

OMA / クリス・ヴァン・ドゥインがコンペで勝利した、中国・成都市の、未来科学技術都市のエリアマスタープランと建築デザインです。プロジェクトタイトルは「Chengdu Future Science and Technology City Launch Area Masterplan & Architecture Design」。広大な敷地に自然形状に沿った建物等を設計しています。
以下は、リリーステキストの要約です
OMA / クリス・ヴァン・ドゥインは、GMPと並んで、成都未来科学技術都市立ち上げエリアマスタープランと建築デザインコンペの優勝者に選ばれました。イノベーション産業のために新たに設計された4.6平方キロメートルのマスタープランは、成都東部の新空港周辺の都市開発を推進するためのパイロットプロジェクトとなります。
このコンペで優勝したプラクティスは、西部に国際教育パーク、南東部にはGMPが主導するトランジット指向開発(TOD)を含む全体的なマスタープランの第一段階を開発することになっています。
緑の丘陵地に位置する46万㎡の国際教育園区には、複数の大学の教育プログラムのほか、寮、公共プログラム、国立研究所、イノベーションオフィスなどが含まれます。マスタープランと建物は、敷地の地形と空間構造に沿って設計されています。建物は、景観の整ったテラスを特徴とし、敷地の自然な地形の延長線上に存在します。
キャンパスの中心は谷が形成され、ランドマークとなる複合ビルを含みます。谷は国際教育園区と福田地下鉄駅、北西に航空大学をつなぎます。8万㎡の建物は教育生活の中心を形成し、大学図書館、学生センター、講堂、研究室、オフィスなどが含まれます。
OMAのパートナーであるクリス・ヴァン・ドゥインは、以下のようにコメントしています。
「このプロジェクトでは、従来の車中心の道路網をベースにした典型的なマスタープランに代わるものを提供したいと考えています。私たちはその土地の地理に根ざした建築とランドスケープをデザインするつもりです。私たちは、建築とランドスケープの間の接続が、革新的なアイデアを鼓舞する教育のための、ダイナミックな環境になることを願っています。」
OMAの設計は、クリス・ヴァン・ドゥイン、アソシエイトのラヴィ・カミセッティ、プロジェクトアーキテクトのジョン・サートルが主導しています。












