architecture archive

H&deMのジャック・ヘルツォーグが行った講演の動画。2023年3月に香港のM+で行われたもの

ヘルツォーグ&ド・ムーロンのジャック・ヘルツォーグが行った講演の動画です。2023年3月21日に香港のM+で行われたものです。

(翻訳)
ジャック・ヘルツォークは、講演の中で、美術館が過去のアイデアの流れや未来を見据えるための容器や回路として機能すること、人々によって活性化されることを説明しました。
また、建築家は、美術館の建築が、持続可能な社会のための基本的で想像力豊かなアイデアを形成し、育成する上で、いかに重要な役割を果たすかを説明しました。

(原文)
In his lecture Jacques Herzog told how museums act as containers and circuits for the flow of ideas from the past and look to the future, activated by people.
In addition, the architect explained how the architecture of a museum plays a significant role in shaping and cultivating fundamental and imaginative ideas for a sustainable society.

【ap job 更新】 “新たな風景を新潟からつくる”をテーマに掲げる「東海林健建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job 更新】 “新たな風景を新潟からつくる”をテーマに掲げる「東海林健建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job 更新】 “新たな風景を新潟からつくる”をテーマに掲げる「東海林健建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中YNS / 山五十嵐こども園 / 新建築掲載 / AACA芦原義信賞 受賞 / Architecture Master Prize受賞 / ウッドデザイン賞 受賞 ©藤井浩司

“新たな風景を新潟からつくる”をテーマに掲げる「東海林健建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

I・J・Uターン移住転職者大歓迎!

東海林健建築設計事務所は、住宅・商業施設・クリニック・保育施設等の設計から、土地活用の企画立案、ブランディング、町作り、メタバース技術開発に至るまで多岐に渡り、秋田・山形・岩手・新潟・群馬・東京・神奈川・静岡・奈良・神戸と色々な地域にてプロジェクトを進めています。

この度、業務拡大にともないスタッフを募集します。

【事務所紹介】
「Around Architecture, Alternative Architecture.」
対話的であること、批評的であること、分析的であること、を創造の指針とし、新潟市内を拠点に東海林健が2008年に創業。今年度で15周年を迎えます。建築を作ることのひとつ手前や、建築を作ることの周辺を大切にしながら、「そこにしかない建築、そこにしかない活動、そこにしかない幸せな関係」の構築による、”もうひとつの可能性“ に出会える社会を目指しています。

【メッセージ】
アーキテクトスタッフにはプロジェクトを任せ、設計から監理までを一貫して進めてもらいます。
全てのプロジェクトは担当者と代表の東海林が直接対話を重ねて進めていきます。私たちは社内、社外問わずできる限り多くの人との対話や関わりの中でこそ新しい建築が生まれてくると考えています。

そのため、プロジェクトのプロセスは常に開かれており、先輩からの助言ももらいやすい環境です。建築や都市について対話を重ね、提案していく過程において、チームは常にフラットであり、建築設計が好きで積極的にデザインや提案をしたい方が活躍できる事務所となっております。

また、事務所のOBには独立している人も多く、独立を目指して力をつけたい方にも適した環境です。独立後はなかなか仕事がありませんが、軌道に乗るまではアウトサイドパートナーとして当社と対等な立場での協働を支援しています。
一方で、長く勤めて事務所を支えてくれる意志のある方も大歓迎です。将来的には、一人の建築家として事務所のパートナーになり、デザイン戦略、経営戦略に参画したいという方を募集します。

新潟在住の方はもちろんですが、新潟出身の方、また新潟に縁もゆかりもない方、「 I・J・U ターン移住転職者」を全力で応援します。自然豊かで子育てもしやすく、当たり前に食べる物がとんでもなく美味い。そして何より夕陽が最高に美しい!

そんな地方都市新潟から、日本各地さらには世界に向けて、まだ見ぬ全く新しい未来を提案していきましょう。

塚本由晴による講演「バリアに挑み、資源を活用する建築」の動画。2023年4月に国際文化会館の主催で行われたもの

塚本由晴による講演「バリアに挑み、資源を活用する建築」の動画です。2023年4月に国際文化会館の主催で行われたもの。

『バリアに挑み、資源を活用する建築』 塚本由晴(アトリエ・ワン/建築家)

地球環境の悪化を進める近代的なライフスタイルに合わせた建築ではなく、ライフスタイルの見直しを促す建築作りや、豊かな地域資源を活用するために法律やマインドセットなど様々なバリアを超えるための取り組みや交渉を建築家は行うべきではないかと塚本氏は述べます。その取り組みの一環にある障がい者の方の積極雇用につながる空間づくりや、茅葺屋根のエコロジカルな意義を活かした実践など、塚本氏に数々の建築作品の背景にある思想などについてお話をうかがいました。聞き手は、アメリカの社会派建築設計事務所であるMASS Design Group創設者のマイケル・マーフィー氏です。

*日本語字幕をご利用の方は 動画右下の設定よりお選びください 。

スピーカー:塚本由晴(アトリエ・ワン/建築家)
1992年、貝島桃代とアトリエ・ワンを設立。東京工業大学大学院教授。ハーバード大学GSD、UCLA、コロンビアGSAP、コーネル大学、デンマーク王立アカデミーなどで客員教授を歴任。建築、公共空間、家具、現地調査、教育、美術展、キュレーション、執筆など、さまざまな分野で活動。すべての作品は「ふるまい学」と呼ばれる理論に基づいており、地域資源をより利用しやすくすることでコモンズの再構築を目指す。2022年、ウルフ賞ローラン賞(建築部門)受賞。

モデレーター:マイケル・マーフィー(MASS Design Group 創設者・建築家)
建築とデザインの専門家グループであるMASSデザイン・グループの創立者・理事。建物や設計・建設プロセスを活用して、経済成長、社会変革、正義のための触媒となることを目指して作品をつくっている。MASSのプロジェクトであるNational Memorial for Peace and Justiceは、アフリカ系アメリカ人に対する暴力を記録し、人種間の対立について考えさせるためのプロジェクトとして全米で知られている。

言語:英語(日本語字幕付き)

【ap job更新】 株式会社 堀池瞬建築事務所が、意匠設計と設備設計のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 堀池瞬建築事務所が、意匠設計と設備設計のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 堀池瞬建築事務所が、意匠設計と設備設計のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中INTERIOR 1

株式会社 堀池瞬建築事務所の、意匠設計と設備設計のスタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

設計スタッフの募集について

堀池瞬建築事務所は、個人邸・集合住宅・オフィス・ショップ・ホテル・工場・厚生施設・文教施設など、建築の計画・設計・監理を行っています。また、家具・製品・用具の制作や、建築技術の調査・研究を実施しています。

現在、さまざまなプロジェクトが進行していまして、より一層の品質向上を目指し、スタッフを募集します。

関心がある方はメールにてご応募ください。

青柳綾夏 / アオヤギデザイン+青柳創による、岐阜の店舗兼住宅「飛騨高山の土蔵のリノベーション NIM」。築約130年の土蔵を改修。土蔵の“独特の空気感”を尊重する建築を求め、2つの用途を隔てる新設の“壁”で内装を成立させる設計を志向。壁の配置と素材で其々の機能要求に応え既存空間の特質も強調
青柳綾夏 / アオヤギデザイン+青柳創による、岐阜の店舗兼住宅「飛騨高山の土蔵のリノベーション NIM」。築約130年の土蔵を改修。土蔵の“独特の空気感”を尊重する建築を求め、2つの用途を隔てる新設の“壁”で内装を成立させる設計を志向。壁の配置と素材で其々の機能要求に応え既存空間の特質も強調外観 photo©藤井浩司
青柳綾夏 / アオヤギデザイン+青柳創による、岐阜の店舗兼住宅「飛騨高山の土蔵のリノベーション NIM」。築約130年の土蔵を改修。土蔵の“独特の空気感”を尊重する建築を求め、2つの用途を隔てる新設の“壁”で内装を成立させる設計を志向。壁の配置と素材で其々の機能要求に応え既存空間の特質も強調店舗部分、1階、土間ホール photo©藤井浩司
青柳綾夏 / アオヤギデザイン+青柳創による、岐阜の店舗兼住宅「飛騨高山の土蔵のリノベーション NIM」。築約130年の土蔵を改修。土蔵の“独特の空気感”を尊重する建築を求め、2つの用途を隔てる新設の“壁”で内装を成立させる設計を志向。壁の配置と素材で其々の機能要求に応え既存空間の特質も強調店舗部分、2階、客席 photo©藤井浩司

青柳綾夏 / アオヤギデザイン+青柳創が設計した、岐阜の店舗兼住宅「飛騨高山の土蔵のリノベーション NIM」です。
築約130年の土蔵を改修する計画です。建築家は、土蔵の“独特の空気感”を尊重する建築を求め、2つの用途を隔てる新設の“壁”で内装を成立させる設計を志向しました。そして、壁の配置と素材で其々の機能要求に応え既存空間の特質を強調する事も意図されました。店舗の公式サイトはこちら

飛騨高山の伝統的な町並みを残す大新町に、明治期から残る築約130年の土蔵を、フレンチレストラン「NIM」と、オーナーシェフとその家族の住まいに二分するリノベーションの計画である。
土蔵は高山市が定める伝統的建造物群保存地区に位置するため、外観にはほとんど手を付けられないのだが、施主からはこの制約を逆手にとって、外観からは想像も付かないような世界観をもった店舗インテリアにしてほしいとの依頼を受けた。

建築家によるテキストより

何の先入観も設計のアイデアもないまま訪れた初見の既存土蔵は、間口4間、桁行8間と土蔵としてはかなり大きく、立派な丸太による棟木と交錯する2本の梁による高山らしい武骨な架構が印象的で、まずは空間のスケールと架構の軸組、土蔵の暗がりが醸し出す独特の空気感を尊重すべきだと感じた。

一方でこの空間特性を壊さずに壁を挿入して用途を二分することの難しさも感じた。そして予算が限られているために手を加える範囲を限定したい事情もあり、2つの用途を隔てるための壁を挿入する行為自体を設計のテーマにし、挿入された壁のみで店舗のインテリアを成立させようと考えるに至った。

建築家によるテキストより

まずは大まかな壁配置のきっかけとして、東西方向に長い空間特性を活かすことと、限られた既存の窓位置の制約の中で極力住宅部分に採光や通風をもたらすために、2階は空間を南北に二分することにした。
1階も同様の壁位置にして上下階を同一平面上に重ねてしまうと、下階の厨房から上階の客席の様子が把握しづらくなってしまうため、1階は上階とは直交する方向に壁を設けて空間を東西に二分することで、上下階の空間がL字状に一つながりになるようにした。
反転した住宅側も同様、L字状に各部屋が連続して家族の気配がお互いに伝わるよう意識した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」が、建築企画職と空間プロデューサー(設計・企画)を募集中
【ap job更新】 “デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」が、建築企画職と空間プロデューサー(設計・企画)を募集中
【ap job更新】 “デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」が、建築企画職と空間プロデューサー(設計・企画)を募集中

“デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」の、建築企画職と空間プロデューサー(設計・企画)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

UDSは「デザイン」と、事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」でまちを豊かに楽しくすることを目指す組織です。

「デザイン性」と「事業性」、「社会性」を兼ね備えたまちをよりよくする「新しい選択肢の提案」に、企画、設計・施工、運営が連携して取り組む独特のスタイルで活動しています。

このたび、さらなる挑戦・事業拡大のため、プロジェクトデザイナー職、建築企画・設計職を募集します。

今回は2つのチームが、それぞれメンバーを募集する形式となりますため、
後半のチーム紹介記事を読んで頂いた上で、ご希望のチームに応募ください。

永山祐子建築設計による、大阪市の店舗「YAMAGIWA OSAKA」。老舗照明メーカーのショールーム。企業ロゴの“放射状に広がる光線”に着想を得て、ルーバー等を用いた“繊細な線の集合体”で構成する空間を考案。可動式の要素で場所毎に雰囲気を変えられる仕組みも作る
永山祐子建築設計による、大阪市の店舗「YAMAGIWA OSAKA」。老舗照明メーカーのショールーム。企業ロゴの“放射状に広がる光線”に着想を得て、ルーバー等を用いた“繊細な線の集合体”で構成する空間を考案。可動式の要素で場所毎に雰囲気を変えられる仕組みも作るショールーム photo©表恒匡
永山祐子建築設計による、大阪市の店舗「YAMAGIWA OSAKA」。老舗照明メーカーのショールーム。企業ロゴの“放射状に広がる光線”に着想を得て、ルーバー等を用いた“繊細な線の集合体”で構成する空間を考案。可動式の要素で場所毎に雰囲気を変えられる仕組みも作るショールーム photo©表恒匡
永山祐子建築設計による、大阪市の店舗「YAMAGIWA OSAKA」。老舗照明メーカーのショールーム。企業ロゴの“放射状に広がる光線”に着想を得て、ルーバー等を用いた“繊細な線の集合体”で構成する空間を考案。可動式の要素で場所毎に雰囲気を変えられる仕組みも作るショールーム photo©表恒匡

永山祐子建築設計が設計した、大阪市の「YAMAGIWA OSAKA」です。
老舗照明メーカーのショールームの計画です。建築家は、企業ロゴの“放射状に広がる光線”に着想を得て、ルーバー等を用いた“繊細な線の集合体”で構成する空間を考案しました。また、可動式の要素で場所毎に雰囲気を変えられる仕組みも作られました。店舗の公式ページはこちら

照明業界で100年の歴史を誇るYAMAGIWAの大阪ショップ・ショールーム「YAMAGIWA OSAKA」の移転リニューアルのプロジェクトです。


建築家によるテキストより

亀倉雄策デザインのYAMAGIWAのロゴマークに象徴される放射状に広がる光線のイメージから、空間を繊細な線の集合体で構成しました。天井には木ルーバー、パーティションとして障子のような柔らかな光を通すバーティカルルーバーを用いています。

また、モルタル壁やフローリングには真鍮棒を埋め混んで磨き、照明の光を受けて金糸の織物のように煌めく光の線を表現しました。
これからグローバルブランドとして日本から世界に発信するYAMAGIWAの新しいショールームとして繊細な表現や、光と影、ニュートラルでありながら日本を感じさせる空間としました。


建築家によるテキストより

光を中心としたライフスタイル提案を見せるショールームとして住宅のようなヒューマンスケールを感じさせるために天井の木ルーバーは角度と高さを自在に変化させることができるようにし、自由に位置を変えられるバーティカルブラインドと組み合わせ、緩やかな分節感を作り出し、場所ごとに雰囲気を変化させることができるようになっています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始に伴い 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始に伴い 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始に伴い 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中小牧市中央図書館

新居千秋都市建築設計の、新規プロジェクト開始に伴う 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【新居千秋の考え、スタンス】
私は約50年前にルイス・カーンに出会いました。カーン事務所最後の所員であり最年少だった私がカーンから学んだのは建築だけでなく、次世代へ「建築の正しい考え方」「教育」「ものの見方」を伝えていくことで、私にとって建築が宗教となり、教育が使命や趣味となりました。

ペンシルベニア大学を卒業後、AA School、東京都市大学(武蔵工大)、東京理科大学、ペンシルベニア大学、早稲田大学(1課題)、東京工業大学(4課題)、シンガポール大学(外部判定員)等で50年近く教鞭をとりました。

「ジェネリック」にならない建築、「Nostalgic Future=懐かしい未来」を持った建築、これまでの建築で忘れ去られているものを再発見し、「歴史的哲学」を持ちながら、これらをさらに次世代に伝えていけるような人たちを育てていきたいと考えています。

【私達の設計への取り組み方】
私達は今までに数多くの公共施設の設計に取り組んできました。
One and Only=その場所にたったひとつの建築(近隣に愛され、遠くの人に憧れられる)、どの地域に対してもきめ細かい設計をし、数々の賞、社会的評価を頂いています。大規模の建築、公共的に意義のある建築、大手ディベロッパーとの都市、住宅づくりを行っています。PFIやエリアマネジメントにも取り組んでいます。

また、2014年に金沢21世紀美術館で開催され、水戸芸術館でも開催された、「3.11以後の建築展」に出展しました。私達が続けてきた、ワークショップでのつくり方を展示しました。本も出版されていますので、是非ご覧になってください。また、UIAでの講演会をまとめた、『3.11とグローカルデザイン』(鹿島出版会)にも、私達の設計への取り組み方が掲載されています。合わせてご覧ください。2021年に発行された『市民とつくる図書館』には、弊社の図書館への取り組みが掲載されています。2022年には、東工大で行われた「ルイス・カーン研究連続講演会」で講演者として登壇しました。

【事務所の特徴】
私達の事務所は、コンペやプロポーザルが得意だという人(月1-2回、年間20以上のプロポーザルに取り組み、40年以上生き残ってきました)、大きな規模の公共建築をやってみたい人に向いていると思います。又、時には大手設計事務所とコラボレーションすることもあります。そういう少し変わった経験をしたい人や、ジェネリックな建物が良いと思っていない・疑問を持っている人にも良いかもしれません。

又、ワークショップで市民の人達の意見を聞きながら、自分の意見とみんなの考えの違いを議論し設計をしたりしています。そのような経験を通して、独立して自作を作りながら大学で教えてみたいという人にも向いていると思います。何人かの私達の事務所の卒業生は現在大学で教えています。

雨宮脩大建築企画による、東京・東村山市の、飲食店「ENCOUNTER」。狭小区画に“出会い”の名前の店を作る計画。利用者と料理人の双方が居心地よい空間を求め、雁行するカウンターや段差等で空間を細かく分節。其々の場で全体の長所短所を分かち合う様に固有の性質を与える
雨宮脩大建築企画による、東京・東村山市の、飲食店「ENCOUNTER」。狭小区画に“出会い”の名前の店を作る計画。利用者と料理人の双方が居心地よい空間を求め、雁行するカウンターや段差等で空間を細かく分節。其々の場で全体の長所短所を分かち合う様に固有の性質を与える photo©國友拓郎
雨宮脩大建築企画による、東京・東村山市の、飲食店「ENCOUNTER」。狭小区画に“出会い”の名前の店を作る計画。利用者と料理人の双方が居心地よい空間を求め、雁行するカウンターや段差等で空間を細かく分節。其々の場で全体の長所短所を分かち合う様に固有の性質を与える photo©國友拓郎
雨宮脩大建築企画による、東京・東村山市の、飲食店「ENCOUNTER」。狭小区画に“出会い”の名前の店を作る計画。利用者と料理人の双方が居心地よい空間を求め、雁行するカウンターや段差等で空間を細かく分節。其々の場で全体の長所短所を分かち合う様に固有の性質を与える photo©芳野航太

雨宮脩大建築企画が設計した、東京・東村山市の、飲食店「ENCOUNTER」です。
狭小区画に“出会い”の名前の店を作る計画です。建築家は、利用者と料理人の双方が居心地よい空間を求め、雁行するカウンターや段差等で空間を細かく分節しました。そして、其々の場で全体の長所短所を分かち合う様に固有の性質を与える事も意図されました。店舗の公式ページはこちら
また、建築家の川又修平と板谷優志による論考も掲載します。

西武新宿線久米川駅から徒歩2分の飲食店の改修計画である。

間口は2.3m、室面積17㎡と狭小の規模に加えて、施主要望の客席9席、店名「ENCOUNETR」という条件の中で利用者、料理人双方にとって居心地の良い空間が求められた。
少し特殊なのは店名だ。通例個人店の店名は工事終盤に決まったりすることもザラにある。「ENCOUNTER」は英語で「遭遇、出会い」という意味。頭の片隅に置きながら設計をスタートした。  

建築家によるテキストより

狭い空間でいい塩梅。カウンターを室形状に倣って雁行させることで空間を分節し小さく考えた。
ただただまっすぐ並んで座るのではなく、2人くらいのグループが3組座ると料理人にとっては視線を和らげるような役割を持つ。お客にとっては他のお客とのつながりに距離ができ落ち着きを保つ。それらを大きく分ける厨房と客席。一方では人が働いているがもう一方は食べに来るという対の関係になる。

建築家によるテキストより

良い飲食店というのは何やら関係性があってお客さんと従業員に一体感がある。
空間がいいとか常連客が来るとか料理が美味しいとか。それぞれの空間の性質の境に段差、隙間、高さを用いて厨房機器や棚や机を配置し、単純な作為と小空間の特徴を生かして新しい店舗の形式となるよう目指した。  

建築家によるテキストより
【ap job更新】 OMAと日建設計で経験を積み開設された「松田仁樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書事務、学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 OMAと日建設計で経験を積み開設された「松田仁樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書事務、学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 OMAと日建設計で経験を積み開設された「松田仁樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書事務、学生アルバイトを募集中

OMAと日建設計で経験を積み開設された「松田仁樹建築設計事務所」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)、秘書事務、学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

松田仁樹建築設計事務所では、設計スタッフ・代表アシスタント・アルバイトを募集致します。

松田仁樹建築設計事務所は、松田仁樹を代表とし東京とNYを拠点に活動する建築設計事務所です。
https://www.yoshikimatsuda.com/

現在弊社では国内外にて十数件のプロジェクトが進行しております。
進行中のプロジェクトには、富裕層向け木造中高層集合住宅、全国展開の別荘型宿泊施設、グローバルに販売予定の商品化住宅、大阪万博関連プロジェクト、温泉地のホテル、メキシコの中高層集合住宅、ロサンゼルスの邸宅、福岡の集合住宅、その他高級ヴィラ・別荘・ゲストハウスなどがあり、他にも比較的規模の大きい案件が数件控えております。今後は公共建築などにも積極的に取り組んでいく方針です。

働き方は原則フルリモートで、裁量労働を採用し各自タイムマネジメントを行っています。模型の製作も極力行わず、3Dモデルとパースを活用して検討を進めます。パソコン、モニター、プリンター、スキャナ等業務上必要なものは全て支給しております。

ジョン・ポーソンの、東京・渋谷区の“The Mass”での展覧会「John Pawson」。ロンドンを拠点に活動する建築家による写真展。作品を通して作家の“世界に対する独自の視点”を体験できる構成。半屋外展示室では日本での展示の為に制作された体験可能な建築的作品も公開
ジョン・ポーソンの、東京・渋谷区の“The Mass”での展覧会「John Pawson」。ロンドンを拠点に活動する建築家による写真展。作品を通して作家の“世界に対する独自の視点”を体験できる構成。半屋外展示室では日本での展示の為に制作された体験可能な建築的作品も公開Room 01「HOME」シリーズ photo©architecturephoto
ジョン・ポーソンの、東京・渋谷区の“The Mass”での展覧会「John Pawson」。ロンドンを拠点に活動する建築家による写真展。作品を通して作家の“世界に対する独自の視点”を体験できる構成。半屋外展示室では日本での展示の為に制作された体験可能な建築的作品も公開Room 02「SPECTRUM」シリーズ photo©architecturephoto
ジョン・ポーソンの、東京・渋谷区の“The Mass”での展覧会「John Pawson」。ロンドンを拠点に活動する建築家による写真展。作品を通して作家の“世界に対する独自の視点”を体験できる構成。半屋外展示室では日本での展示の為に制作された体験可能な建築的作品も公開Room 03「SPECTRUM」シリーズ photo©architecturephoto
ジョン・ポーソンの、東京・渋谷区の“The Mass”での展覧会「John Pawson」。ロンドンを拠点に活動する建築家による写真展。作品を通して作家の“世界に対する独自の視点”を体験できる構成。半屋外展示室では日本での展示の為に制作された体験可能な建築的作品も公開インスタレーションスペースStandByに設置された立体作品「Lunula」 photo©architecturephoto

ジョン・ポーソンの、東京・渋谷区のThe Massでの展覧会「John Pawson」をフォトレポートします。
ロンドンを拠点に活動する建築家による写真展です。作品を通して作家の“世界に対する独自の視点”を体験できる構成となっています。半屋外展示室には本展の為に制作された体験可能な建築的作品も公開しています。会期は2023年4月14日~2023年5月14日。展覧会の公式ページはこちら

日本での初個展となる本展では、色彩、テクスチャー、構図といった細部から、光、空気、人間の感情へと焦点を移し、ポーソンの世界に対する独自の視点を体験することができる構成になっています。

The Massの3つのギャラリースペースと、隣接するStandByの半屋外のエリアに分かれ、The Mass Room 02, 03では、「Spectrum」のシリーズからセレクトされた作品を展示します。色調毎に並べられたイメージはポーソンの建築的観点からアプローチされる内容になっており、空間と作品の両方の視点から鑑賞することができます。

Room 01では、被写体が彼自身の生活環境そのものである「Home」シリーズを発表いたします。
この写真作品と対をなすように、原宿のキャットストリートに隣接して設計されたインスタレーションスペース StandByでは今回の展示のために制作された瞑想的な立体作品が展示されます。

40年以上のキャリアを通して、ポーソンは自分の作品はアートではなく建築であるという考えを貫いてきました。
三日月形の形状から「Lunula」と名付けられたこの作品で、彼は意識的に“アート”と“建築”その区別の限界に近づき、空間、表層、光、香り全てをシームレスに体験できる、唯一無二の滞在可能な作品を造り出しました。

20代半ばに名古屋で英語教師をしていたポーソンは、その後東京に移り住み、著名な建築家・デザイナーの倉俣史朗氏のスタジオを頻繁に訪れていました。本展はある種の帰郷のようなもので、当時の日本での経験や倉俣氏との出会いは、若き日のポーソンに強烈な印象を残し、建築、写真、デザインなど多方面にわたるキャリアに繋がるきっかけになったと言えます。

リリーステキストより

ジョン・ポーソン(John Pawson)CBE, RDI
建築家。1949年 イングランド北部のヨークシャー地方ハリファクス生まれ。

家業のテキスタイル製造の仕事に従事した後に来日、日本では名古屋で英語教師として働き、数年間滞在。東京に移り住んだ後、イギリスへ帰国し、ロンドンの建築の名門であるAAスクールで建築を学び、81年に独立。余分な装飾を排したミニマルな美学で認知度を広め、自邸のほか、アパートメント、店舗、ホテル、修道院、バレエセット、アートギャラリーなど数多くの建築設計を手掛ける。

主なプロジェクトに、デザインミュージアム(ロンドン)、バスチアン・ギャラリー(ベルリン)、ノヴィー・ドゥール聖母修道院(ボヘミア)、ジル・サンダー表参道旗艦店

リリーステキストより

「私にとってカメラは、創造的なプロセスにおいて不可欠なものです。他の人がスケッチブックを使って描き留めるように、レンズを通して自分が物事や景色をどのように見ているのかを記録する重要な手段なのです。」- ジョン・ポーソン

リリーステキストより
【ap job更新】 東京のカルチャーに関わるプロジェクトを多数手掛ける「YUSUKE SEKI」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 東京のカルチャーに関わるプロジェクトを多数手掛ける「YUSUKE SEKI」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 東京のカルチャーに関わるプロジェクトを多数手掛ける「YUSUKE SEKI」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中YUSUKE SEKI

東京のカルチャーに関わるプロジェクトを多数手掛ける「YUSUKE SEKI」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

YUSUKE SEKI(株式会社YSKSK)では、新たな設計スタッフを数名募集します。

www.yusukeseki.com

我々は、昨日の気づきを明日の価値に結びつけるチーム。
設計を通じて得る知識や経験、人々との出会いをとても大切にしていて、参加者の人生の様々なきっかけになれば良いと考えます。

現在、日本とヨーロッパでいくつものプロジェクトが動いています。
sacaiや、OGAWA COFFEE LABORATORYなど、東京のカルチャーを築いているクライアントとの業務がメインとしてあり、ベルリンの家具ブランドとのコラボレーション、アートショウへの作品出展など、ますます表現の幅が拡がってきています。

土日、祝日、年末年始は完全に休みです。健康第一なので深夜作業もありえません。
時間の幅もプロジェクトの設計与件として考えるので、設定した時間内に出来うることで結果につなげます。
時間をかければ良いとは決して思っていません。

橋本卓磨 / oocによる、兵庫・淡路市の「inaya」。3度の増改築を重ねた民家を店舗とする計画。既存の中に“経年変化の時間軸”の存在を見出し、そこにある空間性を継承する設計を志向。素材を“人為的”から“自然的”に移行するように配置して場を構築
橋本卓磨 / oocによる、兵庫・淡路市の「inaya」。3度の増改築を重ねた民家を店舗とする計画。既存の中に“経年変化の時間軸”の存在を見出し、そこにある空間性を継承する設計を志向。素材を“人為的”から“自然的”に移行するように配置して場を構築外観 photo©Atsushi Nakata
橋本卓磨 / oocによる、兵庫・淡路市の「inaya」。3度の増改築を重ねた民家を店舗とする計画。既存の中に“経年変化の時間軸”の存在を見出し、そこにある空間性を継承する設計を志向。素材を“人為的”から“自然的”に移行するように配置して場を構築外観 photo©Atsushi Nakata
橋本卓磨 / oocによる、兵庫・淡路市の「inaya」。3度の増改築を重ねた民家を店舗とする計画。既存の中に“経年変化の時間軸”の存在を見出し、そこにある空間性を継承する設計を志向。素材を“人為的”から“自然的”に移行するように配置して場を構築飲食店、内観 photo©Atsushi Nakata
橋本卓磨 / oocによる、兵庫・淡路市の「inaya」。3度の増改築を重ねた民家を店舗とする計画。既存の中に“経年変化の時間軸”の存在を見出し、そこにある空間性を継承する設計を志向。素材を“人為的”から“自然的”に移行するように配置して場を構築物販店スペースA、内観 photo©Atsushi Nakata

橋本卓磨 / oocが設計した、兵庫・淡路市の「inaya」です。
3度の増改築を重ねた民家を店舗とする計画です。建築家は、既存の中に“経年変化の時間軸”の存在を見出し、そこにある空間性を継承する設計を志向しました。そして、素材を“人為的”から“自然的”に移行するように配置して場を構築しました。施設の公式ページはこちら

築20年、築70年、築年数不明の建物がひと連なりになっている民家を飲食・物販店に改装した計画。

建築家によるテキストより

敷地調査の過程で、最も新しい増築(1999年に検査済証取得)の他にも、増築、改築が繰り返され、西側にいくにつれて築年数が古くなっており、一棟のなかにマテリアルの経年変化の時間軸が存在することに気が付いた。

建築家によるテキストより

その連続的風景を継承するために、かつての生活を象徴する古いマテリアルの断片を部分的に残しながら、それらの接続詞となるような幾つかのマテリアルを線状に配置した。入口の青玉砂利から始まり、奥庭の土壁に到るまで、人為的な素材から自然的な素材に徐々に移行するようにマテリアルをプロットし、民家の経年変化の空間性を継承する風景の軸を設計した。

建築家によるテキストより
穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室による、広島・東広島市の「西条の家」。隣地に集合住宅が建つ敷地。施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案。庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る
穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室による、広島・東広島市の「西条の家」。隣地に集合住宅が建つ敷地。施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案。庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る俯瞰 photo©笹倉洋平
穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室による、広島・東広島市の「西条の家」。隣地に集合住宅が建つ敷地。施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案。庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る外観 photo©笹倉洋平
穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室による、広島・東広島市の「西条の家」。隣地に集合住宅が建つ敷地。施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案。庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る1階、廊下 photo©笹倉洋平
穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室による、広島・東広島市の「西条の家」。隣地に集合住宅が建つ敷地。施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案。庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る1階、ダイニング・リビングから中庭を見る。 photo©笹倉洋平

穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室が設計した、広島・東広島市の「西条の家」です。
隣地に集合住宅が建つ敷地に計画されました。建築家は、施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案しました。そして、庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る事も意図されました。

緑に囲まれた学園都市、広島県東広島市の住宅街に建つご夫婦の住まいである。

敷地の周囲は、東西に2階建て住宅、2m上がった南側隣地には3階建の賃貸マンションがあり共用廊下から計画敷地を見下ろされる環境にあった。



建築家によるテキストより

ご夫婦の希望であるこの場所での静かな暮らしを実現するため、周囲からのプライバシーを確保するように、コの字型の建物と自立壁(防火壁)で中庭を囲むコートハウス形式とした。この場所に光を取り込む中庭を一つの環境として捉え、中庭と窓の在り方により居場所が展開していく静謐な住まいをつくりたいと考えた。



建築家によるテキストより

建物へは光を抑えた路地のような西側アプローチよりアクセスし、建物中央の平屋建ての玄関ポーチへ。
扉を開けると中庭へとつながる空間が広がり、中庭からの光に満たされる。廊下の窓は中庭と一体となるように嵌め殺しのガラス窓とし、上部には東側隣地建物をぼかしながら視線を下部へと誘導するレース障子を設置している。レース障子は、和室の前の廊下まで連続することで流れをつくり、天井高さ約3.5mのLDKへと居場所を展開する。

建築家によるテキストより
【ap job 更新】 voidが、設計・デザインをスタッフ募集中(名古屋・東京)
【ap job 更新】 voidが、設計・デザインをスタッフ募集中(名古屋・東京)
【ap job 更新】 voidが、設計・デザインをスタッフ募集中(名古屋・東京)LEXUS昭和

voidの、設計・デザインをスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

「その場所の空気をデザインする仕事」

voidは名古屋を拠点に活動している設計・デザイン事務所です。
名古屋、東京を主軸に、レストラン・ショールーム・オフィス・ショップ・モデルルーム・ホテル・福祉施設といった商業施設のほか個人住宅など、幅広く設計・インテリアデザインを行っています。またロゴなどのグラフィックやプロダクトを含むデザイン、ブランディングやコンサルティングまで、トータルに手掛けています。

社名のvoidとは、「何もない」という意味です。「何もない」ところからどんな環境を作り出し、その中でどんな生活を見いだせば良いのか。
人の生活から出発しそれらを取り囲む大きな空間まで、総合的に創造していきたいと考えています。

この度、業務拡大により1-2名の求人を行っております。
コミュニケーション能力が高く、積極的に設計・デザインに参加できるやる気のある方、お待ちしております。

基本設計から実施設計、現場監理まで一貫した業務を担当していただきます。プロジェクトの全体像をつかみ、デザインアプローチから監理までを行いながら、構造設計者や設備設計者、照明プランナーなどそれぞれの分野の専門家の方々とプロジェクトを進めていく中で、多くの経験や知識を習得でき、確実にステップアップに繋がります。

弊社では企業本社社屋ロビーや、ショールーム、一流ホテルのバー、レストランなどの空間デザインを数多く手掛けてきています。
特殊なノウハウが必要とされるこれらの空間に対して、過去の実績からの多くの知見を生かした設計を行っています。
自身の力を発揮したい方、経験を積みたい方、弊社に是非ご応募ください。

坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・銀座の、商業施設内のディスプレイ「TDS New Balance SS23」。“ジェンダーニュートラル”を謳うブランドの為に計画。性の区別なく“サイズピッチ”が変わる製品特徴に着目し、商品陳列時の“裾のライン”に沿った勾配の什器を考案。傾斜方向は既存のアート作品との調和も意図
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・銀座の、商業施設内のディスプレイ「TDS New Balance SS23」。“ジェンダーニュートラル”を謳うブランドの為に計画。性の区別なく“サイズピッチ”が変わる製品特徴に着目し、商品陳列時の“裾のライン”に沿った勾配の什器を考案。傾斜方向は既存のアート作品との調和も意図 photo©長谷川健太
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・銀座の、商業施設内のディスプレイ「TDS New Balance SS23」。“ジェンダーニュートラル”を謳うブランドの為に計画。性の区別なく“サイズピッチ”が変わる製品特徴に着目し、商品陳列時の“裾のライン”に沿った勾配の什器を考案。傾斜方向は既存のアート作品との調和も意図 photo©長谷川健太
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・銀座の、商業施設内のディスプレイ「TDS New Balance SS23」。“ジェンダーニュートラル”を謳うブランドの為に計画。性の区別なく“サイズピッチ”が変わる製品特徴に着目し、商品陳列時の“裾のライン”に沿った勾配の什器を考案。傾斜方向は既存のアート作品との調和も意図 photo©長谷川健太

坂本拓也 / ATELIER WRITEが設計した、東京・銀座の、商業施設内のディスプレイ「Uni-ssentials by TOKYO DESIGN STUDIO New Balance SS23 @DOVER STREET MARKET」です。
“ジェンダーニュートラル”を謳うブランドの為に計画されました。建築家は、性の区別なく“サイズピッチ”が変わる製品特徴に着目し、商品陳列時の“裾のライン”に沿った勾配の什器を考案しました。また、傾斜方向は既存のアート作品との調和も意図されました。本作品は、2023年4月26日まで、ドーバーストリートマーケット銀座の2階で見る事ができます(公開当初は4階に設営されていました)。

ニューバランスが展開するライフスタイルブランド「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」がローンチするコレクション「Uni-ssentials by TDS」のためのディスプレイ。

建築家によるテキストより

「Uni-ssentials by TDS」は、ジェンダーニュートラルの本質の探求を試みるコレクション。
アパレルは、メンズ・レディースの区別なくひとつの規格でサイズ展開され、各アイテム/各サイズで最適な着丈や身幅で着用できるようにサイズピッチが調整されている。
そこで、個々のアイテムの特徴というよりも各サイズ間にある変化(サイズピッチ)に着目し、多様な体型に寄り添うコレクションの試みを表現しようと考えた。

建築家によるテキストより

具体的には、全てのサイズを陳列しサイズピッチを勾配に置き換え、幅広い丈の変化を可視化した。
勾配は、ラインナップの中で特にサイズピッチの大きいジャケットをサイズ順に陳列した際に繋がる裾のラインに沿わせている。傾斜地用の自在ジャッキベースを使い、支柱を傾けて足場材を組み上げた。なお、傾斜方向を背面の施設内パブリックアート(名和晃平さんによる「White Pulse」)と合わせることで、相互の調和を図っている。

建築家によるテキストより

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。