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海法圭建築設計事務所による、東京・渋谷区の、三層の真ん中にパブリックな性質のギャラリー空間を持つ住宅「House I」の写真と図面とレポート

海法圭建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の、三層の真ん中にパブリックな性質のギャラリー空間を持つ住宅「House I」の写真と図面とレポートがLIXILのウェブサイトに掲載されています。

以下は、建築家のサイトの作品ページに掲載されているテキスト。

美術家と家族が住まう小さな住宅。彫刻家であるクライアントからは家族4人が生活する場以外に、子どものアート教室やギャラリーとして利用できるがらんどうの空間を求められた。間口5m奥行き4mの平面をもつわずか60平米の住宅は、収納室、クラスルーム、リビングのフロアに3分割された。
厳しい面積条件から玄関や浴室が一時的に階段になる。通りに面した掃出窓は、はしごやベンチ等の小さい設えを用意することでもう一つの玄関になる。クラスルームは、壁を必要とするギャラリーと地域に開かれたアート教室という相反する2つの機能を便宜上携えて、住み手の日常にささやかな祝祭性を与える余白として、生活のために行き来する2つのフロアの中間に付帯し続ける。日常生活の祝祭性と都市的な機能を曖昧に両立する空間が、今後住宅をはじめあらゆるビルディングタイプに求められていくと考えている。

木村吉成+松本尚子による論考『「ひとまず結びつけておく」技術』が公開。過去の実作とコロナ禍における自身の事務所(本野精吾邸)での営みからこれからの住まいを考察

木村松本建築設計事務所の木村吉成+松本尚子による論考『「ひとまず結びつけておく」技術』がLIXILのウェブサイトで公開されています。過去の実作とコロナ禍における自身の事務所(本野精吾邸)での営みからこれからの住まいを考察している内容です。

安藤忠雄事務所出身でベトナムを拠点とする建築家 西澤俊理による論考「ベトナム、チャウドック・ロンカイン・ダラット──他律的な、環境としての住まい」

安藤忠雄建築研究所出身でベトナムを拠点とする建築家 西澤俊理による論考「ベトナム、チャウドック・ロンカイン・ダラット──他律的な、環境としての住まい」が、LIXILのウェブサイトに掲載されています。

園田慎二 / SSAによる、埼玉の、高層集合住宅の中庭と共用部の改修「URW」
園田慎二 / SSAによる、埼玉の、高層集合住宅の中庭と共用部の改修「URW」 photo©SSA
園田慎二 / SSAによる、埼玉の、高層集合住宅の中庭と共用部の改修「URW」 photo©SSA
園田慎二 / SSAによる、埼玉の、高層集合住宅の中庭と共用部の改修「URW」 photo©SSA

園田慎二 / SSAが設計した、埼玉の、高層集合住宅の中庭と共用部の改修「URW」です。

11階建ての高層集合住宅の中庭、および共用部の改修である。

これまでは入ることのできなかった2階部分にある中庭を、住民が利用可能な広場となるように整える。併せて、通過動線でしかなかったエントランスにベンチを新たに設け内装を更新することで、居場所を生み出し、共用部の利用価値を高めることをめざした。

建築家によるテキストより
ペーター・メルクリの、ベッツ・プロジェクトでの展覧会「Peter Märkli Drawings and Small Tables」の会場写真と出展作品。初公開のテーブル作品も展示
ペーター・メルクリの、ベッツ・プロジェクトでの展覧会「Peter Märkli Drawings and Small Tables」の会場写真と出展作品。初公開のテーブル作品も展示 Courtesy the Peter Märkli and Betts Project
ペーター・メルクリの、ベッツ・プロジェクトでの展覧会「Peter Märkli Drawings and Small Tables」の会場写真と出展作品。初公開のテーブル作品も展示 Courtesy the Peter Märkli and Betts Project
ペーター・メルクリの、ベッツ・プロジェクトでの展覧会「Peter Märkli Drawings and Small Tables」の会場写真と出展作品。初公開のテーブル作品も展示 Courtesy the Peter Märkli and Betts Project

ペーター・メルクリの、イギリス・ロンドンのベッツ・プロジェクトでの展覧会「Peter Märkli Drawings and Small Tables」の会場写真と出展作品をご紹介します。初公開のテーブル作品も展示されています。これらの作品は全て販売されています。また展示に合わせて制作されるブックレットも販売されるのだそう。会期は2020年11月7日まで。
メルクリはスイス建築界を代表する建築家のひとりで、古典的建築への造詣が深く、それらの建築を参照し発展させる設計思想で知られています。また、こどものスケッチを想起されるドローイングも有名で、それ自体が作品として扱われています。それらは注視してみると建築のアイデアを模索する痕跡が見て取れ興味深いです。

ベッツ・プロジェクトは、ペーター・メルクリのイギリスでの3回目の大規模な個展「ドローイングと小さなテーブル」を開催いたします。この特別展では、スイス人建築家であるペーター・メルクリの新作と既存の作品を25点のドローイングと7点の小さなテーブルで構成し、ギャラリーの上下のスペースに展示します。また、展覧会カタログも刊行されます。

ペーター・メルクリの新しいドローイングを見るたびに、プロジェクトのための設計図として、あるいは投機的な立面図の研究として、あるいは「言語のドローイング」として、その自由さと喜びに感激し、また驚かされる。私にとって(そしておそらくピーターにとっても)不思議なことですが、これらのドローイングを作るとき、彼はどのようにして、どこから始めるのでしょうか?この展覧会に選ばれた最近の言語によるドローイングは、これまでの作品と同様に刺激的で、大胆で、魅力に満ちています。それらは、単純な長方形の建物の高さが幅よりも少しだけ高くなっている場合、どのようにして建築的な秩序やリズム、納得のいく比例関係が与えられるのかについての一連の研究として描かれています。

リリーステキストより
【ap job更新】 YOSHINORI SAKANO ARCHITECTSが、設計スタッフ(経験者優遇)と、広報・秘書を兼任できる設計スタッフを募集中
【ap job更新】 YOSHINORI SAKANO ARCHITECTSが、設計スタッフ(経験者優遇)と、広報・秘書を兼任できる設計スタッフを募集中
【ap job更新】 YOSHINORI SAKANO ARCHITECTSが、設計スタッフ(経験者優遇)と、広報・秘書を兼任できる設計スタッフを募集中

YOSHINORI SAKANO ARCHITECTSの、設計スタッフ(経験者優遇)と、広報・秘書を兼任できる設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

YOSHINORI SAKANO ARCHITECTSでは業務拡大に合わせてスタッフを募集いたします。

私たちは小さな住宅から数千㎡の施設まで、大きさに関わらず、建つ場所にかかわらず、人々が楽しくなり、居心地の良い環境を作るために考え、話し合い、日々努力しています。単に格好良さを追求するのではなく、あくまでも居心地の良さ、豊かな空間を一緒に考えていける方と出会いたいと思っております。

現在、様々なプロジェクトが進行中ですが、これまでの経験を活かし、コンペ・プロポーザルにも参加していきたいと考えています。また、一緒に仕事をしていただける人たちが本当に来てよかったと思える環境を目指しています。

□受賞歴
・東京建築賞
・東京建築士会主催住宅セレクション入賞

中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の串焼店「811」
中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の串焼店「811」 photo©足袋井竜也(足袋井写真事務所)
中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の串焼店「811」 photo©足袋井竜也(足袋井写真事務所)
中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の串焼店「811」 photo©足袋井竜也(足袋井写真事務所)

中本尋之 / FATHOMが設計した、広島・呉市の串焼店「811」です。店舗の公式ページはこちら

商店街の裏通りに位置する軽自動車が一台入るガレージスペース。
令和二年初め、この場所で多国籍な串焼屋を営みたいと依頼を受けた。

店主は地元の老舗焼鳥屋で修行する前は型枠工や解体業の経験もあり少しアウトローな若者。
なるべく業者に頼らず自分の力で施工をしたいとの事だった。

呉の屋台のような賑わいのある空間にしたいと希望を受け、改めて街の屋台の事を考えた。
一度入れば隣のお客さんと話しが盛り上がり時にはそのまま喧嘩になったり…独特の賑わいや心の隙が生まれるのはやはり今にも壊れそうな空間の儚さにあるのではないかと考えた。
暗く歩道もなく人通りもまばらなこの通りにおいて、屋台のような儚い建築はしっくりするほど当てはまるであろうと考えた。
しかしそこに違和感がなければただの人気のない路地裏の屋台として風景に溶け込んでしまう。

そこで考えたのがデザインとDIYの融合である。
DIYは私達空間デザイナーにとっては対極に値するものであり、クライアントからその一言が出れば私達の出る幕は一気になくなってしまう。
ただ今回、大工工事は宮大工でもある店主の父親が担当してくれるとのことだ。それを聞けた時、今までにない空間ができるのではないだろうかと確信した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 海法圭建築設計事務所が、新規プロジェクトに携わるスタッフを募集中
【ap job更新】 海法圭建築設計事務所が、新規プロジェクトに携わるスタッフを募集中
【ap job更新】 海法圭建築設計事務所が、新規プロジェクトに携わるスタッフを募集中ビストロ・ラドレ (2018) / 小さな色ガラスを並べた小さなビストロ

海法圭建築設計事務所の、新規プロジェクトに携わるスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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新規プロジェクトに携わるスタッフを募集します。

海法圭建築設計事務所では、人間の身の回りの環境と、人知を超えた環境や現象などとの接点をデザインすることをテーマに、壮大でヴィジョナリーな構想から住宅やプロダクトの設計まで、スケールを横断した幅広い提案を行っています。

フライパンの扱いやすさで料理の味が変わるという手のひらサイズのものごとから、日々生活するまちがどうなっていくべきかというまちなみサイズのものごとまでを、どちらも等しく大切な、ひとつながりの出来事ととらえて日々取り組んでいます。

進行中のプロジェクト:
◯教育プログラム構築と運営
・渋谷を舞台に、中高生向けのクリエイティブ教育「GAKU」
https://gaku.school/class/town-play-studies

◯設計
・天然の冷蔵庫「雪室」を木造で設計
・ヴェネツィアビエンナーレ2021への招待出展
・アウトドアをテーマにまちの拠点となるホテルの設計
・地方のシェアスペースの設計
・市民の芸術文化活動を担う秋田市文化創造館オープンに際する場づくり
など

MVRDVが計画している、アメリカ・デトロイトの、オフィスと店舗ビル「Glass Mural」の画像が公開。既存建物の壁画と素材を新規建物に継承しつつ、それを発展させた外観が特徴的
MVRDVが計画している、アメリカ・デトロイトの、オフィスと店舗ビル「Glass Mural」の画像が公開。既存建物の壁画と素材を新規建物に継承しつつ、それを発展させた外観が特徴的 image©MVRDV
MVRDVが計画している、アメリカ・デトロイトの、オフィスと店舗ビル「Glass Mural」の画像が公開。既存建物の壁画と素材を新規建物に継承しつつ、それを発展させた外観が特徴的 image©MVRDV
MVRDVが計画している、アメリカ・デトロイトの、オフィスと店舗ビル「Glass Mural」の画像が公開。既存建物の壁画と素材を新規建物に継承しつつ、それを発展させた外観が特徴的 image©MVRDV

MVRDVが計画している、アメリカ・デトロイトの、オフィスと店舗ビル「Glass Mural」の画像が公開されました。
既存建物の壁画と素材を新規建物に継承しつつ、それを発展させた外観が特徴的な建築となっています。具体的には、既存建物のグラフィティとレンガ素材をグラフィック化し、新規の建物のガラスファサードにプリントするのだとか。また上層階には別のアーティストの作品がプリントされるのだそう。

このプロジェクトはMVRDVのアメリカ3つめのプロジェクトになるとの事。敷地には、現在、2階建てのレンガ造りの建物があり、その主な特徴は地元のアーティストであるDENIALによる壁画なのだそう。MVRDVの提案は、ガラス製の新しいキャンバスに壁画とレンガのパターンを再現することで、このアートワークを視覚的に保存すること。

建物のヴォリュームは、すらしたブロックの積み重ねで構成されており、MVRDVの創業パートナーであるヴィニー・マースによれば「ブロックのプロポーションは、イースタンマーケットのヒューマンスケールを参照し、接続します」との事。

第一層目のブロックのDENIALの作品とは対照的に、第二層目のブロックでは、デトロイトのトップ・アーティストの一人であるSheefy McFlyによる新たに依頼された壁画が展示されます。第二層目のブロックは「フラットファサード仕上げ」を採用し、常に変化するキャンバスを作り出すそう。これは、時間をかけて様々なアーティストが来て壁画を描く機会を提供するのだと言います。ビルディングブロックと壁画は、最先端のガラス印刷技術を使用して、カラフルなアート作品と透明なエリアを組み合わせ、内部のショップやオフィスに窓をもたらすのだそう。

ガラスのファサードは、MVRDVが豊富な経験を持つデジタル・セラミック印刷を使用して制作されます。MVRDVは、2013年のプロジェクト「Glass Farm」でこの技術を使用しました。このプロジェクトでは、オランダの典型的な農家のイメージが拡大され、オランダのSchijndel村の中心部にある新しいガラスの建物の外壁に印刷されました。

アーティストのトム・サックスによる展覧会「トム・サックス:店舗体験」が、伊勢丹新宿店本館で開催。空間や小売の体験すべてをフルデザインし様々な作品を展示・販売
アーティストのトム・サックスによる展覧会「トム・サックス:店舗体験」が、伊勢丹新宿店本館で開催。空間や小売の体験すべてをフルデザインし様々な作品を展示・販売 ©Tom Sachs
アーティストのトム・サックスによる展覧会「トム・サックス:店舗体験」が、伊勢丹新宿店本館で開催。空間や小売の体験すべてをフルデザインし様々な作品を展示・販売Shop Chair 価格¥380,000(税別) ©Tom Sachs
アーティストのトム・サックスによる展覧会「トム・サックス:店舗体験」が、伊勢丹新宿店本館で開催。空間や小売の体験すべてをフルデザインし様々な作品を展示・販売Tom Sachs x Isetan(Japan Exclusive) 価格¥6,900(税抜) ©Tom Sachs

アーティストのトム・サックスによる展覧会「トム・サックス:店舗体験」が、伊勢丹新宿店本館で開催されています。空間や小売の体験すべてをフルデザインし様々な作品を展示・販売するとの事。会期は2020年11月30日まで。ここではその作品の一部を紹介します。

トム・サックスと伊勢丹が今回この展覧会を開催するに至った経緯について

伊勢丹では、本館2階にある伊勢丹の新しいスペース「ISETAN THE SPACE」でトム・サックスの展覧会の企画に興味を持っていたところ、伊勢丹スタッフの友人の紹介によりトムに直接コンタクトした事がきっかけとなりました。その後伊勢丹チームがニューヨークを訪れた際、ロックアウェイ・ビーチにあるトムのビーチハウスに招待され、 伊勢丹チームとトムは、サーフィンという共通の趣味を楽しみ、交流を深めていきました。

伊勢丹は、現代アートをもっと生活に取り入れたライフスタイルを提案していきたいと考えていました。これまでハイエンドの高級ブランドとコラボレーションし、現代的なアイコンを精巧なクリエーションに落とし込んだ作品が国内外で人気の高いトム・サックスに「何か一緒にできないか」と話を持ちかけたところ、快諾の返事を得ることができ、この展覧会の開催が決まりました。

リリーステキストより

トム・サックスからのコメント

”Good business is the best art of all“
ーアンディ・ウォーホール

トム・サックス スタジオのプライオリティは彫刻にあります。ここであなたが目にするモノは、made by hand in USAです:チェア、テーブル、ランプ、キャップ、ノート、シャツなどは日用品です。しかし、それらはまた“アート”でもあるのです。慎ましやかなオブジェクトたちは、スタジオのエネルギーがもたらす大胆さと、細部へのこだわりを表現しています。

これらはすべて“彫刻”であります!

“Retail experience”とは、スタジオの物理的発現の入手をあらゆる人と分かち合う機会のことです。
「Tom Sachs:Retail Experience トム・サックス:店舗体験」では、通常はアートギャラリーや美術館にあるアートワークを“あなたの家”に置くことが可能になります。我々は日本への愛情から伊勢丹新宿店を選択しました。 我々の価値観である、ハードワーク、クラフトマンシップ、献身、敬意、そして“愛”は、日本においては満たされさらに上回っていきます。

この機会を皆さまにご提案できる事を大変光栄に思います。

リリーステキストより
定方三将 / 上町研究所による、奈良・生駒郡の「法隆寺の住宅」
定方三将 / 上町研究所による、奈良・生駒郡の「法隆寺の住宅」 photo©平野和司
定方三将 / 上町研究所による、奈良・生駒郡の「法隆寺の住宅」 photo©平野和司
定方三将 / 上町研究所による、奈良・生駒郡の「法隆寺の住宅」 photo©平野和司

定方三将 / 上町研究所が設計した、奈良・生駒郡の「法隆寺の住宅」です。

敷地は、法隆寺東院からほど近い、古い木造住宅の残る地域にある。 施主は、この地域の古き良き伝統に寄り添いつつ、新しさを感じる家を希望していた。

建物は、母屋と離れの平屋2棟からなり、屋根は切妻の単純な形状としている。 建物の軸線は中宮寺鳩和殿に揃えて、ダイニングの南窓から正対して鳩和殿の屋根を見せている。

伝統的な瓦屋根を印象付ける複雑な棟は雨仕舞い上の弱点でもある。この弱点を克服するために溝型鋼を使用して棟を納めているが、重い印象になりがちな瓦屋根を現代的なたたずまいに落とし込むための工夫でもある。

建築家によるテキストより
遠藤克彦建築研究所が、長崎の佐々町庁舎設計プロポーザルで受注候補者に選定、提案書も公開。次点者は隈研吾建築都市設計事務所
遠藤克彦建築研究所が、長崎の佐々町庁舎設計プロポーザルで受注候補者に選定、提案書も公開。次点者は隈研吾建築都市設計事務所長崎県佐々町新庁舎 外観イメージ。 提供:遠藤克彦建築研究所

遠藤克彦建築研究所が、長崎の佐々町庁舎設計プロポーザルで受注候補者に選定されていて提案書が公開されています。また次点受注候補者は、隈研吾建築都市設計事務所でした。上記リンク先は佐々町がアップロードしたPDFファイルです。

令和2年9月11日(金曜日)に開催しました、佐々町庁舎建設工事基本設計・実施設計業務委託事業者選定委員会の二次審査の結果を踏まえ、
次のとおり、代表企業枠の受注候補者及び次点受注候補者を選定しました。
今後、受注候補者が町内企業枠の候補者を選考し結成された設計共同企業体(JV)と契約を締結する予定です。

選定内容
受注候補者:株式会社 遠藤克彦建築研究所
次点受注候補者:株式会社 隈研吾建築都市設計事務所

以下に、その他の遠藤による提案のパース(完成予想図)も掲載します。

園田慎二 / SSAによる、群馬・中之条町の「山荘の建具」
園田慎二 / SSAによる、群馬・中之条町の「山荘の建具」 photo©SSA
園田慎二 / SSAによる、群馬・中之条町の「山荘の建具」 photo©SSA
園田慎二 / SSAによる、群馬・中之条町の「山荘の建具」 image©SSA
園田慎二 / SSAによる、群馬・中之条町の「山荘の建具」 image©SSA

園田慎二 / SSAが設計した、群馬・中之条町の「山荘の建具」です。

窓枠は、その傾斜に合わせるように、ほんの少しかしげる。方立や上枠の断面は斜めに削られ、その削られた面は光を受け、残った面は陰となる。斜めに見える方立の側面は、外光を受けて明るくなり、その先に見える景色に馴染む。一方で、鋭角な角をもった下枠は、陰となることで景色との境界に強いコントラストを生む。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “人の暮らす風景”とはどうあるべきかを考え実践するランドスケープデザイン事務所「STGK inc.」が、デザイナーを募集中(建築等の実務経験で応募可)
【ap job更新】 “人の暮らす風景”とはどうあるべきかを考え実践するランドスケープデザイン事務所「STGK inc.」が、デザイナーを募集中(建築等の実務経験で応募可)
【ap job更新】 “人の暮らす風景”とはどうあるべきかを考え実践するランドスケープデザイン事務所「STGK inc.」が、デザイナーを募集中(建築等の実務経験で応募可)

“人の暮らす風景”とはどうあるべきかを考え実践するランドスケープデザイン事務所「STGK inc.」の、デザイナー募集(建築等の実務経験で応募可)のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちSTGK incは、「人の暮らす風景」とはどうあるべきかを考えデザイン、実践するランドスケープデザイン事務所です。

私たちの活動は物語の始まりの一節を紡ぎ出す事だと考えています。それは、その場所と向かい合う事から始まります。 向かい合う場所は様々で、時として都市の中のパブリックスペースだったり、大自然の中の小さな場所だったり、使われなくなった施設だったり、あるいは一枚の紙の上だったりします。

私たちはその場所と向かい合いながら、その場所が持つ様々な要素ー例えば光や空気。人の営みやそこにある自然。美しいものや醜いもの。その場所が持つ過去の記憶。それらを丁寧に拾い集めてその場所に物語を紡ぎます。

そんなことを一緒に考え、つくってくれる仲間を募集します。

■募集職種
デザイナー
外部空間のデザイン、設計を中心にグラフィックやアートワークの作成、インテリアなどデザイン全般が業務対象です。

■応募資格・待遇
<実務経験3年以上>ランドスケープデザインの経験でなくても、建築、インテリアの経験があれば可とします。プロジェクトごとの契約やフリーランスの兼業も歓迎します。

竹中工務店の設計で三井不動産が、東京・日本橋に、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルの計画を開始。竣工は2025年を予定
竹中工務店の設計で三井不動産が、東京・日本橋に、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルの計画を開始。竣工は2025年を予定完成予想パース。

竹中工務店の設計で三井不動産が、東京・日本橋に、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルの計画を開始しています。リンク先は三井不動産のプレスリリースサイトです。

三井不動産株式会社(代表取締役社長:菰田正信、以下 三井不動産)と株式会社竹中工務店(代表取締役社長:佐々木正人、以下 竹中工務店)は、東京都中央区日本橋本町一丁目において、木造高層建築物として国内最大・最高層となる賃貸オフィスビル(想定規模:地上17階建、高さ 約70m、延床面積 約26,000m2)の新築計画の検討に着手しました。今後、詳細の検討を進め、2023年着工・2025年竣工を目指しています。

本計画は、主要な構造部材に耐火集成材(竹中工務店が開発した「燃エンウッド」)など、最先端の耐火・木造技術を導入する予定です。また、木材は三井不動産グループが保有する森林のものをはじめ、国産材を積極的に使用していくことで、建築資材の自給自足および森林資源と地域経済の持続可能な好循環を実現させ、環境に優しくCO2排出の削減にも寄与するプロジェクトを目指してまいります。

リリーステキストより

以下では、パースを拡大して閲覧できます。

子浦 中 / シオ建築設計事務所による、茨城の、ZOZOTOWNを運営するZOZO社の物流拠点の休憩ラウンジ「7 Gates Lounge」
子浦 中 / シオ建築設計事務所による、茨城の、ZOZOTOWNを運営するZOZO社の物流拠点の休憩ラウンジ「7 Gates Lounge」Yellow Lounge からGray Lounge を見る。5 つのアーチと3 つのフレームが重なる。一番奥の壁にはGray Lounge の灰色の壁が見える。 photo©淺川敏
子浦 中 / シオ建築設計事務所による、茨城の、ZOZOTOWNを運営するZOZO社の物流拠点の休憩ラウンジ「7 Gates Lounge」Red Lounge。Tunnel Cave を見る。丸テーブル、垂壁、腰壁、赤色が重なり合う。 photo©淺川敏
子浦 中 / シオ建築設計事務所による、茨城の、ZOZOTOWNを運営するZOZO社の物流拠点の休憩ラウンジ「7 Gates Lounge」Gray Lounge からYellow Lounge を見る。奥に行くにつれてアーチと石壁が低くなり、ラウンジに更なる奥行感を出している。 photo©淺川敏

子浦 中 / シオ建築設計事務所が設計した、茨城の、ZOZOTOWNを運営するZOZO社の物流拠点の休憩ラウンジ「7 Gates Lounge」です。

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの物流拠点の増床計画である。
発注者からは使いやすさ、拡張性、フレキシビリティを求められた。それらを担保するために大きなワンルームのラウンジを7つの部屋に区切り、壁に沿ってソファ席を作ることにした。ソファ席は、拡張性に優れている上に、レイアウトが乱れにくく整理整頓しやすいという利点がある。

建築家によるテキストより

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