に振舞いながら、一つの雰囲気を作り出している。余剰空間をかき集め、空間を作るキャストの役割を可視化することでデジタルな公園という命題に形を与えている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/12/26-2023/1/1]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/12/26-2023/1/1]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/12/26-2023/1/1)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 磯崎新さんが亡くなりました
  2. Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
  3. 磯崎新による、新国立競技場に関する意見の全文
  4. 竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・上京区の住宅「New Kyoto Town House 4」。国内外を活発に移動する施主家族の家。高密度化する都市で求められた“外部空間”を作る為に、傾いた軸の“立体的に配置された坪庭”を考案。四方へ広がる空間を感じさせ“新しい表情”を切り取る
  5. OKDOによる、東京・千代田区のイベント会場構成「OKDO OKOME BALLOON」。日本酒を試飲する為の空間。酒造りの美しい情景を伝えられる場を求め、米粒の発酵から着想した“米の形をした風船”を考案して全体に配置。各地への巡回を考慮した施工性や材料のリサイクルも考慮
  6. 末光弘和+末光陽子 / SUEP.が、静岡の「下田市新庁舎」設計プロポで最優秀者に選定。提案書も公開
  7. 牛島隆敬建築設計事務所による、滋賀・米原市の住宅「入江の自邸」。かつて“琵琶湖の一部”であった敷地。気候変動と地域の特徴と向き合い、数百年の一度の“大雨”や湖の“氾濫”にも備える断面構成を考案。建築でエリアの人々の“共同体的無意識”にも訴えかける
  8. 2022年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100
  9. 東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献
  10. 吉田州一郎+吉田あい / アキチアーキテクツによる、岐阜・本巣郡の「un白木」。規格住宅のプロトタイプ。“田園風景の魅力”と“地域社会”を継承する建ち方を求め、敷地・内外・公私の“境界”を横断する設計を志向。庭と建築を渾然一体として住宅から風景へと繋げる
  11. 宮本雅士建築設計による、東京・墨田区の「HIOS 新本社プロジェクト」。既存建物を改修した電動工具の企業の社屋。“働く人にやさしい環境”を目指し、様々な部屋への“自然採光”を実現する設計を志向。新設の吹抜には“ネジ”を想起させる螺旋階段を象徴として配置
  12. ODS / 鬼木孝一郎による、東京・墨田区の、社屋内ラウンジ「Asahi Terrace」。特徴的な外観で知られる建築内に計画。水平連続窓からの景色を楽しめる空間を目指し、窓高に揃えたベンチ等の視点が変化する様々な“仕掛け”を考案。カウンターには社員で守り続ける森の材を活用
  13. HAGI STUDIOとtwism design studioによる、群馬の「しののめ信用金庫 前橋営業部ビル」。市中心部の建物を改修。“地域の魅力を高め愛される場”を目指し、各エリアの中継地点という場所性を生かして敷地内に歩道や広場を導入。内部には飲食や図書閲覧等の用途も取り入れ広く一般に開放
  14. 久保木亮太+山口貴司 / 三日月アーキテクツによる、千葉・習志野市の店舗兼住宅「House Cafe K」。定年を迎えた夫婦の為に計画。平屋での生活体験への“豊かな奥行き”の付与を求め、空間を様々に変化させる曲面天井を考案。将来的に開かれるカフェで地域社会とも緩やかな繋がる
  15. 三輪直樹 / FUDOによる、神奈川・鎌倉市の、設計者の自邸「Yamanone no ie」。地域特有の谷地形“谷戸”の台形旗竿地に計画、地形から削り出た様な在り方と山の連なりに寄り添う構成を志向し各要素を設計、内外が織り交ざる多様な居場所を持つ空間を作り出す
  16. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  17. 二俣公一 / ケース・リアルによる、兵庫の「三木屋旅館改修計画 四期工事」。“文化財”でもある歴史ある旅館を改修。特別室の更新では、使用可能な素材を受け継いで様々な空間の繋がりを構築。貸切風呂の計画では、“青森ヒバ”等の素材を用いて“視覚的にも楽しめる状況”を作る
  18. 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「ニセコの小さな住居」。海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくる
  19. 礒健介 / 礒建築設計事務所による、福岡の住宅「古賀の家」。古い家屋が並ぶ神社の参道沿いの敷地。昔からある様な佇まいを求め、周辺建物を参照した“切妻屋根”と“黒の杉板貼り”を用いた外観を考案。内部では“抑揚”のある包まれながらも開放的な空間を作る
  20. 角大輔 / 角建築研究室による、福岡・飯塚市の「楽市のアパートメント」。木造二階建て賃貸で一般的施工費と豊かな空間性の両立を目指し計画、外部空間の在り方を見直し住戸を細分化して路地を作る様に配置、専有共用な緩やかな重なりが集まり住む豊かさをつくる

2022年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100
2022年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100

2022年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100をご紹介します。
2022年に厳選して紹介された1,154記事を含む、総計25,726記事の中から2022年1月1日~12月31日の期間で訪問者数の高かった順に記事を並べています(2022年より前に公開した記事もランキングに入っています)。
集計方法としては、各記事のユニークユーザー数を基準としています。(ページビューではないので各人が複数回閲覧した場合でも、その数値は1となります。)また、トップページやカテゴリーページなどに関しては除外し、個別記事ページのみを抽出しています。


  1. Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
  2. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  3. 三輪直樹 / FUDOによる、神奈川・鎌倉市の、設計者の自邸「Yamanone no ie」。地域特有の谷地形“谷戸”の台形旗竿地に計画、地形から削り出た様な在り方と山の連なりに寄り添う構成を志向し各要素を設計、内外が織り交ざる多様な居場所を持つ空間を作り出す
  4. 湯浅良介による、神奈川・大磯町の住宅「FLASH」。人間としてあることの喜びを表層に見出し、建物の“面”に注目して在るべき姿を求めスケッチを描き続け検討、模様・形・色の自由な選択で“見せる”と“隠す”を突き詰めるプロセスで建築をつくる
  5. ナノメートルアーキテクチャーによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「2020年度 茶山台団地のリノベーション」。若年層向けの働く場を持つ住まいで、使い方への想像を引き出す為に中央空間と周囲の小割空間からなる“ロの字プラン”を考案、寸法設定でも想像し易さを意識し生活変化の受容も目指す
  6. 仙田満の環境デザイン研究所が、新石川県立図書館設計プロポで、設計候補者に選定
  7. ファラによる、住宅プロジェクト「129」の図面一式。自治体とのやり取りの末に建設許可が下りなかった計画で、世界のどこかでこの建築を実現したい人を求めて、建築と工事の資料を無償で公開
  8. 吉阪隆正+U研究室が1957年に完成させた住宅「VILLA COUCOU」のオンライン公開イベントが開催。住宅遺産トラストの主催
  9. 若手建築家を対象とした、大阪・関西万博の休憩所等設計コンペの結果が発表
  10. 植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスによる、群馬・太田市の飲食店「WANDERLUST」。地域に根差し約40年営業するパン店の建替え計画、店の“あたりまえ”を引継いだ上で“集い・学び・交流する場”との要望に応える為に周辺までを視野に入れて設計、人々の多様な振舞の起点となる建築をつくる
  11. 藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる
  12. 2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務める
  13. 長坂常 / スキーマ建築計画による、京都左京区南禅寺草川町の「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」
  14. 篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物
  15. 茨城・日立市の「常陸多賀駅周辺地区整備事業デザイン監修者選定プロポ」で、マウントフジが最優秀者に選定され提案書も公開
  16. 渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名郡の「江田の家」。設計者と施主が幼少期を過ごした家の隣に計画、場への想いを受け継ぐ事を目指して共通記憶の“切妻のシルエット”を基に形状等を設計、開口は合理化も進めつつ河川側に開き記憶の中の“川辺の景色”を再現
  17. ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化
  18. 藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画
  19. 武田清明建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「鶴岡邸」のレポート。周辺環境の自然と対話する建築の在り方を躯体のもつ質感で実現
  20. 佐々木勝敏建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「城山の工房」。街と森の境界にあり法規制によって9坪に限られた敷地に計画、小さな建物の内部に多様な風景を作る事を意図して周辺と内部を繋ぐ3つの大開口を設計、その環境の中にいる様な感覚も生み出す
  21. A.C.E. / 波多野崇による、京都・城陽市の「御旅所の家」。神社の祭礼時に使われる“御旅所”の隣接地に計画、施主の求める“普遍性”に応える為に地域の風景・素材・スケールを再解釈して設計に反映、街の在り方を引継ぐ事で要望の具現化を目指す
  22. 石上純也による、山口の、洞窟のようなレストラン「maison owl」のほぼ完成した状態の写真
  23. DDAAとSOUP DESIGN Architectureによる、長崎・波佐見町の「HIROPPA」。企業が立ち上げた広場・店舗・カフェからなる施設で、“自然な賑わいが生まれる場”の要望に対して様々に解釈可能な“地面”をデザイン、特殊なランドスケープも組み合わせ“原っぱ”と“遊園地”の両立を試みる
  24. 長谷川駿+猪又直己 / JAMZAと小林千尋+KEIYO DESIGNによる、千葉・船橋市の、医療複合施設「船橋のこどもクリニック」。農地と宅地が混在する場に計画、現在の大らかな風景に馴染みつつ将来の宅地化にも前向きに作用する、未来の街並みを導く建築を目指す
  25. 井上雄貴による、千葉・流山市の、設計者の自邸「風光棲家」。閑静な住宅街に建つ二世帯住宅。隣家や世帯間の距離感の調整と独立性を求めて、中庭を核とする構成と中東伝統建築を参照した風光を取り込む環境装置を考案。内部でも時の移ろいを感じとれる住環境をつくる
  26. 神本純 / kitokitoによる、広島・福山市の住宅「東深津の家」。周辺の建物からの視線を気にしない暮らしとの要望に、閉じつつも解放感のある状態を目指して中庭を多数の窓で囲む構成を考案、内部では高い天井等で閉鎖性を感じさせない伸びやかな空間をつくる
  27. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」
  28. 溝部礼士建築設計事務所による、東京・江戸川区の住宅「石黒邸」。親水緑道に面した敷地に計画。施主が望んだ“ブルータル”と場所への相応しさを求めて、道との関係を作る深いヴォイドを持つ建築を考案。木造750mmモデュールが生む特異な均衡も空間を特徴づける
  29. 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「ニセコの小さな住居」。海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくる
  30. パナソニックの“黒”をメインカラーとする電気設備シリーズ「BLACK DESIGN SERIES」の特設サイトが公開。“商品を無料で提供する”モニターキャンペーンも開催中
  31. 宮本久美子+寺嶋利治+久保井聡 / ボンドアーキテクツによる、茨城の店舗「星乃珈琲店 守谷店」。ロードサイドで駐車場等の外部が過半を占める計画、“新しい郊外型店舗”を目指して歴史的建築を参照した“雁行型”で内外の多様な繋がりを形成、意匠の役割も担う架構が内装変化を経ても空間強度を維持
  32. 中西昭太建築事務所による、石川の住宅「金沢の家」。雨が多い北陸で“帰りたくなる家”との要望に、北陸伝統建築を参照しつつ室内から光風音に触れ生活できる建築を目指し設計、図式でなく小さな思考を重ねた形態が季節毎の魅力を生む
  33. スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計
  34. UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」
  35. スノヘッタのデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の複合施設「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」。現在の東急百貨店の場所に2027年の開業を目指し計画。都市が持つ現代と伝統の二面性を表現する建築を志向。エグゼクティブアーキテクトとして日建設計と東急設計コンサルタントが参画
  36. 鴻野吉宏 / futuretank architectsによる、愛媛・今治市の「大島の住宅」。移住した施主の為に瀬戸内海を臨む敷地に計画、環境との一体化を意識し水平垂直の開口を設け空間と眺望の関係を設計、人の動きや活動の変化に応じ風景を切り取り多様な関係性を生み出す
  37. 齋藤隆太郎 / DOGによる、東京・世田谷区の「代田の屏風長屋」。施主邸を含む4戸の木造長屋計画、住戸間遮音を考慮し境界沿いに建物を配置した上で南側を平屋とし中庭への採光を確保、中庭を規定する“ジグザグ屏風壁”は公私の調整・景観向上・構造安定の役割も担う
  38. 大阪・関西万博の「いのちの輝きプロジェクト」に、建築分野からSANAA・隈研吾・小堀哲夫・noiz・小野寺匠吾・橋本尚樹・遠藤治郎が参加。各界のプロデューサーとコラボしパヴィリオンをデザイン
  39. 岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・金沢市の、自邸兼事務所「北陸住居 No.1」。地域と向き合いバナキュラーと作品の間の在り方を模索、建築に伝統的中庭“セド”を現代化した空間を設け公と私を緩やかに接続、歴史を基とした北陸らしさの実践を通し建築の普遍的可能性も追求
  40. OMA / 重松象平による、福岡の複合オフィスビル「天神ビジネスセンター」が完成。OMAの日本初のオフィスビルで、交差する二つの通りに面する建物ヴォリュームの角をピクセル化して削ることで都市活動の融合を明確にし、入口広場に公共の活動を呼び込む
  41. 建築家が遊具等のデザインを手掛けた「PLAY EARTH PARK」の会場写真。中村竜治・noiz・大野友資・Sawada Hashimura・山田紗子・佐藤研吾・platが参加して東京ミッドタウンで開催
  42. 畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる
  43. 岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる兵庫県高砂市の住宅「プラットホーム」
  44. 中山英之建築設計事務所が手掛けた、38㎡の住戸改修の写真と図面とインタビュー記事
  45. 関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開
  46. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開。花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築。テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画。“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求
  47. 小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視
  48. 隈研吾による建築をミニチュアフィギュア化したカプセルトイが2022年1月下旬に発売。「浅草文化観光センター」など4作品がラインナップ
  49. 石上純也建築設計事務所による、神奈川・厚木市の「神奈川工科大学KAIT広場」
  50. 建築家の柄沢祐輔さんが亡くなりました
  51. 新居千秋都市建築設計による、愛知の「小牧市中央図書館」。駅前に位置し商業開発に依存しない活性化の為に計画、地域を象徴する山を参照し建物を段々と後退させ多様な居場所を創出、内部では地上動線と吹抜を繋げ複雑な光景を生み散策の楽しみを提供
  52. 青木淳・平田晃久・隈研吾・SANAA・藤森照信・谷口吉生が、自身が設計した美術館について解説している動画「建築家が自作を語る美術館」
  53. SDレビュー2022の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  54. 江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う
  55. 葛島隆之建築設計事務所による、静岡・浜松市の、農業用倉庫「Pergola」。山々に囲まれた自然豊かな敷地に計画、施主の暮らしに呼応する建築を求めて周囲の木々との関係性と求められる機能性を手掛かりに形態を決定、建てる事で環境を肯定する在り方を目指す
  56. 竹中工務店による、長野・塩尻市の宿泊施設「歳吉屋 BYAKU Narai」。古い町並みが残る“奈良井宿”の重要伝統建築の再生計画、潜在価値の掘り起こしを課題として古民家の歴史や背景と対話し文脈を引継いだ新旧が交わる空間を考案、歴史を継承し町に開かれた施設のモデルを目指す
  57. 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望
  58. 竹中工務店の設計・施工による、兵庫・神戸市の「竹中工務店深江竹友寮」
  59. 中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」。社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画。腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用。参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる
  60. 小田真平建築設計事務所+アトリエロウエによる、大阪・高槻市の、百貨店内の生花店「フローリスト蘭蘭」
  61. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・千代田区の「リクルート 九段下オフィス」。元大学校舎の4棟を改修し企業の執務空間とする計画、バラバラの状態をまとめる事を目指して機能諸室の配置を考慮し全棟の1階床にレンガを敷き詰め関係性を構築、コロナ過以降の事務所のプロトタイプも志向
  62. 藤本壮介による、ハンガリー・ブダペストの「ハンガリー音楽の家」が完成。国内最大規模の公園を敷地として建設、自然と建築の環境の境界をなくす事を意図し、音の振動を視覚的に表現した“波”から着想を得て設計された施設
  63. 石上純也のチームが「徳島文化芸術ホール(仮称)」設計プロポで、優先交渉権者に選定。技術提案書や公開プレゼンテーションの動画も公開
  64. 齋藤弦 / Strings Architectureによる、東京・中央区の住戸改修「勝どきのタワーマンション」。都市と住空間が直結する関係性とそこに住む意義を再考し計画、レイヤー構成により活動に応じて都市との距離感を調節できるよう設計、建築形態の特徴である“眺望”を生かすプランニングも意図
  65. 山縣洋建築設計事務所による、千葉・流山市の住宅「NS」。車等複数台をリビングから眺めたいとの要望に、所有車の横長形状を参照し空間に取り入れる事を構想、建物を周囲に閉じつつ4つの中庭を設け“人と車と緑が混然一体”となる状況をつくる
  66. 村上康史建築設計事務所と林直毅による、神奈川の「鎌倉山の住宅」。緑豊かで住民コミュニティが残る高台の住宅地が敷地、建物両側に公と私の性質の異なる庭を設け内部土間で繋ぎ縁側的な半公的な場を計画、近隣との関係を紡ぎ屋内外へ広がりある暮らしを構想
  67. 工藤浩平建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「佐竹邸」。不動産業を営む施主の為に計画。将来的な販売も見据えた在り方も考慮し、異なる機能に引き継ぐ可能性を含めて設計。様々な制限に起因する“ズレ”を活かした“普通”と“特別”が調和する建築
  68. 2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞。アフリカのブルキナファソ出身で、故郷での学校建築や議会も手掛ける建築家。その代表作と業績を紹介
  69. ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示
  70. 妹島和世による、2021年の東京大学入学式での祝辞の全文
  71. 大西麻貴+百田有希 / o+hによる、山形市の児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」の完成見学会が開催。加えて、設計者や館長が参加する特別座談会もオンラインで公開
  72. 【特別寄稿】 岩元真明による論考「用の再考:自宅の設計について」
  73. 渡邉圭+山梨綾菜 / flat class architectsによる、群馬の「前橋の住宅」。 様々な世代が訪れる公園の前に計画。自由な振舞が併存する“公園のおおらかさ”の引込を求め、様々な高さの床の繋がりが生活の関係を作る構成を考案。開口の操作で“私”を守りつつ公園とも連続
  74. 2021年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10
  75. スノヘッタによる、東京・原宿の店舗「Tokyo Burnside」
  76. 池田隆志+池田貴子 / design itによる、滋賀・大津市の住宅「和邇のコート・ハウス」。琵琶湖を望む高台に愛犬家の施主の為に計画、人と犬が屋外で気持ち良く過ごせ眺望確保も叶える為に外と繋がる“半中庭”を考案、庭を眺めるのでなく生活の全てが庭と共にある建築を目指す
  77. 坪井飛鳥+和田わこ / atelier thuによる、高知・南国市の住宅「Zen」。山麓の約500坪の土地に風景の一部となる事を目指し計画、より高い位置からの見晴らしを考慮して平屋とし、建物と開口の形状で隣地や道路からの視線を遮ると共に景色を絵画のように切り取る
  78. 工藤浩平建築設計事務所による、東京・世田谷区の住戸改修「J邸」。70年代の坂倉事務所設計の住戸を改修、壁構造で間仕切りも変更不可な条件に対し施主固有の“暮らしの軌跡”を解像度高く抽出し設計する方法を考案、断片的な生活の集まりで全体の空間をつくる
  79. 北野慶 / KKAAと八木貴伸 / YTAAによる、奈良市の「学園前の家」。建て込むエリアの高低差のある敷地に計画。自然を身近に感じたいとの要望に、分棟形式で光・風・緑を感受できる“余白”を差し込む構成を考案。接道する棟を高床とし周囲との緩やかな繋がりも作る
  80. 2021年のプリツカー賞をラカトン&ヴァッサルが受賞。主要作品の写真等を紹介
  81. 赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす
  82. 隈研吾建築都市設計事務所とCCHEによる、スイス・ジュネーブの公共的機能を持つ学生寮。寮に加え図書館等の機能を内包する施設で、地上階に公的機能を上層階に宿舎機能を配置した上でゾーニングにグラデーションを設定、地上から屋上までを繋ぐ“プロムナード”により住人同士の出会いも誘発
  83. 【特別寄稿】湯浅良介によるエッセイ「HOUSEPLAYING───これまでのオープンハウスと異なる、建築の複数の語り方とその可能性」
  84. 大江匡さんが亡くなりました
  85. 成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す
  86. 加藤直樹 / N.A.Oによる、神奈川・秦野市の、施工費約720万円で完成させた、将来的な他用途への転用も考慮した住宅「HOUSE-KT(加藤小屋)」
  87. 石上純也の設計で2021年夏にオープンする山口のレストラン「maison owl」の施工風景をまとめた高クオリティな動画
  88. 白井晟一が1959年に完成させた世田谷の住宅「アトリエNo.7(旧増田夫妻のアトリエ)」をレポート。白井の孫で建築家の白井原太の修復・改修によって、原形を保ったまま現代の居住性も獲得した建築は、新しい住まい手を待つ
  89. 梅澤竜也 / ALA建築設計事務所による、山梨の工場「暮らしの香り 山中湖アトリエ」。生産機能に加え店舗やカフェ等を備える施設。工場然とせず地域に馴染む存在を目指して、其々の機能が収められた5つの箱が雁行する形態を考案。全居室からの眺望確保や庭園の一体利用にも貢献
  90. 角大輔 / 角建築研究室による、福岡・飯塚市の「楽市のアパートメント」。木造二階建て賃貸で一般的施工費と豊かな空間性の両立を目指し計画、外部空間の在り方を見直し住戸を細分化して路地を作る様に配置、専有共用な緩やかな重なりが集まり住む豊かさをつくる
  91. 大島碧+小松大祐 / 風景研究所による、静岡・富士宮市のオフィス「富士の裾庭」。職人達の休憩所兼事務所で身体と心を緩める場所として構想、敷地内の溶岩の断面を転写したパターンでスクリーンを作成し、採光しつつ周辺環境から切り離し空間と富士の空気をつなぎ直す
  92. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
  93. 吉田桂子 / Archipatchによる、茨城・水戸市の結婚式場「Between the greens」。県庁等がある郊外に計画。緑の中の式場を目指し、建物を分節して庭園の周りに配置する事で回遊性と内外の一体感を構築。其々から延びる深い庇が“変化する自然の美しさ”を室内に導入
  94. SDレビュー2022の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  95. 胡実建築設計事務所による、東京の住宅「摂取する中庭」。都市部の住宅地に計画。外部を慎重に取捨選択して取込む為、最小限の面積で積極的に環境を取り込む“能動的な形状”の中庭を考案。音と光や風等を“摂取”する“消化器官”としての中庭を志向
  96. 山本理顕が設計を手掛ける、愛知の名古屋造形大学新キャンパスの画像とコンセプト
  97. 川島範久建築設計事務所による、愛知の「豊田の立体最小限住宅」。地球環境危機時代のプロトタイプも目指し計画。周辺への応答と快適性や省エネ性を求め、街との距離を計る開口部と限られた費用でも実現する断熱と空調のシステムを考案。現しの仕様で居住者の仕組の理解も促進
  98. 芦沢啓治・乾久美子・手塚貴晴+手塚由比・永山祐子・平田晃久・藤本壮介が参加した「建築のための香り展」のレポート。柴田文江のプロデュースと芦沢啓治の会場構成で行われ、其々の建築作品の空間やコンセプトを調査して専門家が香りを調合、会場のみならず実際の建築でも香りを展開
  99. 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・渋谷区の住宅「ESPRIT」。植物を扱う仕事の施主の為に計画。“私”を大切にし“公”にも開く空間を目指し、植栽で視線から守られた屋外と内部が連続する構成を考案。“ワークフロムホーム”時代の要望にも応える
  100. 長坂常 / スキーマ建築計画が改修を手掛けた、東京・墨田区の銭湯「黄金湯」
塚本由晴がゲスト参加して、監修者の浅子佳英が「百貨店展」の解説等を行っている動画

塚本由晴がゲスト参加して、監修者の浅子佳英が「百貨店展」の解説等を行っている動画です。アーキテクチャーフォトではこの展示の様子を特集記事として公開しています。

建築家・塚本由晴氏をゲストに迎えて、監修者・浅子佳英氏が展示解説をいたします。
みなさまも、二人と一緒に観覧している気分に。

以下に、塚本と浅子が感想を対話している動画も掲載します。

磯崎新さんが亡くなりました 吉田州一郎+吉田あい / アキチ アーキテクツによる、岐阜・本巣郡の「un白木」。規格住宅のプロトタイプ。“田園風景の魅力”と“地域社会”を継承する建ち方を求め、敷地・内外・公私の“境界”を横断する設計を志向。庭と建築を渾然一体として住宅から風景へと繋げる
吉田州一郎+吉田あい / アキチ アーキテクツによる、岐阜・本巣郡の「un白木」。規格住宅のプロトタイプ。“田園風景の魅力”と“地域社会”を継承する建ち方を求め、敷地・内外・公私の“境界”を横断する設計を志向。庭と建築を渾然一体として住宅から風景へと繋げる photo©大倉英揮
吉田州一郎+吉田あい / アキチ アーキテクツによる、岐阜・本巣郡の「un白木」。規格住宅のプロトタイプ。“田園風景の魅力”と“地域社会”を継承する建ち方を求め、敷地・内外・公私の“境界”を横断する設計を志向。庭と建築を渾然一体として住宅から風景へと繋げる photo©大倉英揮
吉田州一郎+吉田あい / アキチ アーキテクツによる、岐阜・本巣郡の「un白木」。規格住宅のプロトタイプ。“田園風景の魅力”と“地域社会”を継承する建ち方を求め、敷地・内外・公私の“境界”を横断する設計を志向。庭と建築を渾然一体として住宅から風景へと繋げる photo©大倉英揮

吉田州一郎+吉田あい / アキチ アーキテクツの設計による、岐阜・本巣郡の住宅「un白木」。
規格住宅のプロトタイプとして計画されました。建築家は、“田園風景の魅力”と“地域社会”を継承する建ち方を求め、敷地・内外・公私の“境界”を横断する設計を志向しました。そして、庭と建築を渾然一体として住宅から風景へと繋げる事が意図されました。

岐阜県を中心に、土地の分譲から住宅の施工を手がけるビルダーによる、新しいプロトタイプとしての規格住宅。
「図」としての住宅本体を取り巻く、「地」としての外部空間の可能性に着目した。庭の計画からはじめる家づくりは、内部からの閉じ方ではなく外部からの開き方への転換を促す。一戸の住宅から街区づくり、界隈の風景に繋がる商品化住宅を開発した。

建築家によるテキストより

田畑の区画単位で千編一律に分譲地の開発が進む地方都市において、田園風景の魅力や地域コミュニティーの継承を意識した住宅の建ち方を考えた。
まだ長閑な景色が残る周辺環境にあって、所有する土地の中だけで完結する暮らしを設計することに窮屈さを感じた為、敷地境界、内外の境界、プライバシーの境界など、各領域を横断するデザインに注力した。自然を身近に引き寄せることで得られる快適で健康な住まいが外部と連続し、庭と建築が渾然一体となり、庭先の緑の恩恵を共有しながら向こう三軒両隣の風景を意識して家をつくる。

建築家によるテキストより

風土に根ざした雑木林の仕組みに建築も倣い、構造的にも環境的にも植生の成り立ちを踏襲する。構造は樹木を躱しながらも立体的に重なり合い、庭と建築の隙間に快適な生活環境を導く。

建築家によるテキストより
久保木亮太+山口貴司 / 三日月アーキテクツによる、千葉・習志野市の店舗兼住宅「House Cafe K」。定年を迎えた夫婦の為に計画。平屋での生活体験への“豊かな奥行き”の付与を求め、空間を様々に変化させる曲面天井を考案。将来的に開かれるカフェで地域社会とも緩やかな繋がる
久保木亮太+山口貴司 / 三日月アーキテクツによる、千葉・習志野市の店舗兼住宅「House Cafe K」。定年を迎えた夫婦の為に計画。平屋での生活体験への“豊かな奥行き”の付与を求め、空間を様々に変化させる曲面天井を考案。将来的に開かれるカフェで地域社会とも緩やかな繋がる photo©小泉一斉
久保木亮太+山口貴司 / 三日月アーキテクツによる、千葉・習志野市の店舗兼住宅「House Cafe K」。定年を迎えた夫婦の為に計画。平屋での生活体験への“豊かな奥行き”の付与を求め、空間を様々に変化させる曲面天井を考案。将来的に開かれるカフェで地域社会とも緩やかな繋がるカフェ / ダイニング photo©小野寺宗貴
久保木亮太+山口貴司 / 三日月アーキテクツによる、千葉・習志野市の店舗兼住宅「House Cafe K」。定年を迎えた夫婦の為に計画。平屋での生活体験への“豊かな奥行き”の付与を求め、空間を様々に変化させる曲面天井を考案。将来的に開かれるカフェで地域社会とも緩やかな繋がるリビング photo©小野寺宗貴

久保木亮太+山口貴司 / 三日月アーキテクツが設計した、千葉・習志野市の店舗兼住宅「House Cafe K」です。
定年を迎えた夫婦の為に計画されました。建築家は、平屋での生活体験への“豊かな奥行き”の付与を求め、空間を様々に変化させる曲面天井を考案しました。また、将来的に開かれるカフェで地域社会とも緩やかな繋がる事も意図されました。

定年を迎え、子育ても終えた施主夫婦が新しい暮らしを始めるための平屋住宅であり、将来的にカフェを開ける計画とした。

建築家によるテキストより

平屋住宅での生活体験は、平面移動のみで単調になりがちであるが、大きな切妻という屋根形状を活かし、各空間に求められる特性に合わせながら、天井のふるまいをきっかけに空間を様々に変化させることで、生活に豊かな奥行きをもたらしたいと考えた。

建築家によるテキストより

家族が寛げる落ち着いた空間にするため、濃色のヴォールト天井、フローリング床とした。リビングと個室の境には、天井より低い位置までの収納壁を立ち上げ、リビングから個室までヴォールト天井が途切れないようにしている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 別府市を拠点に、建築設計・空間再生・地域デザインに取り組む「DABURA.m Inc.」が、メンバー(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 別府市を拠点に、建築設計・空間再生・地域デザインに取り組む「DABURA.m Inc.」が、メンバー(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 別府市を拠点に、建築設計・空間再生・地域デザインに取り組む「DABURA.m Inc.」が、メンバー(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中GALLERIA MIDOBARU GOOD DESIGN AWARD 2021ベスト100他、国内外7つの賞で受賞・入選

大分・別府市を拠点に、“利他的な建築と地域”の生成を促す「DABURA.m Inc.」の、メンバー(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

DABURA.m Inc.は、建築設計、空間再生、地域デザインに取り組む建築設計事務所です。

世界有数の湯の街として知られる別府市を拠点としています。別府市は温泉と共に、若者・アーティスト・外国人が多く暮らす寛容性の高い街としても知られています。私たちは、「利他的な文化としての建築、空間、地域を創造し、持続可能な文明への転換に寄与する」という理念を共有し活動しています。

これまでに、アーティスト達と協働して創り上げたホテル「GALLERIA MIDOBARU」、辰野建築を再生した「大分銀行赤レンガ館」、大分県・OPAMと連携して実施した社会実験「カドウ建築の宴in OPAM」など、空間に纏わる様々なプロジェクトに他分野の方々と連携して取り組んで来ました。

目下、各々に固有のテーマが有る、地域と関わりの深いプロジェクトが進行中です。一緒に取り組んでくれるメンバーを募集しております。ぜひご応募をお待ちしております。

【ap job更新】 約30年の実績を持つアトリエ設計事務所「藤木隆男建築研究所」が、スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 約30年の実績を持つアトリエ設計事務所「藤木隆男建築研究所」が、スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 約30年の実績を持つアトリエ設計事務所「藤木隆男建築研究所」が、スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中

約30年の実績を持つアトリエ設計事務所「藤木隆男建築研究所」の、スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

アトリエ事務所で建築や住宅の設計をしませんか?

私たち「藤木隆男建築研究所」は、建築の設計監理専業のアトリエ設計事務所です。事務所を開設しておよそ30年になりますが、この間に40余りの施設・建築作品、20ほどの住宅作品を手掛けています。またコンペやプロポーザルにも多数応募し、いくつかは当選し実現しました。

主な作品として、「育英学院サレジオ小中学校1993」、「宮城県がんセンター緩和ケア病棟(ホスピス)2001」、「『お産の森いのちのもり』産科婦人科篠﨑医院2010」、「児童養護施設『マリア園』2019」や住宅作品「二手橋の家2001」、「西荻の大和葺き(M・T邸)2007」などです(掲載写真/ホームページ御参照)。

健康で、建築への志の高い方の応募を期待します。

HAGI STUDIOとtwism design studioによる、群馬の「しののめ信用金庫 前橋営業部ビル」。市中心部の建物を改修。“地域の魅力を高め愛される場”を目指し、各エリアの中継地点という場所性を生かして敷地内に歩道や広場を導入。内部には飲食や図書閲覧等の用途も取り入れ広く一般に開放
HAGI STUDIOとtwism design studioによる、群馬の「しののめ信用金庫 前橋営業部ビル」。市中心部の建物を改修。“地域の魅力を高め愛される場”を目指し、各エリアの中継地点という場所性を生かして敷地内に歩道や広場を導入。内部には飲食や図書閲覧等の用途も取り入れ広く一般に開放つどにわ photo©千葉正人
HAGI STUDIOとtwism design studioによる、群馬の「しののめ信用金庫 前橋営業部ビル」。市中心部の建物を改修。“地域の魅力を高め愛される場”を目指し、各エリアの中継地点という場所性を生かして敷地内に歩道や広場を導入。内部には飲食や図書閲覧等の用途も取り入れ広く一般に開放1階、ロビー photo©千葉正人
HAGI STUDIOとtwism design studioによる、群馬の「しののめ信用金庫 前橋営業部ビル」。市中心部の建物を改修。“地域の魅力を高め愛される場”を目指し、各エリアの中継地点という場所性を生かして敷地内に歩道や広場を導入。内部には飲食や図書閲覧等の用途も取り入れ広く一般に開放2階からロビーを見下ろす photo©千葉正人
HAGI STUDIOとtwism design studioによる、群馬の「しののめ信用金庫 前橋営業部ビル」。市中心部の建物を改修。“地域の魅力を高め愛される場”を目指し、各エリアの中継地点という場所性を生かして敷地内に歩道や広場を導入。内部には飲食や図書閲覧等の用途も取り入れ広く一般に開放2階、談話コーナー と つどにわライブラリー photo©千葉正人

HAGI STUDIOとtwism design studioが設計した、群馬・前橋市の「しののめ信用金庫 前橋営業部ビル」です。
市中心部の建物を改修する計画です。建築家は、“地域の魅力を高め愛される場”を目指し、各エリアの中継地点という場所性を生かして敷地内に歩道や広場を導入しました。また、内部には飲食や図書閲覧等の用途も取り入れ広く一般に開放する事も意図されました。店舗の公式ページはこちら

1964年のオリンピックイヤーに竣工した本建築は、現しののめ信用金庫として合併する前の前橋信用金庫の本店として構えられた。
鉄骨鉄筋コンクリート造で当時の金庫肝いりの建築物であったが、2015年に行った耐震診断により問題ありという判定を受ける。我々が参画したときにはまさに建て替えやむなしという方針だったが、構造設計者の所見などから既存の構造には致命的な欠陥は見当たらず、バランスを取り戻すことで耐震基準を満たせることが明らかになり、改めて改修が現実味をもった。

建築家によるテキストより

また、本計画の初期段階から近隣のエフエム群馬社屋の移転計画が敷地内に組み込まれた。
地域メディアと地域金融というこれまでにない同居が実現することとなり、異なる二社が一つのエリアを共有し、どのような相乗効果をもたらすことができうるのかが期待される。

特に信用金庫は法人格として銀行のような株式会社ではなく、「地域との共存共栄」を目的とした協同組織である。だからこそ、自社の利益を追求するだけでなく、地域の魅力を高め愛される場を提供することで長期的な視点に立った総合的な発展を目指すことができた。

建築家によるテキストより

エリアの特徴を見出そうと思うと少々難しく、名付けうるエリアの中間に位置しており、どこにも属さず明確な特徴に乏しい。しかしながら、見方を変えてみるとそれらのエリアを中継する地点であるという特徴が浮かび上がってきた。そんなポテンシャルをもった街区 / 敷地であったが、既存建築物は東側の国道17号側に面して正面性があり、長手面である南側は駐車場として利用されるのみであった。

そこで、街区の内外を反転させ、街区の中に「表」を生み出すため、中心に広場を設け、街区を囲む歩道空間と接続し歩行者が安心して歩けるようにすることで、これまで裏であった南面や西面も新たなファサードとなり、建築が歩道空間に面する表面積は格段に広くなる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中玉造幼稚園 2022竣工

様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たち株式会社橋本尚樹建築設計事務所は、2023年1月より株式会社NHAに社名を変更するのに伴い、より一層設計活動に集中できる組織体制を整えるため、実務経験がある設計スタッフおよび新卒設計スタッフを数名募集します。

現在、私たちは全国各地で様々なスケールの公共プロジェクトを中心に設計を行っています。

設計スタッフは、プロジェクト規模により2-3名程度の少人数のチームをつくり、経験のあるパートナーの元、設計を担当します。少人数のチームなので、建築のプロポーザルなどの基本計画から、設計、監理と全ての過程において包括的にプロジェクトに参画することが可能です。現在進行中のものでは、基本計画、基本設計、実施設計(監修)、現場監理、が同時に進んでいます。

【進行中プロジェクト:丹波山村新庁舎(仮称)、2025大阪関西万博シグネチャーパビリオン、久御山町まちづくりセンター(仮称)、女川町認定こども園及び社会教育施設(仮称),他】

私たちは、建築を単体のものと捉えるのではなく、ランドスケープ、まちづくり、プロダクト、展示、家具などの専門家たちとの協働を通して、総体として建築の先にある社会や人に対して何ができるかを常に考えています。

すでに動いているプロジェクトの成熟に加えて、これからますます複雑で多様なプロジェクトを発掘し、組織の業務領域を拡大していくため、新しいスタッフを募集します。ともに頭で練り、手で考えることができる、意欲ある仲間を探しています。興味のある方は、ぜひ一度話を聞かせてください。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。