architecture archive

BIGとへザウィック・スタジオによる、アメリカ・カリフォルニア州の、Googleの新社屋「グーグル・ベイ・ビュー」。企業の定めたイノベーション・自然・コミュニティをテーマに計画、3つの建物の合計広さは約10万㎡でイベントスペースや宿泊機能も内包、24時間365日カーボンフリーエネルギーでの稼働を目指す
BIGとへザウィック・スタジオによる、アメリカ・カリフォルニア州の、Googleの新社屋「グーグル・ベイ・ビュー」。企業の定めたイノベーション・自然・コミュニティをテーマに計画、3つの建物の合計広さは約10万㎡でイベントスペースや宿泊機能も内包、24時間365日カーボンフリーエネルギーでの稼働を目指す photo©Iwan Baan
BIGとへザウィック・スタジオによる、アメリカ・カリフォルニア州の、Googleの新社屋「グーグル・ベイ・ビュー」。企業の定めたイノベーション・自然・コミュニティをテーマに計画、3つの建物の合計広さは約10万㎡でイベントスペースや宿泊機能も内包、24時間365日カーボンフリーエネルギーでの稼働を目指す photo©Iwan Baan
BIGとへザウィック・スタジオによる、アメリカ・カリフォルニア州の、Googleの新社屋「グーグル・ベイ・ビュー」。企業の定めたイノベーション・自然・コミュニティをテーマに計画、3つの建物の合計広さは約10万㎡でイベントスペースや宿泊機能も内包、24時間365日カーボンフリーエネルギーでの稼働を目指す photo©Iwan Baan
BIGとへザウィック・スタジオによる、アメリカ・カリフォルニア州の、Googleの新社屋「グーグル・ベイ・ビュー」。企業の定めたイノベーション・自然・コミュニティをテーマに計画、3つの建物の合計広さは約10万㎡でイベントスペースや宿泊機能も内包、24時間365日カーボンフリーエネルギーでの稼働を目指す photo©Iwan Baan

BIGへザウィック・スタジオが設計した、アメリカ・カリフォルニア州の、Googleの新社屋「グーグル・ベイ・ビュー」です。
企業の定めたイノベーション・自然・コミュニティをテーマに計画、3つの建物の合計広さは約10万㎡でイベントスペースや宿泊機能も内包、24時間365日カーボンフリーエネルギーでの稼働を目指してつくられました。

以下は、リリーステキストの翻訳です

BIG-ビャルケ・インゲルス・グループとへザウィック・スタジオがグーグルと密接に協力して設計したベイ・ビューは、2030年までに24時間365日カーボンフリーエネルギーで稼働することをミッションとするグーグル初の新規のキャンパスです。 この建物は、未来のグーグルのワークプレイスのために、人間中心の持続可能なイノベーションを生み出すというグーグルの野望を実現し、また建設業界やそれ以外の業界にも、拡張可能で再現性のあるソリューションを提供します。

シリコンバレーにあるNASAエイムズ研究所の42エーカー(※約17万㎡)の敷地にあるグーグル・ベイ・ビュー・キャンパスは、3つの建物からなり、20エーカー(※約8万㎡)のオープンスペース、2つのワークスペース棟、1,000人収容のイベントセンター、240の短期社員宿泊施設を含む合計110万平方フィート(※約10.2万㎡)の広さです。3棟の建物はすべて、日照、眺望、コラボレーション、体験、アクティビティに最適化された軽量のキャノピー構造になっています。

ベイ・ビューの3つの新しいビルは、2030年までに24時間365日カーボンフリーのエネルギーで操業する初の大企業になるというグーグルの野心の一部です。また、LEED-NC v4 Platinum認証を取得し、International Living Future Institute (ILFI) Living Building Challenge (LBC) Water Petal Certificationを取得した史上最大の施設となることが期待されています。

プロジェクト開始時にグーグルが定めた3つのテーマ(イノベーション、自然、コミュニティ)を軸に、コラボレーションとコ・クリエイションを刺激する柔軟性と卓越したユーザーエクスペリエンスを追求した設計となっています。上階にはチームスペース、下階にはギャザリングスペースを配置し、フォーカスエリアとコラボレーションエリアを分離しながらも、どちらにも簡単にアクセスできるようにしています。また、2階のフロアプランにバリエーションを持たせることで、チームのニーズに応じて柔軟に変化する“近隣”エリアを設けています。

BIGの創設者兼クリエイティブディレクターであるビャルケ・インゲルスはこう語ります。
「ベイ・ビューの新キャンパスのデザインは、非常に協力的なデザインプロセスの結果です。グーグルのようなデータ駆動型のクライアントと仕事をすることで、すべての意思決定が確かな情報と実証的な分析に基づいて行われる建築が生まれました。その結果、印象的なドラゴンスケールソーラーキャノピーは建物に当たるすべての光子を収穫し、エネルギーパイルは地中から冷暖房を貯蔵し抽出し、自然に美しい花々も実は建物からの水をろ過しきれいにする働き者の根域庭園であるというキャンパスが生まれました」
「建物のフロントとバック、テクノロジーと建築、形態と機能が融合した、新しいハイブリッドなキャンパスです」

ベイ・ビューのビルは2つのフロアに分かれており、上階にはデスクとチームスペース、下階にはアメニティスペースが配置されています。この2つのフロアをつなぐのは屋内の「中庭」で、カフェや簡易キッチン、会議室、オールハンドスペースなどに簡単にアクセスすることができます。この中庭は、各階を行き来する際や異なるワークスタイルをとる際に、身体的な動きによる生理的な効果を促すとともに、道案内の役割も果たしています。

【ap job更新】 公共案件を多数手がける「大藪元宏建築研究所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 公共案件を多数手がける「大藪元宏建築研究所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 公共案件を多数手がける「大藪元宏建築研究所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中HOUSE O

公共案件を多数手がける「大藪元宏建築研究所」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

(株)大藪元宏建築研究所では設計スタッフを募集しています

■ご挨拶
川崎市高津区にある設計事務所です。近年は公共建築(新築・改修)の設計・監理が急速に増えてきており、特に川崎市ほか神奈川県内の各自治体の案件がメインとなりました。また、全国各地の設計プロポーザル・コンペや事業プロポーザルに定期的に参加しております。本年度も様々な公共案件の設計・監理が進行中です。業務拡張に伴い新規スタッフの募集を行います。

■事務所の特徴
公共案件をしっかり受注することで組織としての安定した経営体制を確保しつつ、アトリエ系事務所ならではのフットワークの良さと柔軟な対応を行う設計事務所です。企画段階から竣工まで一貫した密度の濃い実践的経験を積むことができます。

また単なる通常の設計業務だけではなく、事務所運営を行うための基礎知識や公共案件で必須となる知識・技術などについても、トップダウンではなく全員で共有しながら蓄積してゆきます。

独立志望の方も、会社と共に成長しながら長く勤めたい方も、一緒に楽しく「モノづくり、コトづくり」に取り組んでいければと思います。

■代表について
大藪元宏は横河設計工房に入所後、取締役を務め、担当したグラスハウス(温浴施設)にて建築学会賞(作品賞)を受賞しています。2001年に独立し本事務所を開設しました。現在は設計活動と同時に明星大学建築学部にて特任教授を兼任しています。

矢野青山建築設計事務所による、愛媛・松山市の「愛媛県歯科医師会館」。地域で診療困難な患者の治療と会議や事務を行う為の施設、“地域に開く”を目指してホワイエの様なエントランスと日常の場と連続するホールを考案、コンパクトな中に様々な機能やアイデアを統合
矢野青山建築設計事務所による、愛媛・松山市の「愛媛県歯科医師会館」。地域で診療困難な患者の治療と会議や事務を行う為の施設、“地域に開く”を目指してホワイエの様なエントランスと日常の場と連続するホールを考案、コンパクトな中に様々な機能やアイデアを統合 photo©西川公朗
矢野青山建築設計事務所による、愛媛・松山市の「愛媛県歯科医師会館」。地域で診療困難な患者の治療と会議や事務を行う為の施設、“地域に開く”を目指してホワイエの様なエントランスと日常の場と連続するホールを考案、コンパクトな中に様々な機能やアイデアを統合 photo©西川公朗
矢野青山建築設計事務所による、愛媛・松山市の「愛媛県歯科医師会館」。地域で診療困難な患者の治療と会議や事務を行う為の施設、“地域に開く”を目指してホワイエの様なエントランスと日常の場と連続するホールを考案、コンパクトな中に様々な機能やアイデアを統合 photo©西川公朗
矢野青山建築設計事務所による、愛媛・松山市の「愛媛県歯科医師会館」。地域で診療困難な患者の治療と会議や事務を行う為の施設、“地域に開く”を目指してホワイエの様なエントランスと日常の場と連続するホールを考案、コンパクトな中に様々な機能やアイデアを統合 photo©西川公朗

矢野寿洋+青山えり子 / 矢野青山建築設計事務所が設計した、愛媛・松山市の「愛媛県歯科医師会館」です。
地域で診療困難な患者の治療と会議や事務を行う為の施設、“地域に開く”を目指してホワイエの様なエントランスと日常の場と連続するホールを考案、コンパクトな中に様々な機能やアイデアを統合しています。

愛媛県歯科医師会館の建替えにあたり設計プロポーザルが行われ、私達の「コンパクト化を徹底し地域に開いていく」案が評価され選定された。

地域の各歯科診療所で対応困難な患者を治療する特別歯科診療スペースと、会議、事務スペースから構成される施設で、従来は4階にあったホールを2階に配置し周りに事務・会議スペースを設け、今まで階が分かれていた事務・集会機能をワンフロアに集約することで、入居する歯科衛生士会等の各デンタルファミリーの連携を強化し、場の活性化を図った。

建築家によるテキストより

設計段階では、ホールを2階と3階のどちらに設けるかということが議論の中心になった。
3階設置の場合、日常利用の場所とホールが離れてしまい、ホールで行われるイベントに関係者以外が無関心になり、利用の固定化や稼働率の低下につながると考えた。法規の制約で階段が単なる動線空間になってしまい面積も増大してしまうことも懸念された。敷地形状と斜線制限の制約の中で、動線を中廊下形式により最小限に抑え、ホールの一部を区画し特別会議室として利用することで、ホールの2階設置を実現した。

建築家によるテキストより

地域に開かれた場所となる1Fエントランスを、診療と講演会の両方で活用される、動線空間でありながら団らんの場でもあるホワイエのような空間としてつくりたいと考えた。ブラッシングコーナーやホールの中継視聴設備を設け、広く緩やかなCLT階段と展示壁によって2階へと自然と足が向くように工夫した。将来的な摂食嚥下講習対応スペースへの転用を視野に入れた会議室も設置している。

建築家によるテキストより
チッパーフィールド事務所による、フランス・パリの旧庁舎を改修増築した複合施設。集合住宅や店舗等が入る複合施設として計画、既存の閉鎖的印象の改変を目指して地上に公共通路を設けアーチ形状で柔らかな印象を付与、建物の量塊は周辺との関係を調整し街の修復も意図
チッパーフィールド事務所による、フランス・パリの旧庁舎を改修増築した複合施設。集合住宅や店舗等が入る複合施設として計画、既存の閉鎖的印象の改変を目指して地上に公共通路を設けアーチ形状で柔らかな印象を付与、建物の量塊は周辺との関係を調整し街の修復も意図西側より見る。 photo©Simon Menges
チッパーフィールド事務所による、フランス・パリの旧庁舎を改修増築した複合施設。集合住宅や店舗等が入る複合施設として計画、既存の閉鎖的印象の改変を目指して地上に公共通路を設けアーチ形状で柔らかな印象を付与、建物の量塊は周辺との関係を調整し街の修復も意図ファサード photo©Simon Menges
チッパーフィールド事務所による、フランス・パリの旧庁舎を改修増築した複合施設。集合住宅や店舗等が入る複合施設として計画、既存の閉鎖的印象の改変を目指して地上に公共通路を設けアーチ形状で柔らかな印象を付与、建物の量塊は周辺との関係を調整し街の修復も意図中庭とアーチ photo©Simon Menges
チッパーフィールド事務所による、フランス・パリの旧庁舎を改修増築した複合施設。集合住宅や店舗等が入る複合施設として計画、既存の閉鎖的印象の改変を目指して地上に公共通路を設けアーチ形状で柔らかな印象を付与、建物の量塊は周辺との関係を調整し街の修復も意図ルーフトップバーとアートインスタレーション photo©Simon Menges

デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツ・ベルリンが設計した、フランス・パリの旧庁舎を改修増築した複合施設「Morland Mixité Capitale」です。
集合住宅や店舗等が入る複合施設として計画、既存の閉鎖的印象の改変を目指して地上に公共通路を設けアーチ形状で柔らかな印象を付与、建物の量塊は周辺との関係を調整し街の修復も意図されました。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

パリ4区、セーヌ川のほとりに位置するモルランド大通りの旧「パリ市庁舎(※正確には市庁舎別館)」。1960年頃、建築家アルベール・ラプラードの設計により完成したもので、元々は市政を担っていました。当初は16階建てのタワーと9階建ての2つの棟で構成され、大通りに面して広場を形成していました。その巨大なスケールと、厳格に繰り返されるファサードグリッドの結果、複合施設は閉鎖的で近づきがたいものとなり、それは活気のない広場にも表れていました。

プロジェクト「Réinventer Paris」では、建築家、プロジェクト開発者、ランドスケープアーキテクト、アーティストからなる学際的なチームによって、23の敷地に新しいコンセプトが生み出されることになっていました。デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツ・ベルリンとフランスのデベロッパーEmerigeのチームは、モルランド大通りの複合施設のプロジェクトを勝ち取りました。

新しい「Morland Mixité Capitale」は、既存の建物の改修、改造、増築の結果、誕生したものです。以前は内向的だったこの複合施設は、一般の人々も利用できるようになり、キャンパスのような特徴を持つ生き生きとしたオープンな場所に生まれ変わり、周辺地域全体にも良い影響を与えるようになりました。大通りとセーヌ川に面した2つの新しい建物のヴォリュームは、既存の建物と近隣の建物のスケールを調整し、街の修復に貢献しています。大通りからセーヌ川への通路となる新しい公共軸をつくるため、このヴォリュームは地面から浮き上がっています。1階にはアーチ型のアーケードを設け、既存建物の厳しい柱のグリッドに対抗しています。このアーケードは、キャンパスへの魅力的なエントランスの身振りを確立し、通行人を施設の内部へと導きます。

既存の建物を保存し、さらに発展させることは、都市の連続性を確保するだけでなく、サステナビリティのコンセプトにとって不可欠な要素を形成しています。既存建物を尊重し、可能な限り取り替えることなく補修しています。エネルギーと資源の低消費は、熱交換に基づくエネルギーサイクルや、屋上での都市型ガーデニングのための閉鎖型植物浄化システムなどによって確保されています。

【ap job更新】 Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが、フランス・パリ事務所での設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが、フランス・パリ事務所での設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが、フランス・パリ事務所での設計スタッフ(経験者)を募集中弘前れんが倉庫美術館 , Hirosaki JP

Atelier Tsuyoshi Tane Architectsの、フランス・パリ事務所での設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architectsは、現在進行中のプロジェクトに携わる実務経験者スタッフを募集します。

ATTAは田根剛を中心に20人以上の建築家、デザイナー、リサーチャーからなる国際的なチームとして、フランス パリを拠点に活動しています。

私たちは、「Archaeology of the Future 」をコンセプトに考古学的なアプローチによって場所の記憶を掘り起こし未来に繋げる建築の創造を行っています。

現在、ヨーロッパ、日本を中心に世界各地で美術館、宿泊施設、教育施設、都市マスタープランなど大規模プロジェクトや住宅、インスタレーションなど小規模プロジェクトが同時進行中。 様々な分野の最前線で活躍するクライアントやコラボレーターとの協働によってプロジェクトを創り上げるプロセスを経験することができます。

国際的なプロジェクトを多国籍なデザインチームでヒエラルキーなくデザインスタディを行い、能力に応じてコンセプトメイクから設計監理まで主体的に関わることができます。2017年設立以来 5年以上勤務しているスタッフも多く、退所後も元スタッフとの繋がりは深く、日本またはパリでの独立後もプロジェクトベースでのコラボレーションも行っています。

パリを拠点に国際的な環境で建築を志したい方、日本で実務経験を積み世界でチャレンジをしたい方、国際的な環境で挑戦を楽しむことができるコミュニケーション力がある方の応募を期待しています。

砂越陽介 / Yosuke SAGOSHI Atelierによる、東京・板橋区の、小規模複合施設「11-1 studio」。元工場を設計者の事務所・シェア工房・シェアカフェが入る場に改修、町工場の並ぶ風景の継承を目指して各工程を近隣の職人に分離発注し地域の“技術展示場”となる空間を構築、交流を生み出しつつ新たな存続方法を模索
砂越陽介 / Yosuke SAGOSHI Atelierによる、東京・板橋区の、小規模複合施設「11-1 studio」。元工場を設計者の事務所・シェア工房・シェアカフェが入る場に改修、町工場の並ぶ風景の継承を目指して各工程を近隣の職人に分離発注し地域の“技術展示場”となる空間を構築、交流を生み出しつつ新たな存続方法を模索 photo©小川重雄
砂越陽介 / Yosuke SAGOSHI Atelierによる、東京・板橋区の、小規模複合施設「11-1 studio」。元工場を設計者の事務所・シェア工房・シェアカフェが入る場に改修、町工場の並ぶ風景の継承を目指して各工程を近隣の職人に分離発注し地域の“技術展示場”となる空間を構築、交流を生み出しつつ新たな存続方法を模索 photo©小川重雄
砂越陽介 / Yosuke SAGOSHI Atelierによる、東京・板橋区の、小規模複合施設「11-1 studio」。元工場を設計者の事務所・シェア工房・シェアカフェが入る場に改修、町工場の並ぶ風景の継承を目指して各工程を近隣の職人に分離発注し地域の“技術展示場”となる空間を構築、交流を生み出しつつ新たな存続方法を模索 photo©小川重雄

砂越陽介 / Yosuke SAGOSHI Atelierが設計した、東京・板橋区の、小規模複合施設「11-1 studio」です。
元工場を設計者の事務所・シェア工房・シェアカフェが入る場に改修、町工場の並ぶ風景の継承を目指して各工程を近隣の職人に分離発注し地域の“技術展示場”となる空間を構築、交流を生み出しつつ新たな存続方法を模索しています。施設の公式サイトはこちら

池袋の町工場街の一角に建つ工場兼住居だった鉄骨造3階建ての1階部分(工場・事務所・車庫)を、設計事務所・シェア工房・シェアカフェからなる小規模複合施設へと改修し、「地域商工業の今後に示すオルタナティブ」をコンセプトに、設計者自身が入居し運営を行う。

建築家によるテキストより

計画当初から近隣の町工場に各工程を分離発注しながら一部自主施工する方針で設計を進めた。

実際の工事も、建具や内装木下地を工務店に、造作家具を木工家具工場に分離発注。キッチンと事務スペースを分けるバックカウンターの木架構等は設計者自身が材木屋の下小屋を借り、在庫木材を加工したのち、現場にて自主施工する方法で行った。工房スペースの床に貼られた杉貫材は、材木屋の木立場で日常的に見かけた汎用材である。

こうしてできあがった空間は地域の交流拠点であると同時に、いわば地域の「技術ショールーム」なのである。

建築家によるテキストより

業者や他者に一括委託するような方式ではなく、自主運営を基本としながら、そこに地域の人々が自由に気軽に主体的に参加しやすい空間・仕組を同時に実現している。
また既存製造業者のキュレーションを行い、その特色を活かしたイベントを共同企画開催することで、商工業者と地域の人々の接点をつくる取り組みを積極的に行なっている。コロナ禍にありながら創業以来1年半、多くの繋がりが生まれてきている。

建築家によるテキストより
水谷夏樹建築設計事務所による、愛知の住宅「幾何学模様に出会える街の家」。幾何学模様が多く存在する陶器の街に計画、開放性と“ささやかなランドマーク”である事を求めて幾何学平面で多方向に窓を持つ塔の様な建築を考案、視線を集める特徴は住宅を都市に開く事も意図
水谷夏樹建築設計事務所による、愛知の住宅「幾何学模様に出会える街の家」。幾何学模様が多く存在する陶器の街に計画、開放性と“ささやかなランドマーク”である事を求めて幾何学平面で多方向に窓を持つ塔の様な建築を考案、視線を集める特徴は住宅を都市に開く事も意図 photo©ToLoLo studio
水谷夏樹建築設計事務所による、愛知の住宅「幾何学模様に出会える街の家」。幾何学模様が多く存在する陶器の街に計画、開放性と“ささやかなランドマーク”である事を求めて幾何学平面で多方向に窓を持つ塔の様な建築を考案、視線を集める特徴は住宅を都市に開く事も意図 photo©ToLoLo studio
水谷夏樹建築設計事務所による、愛知の住宅「幾何学模様に出会える街の家」。幾何学模様が多く存在する陶器の街に計画、開放性と“ささやかなランドマーク”である事を求めて幾何学平面で多方向に窓を持つ塔の様な建築を考案、視線を集める特徴は住宅を都市に開く事も意図 photo©ToLoLo studio

水谷夏樹建築設計事務所が設計した、愛知・瀬戸市の住宅「幾何学模様に出会える街の家」です。
幾何学模様が多く存在する陶器の街に計画、開放性と“ささやかなランドマーク”である事を求めて幾何学平面で多方向に窓を持つ塔の様な建築を考案、視線を集める特徴は住宅を都市に開く事も意図されました。

瀬戸物で知られる瀬戸市は、かつて「幾何学模様に出会える街」として日本遺産への登録を目指した陶器の街であり、市内各所に陶器やタイルによる幾何学模様のモチーフを見ることができる。

そんな幾何学の街に建つ、幾何学平面の住宅である。

建築家によるテキストより

敷地は空地と道路に囲まれた坂の途中にあり、南東の横断歩道は小学校の通学路になっている。そこに、大開口に依らない開放性を求め、同時に小学生たちの通学の記憶の一部になるような「ささやかなランドマーク」でありたいという思いから、塔のような、防御性を持ちつつ中~遠景への眺望を指向する建ち姿を考えた。

建築家によるテキストより

内部に入ると平面の幾何学性は消え、体験的には整形の床が屏風状の壁に浮いているように感じられる。床のずれによって生まれた三角形の吹抜けやニッチは矩形の床に対して様々な居場所をつくり、方位に対して等価にあけられた窓からは、ストロボ写真のように周囲の微地形と街並が360°入り込んでくる。

一見複雑な形状だが90度と45度の組み合わせによる架構は比較的施工が容易で、断熱性能を高めたことで四隅の吹抜けによる空気循環がプラスに作用し、エアコン1台で家全体が空調可能となっている。

建築家によるテキストより
大林組による、熊本・上益城郡の「ディスコ九州支店」。社屋を市街地から緑あふれる郊外へ移転する計画、豊かな環境を活かした空間を目指して自然の移ろいが感じられるワークプレイスやクリーンルームを考案、先進的な企業理念を発信する役割も担う
大林組による、熊本・上益城郡の「ディスコ九州支店」。社屋を市街地から緑あふれる郊外へ移転する計画、豊かな環境を活かした空間を目指して自然の移ろいが感じられるワークプレイスやクリーンルームを考案、先進的な企業理念を発信する役割も担う外観 photo©鳥村鋼一
大林組による、熊本・上益城郡の「ディスコ九州支店」。社屋を市街地から緑あふれる郊外へ移転する計画、豊かな環境を活かした空間を目指して自然の移ろいが感じられるワークプレイスやクリーンルームを考案、先進的な企業理念を発信する役割も担うクリーンルーム photo©鳥村鋼一
大林組による、熊本・上益城郡の「ディスコ九州支店」。社屋を市街地から緑あふれる郊外へ移転する計画、豊かな環境を活かした空間を目指して自然の移ろいが感じられるワークプレイスやクリーンルームを考案、先進的な企業理念を発信する役割も担うワークプレイス photo©鳥村鋼一

大林組が設計した、熊本・上益城郡の「ディスコ九州支店」です。
社屋を市街地から緑あふれる郊外へ移転する計画、豊かな環境を活かした空間を目指して自然の移ろいが感じられるワークプレイスやクリーンルームを考案、先進的な企業理念を発信する役割も担う事が意図されました。施主企業の公式サイトはこちら

世界トップシェアの精密加工装置メーカー「ディスコ」の九州事業所を、熊本市内から空港近郊の緑豊かな郊外へ移転するプロジェクトである。

国内外へ技術をアピールするショールーム的な空間(製品加工・研究も兼ねる)と社員の感性を刺激するワークプレイスが求められた。

建築家によるテキストより

ここで働く人々にとって快適なワークプレイスはどうあるべきか。
それは、彼らの感性を刺激する「多様な環境」や「豊かな体験」を提供できる場であると考えた。

「働きがいのある会社ランキング」で毎年上位に輝き、社員を大切にする先進的な取り組みを行うディスコは、高密度な市街地から、郊外の緑豊かな環境への移転を決断した。そこで、豊かな周辺環境を最大限活かし、働く人々が、光や緑の移ろいを身近に感じられる「多様な環境」の中で「豊かな体験」を享受できるワークプレイスを目指した。

建築家によるテキストより

敷地南側に位置する保護林に面して大らかな木造大屋根による開放的な2つのボリュームを雁行配置し、一方は展示加工サービスを行う「魅せるクリーンルーム」、もう一方は自然の移ろいを感じながら働くことができる「木漏れ日のワークプレイス」を配置した。

建築家によるテキストより
照井洋平+湯山皓 / I INによる、東京・日本橋の住戸改修「THELIFE SUITENGUMAE」。企業によるリノベサービスの一環として計画、既存を生まれ変わらせる事を目指して空間から香りまでをトータルで手掛け可能性を追求、社会変化によりシームレスとなった生活に空間で応える事も意図
照井洋平+湯山皓 / I INによる、東京・日本橋の住戸改修「THELIFE SUITENGUMAE」。企業によるリノベサービスの一環として計画、既存を生まれ変わらせる事を目指して空間から香りまでをトータルで手掛け可能性を追求、社会変化によりシームレスとなった生活に空間で応える事も意図 photo©見学友宙
照井洋平+湯山皓 / I INによる、東京・日本橋の住戸改修「THELIFE SUITENGUMAE」。企業によるリノベサービスの一環として計画、既存を生まれ変わらせる事を目指して空間から香りまでをトータルで手掛け可能性を追求、社会変化によりシームレスとなった生活に空間で応える事も意図 photo©見学友宙
照井洋平+湯山皓 / I INによる、東京・日本橋の住戸改修「THELIFE SUITENGUMAE」。企業によるリノベサービスの一環として計画、既存を生まれ変わらせる事を目指して空間から香りまでをトータルで手掛け可能性を追求、社会変化によりシームレスとなった生活に空間で応える事も意図 photo©見学友宙

照井洋平+湯山皓 / I INが設計した、東京・日本橋の住戸改修「THELIFE SUITENGUMAE」です。
企業によるリノベサービスの一環として計画、既存を生まれ変わらせる事を目指して空間から香りまでをトータルで手掛け可能性を追求、社会変化によりシームレスとなった生活に空間で応える事も意図されました。

グッドライフによる東京発の新しい不動産ブランド「SMARG」。そのサービスの一つであるリノベーションのデザインラインである「THELIFE」は今までのリノベーションの考えを根本から変える、未来へ向けたこれからの住空間のあり方の提案をする。

建築家によるテキストより

空間デザインから、ブランド名、ロゴ、香りにいたるトータルでのブランディングまでを行なった。空間の持つポテンシャルを極限まで追求することで、既存マンションの住空間を本当の意味で生まれ変わらせることを目指した。

文化や技術の変化により生活の自由度が高まったことで、人々の1日の行為はよりシームレスになってきている。それぞれの機能を持つ空間の光や空気がつながっていることは、これからの住空間にとって必要な要素と考えた。

建築家によるテキストより

また、古くからある素材と永く親しむための工夫を手掛かりに、木壁面の端部には曲面を施している。日本建築の丸柱を想起させるその手触りと柔らかな光沢が、静かに室内に同居する。施された左官の仕上げが刻々と変化する光を捉え、心地よい時間の流れを空間全体から感じることができる。

建築家によるテキストより
アートアンドクラフトと佐藤伸也建築設計事務所による、大阪市の「南森町の駐輪場」。ビル地階のテナント区画を転用した会員制駐輪施設の計画、台数確保から発展し整備スペースや更衣室等の機能を備えたサイクリストの拠点を構想、既存空間を活かす最小限のサインで差別化も目指す
アートアンドクラフトと佐藤伸也建築設計事務所による、大阪市の「南森町の駐輪場」。ビル地階のテナント区画を転用した会員制駐輪施設の計画、台数確保から発展し整備スペースや更衣室等の機能を備えたサイクリストの拠点を構想、既存空間を活かす最小限のサインで差別化も目指す photo©増田好郎
アートアンドクラフトと佐藤伸也建築設計事務所による、大阪市の「南森町の駐輪場」。ビル地階のテナント区画を転用した会員制駐輪施設の計画、台数確保から発展し整備スペースや更衣室等の機能を備えたサイクリストの拠点を構想、既存空間を活かす最小限のサインで差別化も目指す photo©増田好郎
アートアンドクラフトと佐藤伸也建築設計事務所による、大阪市の「南森町の駐輪場」。ビル地階のテナント区画を転用した会員制駐輪施設の計画、台数確保から発展し整備スペースや更衣室等の機能を備えたサイクリストの拠点を構想、既存空間を活かす最小限のサインで差別化も目指す photo©増田好郎

アートアンドクラフト佐藤伸也建築設計事務所が設計した、大阪市の「南森町の駐輪場」です。
ビル地階のテナント区画を転用した会員制駐輪施設の計画、台数確保から発展し整備スペースや更衣室等の機能を備えたサイクリストの拠点を構想、既存空間を活かす最小限のサインで差別化も目指す。施設の公式サイトはこちら

大阪市内にあるオフィスビルの地階をコンバージョンしたプロジェクトである。
本施設は最寄駅から近く、飲食店として繰り返し使用されてきたテナント区画であったが、一転してビルオーナーである事業主が運営する駐輪場として生まれることとなった。いわゆる駅前にあるような誰でも使えるものではなく、会員制駐輪場としてである。

建築家によるテキストより

駐輪台数をいかに最大確保できるのかという検討からスタートしたが、次第に駐輪場だけでなく、自転車を整備できるような+αの機能を加えたサイクリストの拠点づくりのイメージが生まれてきた。

駐輪スペースには、150台分の二段ラックの他、ロッカーや更衣スペースを設け、整備スペースでは、洗車や工具を使用することができるなど、単なる駐輪場に留まらないプログラムとなっている。

建築家によるテキストより

設計開始時には、従前のテナント内装の解体工事が完了しており、鉄筋コンクリート造のスケルトン状態だった。
太い柱や梁が規則正しく並び、力強い構造体が魅力的であると同時に、誰しもが想像するようなマンションや商業施設に付随するような地下駐輪場の雰囲気が既に漂っていた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 メンバーが働きやすい環境の下、最大限の能力を発揮できる組織を目指す「株式会社ジビキデザイン」が、設計スタッフ(経験者)・業務委託パートナー・技術パートタイマー・学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 メンバーが働きやすい環境の下、最大限の能力を発揮できる組織を目指す「株式会社ジビキデザイン」が、設計スタッフ(経験者)・業務委託パートナー・技術パートタイマー・学生アルバイトを募集中
【ap job更新】 メンバーが働きやすい環境の下、最大限の能力を発揮できる組織を目指す「株式会社ジビキデザイン」が、設計スタッフ(経験者)・業務委託パートナー・技術パートタイマー・学生アルバイトを募集中豊洲ぐるり公園パークレストラン(木造による耐火+準耐火建築)

「株式会社ジビキデザイン」の、設計スタッフ(経験者)・業務委託パートナー・技術パートタイマー・学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【建築設計スタッフ募集】
ジビキデザインは設計スタッフを募集します。

【ジビキデザインについて】
ジビキデザインは地引重巳を代表とする建築設計事務所です。
東京を拠点に住宅規模から公共建築まで幅広く手掛けています。
プロポーザルにも積極的に挑戦し、現在、千葉県君津市のプロポーザルで勝利を収めた保育園の設計が進行中です。
近年は、カーボンニュートラルや都市と地方をつなぎ自然とともに豊かな暮らしに寄与する建築の重要性を認識し、木造による公園施設や保育施設などに取り組んでいます。

【目指す組織像】
場所や時間に縛られることなく、メンバーそれぞれが働きやすい環境のもと主体的に活動することで最大限に能力を発揮し、柔軟なチーム編成可能な設計組織を目指しています。

【求める人物像】
3年以上の実務経験があり、協調性、責任感、チャレンジ精神のある方を求めます。将来的に独立を目指す方方だけでなく、パートナーシップによる連携、子育てとの両立やワークライフバランスを大事にしたい人も歓迎します。

併せて、業務委託パートナー、技術パートタイマー、アルバイトも募集します。

佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」。西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う photo©中山保寛

佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「南光台東の家」です。
西に眺望があり地盤で建築範囲が制限された敷地に計画、条件の中で環境を謳歌できる事を目指して主屋を拡張する可動式建具で覆われた半屋外空間を考案、生活領域の多様化と環境への応答の役割を担う事が意図されました。

敷地は仙台市中心部から車で20分程の住宅地の南西端に位置する。
敷地西側には高さ7mの擁壁の下に緑豊かな木々が生い茂り、さらにその先には雄大な奥羽山脈を見渡せる眺望に優れた場所だ。

敷地の履歴を調査すると、3年前まで宅地どころか平らな地面すら存在しない雑木に覆われた斜面地であった。敷地の1/3(西側敷地境界から4.8m)の範囲には、擁壁底盤が潜り込み、底盤上の埋戻土には建築を支持するほどの地耐力はない。

建築家によるテキストより

この西に開けた好立地と擁壁底盤による建築範囲の制限という悪条件の間で、趣味のアウトドアを好きな時に楽しんだり、在宅ワークの息抜きに爽やかな風を感じたりと、豊かな環境を思い切り謳歌できるような住宅を目指した。

建築家によるテキストより

そこで、擁壁底盤を避けた建築可能な範囲に断熱、気密を施した主屋(UA値0.4W/(㎡・K)、C値0.5㎠/㎡)を配置し、それに並列して西側に2層の半屋外空間を設け、ポリカーボネイト波板で造られたラフな建具で覆った。延床面積の3割を占める半屋外空間は、土台と主屋から延長した小屋梁先端を繋ぐ斜め通柱と吊り柱によって2階床を宙に浮かせ、1階を無柱にすることで埋戻土に対して建物荷重を作用させない。

建築範囲の制限を克服すると同時に、外部からの視線を遮りつつ良好な環境と眺望をめいっぱい取り込める状況を作り出した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」が、スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」が、スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」が、スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中

様々な専門家と協働し、常に新しい知見を取り込み設計する「伊藤暁建築設計事務所」の、スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社伊藤暁建築設計事務所では、スタッフを募集しています。

住宅から宿泊施設、事務所などの建築物の設計から、時にはまちづくりやインテリアまで幅広く活動し、プロジェクトごとにさまざまな専門家とコラボレーションしながら、常に新しい知見を取り込んで建築の設計を行なっています。東京以外での仕事も多く、広い視野で場所について考え、建築設計を行うことを目指しています。

建築のみならずさまざまな表現活動に興味があり、意匠設計だけではなく、構造や構法、素材、地域性、環境技術など関心があると、弊社での仕事を楽しんでもらえるのではないかと思います。

弊社が求めているのは、誰かのスケッチを図面化するためのスタッフではありません。
担当案件を「自分の作品」として取り組み、主体的に検討を進めることのできる、あるいは「そうしたい」という意欲のある人材を歓迎します。

カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める
カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める photo©岡田和幸
カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める photo©岡田和幸
カンミレによる、兵庫の住戸改修「a/normally」。長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める photo©岡田和幸

カンミレが設計した、兵庫の住戸改修「a/normally」です。
長く過ごす住居への新たな動線提案と設備更新の計画、積み重ねた生活が改修後も続く事を目指して移動・収納・建具の機能を兼ねる間仕切りを考案、生活に寄り添うと共に暮らしの時間を部屋の風景に留める事も意図されました。

施主が長年暮らしたマンション一室の改修計画。
主な要望は、ロフトへの行き来がしやすくなるよう、既存の折りたたみ式階段を撤去して上り下りしやすい階段を新たに設けることと、老朽化した設備を更新することの2つだった。改修範囲は必要な箇所に絞り、長年積み重ねた施主の暮らしが改修後も途切れず続く計画を目指した。

建築家によるテキストより

改修前、施主は、下層で玄関・洗面所・リビングダイニングの各部屋を仕切る建具を開け放し、くるくると回遊できる生活動線で暮らしていた。施主にとって、ロフトへの階段や建具は、パートナーの滞在時や来客時など、普段の生活が少し変調する時、それに合わせて空間を広げたり仕切ったりするためのものだった。

また、改修前のリビングダイニングは、可愛らしい雑貨の数々、レコードやカセットなど、愛着のつまった多くの物で囲まれていた。それらが雑多に置かれた空間は、施主がこの部屋で積み重ねてきた時間が自ずと伝わってくる魅力があった。

建築家によるテキストより

そこで、施主の住み慣れた生活動線や、愛着のつまった物に囲まれた雰囲気を継承しつつ、なるべく空間を狭めない提案として、ロフトに上り下りする際に引き出せる階段、たくさんの雑貨類と階段が一緒に仕舞われる棚、そして必要な時に部屋を仕切ることができる建具が一体となった間仕切りを製作した。

建築家によるテキストより
様々な建築家や福祉の実践家が参加するイベント「第3回 福祉と建築」がオンラインと対面で開催。実践的な内容の講演・ワークショップ・交流会等を企画
様々な建築家や福祉の実践家が参加するイベント「第3回 福祉と建築」がオンラインと対面で開催。実践的な内容の講演・ワークショップ・交流会等を企画

様々な建築家や福祉の実践家が参加するイベント「第3回 福祉と建築」がオンラインと対面で開催されます。実践的な内容の講演・ワークショップ・交流会等が企画されています。開催日は、2022年6月22日(水)・7月2日(土)・7月9日(土)です。事前申し込みは、こちらから
2022年6月22日(水)には、ミリメーターによるワークショップ等がオンラインにて開催。2022年7月2日(土)には、tecoの金野千恵らが参加する公園がオンラインと対面にて開催。加えて3331 Arts Chiyodaにて展示も開催。2022年7月9日(土)には、tomito architectureらによる講演がオンラインで開催されます。【ap・ad】

コンセプト

住まいが癒すとは

ケアは新しい科学であり、新しい芸術です。
よりよいケア実践をしていくためには、ケアに内在するクリエイティビティを最大限に引き出せるような空間や環境が大切です。
『福祉と建築』では、福祉事業者と建築家の相互理解を深める機会を提供することで、よりよいケアの繋がりを日本全国に広げることを目指しています。
福祉事業者と建築家との出会いで明日の福祉実践を素晴らしいものにしていくことを目指します。

2022年度の福祉と建築が行うイベントは、日本財団の共催企画として、より一層、福祉の実践家と建築家の協業するきっかけを作ります。

リリーステキストより

今年の【福祉と建築】では3つのイベントを開催致します!
・オンラインワークショップ
・メインイベント「第3回 福祉と建築 -知る・つながる・やってみる-」
・オンライン交流イベント

リリーステキストより

お問い合わせ
福祉と建築 運営事務局
wonderful.opp@gmail.com

主催:任意団体 福祉と建築、公益財団法人日本財団
協力:ヘルスケアSHIP

リリーステキストより

イベントの詳細は以下に掲載します。

YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現
YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現 photo©小野寺宗貴
YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現©YKK AP株式会社 YKK AP、カサ・バトリョ、東京工芸大学山村健研究室、 早稲田大学石田航星研究室 前田建設工業ICI総合センター、PRODUCT DESIGN CENTER YKK AP主催展示「未来をひらく窓ーGaudí Meets 3D Printing」 (2021年10月15日~11月3日、東京ミッドタウン)より ©YKK AP Inc. YKK AP, Casa Batlló, Tokyo Polytechnic University Takeshi Yamamura Laboratory ,Waseda University Kosei Ishida Laboratory, Maeda Corporation ICI General Center, and Product Design Center From the exhibition YKK AP presents "Window on the FutureーGaudí Meets 3D Printing" Octuber 15 - November 3, 2021, Tokyo Midtown photo©小野寺宗貴
YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色」。ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想も表現 photo©小野寺宗貴

山村健+ナタリア・サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsが会場構成を手掛けた、駐日スペイン大使館での展覧会「SDGsの先駆者 アントニ・ガウディ 形と色 -150年前からのヒント-」です。会期は既に終了しています。
ガウディを“SDGsの視点”から解釈する企画で、水・空気・大地の要素に分解し紹介する展示内容を動線の明示も兼ねたカーペットで強化、壁への立上りは二次元から三次元へと作り込む作家の思想の表現も意図されました。

本展は、東京工芸大学色の国際科学芸術研究センターと駐日スペイン大使館の共催であり、世界遺産カサ・バトリョの後援なども得ながら、スペインで活躍した建築家ガウディ(1852-1926)のデザインをSDGsの視点から切り取った新たな試みである。企画は山村健(東京工芸大学准教授)が担当し、空間はYSLA Architectsがデザインした。

建築家によるテキストより

本展では、ガウディのデザインを水、空気、大地の三つの要素に分解して紹介している。
会場に敷かれたカーペットは、来館者に動線を示すと同時に、それぞれの要素の特徴を表現している。水は天空から流れ落ちる軽やかさを、空気は気泡のように点在する浮遊感を、大地は地面から隆起する力強さを表している。

建築家によるテキストより

さらに、カーペットは床面だけでなく、壁面にも一体的に立ち上がることで、ガウディ建築の特徴である二次元から三次元へと空間を作り込む思想も重ねて表現している。さらにこのカーペットは、本展終了後に開催されるファッション展のランウェイとしても活用され、まさにSDGsが掲げる持続可能性を体現することに成功している。

建築家によるテキストより

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。