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熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画
熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画 photo©architecturephoto
熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画 photo©architecturephoto
熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画 photo©architecturephoto
熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画 photo©architecturephoto

熊谷組と石上純也建築設計事務所を中心とした設計企業体(熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JV)による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真です。
プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介するもので、妹島和世が館長に就任した事を機に企画されました。加えて、旧朝香宮邸の竣工時の写真や設計図面等も展示されています。アーキテクチャーフォトでは、本建築について、そのCGパース等を特集記事として紹介しています。
展示の開催期間は、2022年10月28日~12月4日。休館は毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始。入場無料です。会場の東京都庭園美術館の公式サイトはこちら


2022年7月、建築家の妹島和世が東京都庭園美術館の館長に就任。朝香宮邸時代に門衛所として建てられた建物を活用し「ランドスケープをつくる」を総合テーマとした企画展示が行われる。その初回が「徳島文化芸術ホール(仮称)」を特集した本展である。また第2回目は、横浜国立大学大学院Y-GSAの学生による「スカイハウスの研究」展示を予定。東京都庭園美術館では、今後も「ランドスケープ」をキーワードとしつつ、本館建物とともに今日に伝えられている緑豊かな庭園や付属施設をひとつの構成要素として捉え様々な活動を展開していくとの事。

【ap job更新】 温浴施設を専門とし、日本全国の案件を手掛ける「アクアプランニング」が、設計スタッフ(経験者)と協力事務所を募集中
【ap job更新】 温浴施設を専門とし、日本全国の案件を手掛ける「アクアプランニング」が、設計スタッフ(経験者)と協力事務所を募集中
【ap job更新】 温浴施設を専門とし、日本全国の案件を手掛ける「アクアプランニング」が、設計スタッフ(経験者)と協力事務所を募集中ゆいる外観

温浴施設を専門とし、日本全国の案件を手掛ける「アクアプランニング」の、設計スタッフ(経験者)と協力事務所募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【会社所在地と募集の背景】
弊社は、原宿・青山と並んで、東京を代表するファッションブランドの集積するエリア表参道を拠点に活動している企画設計・デザイン事務所です。
最寄り駅は、地下鉄「表参道」A2出口から徒歩3分という非常に便利な場所に事務所を構えています。
現在のスタッフ総数は4名(男女各2名)と少数精鋭の会社ですが、今回業務拡張のため中長期的に努めたいとお考えの方を2~3名ほど増員募集します。

【主な業務内容】
温浴施設を専門に、日本全国及び一部海外(主にアジア圏)を対象に、企画設計・内装デザインを行っています。
それ以外にも施設ロゴや施設の館内着・スタッフユニフォームなど、関連する備品のデザイン監修や事業全体のプロジェクトマネジメント、設計コンサルティングまで幅広く手掛けている大変ユニークな会社です。

一般的に温浴施設の企画設計・デザインというと、限られた業態のように思われがちですが、その規模は数10坪のものから1000坪を超えるものまであり、規模によっては飲食・物販・アミューズメント・宿泊施設を備えたものなど、その範囲は多岐に渡り、それらすべてが対象となります。

実際の設計には専門的な知識も当然必要となりますが、それらは入社後の社内研修や実際の現場にて少しずつ習得することができますので、ある程度設計経験のある方ならどなたでも安心して業務に携わって頂くことが可能です。
また、このように温浴に特化しているからこそ得られるノウハウは、大変貴重なスキルになると思います。

石本建築事務所・石上純也JVが設計を進めていた、神奈川の、庁舎機能を含む建築「厚木市複合施設」の基本設計図書が公開

石本建築事務所石上純也建築設計事務所設計共同企業体が設計を進めていた、神奈川の、庁舎機能を含む建築「厚木市複合施設」の基本設計図書が公開されています。PDF形式で22枚の資料です。石本建築事務所・石上純也JVは、2021年6月にプロポで設計者に選定されていました。こちらのページからはプロポーザル時の提案書も閲覧できます。

大野力 / sinatoによる、新潟・加茂市のオフィス「OYANAGI CONSTRUCTION」。建設会社の新社屋。地域の日常風景に活気を与える存在を目指し、透明度の調整やテラスの配置等で“振舞が染み出す”ファサードを構築。道に面するカフェは地域の人々が利用可能な場としても機能
大野力 / sinatoによる、新潟・加茂市のオフィス「OYANAGI CONSTRUCTION」。建設会社の新社屋。地域の日常風景に活気を与える存在を目指し、透明度の調整やテラスの配置等で“振舞が染み出す”ファサードを構築。道に面するカフェは地域の人々が利用可能な場としても機能 photo©矢野紀行
大野力 / sinatoによる、新潟・加茂市のオフィス「OYANAGI CONSTRUCTION」。建設会社の新社屋。地域の日常風景に活気を与える存在を目指し、透明度の調整やテラスの配置等で“振舞が染み出す”ファサードを構築。道に面するカフェは地域の人々が利用可能な場としても機能 photo©矢野紀行
大野力 / sinatoによる、新潟・加茂市のオフィス「OYANAGI CONSTRUCTION」。建設会社の新社屋。地域の日常風景に活気を与える存在を目指し、透明度の調整やテラスの配置等で“振舞が染み出す”ファサードを構築。道に面するカフェは地域の人々が利用可能な場としても機能 photo©矢野紀行
大野力 / sinatoによる、新潟・加茂市のオフィス「OYANAGI CONSTRUCTION」。建設会社の新社屋。地域の日常風景に活気を与える存在を目指し、透明度の調整やテラスの配置等で“振舞が染み出す”ファサードを構築。道に面するカフェは地域の人々が利用可能な場としても機能 photo©矢野紀行

大野力 / sinatoが設計した、新潟・加茂市のオフィス「OYANAGI CONSTRUCTION」です。
建設会社の新社屋です。建築家は、地域の日常風景に活気を与える存在を目指し、透明度の調整やテラスの配置等で“振舞が染み出す”ファサードを構築しました。また、道に面するカフェは地域の人々が利用可能な場としても機能します。施主企業の公式サイトはこちら

新潟県加茂市に建つ、総合建設会社の鉄骨造3階建の新社屋。

建築家によるテキストより

創業地である地域の日常風景に活気を与えるべく、建物を前面道路に寄せて間口一杯に配置し、オフィスの営みを街に大きく表示したいと考えた。具体的には、内側の用途に応じて外皮のメッシュ密度を変えたり開口を設けて透明度を調整しながら、バッファとなるバルコニーを多数配置し、屋内外を跨ぐ立体的な振舞いをファサード化している。また道路から建物を貫通する2本の車路を設け、駐車場へのアクセスや屋根のある乗降・積卸しスペースを確保すると共に、街の空気を引き込むような構えとした。

建築家によるテキストより

車路によって3つのボリュームに分けられた1階には、北から会議室・地域共生カフェ・倉庫を配置した。中央の地域共生カフェは、全開放出来る木製引戸とウッドデッキを介して街に開かれた、地域の人々が小商いやコワーキングスペースとして利用するパブリックな場所だ。ウッドデッキからは屋外階段で3階のバルコニーまで繋がっており、お祭り等のイベント時には上階との連続的な利用も可能である。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 設計と施工を手掛け、様々なアワードも受賞する「KTXアーキラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)、現場監督(経験者)、CGクリエイターを募集中
【ap job更新】 設計と施工を手掛け、様々なアワードも受賞する「KTXアーキラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)、現場監督(経験者)、CGクリエイターを募集中
【ap job更新】 設計と施工を手掛け、様々なアワードも受賞する「KTXアーキラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)、現場監督(経験者)、CGクリエイターを募集中作品例・チャペル

設計と施工を手掛け、様々なアワードも受賞する「KTXアーキラボ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)、現場監督(経験者)、CGクリエイター募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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もっとわくわくする人生を求めている建築・デザイン関係者の皆さん、仕事のやりがいだけは保証します。

私たちはもともと小さな設計施工の建設会社でしたが、これまで16カ国150タイトルを超える国際デザイン賞を受賞し、作品は世界中のメディアで紹介されてきました。近年プロジェクトが増え、規模もどんどん大きくなっているため、新たな仲間を探しています。

もともと設計施工の会社なので、チーム全員で全プロジェクトに関わり、自分たちでおさまりを考え、自分たちで建てるというスタイルで、設計から施工まですべてのフローを見ることができます。

携わったほぼ全ての作品はデザイン賞を受賞したり、国内外様々なメディアで話題になるため、大きな達成感を得ることができます。本当に建築・空間デザインが好きな人なら間違いなく仕事を楽しめる環境です。

東京藝大青木淳研究室による建築展「HAPPY TURN」が、東京・有楽町で開催。“テンポラリーなリノベーションとしての展覧会”をテーマとした展示で、今回が3回目の企画となる
東京藝大青木淳研究室による建築展「HAPPY TURN」が、東京・有楽町で開催。“テンポラリーなリノベーションとしての展覧会”をテーマとした展示で、今回が3回目の企画となる

東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻青木淳研究室による建築展「HAPPY TURN」が、東京・有楽町で開催されます。
“テンポラリーなリノベーションとしての展覧会”をテーマとした展示で、今回が3回目の企画となります。会期は、2022年11月19日~2022年11月27日。会場は、新有楽町ビルB1F旧理容室です(※詳細は記事末尾に掲載)。
アーキテクチャーフォトでは2021年11月に行われた2回目の展示「鳥は泳ぎつづける」を特集記事としてレポートしています。

この度、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻青木淳研究室ではテンポラリーなリノベーションとしての展覧会「HAPPY TURN」を開催する運びとなりました。

本展覧会は2020年12月、東京藝術大学正木記念館にて開催した「シン・マサキキネンカン」展において提示した「展覧会とはテンポラリーなリノベーションである」という考え方を踏襲し、その可能性を有楽町において試みるものです。

リリーステキストより

コンセプト
コインの「表」と「裏」に優劣がないように、空間にも優劣はない。それらは主観によって決定される。
日本一のオフィス街でありながら、飲食店や高級な物販店もひしめく「大丸有エリア」。
平日には多くのサラリーマンが出勤し、休日には観光客やショッピングを楽しむ人々が行き交う街となっている。しかし、ビルの奥では清掃員、配送業者、ゴミ収集車などが行き来する、清掃室、荷捌き室、集塵室などのエリアがある。
目に見える表層だけではなく、その奥にも存在する時間・空間を顕在化するような展覧会を、新有楽町ビル地下一階に位置する旧理容室からはじめる。

※大丸有とは:東京の中心地である大手町・丸の内・有楽町地区の通称。
※所要時間:30分程度。歩きやすい服装でお越しください。

リリーステキストより
天野寛志建築計画事務所による、静岡・浜松市の「まつばこども園」。住宅に囲まれた変形敷地に計画。街並みへの応答と近隣への環境変化を考慮し、道路沿いに高さを抑えた建物を配置して中庭型の園庭を形成。庭側に吹き抜けた遊戯室を設けて内外の繋がりも作り出す
天野寛志建築計画事務所による、静岡・浜松市の「まつばこども園」。住宅に囲まれた変形敷地に計画。街並みへの応答と近隣への環境変化を考慮し、道路沿いに高さを抑えた建物を配置して中庭型の園庭を形成。庭側に吹き抜けた遊戯室を設けて内外の繋がりも作り出す photo©ToLoLo studio
天野寛志建築計画事務所による、静岡・浜松市の「まつばこども園」。住宅に囲まれた変形敷地に計画。街並みへの応答と近隣への環境変化を考慮し、道路沿いに高さを抑えた建物を配置して中庭型の園庭を形成。庭側に吹き抜けた遊戯室を設けて内外の繋がりも作り出す photo©ToLoLo studio
天野寛志建築計画事務所による、静岡・浜松市の「まつばこども園」。住宅に囲まれた変形敷地に計画。街並みへの応答と近隣への環境変化を考慮し、道路沿いに高さを抑えた建物を配置して中庭型の園庭を形成。庭側に吹き抜けた遊戯室を設けて内外の繋がりも作り出す photo©ToLoLo studio

天野寛志建築計画事務所が設計した、静岡・浜松市の「まつばこども園」です。
住宅に囲まれた変形敷地に計画されました。建築家は、街並みへの応答と近隣への環境変化を考慮し、道路沿いに高さを抑えた建物を配置して中庭型の園庭を形成しました。そして、庭側に吹き抜けた遊戯室を設けて内外の繋がりを作り出す事も意図されました。

まず、近隣への環境変化が少ないことや中庭形式の園庭が可能になることから園舎は前面道路沿いに配置することとした。そして、高さ6mと吹抜けのある遊戯室兼ランチルームを園舎中央に配置させ、保育室など諸室は遊戯室をぐるりと取り囲む平面構成とした。それにより遊戯室を媒介に、各諸室同士の見通しや気配が感じられることができ、園内にゆとりと一体感をもたらした。

建築家によるテキストより

また、多数の樹木、大小3つの砂場、築山、複数の遊具を用いて回遊性や立体性があるよう設えた園庭を遊戯室から強く繋がりを感じられるような開口部とした。それにより内部だけでなく外部空間とも繋がりを感じ、さらなるひろがりを持たせた。この吹抜けと大きな開口部のある遊戯室兼ランチルームは、内外を結びつけるバッファーとなることで内外空間に求心と発散の振幅をもたらす。

建築家によるテキストより

外観は、街並みとの関係を考慮して高さを7m台と低く抑えている。そして、屋根を張り出させ、且つ連続窓として水平性を強調することで伸びやかさを生み出させた。また、ボリューム感をやわらげるために外壁の色をスプリットさせ、色合いはシルバー、斑入り白、土色と落着きあるものとしている。内観は、外観同様に水平連続窓やスプリットさせる装飾を展開させ、空間に伸びやかさを生み出させた。そして、部分的に形状や装飾にズレや遊びをもたせて、適度に緊張と緩和のある雰囲気の場に設えている。

建築家によるテキストより
西沢立衛のウェブサイトがリニューアル。過去の作品等がビルディングタイプで分類され、大きなサイズの写真で閲覧可能

西沢立衛のウェブサイトがリニューアルされています。過去の作品等がビルディングタイプで分類され、大きなサイズの写真で閲覧可能になっています。

西沢立衛・坂茂・石上純也・永山祐子・成瀬友梨のインタビュー動画。日本のクリエイターを紹介する趣旨で、海外向け自動車ブランドの企画で制作

西沢立衛坂茂石上純也永山祐子成瀬友梨のインタビュー動画です。日本のクリエイターを紹介する趣旨で制作され、海外向け自動車ブランド「INFINITI」の企画で制作されたものです。


西沢立衛のインタビュー動画


坂茂のインタビュー動画


石上純也のインタビュー動画

【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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青木茂建築工房は、主に再生建築に取り組む建築設計事務所です。
国内でいち早く再生建築に取り組み始め、事務所開設から45年で100件以上の実作実績があり、建築学会賞(業績)、BCS賞、公共建築賞、BELCA賞など多数の受賞実績を持ちます。

「リファイニング建築」と名付けた環境に優しく持続可能な建築再生手法を用いて、古い建物の構造躯体を再利用し、耐震補強や劣化部分の補修、違法部分の適法化などを行い、建物の安全性・遵法性を明確にします。さらに、建物が持っている可能性を提案によって新たな価値へと昇華させ、建物を長く使えるようにすることで循環型社会の実現に貢献しています。

現在、文化施設、教育施設、大規模店舗、病院、オフィスビル、集合住宅など30以上のプロジェクトが進行しており、企画から設計監理まで再生建築にまつわる全ての業務の流れを経験することができ、幅広く社会性のある実務経験を積むことができます。また、デザインだけではなく、建設技術、法律やファイナンスを含めた再生建築を取り巻く多様なアプローチを実践、習得することができます。

東京・福岡の2カ所に事務所を構え、約20名のスタッフが働いています。海外からの注目も高く、外国人スタッフも活躍する多国籍な職場環境で様々な経験を得ることができます。また、スタッフの中には働きながら博士課程を履修したり、大学の非常勤講師を務めるスタッフもおり、個人の力も養える事務所です。

再生建築のリーディングカンパニーとして確かな実績と経験を持ちながらも、常に次の時代を見据えた新しい建築に取り組むチームの一員となり、共に成長していく仲間をお待ちしています。興味のある方はぜひご応募ください。

石毛正弘建築事務所による、神奈川・鎌倉市の「極楽寺の家」。山に近く鳥や虫の声が聞こえる敷地。自然と人間の営みにある“生活の呼吸”に呼応する建築を求め、空間の断片を組み合わせて内外に凹凸のある構成を考案。意識の広がりを生み出し人と環境を近づける
石毛正弘建築事務所による、神奈川・鎌倉市の「極楽寺の家」。山に近く鳥や虫の声が聞こえる敷地。自然と人間の営みにある“生活の呼吸”に呼応する建築を求め、空間の断片を組み合わせて内外に凹凸のある構成を考案。意識の広がりを生み出し人と環境を近づける photo©笹の倉舎 笹倉洋平
石毛正弘建築事務所による、神奈川・鎌倉市の「極楽寺の家」。山に近く鳥や虫の声が聞こえる敷地。自然と人間の営みにある“生活の呼吸”に呼応する建築を求め、空間の断片を組み合わせて内外に凹凸のある構成を考案。意識の広がりを生み出し人と環境を近づける photo©笹の倉舎 笹倉洋平
石毛正弘建築事務所による、神奈川・鎌倉市の「極楽寺の家」。山に近く鳥や虫の声が聞こえる敷地。自然と人間の営みにある“生活の呼吸”に呼応する建築を求め、空間の断片を組み合わせて内外に凹凸のある構成を考案。意識の広がりを生み出し人と環境を近づける photo©笹の倉舎 笹倉洋平

石毛正弘建築事務所が設計した、神奈川・鎌倉市の「極楽寺の家」です。
山に近く鳥や虫の声が聞こえる敷地に計画されました。建築家は、自然と人間の営みにある“生活の呼吸”に呼応する建築を求め、空間の断片を組み合わせて内外に凹凸のある構成を考案しました。そして、意識の広がりを生み出し人と環境を近づける事が意図されました。

敷地は山の奥へと通じる生活道路から枝分かれする路地のその先にあり、車両の通行もほとんどなくなって、鳥や虫の声など自然の発する音しか聞こえない。住民に南北は隣家、東は山の擁壁に囲まれて、西の方角には近くの山が望める開けた眺望があった。敷地裏手のほど近くには手つかずに残っていると思わせる深い森があり、自然の存在を強く感じさせる。

こうした環境に対して、自然と人間の営み、その固有の距離感を生んでいる生活の呼吸のようなものに呼応する建築を模索していった。

建築家によるテキストより

唯一開けた西側の接道向かいには駐車場があり、将来建物が建つ可能性を考えて敷地西に空白をできるだけ設け、眺望が失われないよう備えた。最も眺望のよいところに居室群を配置し、玄関を敷地最奥に据えることで弧を描く長いアプローチとした―心を整える空間として機能する―。

建築家によるテキストより

外形から考えず、敷地の中に空間を置いていくように計画を進め、その空間の断片を緩やかに繋げながら、室と室の動線、庭との距離感、周辺環境と建築の適切な関係性を模索していった。そのようにして生まれた小さく分節された建物のボリュームは、環境に対して控えめで凡庸な外観を与え、凹凸のある平面計画は内部と外部を互いに滲ませる意識の広がりを感じさせ、人と環境を近づけることに寄与する。

建築家によるテキストより
梅岡恒治と山田美紀による、東京・中央区の住戸改修「SLIT」。在宅勤務の多い単身の施主の為に計画。約40㎡を広く使えて気分を切替られる空間の要望に、水廻りをコアする回遊性のある平面構成を考案。紙製間仕切りで連続性を操作できる機構も組み込む
梅岡恒治と山田美紀による、東京・中央区の住戸改修「SLIT」。在宅勤務の多い単身の施主の為に計画。約40㎡を広く使えて気分を切替られる空間の要望に、水廻りをコアする回遊性のある平面構成を考案。紙製間仕切りで連続性を操作できる機構も組み込む photo©小野寺宗貴
梅岡恒治と山田美紀による、東京・中央区の住戸改修「SLIT」。在宅勤務の多い単身の施主の為に計画。約40㎡を広く使えて気分を切替られる空間の要望に、水廻りをコアする回遊性のある平面構成を考案。紙製間仕切りで連続性を操作できる機構も組み込む photo©小野寺宗貴
梅岡恒治と山田美紀による、東京・中央区の住戸改修「SLIT」。在宅勤務の多い単身の施主の為に計画。約40㎡を広く使えて気分を切替られる空間の要望に、水廻りをコアする回遊性のある平面構成を考案。紙製間仕切りで連続性を操作できる機構も組み込む photo©小野寺宗貴

梅岡恒治 / 梅岡設計事務所と山田美紀一級建築士事務所が設計した、東京・中央区の住戸改修「SLIT」です。
在宅勤務の多い単身の施主の為に計画されました。建築家は、約40㎡を広く使えて気分を切替られる空間の要望に、水廻りをコアする回遊性のある平面構成を考案しました。また、紙製間仕切りで連続性を操作できる機構も組み込まれました。

施主は、30代後半単身で、都内で40‐60㎡の規模の物件を探していた。立地の良さが持つ資産価値を重視して、40㎡という少し狭い物件を選択することになり、広く使えるようなプランが求められた。

建築家によるテキストより

生活のスタイルとしては、テレワークや出張が多いため、休みの日に友人を呼んだり、日々の仕事の気分の切り替えができるように、ホテルライクな空間が望まれた。

そこで、水回りを部屋の中心に配置し、1室空間とすることで、空間を広く使えるようにしつつ、回遊できるプランとした。また、使い方に応じて、空間の連続性を変えられるように、コア部分に間仕切りを収納できるSLITを設けた。

建築家によるテキストより

このSLITや開口部など部屋の境界には、真鍮塗装を施すことで、1室空間でありながら、空間の切り替えが感じられる要素を付加した。
間仕切りは、安価に取替えられるように、紙と汎用品を用いて、強度を出すための折りを加えて、自主製作した。紙の透過によって、人影が感じられる程度に柔らかく空間を間仕切っている。

建築家によるテキストより
OMA / 重松象平のデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の商業ビル「原宿クエスト」。駅近くの敷地に計画。表参道と奥原宿エリアの接続を意図し、“大通り”と“周辺のヴィレッジ”の二面性に応える建築形態を考案。商業的な顔を作ると同時に都市の新たなアクティビティを誘発
OMA / 重松象平のデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の商業ビル「原宿クエスト」。駅近くの敷地に計画。表参道と奥原宿エリアの接続を意図し、“大通り”と“周辺のヴィレッジ”の二面性に応える建築形態を考案。商業的な顔を作ると同時に都市の新たなアクティビティを誘発高層階テラス外観
OMA / 重松象平のデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の商業ビル「原宿クエスト」。駅近くの敷地に計画。表参道と奥原宿エリアの接続を意図し、“大通り”と“周辺のヴィレッジ”の二面性に応える建築形態を考案。商業的な顔を作ると同時に都市の新たなアクティビティを誘発俯瞰
OMA / 重松象平のデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の商業ビル「原宿クエスト」。駅近くの敷地に計画。表参道と奥原宿エリアの接続を意図し、“大通り”と“周辺のヴィレッジ”の二面性に応える建築形態を考案。商業的な顔を作ると同時に都市の新たなアクティビティを誘発パサージュ表参道側
OMA / 重松象平のデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の商業ビル「原宿クエスト」。駅近くの敷地に計画。表参道と奥原宿エリアの接続を意図し、“大通り”と“周辺のヴィレッジ”の二面性に応える建築形態を考案。商業的な顔を作ると同時に都市の新たなアクティビティを誘発パサージュ北側低層

OMA / 重松象平のデザインアーキテクトとNTTファシリティーズの建築設計による、東京・渋谷区の商業ビル「原宿クエスト」です。
原宿駅近くの敷地に計画されています。建築家は、表参道と奥原宿エリアの接続を意図し、“大通り”と“周辺のヴィレッジ”の二面性に応える建築形態を考案しました。また、商業的な顔を作ると同時に都市の新たなアクティビティの誘発も意図されています。竣工・開業は、2025年春を予定しています。

新生「原宿クエスト」は、表参道と奥原宿を繋げ一体化する初めての建築となリます。
表参道は、東京には珍しい軸線であり、けやき並木や歩道の広さなどによって都市的アイデンティティが確立された通りです。その大通りに面する建築は、ブランドの旗艦店が多いということもあって自ずと大きくなり、個々のアイデンティティが強調されるようになりました。

建築家によるテキストより

一方、参道の周辺には軸線とは対照的な、有機的でヒューマンスケールの街並みを持った「ヴィレッジ」が存在し、1970年代以降、実際にはそういった小さなストリートで日本の新しいファッションや自由な若者文化が生まれ培われてきました。つまりは、大通りとその周辺のヴィレッジ、そのデュアリティ(二面性)を等価と捉えて一体的に、そして面的に考えていくことがこのエリアの発展には欠かせないのです。

建築家によるテキストより

「原宿クエスト」は、明治神宮、代々木体育館、代々木公園、原宿駅に近く、表参道の中でも公共性の高いエリアにあリます。そして同時に、敷地の北側では竹下通りなどがある奥原宿にも面しています。まさに二面性のストーリーを持った建築を計画するには最適な場所です。表参道にしっかりとした商業的な顔を持ち、同時に奥原宿側へと人々を導き、そこで新たなアクティビティを誘発する。まさに表と奥を繋げて、デュアリティを体現する建築をめざしました。

建築家によるテキストより
藤井亮介建築研究所による、東京・墨田区の集合住宅「プライムメゾン浅草イースト」。都心の賃貸ワンルームマンション。住空間での滞在時間増加を踏まえ、キッチンの窓際配置と作業空間等の確保で“居場所を選択できる”構成を考案。近接した街との関係は“ブリーズソレイユ”で調整
藤井亮介建築研究所による、東京・墨田区の集合住宅「プライムメゾン浅草イースト」。都心の賃貸ワンルームマンション。住空間での滞在時間増加を踏まえ、キッチンの窓際配置と作業空間等の確保で“居場所を選択できる”構成を考案。近接した街との関係は“ブリーズソレイユ”で調整 photo©鳥村鋼一
藤井亮介建築研究所による、東京・墨田区の集合住宅「プライムメゾン浅草イースト」。都心の賃貸ワンルームマンション。住空間での滞在時間増加を踏まえ、キッチンの窓際配置と作業空間等の確保で“居場所を選択できる”構成を考案。近接した街との関係は“ブリーズソレイユ”で調整 photo©鳥村鋼一
藤井亮介建築研究所による、東京・墨田区の集合住宅「プライムメゾン浅草イースト」。都心の賃貸ワンルームマンション。住空間での滞在時間増加を踏まえ、キッチンの窓際配置と作業空間等の確保で“居場所を選択できる”構成を考案。近接した街との関係は“ブリーズソレイユ”で調整TYPE-Bの住戸 photo©鳥村鋼一

藤井亮介建築研究所が設計した、東京・墨田区の集合住宅「プライムメゾン浅草イースト」です。
都心の賃貸ワンルームマンションの計画です。建築家は、住空間での滞在時間増加を踏まえ、キッチンの窓際配置と作業空間等の確保で“居場所を選択できる”構成を考案しました。そして、近接した街との関係は“ブリーズソレイユ”で調整する事が意図されました。

労働・居住に関わる環境の変化によって、住空間での滞在時間は増加した。
そこで本計画では従来のワンルーム型の居住空間に対して、
・滞在時間の重心が夜から昼に
・行為の軸が就寝から食事/執務に
とシフトした新たな環境下での住空間のあり方を考えた。

建築家によるテキストより

一般的なワンルームマンションは1Kという間取りに代表されるように、廊下と一体化したキッチン+居室という空間構成が多く、窓際の居室は異なる行為を一手に受け入れざるを得ない。
そこで本計画では、窓際にキッチンを配置し、バーチカルブラインドで間仕切られたベッドルームやワークスペースを別に設けることで、行為に応じて異なる居場所を選択できるようにしている。またこれら以外に断面的な操作も行い、スキップフロアやメゾネットなどの住戸プランも用意することで、より多くの行為と居場所の選択を行えるように計画した。

建築家によるテキストより

生活行為を窓際に寄せることは、街との関係も近くなることを意味する。ただし本計画では、バルコニーの面する前面道路の向かいに戸建て住宅や集合住宅があり、計画時より見合いの関係が懸念されていた。そのためファサードに斜め壁のブリーズソレイユを採用することで、開放性を確保しつつ視線の制御が行えるようにしている。

また日射の負荷の大きい夏季において住戸西側壁面の日射取得のシミュレーションを行った結果、斜め壁が南西方向でも北西方向でもほぼ同等に効果が期待できることが分かったため、奇数階と偶数階で斜め壁の向きを変え、近隣対策として視線が特定方向に向かないよう調整している。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/10/24-10/30]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/10/24-10/30]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/10/24-10/30)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の宿泊施設「お宿Onn 中津川」。木材の企業が地域活性の為に計画。地元の“素材”とエリアの“地形”を出発点に、様々な“ヒノキ”の要素を散りばめ山裾を再現した共用空間を考案。客室等でも異なる方法でヒノキの魅力を引き出す
  2. 桔川卓也 / NASCAによる、千葉・柏市の「道の駅しょうなん てんと」。約4万㎡の敷地。公設民営として“地域のゲート”を目指し、農業ハウスを模る家型の連なりが複数のアクセスに対して正面性を持つ構成を考案。反復する構造体と強い色の天井で多様な活動を包み込む
  3. 吉野優輔 / YYAによる、和歌山・田辺市の「森の歯科」。歯科医の施主が第二の人生を送る為の併用住宅。患者が訪問し易くリラックスできる環境を目指し、治療空間を中心に検討して森を眺める個室郡を考案。経営理念と建築の解き方を合わせ本質を可視化
  4. 関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開
  5. 小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の「領域の家」。江戸時代から住み継がれた敷地。時間を遡った“領域的”住宅を目指し、土間等の構成と断面等の形態操作で都市から住宅内部まで段階的に領域を構築。古典と現代の手法の混合でこの土地の建築を作る
  6. 建築家の山田誠一による書籍『Process of the Works 住宅の設計方法』を先行プレビュー。静岡を拠点に質の高い住宅をつくり続ける建築家による初の書籍。写真・ドローイング・設計図など多数収録
  7. 川本達也建築設計事務所による、愛知・長久手市の住宅「丁子田の家」。造成された住宅地に計画。将来的に子供が受継げる普遍性を目指し、既存擁壁から跳ね出す“3枚の壁”で敷地全体を活かす為の“構え”を構築。ファサードのT型の梁で街との繋がりも操作
  8. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」
  9. 榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る
  10. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国の「杭州国際スポーツセンター」。サッカー場・屋内アリーナ・プール等を収容。試合のない日にも活用される施設を目指し、プログラムの検討と共に敷地の約半分を公共空間として設計。換気や発電と排水に関しても環境への最適化を行う
  11. OMA / AMOによる、アメリカ・シカゴの店舗「STONE ISLAND GLOBAL STORES」。企業のアイデンティティをコンセプト化した店。典型的素材を個性的に変える同社のアプローチを参照して、様々な素材を加工したコンクリートや石の様な建材を開発。空間を通して思想を地域社会に発信
  12. 鈴木雅也建築設計事務所による、東京・目黒区の住戸改修「自由が丘の家」。華道が趣味の施主の為に計画。新旧の良さを引立たせた融合を求め、和室新設以外に既存の間取りを変えずに“内装仕上の変更”で空間を構築。自然素材の採用と既存の取捨選択で豊かな表情を作る
  13. 大野力 / sinatoによる、東京・港区の、ワークプレイス「DENTSU DIGITAL」。約2,000人が時間や場所を自由に選び働く場。“特定多数のコモン”の均衡を目指し、多様な行動を促進する“道”を作りタスクに応じ占有できる“拠点”を配置。個人の自由と集団の生産性を両立
  14. 中村竜治建築設計事務所による、京都市の、デザイン展の会場構成「FormSWISS展示設計」。ビジュアル作品等を展示。限られたスペースを活かす為に、壁と床を“画鋲”を用いた“200mmグリッド”で覆って磁石で固定する仕組みを考案。均質な空間に不均質な作品群が重なり合う場を作る
  15. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  16. 安藤忠雄の建築を被写体とし、写真家フィリップ・セクリエが撮り下ろした写真作品の展覧会が開催。USMの丸の内のショールームを会場に、作家が9年間にわたって探求した資料やコレクションも展示
  17. 清水建設による、茨城・つくば市の「ゼロエミッション国際共同研究センター」。既存建物を国際共同研究の場とする計画。持続可能社会を構築する次世代型改修を目指し、廃棄物削減や省エネ等を考慮した設計を志向。キャノピーの“有機的な樹状デザイン”で施設の役割を象徴
  18. 鎌松亮 / note architectsによる、群馬・草津町の「草津別荘」。切妻屋根の山荘を改修。周辺環境の性質を最大限に顕在化する建築を目指し、外部に面する長手側の気積を大きく取り“森と対峙する空間”を考案。日常の喧騒から離れた特別な余暇の場を作る
  19. ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインした家具の展覧会をレポート。カリモク家具と協業して家具6型を製品化し展示。会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成
  20. 川崎市役所新本庁舎設計プロポで、最優秀者に選ばれた久米設計の提案書

フリーダ・エスコベドが、2022年10月にメトロポリタン美術館で行った講演の動画

メキシコの建築家のフリーダ・エスコベドが、2022年10月21日にアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で行った講演の動画です。フリーダは同美術館の新館の設計を手掛けることが、2022年3月に発表されていました。

(翻訳)
フリダ・エスコベドの、建築を操り、パワフルな空間とコミュニティーの体験を作り出すというユニークな実践について学びましょう。素材をエレガントに使いこなす洗練さと感性を紹介しながら、この対談は、今日の社会経済的、生態学的問題と、建築を通して発見された解決策に光を当てています。エスコベドは、メットとのパートナーシップにより、新しい近現代美術ギャラリーを創造し、これまでのヒエラルキーに挑戦し、新しいオスカー・L・タン&H・M・アグネス・シュータン・ウィングをより身近なものにするというヴィジョンをすでに示しています。

プレゼンテーションの後、近現代美術部門担当のレナード・A・ローダー・キュレーター、デイヴィッド・ブレスリンとの簡単なディスカッションが行われます。

(原文)
Join Frida Escobedo to learn about her unique practice of wielding architecture to create powerful spatial and communal experiences. Demonstrating the dexterity and sensitivity in her elegant use of material, this conversation sheds light on today’s socioeconomic and ecological issues and the solutions discovered through architecture. Through her partnership with The Met, Escobedo has already exemplified her vision to create enthralling new modern and contemporary art galleries that challenge the embedded hierarchies of our history and chart a more accessible trajectory for the new Oscar L. Tang and H. M. Agnes Hsu-Tang Wing.

The presentation is followed by a brief discussion with David Breslin, Leonard A. Lauder Curator in Charge, Department of Modern and Contemporary Art.

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