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山本周+小林栄範による、石川・金沢市の、既存建物を“掃除”することで生き生きとした場を生み出した建築プロジェクト「問屋町の大掃除」と、そのプロセスと考え方を綴った論考「リノベーションからの脱線」
山本周+小林栄範による、石川・金沢市の、既存建物を“掃除”することで生き生きとした場を生み出した建築プロジェクト「問屋町の大掃除」と、そのプロセスと考え方を綴った論考「リノベーションからの脱線」 photo©鈴木竜一朗
山本周+小林栄範による、石川・金沢市の、既存建物を“掃除”することで生き生きとした場を生み出した建築プロジェクト「問屋町の大掃除」と、そのプロセスと考え方を綴った論考「リノベーションからの脱線」 photo©鈴木竜一朗
山本周+小林栄範による、石川・金沢市の、既存建物を“掃除”することで生き生きとした場を生み出した建築プロジェクト「問屋町の大掃除」と、そのプロセスと考え方を綴った論考「リノベーションからの脱線」 photo©鈴木竜一朗

山本周+小林栄範による、石川・金沢市の、既存建物を“掃除”することで生き生きとした場を生み出した建築プロジェクト「問屋町の大掃除」と、そのプロセスと考え方を綴った論考「リノベーションからの脱線」です。

今回改修をした問屋町スタジオは、NPO団体が運営する現代美術作家のためのオルタナティブスペースだ。金沢市問屋町は1966年に問屋組合によって造られたロジスティクスの町で、高度経済成長の波に乗り急速に発展したものの、物流業界が大きく変化した90年代以降には空室が増え、現在は不動産ストックの活用が新たな話題となっている。同様の目的で2010年に開設された問屋町スタジオはテンポラリーに活気を維持し続けているが、建築としては既存不適格であるため増改築や建替えが難しく、老朽化した現状のまま賃貸に出すことで何とか維持されている現状からは、出口の見えない息苦しさを感じた。

建築家によるテキストより

スタジオからは、滞在作家が屋外での作業や展示を企画できるよう駐車場に屋根を架けて欲しいと依頼されたが、これ以上内部空間を増やすよりも、別の姿へと変わりはじめている現在の状況を加速させることの方が、この場所にとって健全な流れであるように感じた。そこで今一度使われていない物や空間を整理しながら、大掛かりな掃除をすることに決めた。

掃除をはじめる前にあらかじめ決めていたことは、高木の生える庭の横にあった増築棟の一階部分の外壁を撤去することだけである。外壁を撤去すると、これまで物置と化していた屋内の床に木漏れ日がざっと流れ込んだ。代わりに雨水が大量に入り込むようになったので、土間の外周に溝を切って、流れ込む雨水をコンクリート下の地面に浸透させた。溝には付近の雑草を移植して、土が流れ出ないように踏みしめた。劣化によりボコボコとしていた土間床は、木漏れ日のなか寝転べるよう表面を削り取った。グラインダーで研磨をしていると近所の職人に声を掛けられ、ポリッシャーで磨き上げてくれた。あっという間に育った雑草にはカエルや昆虫が住み始め、ツルツルに磨かれたコンクリートの床は草原に敷かれたレジャーシートのように見え始めた。

こうして外壁の撤去からはじまる連詩のように、この場所に埋もれていた複数の主体にひとつずつ新しい役割を与え、ロジスティクスの町の片隅を人や動植物の居場所へとスライドさせていった。

建築家によるテキストより

問屋町の大掃除で試みたのは、リノベーションが指向しやすい活用や再生といった人間のための消費サイクルから建築を脱線させることである。建築を自然環境や動植物にとっての外部空間として読み替え、人や自動車、設備機器や動植物が等しく並ぶ世界を考えた。そして長い年月残り続ける建築に一時的であれそのような瞬間を与えることで、ありえたかもしれない別の未来像が動き始めるかもしれないと考えた。

建築家によるテキストより
中川宏文+O.F.D.A.+東京理科大学坂牛研究室による、山梨・富士吉田市の、塀「optical drops」
中川宏文+O.F.D.A.+東京理科大学坂牛研究室による、山梨・富士吉田市の、塀「optical drops」 photo©hirofumi nakagawa+OFDA
中川宏文+O.F.D.A.+東京理科大学坂牛研究室による、山梨・富士吉田市の、塀「optical drops」 photo©hirofumi nakagawa+OFDA

中川宏文O.F.D.A.東京理科大学坂牛研究室による、山梨・富士吉田市の、塀「optical drops」です。

敷地は山梨県富士吉田市にある交通量の多い道路と建物との間にある細い三角形スペースで、もともとあった高さ2m近いコンクリートブロックの塀を解体し、そこに新しい塀と庭をつくるプロジェクトである。

道路沿いの建物は、昨年度、東京理科大学坂牛研究室の学生たちとともに改修を行った建物で、敷地に面する1階には移住希望者のための短期宿泊スペース、シェアオフィス、レンタルキッチンが並んでいる。(Fujihimuro)

一般的な塀を立てると、外部からの視線は断ち切ることができるが、本来その空間に入ってくる光や風なども同時に遮られてしまうことになる。しかし、この敷地は交通量の多い道路に面するため、ある程度の閉鎖感は欲しい。よって、光や風などの自然的要素を巧みに取り込みつつも、ある程度閉ざされた空間設計を目指すため、塀をつくるマテリアルは、開口率によってグラデーショナルに境界面をつくることができるものを検討し、それと同時に、できる限りそれらのマテリアルのみで自立するような形状をスタディすることとした。

建築家によるテキストより
「葛西臨海水族園、既存建物を利活用 東京都が方針」(日本経済新聞)

「葛西臨海水族園、既存建物を利活用 東京都が方針」という記事が、日本経済新聞に掲載されています。葛西臨海水族園は、谷口吉生の設計で1989年に竣工した建築です。2019年2月に日本建築学会が「葛西臨海水族園の保存活用に関する要望書」を都に提出していました。

iartによる、クリスト&ガンテンバイン設計のバーゼル美術館のメディアウォールの動画。レンガ壁の窪みにLEDを仕込むことでマッシブな表情のファサードに軽やかな動きを追加

iartが手掛けた、クリスト&ガンテンバイン設計のバーゼル美術館(2016年完成)のメディアウォールの動画です。レンガ壁の窪みにLEDを仕込むことでマッシブな表情のファサードに軽やかな動きを追加しています。iartのウェブサイトのプロジェクトページでは写真なども見ることができます。こちらのページに断面図が掲載されていて、仕組みが分かります。

フォスター+パートナーズによる、シンガポールの、アップルの新店舗「Apple Marina Bay Sands」
フォスター+パートナーズによる、シンガポールの、アップルの新店舗「Apple Marina Bay Sands」
フォスター+パートナーズによる、シンガポールの、アップルの新店舗「Apple Marina Bay Sands」
フォスター+パートナーズによる、シンガポールの、アップルの新店舗「Apple Marina Bay Sands」

フォスター+パートナーズによる、シンガポールの、アップルの新店舗「Apple Marina Bay Sands」です。球体が水面に浮かんでいるような外観が特徴的な建築となっています。

水面に浮かぶ球体のような外観をもつこの建物は、114枚のガラスで構成された完全自立型のドーム構造で、構造的いは、10枚の細い垂直方向のマリオンのみで構成されているのだそう。これにより、シンガポールの街とその壮大なスカイラインを360度のパノラマビューで楽しむことができるのだとか。
ドーム頂上にある円形の開口部は、ローマのパンテオンからインスパイアされたもので、建物内に光を取り入れています。また、ガラスの球体に取り付けられたバッフルは、日光を適度に遮ると共に、夜間内部からの光を外に発散する為にカスタムされているとの事。

【ap job更新】 成瀬・猪熊建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・新卒)を募集中
【ap job更新】 成瀬・猪熊建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・新卒)を募集中
【ap job更新】 成瀬・猪熊建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・新卒)を募集中

成瀬・猪熊建築設計事務所の、設計スタッフ(経験者・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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成瀬・猪熊建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・新卒)を募集中

私たちの事務所では、設計を軸としながら、プロジェクトによっては企画から提案を行い、人の生き方に多様な選択肢を生み出す建築を提案しています。
こうしたスキルを現場で磨き身に付けたい方に、ぜひご応募いただきたいと考えています。

2020年、私たちの事務所では中国の成都で大規模な商業エリア開発の案件が動き始め、新たな挑戦の年となっています。
コロナ禍で現地に行けず、これまで全てオンラインで進めていることをもどかしく感じながらも、この状況を楽しんで進めています。

他にも宿泊施設、オフィス、山小屋、店舗、集合住宅、戸建て住宅等、様々な案件が動いています。昨年から導入したBIMとVRによる検討は、設計段階での解像度が高まり、大きな手応えを感じているところです。変化を楽しみ、挑戦を続ける私たちと一緒に働いてくれる仲間を募集したいと思います。

加藤直樹 / N.A.Oによる、千葉・館山市の住宅「HOUSE-K」
加藤直樹 / N.A.Oによる、千葉・館山市の住宅「HOUSE-K」 photo©花岡慎一
加藤直樹 / N.A.Oによる、千葉・館山市の住宅「HOUSE-K」 photo©花岡慎一

加藤直樹 / N.A.Oが設計した、千葉・館山市の住宅「HOUSE-K」です。

敷地は、歴史のある緑豊かな住宅地に存する。面積は約1200㎡と非常に広く、敷地内には母屋と小屋、多くの樹木が現存している状態であった。また、隣地に建物はなく、敷地内と同じく、多くの樹木が現存していた。まるで緑に包まれたようなこの敷地を初めて見たとき、様々な方向に発展する〝可能性〟を感じた。子世帯の住居を将来的に建てる。必要に応じて小屋を建てる。物見塔や大きなデッキやアスレチックを作っても良いかもしれない。長いスパンで手を加えていき、小さな村が完成する。そんな構想が浮かんだ。この敷地の可能性を広げ、新たなベースとなっていくような住宅を思案するべきだと考えた。

建築家によるテキストより
杉山幸一郎による、ドローイングとオブジェクトの作品群「Line & Fill」
杉山幸一郎による、ドローイングとオブジェクトの作品群「Line & Fill」 photo©Koichiro Sugiyama
杉山幸一郎による、ドローイングとオブジェクトの作品群「Line & Fill」 photo©Koichiro Sugiyama
杉山幸一郎による、ドローイングとオブジェクトの作品群「Line & Fill」 photo©Serge Borgmann & Koichiro Sugiyama

杉山幸一郎による、ドローイングとオブジェクトの作品群「Line & Fill」です。ここでは「drawing」「object」「structure」の3つのシリーズを紹介します。杉山はアーキテクチャーフォトにて「For The Architectural Innocent」を連載中の建築家です。

この場を借りて紹介させていただくのは、建築士として設計活動をするかたわら、時間の隙間を見つけては描き、制作してきたドローイングやオブジェクトたちです。

僕自身は、特別に絵描きになるために絵画を学んだとか、家具職人になるために工房に務めていたという経歴は、残念ながらありません。
ただ、アトリエピーターズントーで1年間ワークショップチーフを経験したこともあって、頭で考えるのと同時に手で作るというプロセスを、とても大切にしてきました。

«Line & Fill (線と面)»というタイトルを付けたのには、スイスに初めてやってきた当時の出来事ががありました。

建築設計で用いるCADソフトで壁を描く時に、日本で学び働いていた時には二本の平行線を描き、それで壁の場所、壁の厚みを表現していました。スイスにやってきて、ズントー事務所で働き始めてショックだったのは、壁を黒塗りの面 (長方形)で描くことです。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 株式会社 山﨑健太郎デザインワークショップが、設計スタッフ(2021年新卒・実務経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 山﨑健太郎デザインワークショップが、設計スタッフ(2021年新卒・実務経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 山﨑健太郎デザインワークショップが、設計スタッフ(2021年新卒・実務経験者)を募集中

株式会社 山﨑健太郎デザインワークショップの、設計スタッフ(2021年新卒・実務経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【設計スタッフの募集】

私たちは、デイサービス、ホスピス、商業施設、ホテル、ワイナリー、図書館など幅広い設計業務に取り組んでおり、コミュニケーション能力が高く、明るく楽しみながら仕事に取り組むことのできる方を募集しています。

中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の、花店のファサード改修「FLORIST NAKAMURA」
中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の、花店のファサード改修「FLORIST NAKAMURA」 photo©足袋井竜也(足袋井写真事務所)
中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の、花店のファサード改修「FLORIST NAKAMURA」 photo©足袋井竜也(足袋井写真事務所)
中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の、花店のファサード改修「FLORIST NAKAMURA」 photo©足袋井竜也(足袋井写真事務所)

中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市の、花店のファサード改修「FLORIST NAKAMURA」です。店舗の公式サイトはこちら

広島県呉市の二丁目エリアにある老舗の花屋フローリストナカムラ。
イベントの企画やマルシェへの出店など店舗にとどまらず呉の街全体をデザインする唯一無二フローリストだと思う。

ファサードの改修依頼を受けた時、その枠に収まらない価値を改装によってより高めることができないだろうか考えた。
そこで二次元な観点で単純に表層を変えるのではなく、機能や装置としての立体的な観点でのファサードづくりを目指した。

ファサードを花屋の機能の中で静と動によって二分割し、それぞれ異なる機能を設けている。

建築家によるテキストより
日高啓道 / まほろば設計、増田忠史+蜂谷伸治 / MASS & HACHIによる、東京・世田谷区の「オフィスリノベーション 駒沢」
日高啓道 / まほろば設計、増田忠史+蜂谷伸治 / MASS & HACHIによる、東京・世田谷区の「オフィスリノベーション 駒沢」 photo©MASS
日高啓道 / まほろば設計、増田忠史+蜂谷伸治 / MASS & HACHIによる、東京・世田谷区の「オフィスリノベーション 駒沢」 photo©MASS

日高啓道 / まほろば設計、増田忠史+蜂谷伸治 / MASS & HACHIが設計した、東京・世田谷区の「オフィスリノベーション 駒沢」です。

駒沢に建つ築30年のビルの7階に入居する芸能プロダクションのリノベーション計画。

フラットで均質な既存のオフィス空間を、多様なアクティビティに対応可能なワークスペースにリノベーションすることが求められた。

ワンルーム空間の中に多様な場所をつくる手立てとして、フロアを東西に大きく分ける境界面を想定し、その面を境に従業員のワークスペースと、ゲストも使用するパブリックなスペースにゾーニングを行った。2つの領域には、使用する素材や色、床高と天井高さに変化を与え、対比的な空間として設えた。

2つの領域は境界面上に設置された高さ1.8mの書棚によって緩やかに分節され、縦横に設けられた抜けのある通りによって、従業員はスペース全体を自由に回遊することが可能である。

建築家によるテキストより
平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京の住宅「重箱ハウス」
平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京の住宅「重箱ハウス」外観。 photo©鳥村鋼一
平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京の住宅「重箱ハウス」外観。 photo©鳥村鋼一
平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京の住宅「重箱ハウス」ダイニングキッチン。 photo©畑拓

平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所が設計した、東京の住宅「重箱ハウス」です。

この住宅の住まい手は母親と息子夫婦の3人家族である。3人とも異なる職場を持ち、普段は外にいる時間が長く帰宅時間も遅い、極めて現代的な生活スタイルである。3人が集まるのは週末だけであることから、この住まいには安心感があり、まちへ出ることを前提とした拠点としての居場所を求めた。

敷地は都内の密集住宅地であり、北側接道で隣地にマンションのバルコニーやアパートの廊下などが迫っている。さらに北側の道路の向いにも南向きの3階建の住宅が建つ。そこで、自分の居場所の周りに、周囲との関係性や距離感をコントロールできる場所と仕掛けを巡らせることで、確かな住まいの場をつくりつつ、近隣共に気配を共有できる新しい仕組みを提案した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 環境・福祉住環境・ファイナンシャルに精通し企画から監理まで一貫して手掛ける下町の設計事務所「かなや設計」が、正社員を募集中(独立できる力をつける働き方を応援)
【ap job更新】 環境・福祉住環境・ファイナンシャルに精通し企画から監理まで一貫して手掛ける下町の設計事務所「かなや設計」が、正社員を募集中(独立できる力をつける働き方を応援)
【ap job更新】 環境・福祉住環境・ファイナンシャルに精通し企画から監理まで一貫して手掛ける下町の設計事務所「かなや設計」が、正社員を募集中(独立できる力をつける働き方を応援)京島ゆずテラス(シェアハウス)

環境・福祉住環境・ファイナンシャルに精通し企画から監理まで一貫して手掛ける下町の設計事務所「かなや設計」の、正社員募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

かなや設計は、東京の下町墨田区で18年活動する設計事務所です。この度、業務拡大に付き所員を募集いたします。
「環境」「福祉住環境」「ファイナンシャルプラン」の3分野の提案を行い、施主のライフプランや法人の事業計画を含めて提案を行うことで、プロジェクトを確実に実行しています。
意匠設計を志す方は、いづれ独立という目標があると思います。弊社では独立できる能力が身に付くよう、仕事を覚えていただきます。
代表者は、寒冷地の組織事務所である北海道日建設計において、納まり、断熱、法規を含めプロジェクトをまとめる基本的スキルを身に着けています。そのため、創業以来、ほとんどクレームがありません。技術とマネジメントの質の高さをわかってもらえるかと思います。
トップダウン式ではなく、理論と経験に基づき対話型で進める仕事のスタイルですので、若いスタッフの方々にも、のびのびと活躍してもらえる意匠系設計事務所です。
事務所にネコのいる、癒しのある設計事務所です。

丹下健三、グロピウスと共同制作した桂離宮の書籍などでも建築業界で知られている写真家 石元泰博の、東京オペラシティ アートギャラリーでの回顧展「石元泰博写真展 伝統と近代」をプレビュー
丹下健三、グロピウスと共同制作した桂離宮の書籍などでも建築業界で知られている写真家 石元泰博の、東京オペラシティ アートギャラリーでの回顧展「石元泰博写真展 伝統と近代」をプレビュー《桂離宮 中書院東の庭から中書院、楽器の間、新御殿を望む》ゼラチン・シルバー・プリント 1953,54年 photo©高知県,石元泰博フォトセンター / 高知県立美術館蔵
丹下健三、グロピウスと共同制作した桂離宮の書籍などでも建築業界で知られている写真家 石元泰博の、東京オペラシティ アートギャラリーでの回顧展「石元泰博写真展 伝統と近代」をプレビュー《東京都新都庁舎計画(磯崎新)》ゼラチン・シルバー・プリント 1991年頃 photo©高知県,石元泰博フォトセンター / 高知県立美術館蔵
丹下健三、グロピウスと共同制作した桂離宮の書籍などでも建築業界で知られている写真家 石元泰博の、東京オペラシティ アートギャラリーでの回顧展「石元泰博写真展 伝統と近代」をプレビュー《牧野富太郎記念館(内藤廣)》ゼラチン・シルバー・プリント 1999年 photo©高知県,石元泰博フォトセンター / 高知県立美術館蔵

丹下健三、ワルター・グロピウスと共同制作した桂離宮の書籍(リンク先はLIXILのサイトで書籍の紹介に加え、石元と内藤廣の対談も掲載)などでも建築業界で知られている写真家 石元泰博の、東京オペラシティ アートギャラリーでの回顧展「石元泰博写真展 伝統と近代」をプレビューします。会期は2020年10月10日~12月20日。展示作品は12のテーマに沿って分類される予定ですが、その内7つのテーマが都市や建築に関わるもので、建築に携わる人たちにとっても親和性の高い展覧会と言えます。

写真家・石元泰博の生誕100年を祝し、10月10日[土]より12月20日[日]まで「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」を開催いたします。

アメリカに生まれ、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス)に学んだ写真家石元泰博(1921-2012)は、対象の構造的、空間的特性を鋭く捉えた作品によって、写真界はもとより、広く建築、デザイン、美術にわたる戦後日本の芸術界に大きなインパクトを与えました。バウハウスの流れを汲む近代的な視点から日本の伝統建築を撮影した桂離宮シリーズ、丹下健三、磯崎新、内藤廣ら同時代の建築家の作品を撮った作品、そしてライフワークとなったシカゴと東京の人と街を捉えた作品など、その成果は内外で高く評価されています。対象の本質と写真の可能性へのあくなき探究心、そして緻密な暗室作業による厳格なプリントの美学は、デジタルが一般化した今日において一層の輝きを放っています。

2021年は石元泰博の生誕100年にあたります。この記念すべき年に向け、石元の足跡を過去最大規模で回顧する展覧会シリーズを当館と東京都写真美術館、高知県立美術館との共同で開催いたします。本展は「伝統と近代」を切り口として、作家活動の前半に軸足を置き、多様な被写体を貫く石元の眼差しに注目します。なお東京都写真美術館では、「生命体としての都市」をテーマに独自の都市観にフォーカスし、中盤から晩年に至る作品を選りすぐります。2つの展覧会を通して、より多角的な視点から石元の活動の全貌が明らかとなるでしょう。高知県立美術館では来年1-3月に集大成となる展示を行います。

リリーステキストより

以下で、12のテーマとその写真をプレビューします(テキストはリリースより)。

トラフによる、東京・千代田区丸の内の、店舗「PISTA&TOKYO 東京ギフトパレット店」の写真

トラフのウェブサイトに、東京・千代田区丸の内の、店舗「PISTA&TOKYO 東京ギフトパレット店」の写真が8枚掲載されています。

ピスタチオの魅力を伝えるピスタチオスイーツの専門店「PISTA&TOKYO」一号店のための内装計画。敷地となるJR東京駅一番街の「東京ギフトパレット」には、ギフトやテイクアウトを中心に店舗が多数立ち並ぶ。彩り豊かな、人通りの多いエリアに、上質なブランドイメージが際立つ店舗が求められた。

小さな店内は、様々な素材を全て同じカラートーンに調整した。天井や壁面のプリントクロスは彩度の低い緑、カウンターの突板やリノリウム、床は濃い緑とし、それに対して背面の壁は、ピスタチオを想起させる色鮮やかな緑とした。

カウンター上のペンダントライトは、ピスタチオの形から着想を得て特注で製作。パンチングメタルから溢れる光が、華やかな印象を添える。

鮮やかな緑と芳醇な味わいの “ナッツ界の女王”と呼ばれるピスタチオを使用した、贅沢な時間を引き立てるスイーツが織りなすブランドの世界観が明確に伝わるような店舗を目指した。

ラファエル・モネオと、ハーバード大学GSD学科長 サラ・ホワイティングによる、建築教育をテーマとしたオンライントークイベント「Learning Architecture」の動画

ラファエル・モネオと、ハーバード大学GSD学科長 サラ・ホワイティング(Sarah Whiting)による、建築教育をテーマとしたオンライントークイベント「Learning Architecture」の動画です。現地時間2020年9月14日に開催されたもので。イベントの公式ページはこちら

Event Description:

What is it, to learn architecture? In a tribute to pioneering architect and educator, John Hejduk, Dean Sarah Whiting will interview Spanish architect Rafael Moneo about architectural pedagogy past, present, and future. Together, they will take up contemporary questions, examining shifts that have taken place in architectural pedagogy’s engagement of history, theory, and technology. In attempting to answer these questions, they will explore new experiments in the relationship between practice and teaching, including examples from Moneo’s own experiences. With both traditional models and contemporary departures in mind, Moneo and Whiting will speculate on future possibilities for architectural education.

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