architecture archive

【ap job更新】 株式会社 the design laboが、正社員・アルバイトを募集中
【ap job更新】 株式会社 the design laboが、正社員・アルバイトを募集中
【ap job更新】 株式会社 the design laboが、正社員・アルバイトを募集中T邸

株式会社 the design laboの、正社員・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社 the design laboが正社員・アルバイトを募集中

弊社は建築設計業務を中心に、幅広くモノ創りに関わっています。
現在、戸建住宅、集合住宅、店舗、文化施設などの建築設計監理業務、海外のメゾンや家具ブランドなどとのプロダクトデザイン業務及びグラフィックデザイン業務、国内外でのアートイベントへの作品提供やキュレーション業務など、様々なプロジェクトが進行中です。
今回は建築設計業務拡大のため、主に設計監理を担う正社員と設計業務をサポートしてくれるアルバイトを募集します。

Buttondesign / 村上譲・菊田康平による、東京・中野区の住宅「白鷺の家」
Buttondesign / 村上譲・菊田康平による、東京・中野区の住宅「白鷺の家」 photo©淺川敏

Buttondesign / 村上譲・菊田康平が設計した、東京・中野区の住宅「白鷺の家」です。

駅前の商店街を抜け静かな住宅地に一歩踏み入れたところに、玄関先で営業する小さな焼き菓子店をもつ住宅を計画した。

長い木道の庭を通り抜けると建物への入り口が現れる。
中に入り小さな店舗を横目に住居部分に入ると半地下の大きな空間が出迎える。
そこは地面から一段下がった穴蔵のような静寂とやわらかな色の漆喰に包まれる安心感を与えてくれる。
二階は竪穴式住居のように半地下に下がった地面まで柱をぶっきらぼうに
落とし、掘建て小屋のようにガランとしている。

長い年月の中で変化していく家族の形態をおおらかに受け入れる様な大きくもある小さな家となった。

建築家によるテキストより
【特集:“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生】岸和郎によるレビュー「ブルネレスキとの再会」

アーキテクチャーフォトではユウブックスから出版されたインタビュー集『“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生(amazon)』を特集します。

それにあたり、岸和郎さん(WARO KISHI + K.ASSOCIATES ARCHITECTS)、三井祐介さん(日建設計)、富永大毅さん(TATTA ※旧富永大毅建築都市計画事務所)、橋本健史さん(403architecture [dajiba])にレビューを依頼しました。

異なる世代・立場・経験をもつレビュアーから生まれる言葉によって、本書に対する新たな見え方が明らかになると思います。
その視点を読者の皆様と共有したいと思います。
(アーキテクチャーフォト編集部)

【特集:“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生】岸和郎によるレビュー「ブルネレスキとの再会」

ブルネレスキとの再会

text:岸和郎

 
 
のっけから恐縮だけど、僕は昔から「伝記」というやつが嫌いだった。

特に偉人伝、キュリー夫人とか野口英世の伝記など、全く興味がなかった。
自分が知りたいのはその人がいかに苦労したとか、どんな人だったかではなくて、何をやったのか、その人が成した事実がどれだけ重要なのか、ということだけにしか興味のない人だったから。

だから大学は文化系ではなく理科系、しかも最も非人間的に思えた工学部の電気工学科に入学した。
のちに建築学科に学士入学するのだが、そのきっかけは友人の部屋でル・コルビュジェの作品を見たことだった。その時もル・コルビュジェその人には全く興味がなかった。

建築学科に変わってから大学院は建築史研究室に所属したのだが、そのときの修士論文は土浦亀城の住宅の形態分析、それもコーリン・ロウとピーター・アイゼンマンの方法論で分析したもので、この時も土浦亀城の人間としての背景の記述は意図的に排除するというような、ほとんど人間嫌いを表明するような代物だった。

だから私は本当はこの書籍の書評を受けるべき人間ではないと思う。でも、じゃあ、なぜこの書評を引き受けたのか。その理由を書いてみる。

最も注目を集めたトピックス [期間:2020/3/2-3/8]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/3/2-3/8]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:【集計期間】)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 今年のプリツカー賞を、グラフトン・アーキテクツを主宰する女性建築家のイボンヌ・ファレルとシェリー・マクナマラが受賞
  2. ル・コルビュジエが1952年に完成させた、フランス・マルセイユの集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の現在をとらえた写真
  3. SANAAが2019年に完成させた、パリの公営集合住宅「マレシャル・フャイヨール通りのアパートメント」
  4. 妹島和世が1994年に完成させた、長野の「森の別荘」の継承者を募集中
  5. フランク・ゲーリーの設計で近く完成する、フランス・アルルの、文化複合施設内のビル「LUMA tower」
  6. 石上純也・長谷川豪・勝田隆夫が審査する、杉本建築デザイン財団主催のデザインコンペが開催。テーマは「これからの職住一体集合住宅を考える」で、賞金総額は約200万円。
  7. 佐藤光彦の設計で2004年に完成した「巣鴨の住宅」が売りに出ています
  8. 岡山・奈義町の「奈義町立中学校改築」設計プロポの結果と、提案書が公開
  9. 山田紗子による、東京の住宅「waseda house」の写真
  10. 隈研吾による、ジェフェリー・バワ生誕100周年記念にデザインされた、スリランカのパヴィリオン「KITHUL-AMI」の写真
  11. 日建設計 / 谷口景一朗+茅原愛弓+康未来による、東京・港区の「荒川ビル」
  12. OMAが2017年に完成させた、カタール・ドーハの「カタール国立図書館」
  13. 藤本壮介が2010年に完成させた板橋の集合住宅「Tokyo Apartment」の一室に空きがでています
  14. H&deM出身の建築家 石田建太朗へのインタビュー「完全ではないものがもたらす空間のおおらかさ」
  15. 「富山県創業支援施設・UIJターン者等住居(仮称)」設計プロポで特定された、仲建築設計スタジオの提案書が公開
  16. 長谷川豪が完成させた、ルイス・バラガン邸の庭園での歩道状のインスタレーション作品「flying carpet」をdomusが特集
  17. 原田祐馬率いるUMA / design farmによる展覧会「Tomorrow is Today」の会場写真と、榊原充大によるレビュー「Tomorrow Never Knows時代の希望と絶望」
  18. アトリエ・ジャン・ヌーヴェルが2019年に完成させた「カタール国立博物館」
  19. 玉上貴人が20年以上前の設計事務所勤務時代、先輩から出題されたという立体クイズ
  20. デイビッド・チッパーフィールドが2018年に完成させた、ドイツ・ベルリンの「ジェームズ・サイモン・ギャラリー」

隈研吾が、「インスタ映え」の建築設計への影響などについて語っているインタビュー「21世紀は“インスタ映え”建築 隈研吾が“求められる建築”を語る」

隈研吾が、「インスタ映え」の建築設計への影響などについて語っているインタビュー「21世紀は“インスタ映え”建築 隈研吾が“求められる建築”を語る」がAERA dot.に掲載されています。

隈研吾による、ジェフェリー・バワ生誕100周年記念にデザインされた、スリランカのパヴィリオン「KITHUL-AMI」の写真

隈研吾のウェブサイトに、ジェフェリー・バワ生誕100周年記念にデザインされた、スリランカのパヴィリオン「KITHUL-AMI」の写真が4枚掲載されています。
こちらはその動画。

スリランカの建築家、ジェフェリーバワ生誕100周年を記念するパビリオンのデザインを依頼された。現地で伝統工芸品に多く使われるキツルという蔓植物を用いて、バワの建築の持つやわらかさに迫りたいと考え、またスリランカの自然を代表する植物を用いることによって、スリランカの自然と文化からバワという個性が生まれたことを具体的に示したいと考えた。

製作においては、スチールメッシュとキツルとを組み合わせることで植物の質感を持ちながら耐久性のあるパビリオンを作ることができた。形態的には、鋭角的なもの、直線的なものを可能な限り遠ざけ、ひとつながりのリボンのような形状を用いて、ゆるやかな求心性を持つ、人を包み込むようなモニュメントを創造した。形態の決定に関しては、直線状の展開面とすることが施工上の前提条件となった。カンガルーという物理シュミレーションソフトを用い、メッシュをばねとして演算することで立体形状を逆算し、この流動的なしなやかな形態に到達した。

木下昌大 / KINO architectsによる、京都の既存京町家を改修した宿泊施設「京町家旅館 すみ蛍」の写真

木下昌大 / KINO architectsのウェブサイトに、京都の既存京町家を改修した宿泊施設「京町家旅館 すみ蛍」の写真が20枚掲載されています。施設のページはこちら

2軒長屋の京町家を改修した2棟の旅館。敷地は丹波口駅と西本願寺の間に位置し、観光地や繁華街へのアクセスが良く、外国人観光客の利用が想定されます。そこで、観光客が抱く昔ながらの京町家のイメージを反映するとともに、未だ知らない日本らしい美しさを体感することができる京町家の旅館をめざしました。 谷崎潤一郎著『陰翳礼讃』に「美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にあると考える」という一節があります。まだ電灯がなかった時代、薄暗い空間に差し込む僅かな光によって、金や銀の輝きが増幅し、暗闇の中に光が形を成して浮かびあがったというものです。この陰翳の美に着想を得て、通り庭を立体的に拡張し光を採り入れながら、素材や艶の異なる黒色で仕上げ、光に反射する多様な陰翳を作り出しました。観光客が期待する京町家らしさと、未体験の日本古来の美が陰翳礼讃のなかに共存する宿です。

坂茂建築設計が2019年に完成させた、スイス・ビールの「オメガ・スウォッチ本社 (スウォッチ本社/Cité du Temps/オメガファクトリー)」の新しい写真
坂茂建築設計が2019年に完成させた、スイス・ビールの「オメガ・スウォッチ本社 (スウォッチ本社/Cité du Temps/オメガファクトリー)」の新しい写真 photo©AVH/ Atelier Vincent Hecht

坂茂建築設計が2019年に完成させた、スイス・ビールの「オメガ・スウォッチ本社 (スウォッチ本社/Cité du Temps/オメガファクトリー)」の新しい写真です。以前特集記事として紹介した写真はこちらで閲覧可能です。
こちらの写真を撮影したのは東京を拠点とするフランス人写真家・映像作家のビンセント・エシテです。

ファラ・アトリエによる、ポルトガル・アマランテの、小さな住宅の増築と改修の写真

ファラ・アトリエ(fala atelier)による、ポルトガル・アマランテの、小さな住宅の増築と改修「small house with a monumental shower」の写真と図面が15枚、designboomに掲載されています。アルティガスの住宅を想起させるグラフィカルなデザインと色彩、微妙なカーブを使用した平面が特徴的です。事務所を主宰する3人はスイスでの経験と、日本のSANAA・伊東豊雄・アトリエ・ワンでの勤務経験もあるそう。こちらのページに彼らの経歴がまとめられていました彼らの公式サイトでも作品の写真を多数見ることができます

アトリエ・ジャン・ヌーベルの設計で2018年に完成した、フランス・マルセイユのオフィスビル「Marseillaise Tower」
アトリエ・ジャン・ヌーベルの設計で2018年に完成した、フランス・マルセイユのオフィスビル「Marseillaise Tower」 photo©AVH/ Atelier Vincent Hecht

アトリエ・ジャン・ヌーベルの設計で2018年に完成した、フランス・マルセイユのオフィスビル「Marseillaise Tower」です。
こちらのサイトではファサードの色分けを含む図面を閲覧できます。
弊サイトで紹介する写真を撮影したのは、東京を拠点とするフランス人写真家・映像作家のビンセント・エシテです。

Towers, all the world over, look too alike. Often they appear interchangeable and could be anywhere. Too rarely do they add character to their cities. They are tall but anonymous. Sleek parallelepipeds, they reflect a great deal behind their all-too-shiny curtain walls. Informed by this awareness and these critical considerations, I propose a tower that’s a one-off. Her ambition is clearly to be part of the dense Mediterranean sea air. She flaunts her desire to play with the sun, draw shadows in the sky… Only, flimsy shadows, simple geometries that sow the seeds of complex mathematical games… And yes, always this coupling of simplicity and complexity… I picture this tower. I talk about her. I call her ʺThe Marseillaiseʺ. But don’t worry, she isn’t belligerent… She may be concrete, but the concrete is dis-armoured – light concrete, fiber concrete – light as an unfinished architectural drawing… The kind you can see on a computer screen that use only strokes, lines… This is the work of a fairly happy-go-lucky architect who just can’t decide how to finish the thing!

妹島和世が1994年に完成させた、長野の「森の別荘」の継承者を募集中

妹島和世が1994年に完成させた、長野の「森の別荘」の継承者を募集しています。住宅遺産トラストのサイトに情報が掲載されています。こちらのページには、1997年に行われた講演での、妹島による同作品の解説と平面図の記録が残っています。

藤本壮介が2010年に完成させた板橋の集合住宅「Tokyo Apartment」の一室に空きがでています

藤本壮介が2010年に完成させた板橋の集合住宅「Tokyo Apartment」の一室に空きがでています。家賃は55.89㎡で17万だそう。

岡山・奈義町の「奈義町立中学校改築」設計プロポの結果と、提案書が公開

岡山・奈義町の「奈義町立中学校改築」設計プロポーザルの結果と、提案書が公開されています。
受託候補者に選ばれたのは、丹羽・畝森設計共同企業体でした。次点は、大建設計株式会社。結果はこちらのPDFにまとめられています

以下は各者の技術提案書(PDF)へのリンクです。

スキーマ建築計画の事務所の様子と、長坂常のインタビューを収録したarchdaily制作の動画 ル・コルビュジエが1952年に完成させた、フランス・マルセイユの集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の現在をとらえた写真
ル・コルビュジエが1952年に完成させた、フランス・マルセイユの集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の現在をとらえた写真 photo©AVH/ Atelier Vincent Hecht

ル・コルビュジエが1952年に完成させた、フランス・マルセイユの集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の現在をとらえた写真です。撮影したのは東京を拠点とするフランス人写真家・映像作家のビンセント・エシテです。

長谷川豪が完成させた、ルイス・バラガン邸の庭園での歩道状のインスタレーション作品「flying carpet」をdomusが特集

長谷川豪が完成させた、ルイス・バラガン邸の庭園での歩道状のインスタレーション作品「flying carpet」をdomusが特集しています。リンク先で写真や図面・ドローイングを33枚見ることができます。水道用亜鉛メッキパイプ(φ21mm)をトータル3.2km使用して完成させたとの事。
以下は、以前に長谷川自身が投稿した写真です。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。