architecture archive

ファラ・アトリエによる、ポルトガル・ポルトの、色と素材を駆使したグラフィカルな意匠が特徴的な住宅「house in fontaínhas」の写真と図面

ファラ・アトリエが設計した、ポルトガル・ポルトの、色と素材を駆使したグラフィカルな意匠が特徴的な住宅「house in fontaínhas」の写真と図面が15枚、designboomに掲載されています。彼らのサイトで過去の作品を閲覧できますが、どれも興味深いです。

門脇耕三がキュレーションするヴェネチアビエンナーレ国際建築展の出展チームへのインタビュー「コロナ禍からの展開 ── ビエンナーレ日本館チーム再始動へ」

門脇耕三がキュレーションするヴェネチアビエンナーレ国際建築展の出展チーム(門脇耕三、岩瀬諒子木内俊克砂山太一長坂常長嶋りかこ福元成武元木大輔)へのインタビュー「コロナ禍からの展開 ── ビエンナーレ日本館チーム再始動へ」が、建築討論に掲載されています。先日紹介した通り、ヴェネチアビエンナーレ国際建築展は2021年に延期されることが発表されています。

隈研吾建築都市設計事務所が設計を進めている、東京・麻布十番の商業ビル「MAXPLAN AZABU10」
隈研吾建築都市設計事務所が設計を進めている、東京・麻布十番の商業ビル「MAXPLAN AZABU10」

隈研吾建築都市設計事務所の設計で、東京・麻布十番に商業ビル「MAXPLAN AZABU10」が建設されます。事業詳細はこちらのページに掲載されています。

東京の未来と伝統のインターセクション、麻布十番の交差点に「ゆらぎ」のある街のシンボルをつくろうと考えました。
高さ、厚み、テクスチャーの異なる様々なサイズのパネルを集積させることによって、街の多様さとエネルギーを表現し、この街に相応しい「ゆらぎ」を創造しようと考えました。
従来のスタティックなファサードにかわる新しいファサードによって「ゆらぎ」のある小さな立体的な都市を作ろうと考えました。(隈研吾)

リリーステキストより

その他の画像は以下に掲載します

スキーマ建築計画の長坂常が、2019年5月にICSカレッジオブアーツで行った講演の動画 國分大輔建築設計事務所による、東京都世田谷区の住宅「おやまだいのいえ」
國分大輔建築設計事務所による、東京都世田谷区の住宅「おやまだいのいえ」 photo©鳥村鋼一写真事務所
國分大輔建築設計事務所による、東京都世田谷区の住宅「おやまだいのいえ」 photo©鳥村鋼一写真事務所

國分大輔建築設計事務所が設計した、東京都世田谷区の住宅「おやまだいのいえ」です。

敷地は第二種風致地区で、建蔽率や各境界からの壁面後退距離が定められており、必然的に建物配置が敷地の中心になった。前面道路は環状八号線と多摩提通りとを結ぶバス通りのため大型車の交通量が多いため、生活をする上で、大型車の通行音や歩行者の目線が気にならないようにする必要があると感じた。また、周囲には街灯が少ないため、建物が街をほのかに灯せる行燈のような設えができないか考えた。

建築家によるテキストより
子浦 中 / シオ建築設計事務所による、東京・南青山の飲食店「即今」
子浦 中 / シオ建築設計事務所による、東京・南青山の飲食店「即今」 photo©淺川敏
子浦 中 / シオ建築設計事務所による、東京・南青山の飲食店「即今」 photo©淺川敏

子浦 中 / シオ建築設計事務所が設計した、東京・南青山の飲食店「即今」です。お店の公式サイトはこちら。この店舗は、弊サイトでも特集記事として紹介した、POINT設計による「夜咄Sahan」の二号店だそう。

小間の茶室で炭をくべる炭点前から、懐石料理、濃茶、薄茶という正式なお茶事、正式ではなくともお茶事を体験したいという人が体験のできる飲店食である。その他、お店で急にお稽古をしたくなった人、お茶に興味はあるが習っていない人、これから習いたい人など、誰でも気軽に茶道や日本文化を楽しむことができる。現在私たちの生活スタイルにおいて、和室や畳の部屋が少なくなり、正座をする機会がなくなった。このような現状にあわせて、このお店では正座をしなくても良い立礼席を基本としている。

建築家によるテキストより
明治大学の青井哲人が、新一年生の講義「建築学概論」を“読み物としての講義”として無料公開

明治大学の青井哲人が、新一年生の講義「建築学概論」を“読み物としての講義”として無料公開しています。リンク先は第一回目の講義です。2020年5月21日時点で第三回目の講義まで閲覧することができます

ニューヨーク市当局が、ブルックリンのドミノパークの芝生に、社会的距離を保つための白い円をペイント

ニューヨーク市当局が、ブルックリンのドミノパークの芝生に、社会的距離を保つための白い円をペイントしたそうです。designboomに写真が7枚掲載されています。

twitterにも写真が投稿されています。

多田正治アトリエによる、和歌山・新宮市の「くまの就労支援センター ヨリドコ」
多田正治アトリエによる、和歌山・新宮市の「くまの就労支援センター ヨリドコ」 photo©松村康平
多田正治アトリエによる、和歌山・新宮市の「くまの就労支援センター ヨリドコ」 photo©松村康平
多田正治アトリエによる、和歌山・新宮市の「くまの就労支援センター ヨリドコ」 photo©松村康平

多田正治アトリエが設計した、和歌山・新宮市の「くまの就労支援センター ヨリドコ」です。

和歌山県新宮市、市街地の中心部にある仲之町商店街にひきこもりや発達障害など「生きづらさ」を抱える若者のための就労支援を行う小さな施設「ヨリドコ」をつくった。
「ヨリドコ」の運営母体である「NPO法人ぷろぼのくまの」は、同じ仲之町商店街で2019年3月より就労支援センターを開設したが、想定以上に利用者の需要があったことより急遽2つ目の施設を計画することとなった。
1つめの施設をデスクでの学習やPCスキルを身につけるための施設と位置付け、新たな「ヨリドコ」を身体を動かしたりリラックスするための施設にしようということで計画はスタートした。

建築家によるテキストより
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、奈良・生駒市の住宅「Sou」
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、奈良・生駒市の住宅「Sou」 photo©上田哲史
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、奈良・生駒市の住宅「Sou」 photo©上田哲史

坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuが設計した、奈良・生駒市の住宅「Sou」です。

東生駒は生駒山地や矢田丘陵などの山々に囲まれた山間にあり、所々に自然が残る。近鉄が宅地開発をし、近鉄奈良沿線で学園前と並ぶ高級住宅地である。
計画地は沿線の北側、大規模な開発を逃れた小高い丘の中腹にあり、車1台ほどの急な坂道を北に上る。敷地は南側の大半が傾斜地であり、北側にわずかに残された平地に小さな平屋の古家が建ち、敷地の北側には小さな緑地が残っていた。
造成することもできず取り残されたような、この場所性を生かした計画ができないものかと考えた。

建築家によるテキストより
日建設計 / 田中渉+TAKT PROJECTによる、熊本の、天草市複合施設「ここらす」
日建設計 / 田中渉+TAKT PROJECTによる、熊本の、天草市複合施設「ここらす」 photo©太田拓実
日建設計 / 田中渉+TAKT PROJECTによる、熊本の、天草市複合施設「ここらす」 photo©太田拓実
日建設計 / 田中渉+TAKT PROJECTによる、熊本の、天草市複合施設「ここらす」 photo©太田拓実

日建設計 / 田中渉TAKT PROJECTが設計した、熊本の、天草市複合施設「ここらす」です。施設の公式ページはこちら

天草には駅がない。自家用車をモビリティの主役に据えた街のために、提案したのは駅のような建築です。多様な目的をもった人々がただただ同居することのできる、おおらかな場所を作りたいと考えました。
「ここらす」は、図書館・保健所・公民館といった5つの施設を再編した複合施設です。これらの用途が、敷地中央の「おおらかな庭」を介して一体的に使われる場を目指しました。おおらかな庭は、その一部が盛り上がって2Fの図書館にも繋がっています。起伏のある庭をリニアな建築が包み込むプランニングによって、あらゆる施設の利用者がおおらかな庭を体感できるよう工夫しました。

建築家によるテキストより
ミースのファンズワース邸が、近隣の川の氾濫により、床スラブ下まで水につかってしまう事態に

ミース・ファン・デル・ローエが設計して1951年に完成した、アメリカ・イリノイ州の「ファンズワース邸」が、近隣の川の氾濫により、床スラブ下まで水につかってしまう事態に見舞われています。

ファンズワース邸は、川の氾濫を想定して床スラブが持ち上げられた設計になっているのは有名ですが、2008年の氾濫時には、床スラブレベルを超えて浸水してしまったこともありました。以下はその時の写真。

伊藤憲吾建築設計事務所による、大分・姫島村の住宅「姫島の家」
伊藤憲吾建築設計事務所による、大分・姫島村の住宅「姫島の家」 photo©原大地
伊藤憲吾建築設計事務所による、大分・姫島村の住宅「姫島の家」 photo©原大地

伊藤憲吾建築設計事務所が設計した、大分・姫島村の住宅「姫島の家」です。

大分県北の離島・姫島村で住宅を設計した。瀬戸内海にある姫島は人口は約2000人である。

施主は島民であり、姫島の観光を推進する立場にあった。設計するにあたって、観光に来た方へ与える景観としての島らしさを目指すことを話したが、施主からは島の若者が住みたいと思える新しさを要求された。島の外からの視点と中からの視点を意識することが最初の課題となった。

建築家によるテキストより
「コピー建築の禁止は中国建築にルネッサンスをもたらすかもしれない」(The Guardian)

「コピー建築の禁止は中国建築にルネッサンスをもたらすかもしれない」という記事が、The Guardianに掲載されています。英語の記事です。

元木大輔が、自身が制作したZINEに関して、その参照元となった書籍や作品を解説したテキストの続き「”FRUIT BOWL”のリファレンス2」

元木大輔が、自身が制作したZINEに関して、その参照元となった書籍や作品を解説したテキストの続き「”FRUIT BOWL”のリファレンス2」がnoteに掲載されています。1回目の参照紹介記事はこちらです。

手塚貴晴と手塚由比に、自身が設計を手掛けた立川の複合文化施設「PLAY!」について聞いているインタビュー。施設の写真も掲載

手塚貴晴と手塚由比に、自身が設計を手掛けた立川の複合文化施設「PLAY!」について聞いているインタビューが公式サイトに掲載されています。インタビューの後編はこちら。施設のオープンは2020年5月19日時点では、6月以降を予定しているそう。

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