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濱田慎太建築事務所による、山口・山口市の「住宅展示場サエラ ゲートハウス」
濱田慎太建築事務所による、山口・山口市の「住宅展示場サエラ ゲートハウス」 photo©鈴木研一

濱田慎太建築事務所が設計した、山口・山口市の「住宅展示場サエラ ゲートハウス」です。

山口県の住宅展示場に建つ「ゲートハウス」のプロジェクトです。
展示場への入場ゲートという主な機能に加え、案内所、公衆トイレ、イベントスペースとしての役割も兼ねています。多くの来場者が最初に目にし、立ち寄り、通過していくための建築ということで、想定される様々な利用動線とうまく呼応した印象的な建築の姿を考えました。
まず、想定される様々な利用動線を分析し、それらを効率よく導く最も合理的な機能配置を決定しました。そしてその屋根を直線的に引き伸ばすことでシンプルなゲートを作り出しました。

STA土屋辰之助アトリエによる、東京・葛飾区の住宅「HouseHT」
STA土屋辰之助アトリエによる、東京・葛飾区の住宅「HouseHT」 photo©井上登

STA土屋辰之助アトリエが設計した、東京・葛飾区の住宅「HouseHT」です。

東京都葛飾区のグリッド状の町割りの一角に位置する住宅である。周囲は住宅街でありながら、ちらほらと町工場やその名残も目に入り、緑道や45度の道がところどころに入り込む、単純に見えて実は多様な要素が入り込む東京の下町らしい町並みのなかに置かれた町家の形式、平入屋根と「通り土間」ならぬ「通り廊下」のある住空間とした。玄関からまっすぐに伸びる「通り廊下」はそのまま階段となり、2階リビングへつながり、更に軽快な階段へと変化して小屋裏へと到達する。リビング天井は高く吹き抜けている空間からバルコニーや軒天へ向かって親密な空間へと変化し、自然に通り側へと視線を導く。

ミツィ・スタジオによる、ロンドンのハイドパークに完成した曲面の屋根が特徴的な「The Serpentine Coffee House」の写真

ミツィ・スタジオ(Mizzi Studio)が設計して、ロンドンのハイドパークに完成した曲面の屋根が特徴的な「The Serpentine Coffee House」の写真と図面が11枚、dezeenに掲載されています。サーペンタインギャラリーとサーペンタインサックラーギャラリーの間に完成したそうです。

田辺雄之建築設計事務所による、静岡・熱海市の店舗「Organic Box」
田辺雄之建築設計事務所による、静岡・熱海市の店舗「Organic Box」 photo©田辺雄之建築設計事務所
田辺雄之建築設計事務所による、静岡・熱海市の店舗「Organic Box」 photo©田辺雄之建築設計事務所

田辺雄之建築設計事務所が設計した、静岡・熱海市の店舗「Organic Box」です。お店の場所はこちら(GoogleMap)。

静岡県熱海市の海へと繋がる熱海銀座通り商店街に面するオーガニックカフェ。間口が5mほどの既存店舗は、熱海の芸者さんが通った小間物屋(椿油や白粉等を扱う)がルーツの調剤薬局。今回はその1/4ほど(間口2.5mx奥行き5m)をオーガニックカフェへと改装した。

前田圭介 / UIDによる、東京・台東区の宿泊施設「茶室ryokan asakusa」の写真
前田圭介 / UIDによる、東京・台東区の宿泊施設「茶室ryokan asakusa」の写真 photo©japan-architects.com

前田圭介 / UIDが設計した、東京・台東区の宿泊施設「茶室ryokan asakusa」の写真が、japan-architects.comに掲載されています

前田圭介 / UIDが設計した、東京・台東区の宿泊施設「茶室ryokan asakusa」の写真が29枚、japan-architects.comに掲載されています。施設の公式サイトはこちら

長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの事務所兼店舗「ブルーボトルコーヒー 聖水カフェ」
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの事務所兼店舗「ブルーボトルコーヒー 聖水カフェ」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの事務所兼店舗「ブルーボトルコーヒー 聖水カフェ」 photo©太田拓実

長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの事務所兼店舗「ブルーボトルコーヒー 聖水カフェ」です。

場所はソウル、ソンスー。元町工場の多く立ち並んだ地域だが、若いアーティストが移り住んだことで徐々に見直され、最近では急に洒落たお店が増えた. その中でもカフェが多くカフェの一大メッカになっている。そこに韓国初のBLUE BOTTLE COFFEEとして, 韓国本社とロースタリーの機能を併せ持つソンスーストアが誕生した。

BLUE BOTTLE COFFEEが入る建物はソウル中心部につながる主要幹線沿いに建ち、地下1階地上4階建でその地下から2階までの3フロアを借り、地下をカフェ、1階をロースタリーと豆ストック、2階をオフィスとして使っている。 この建物のなかで生豆の搬入から焙煎、 抽出と一連のコーヒーづくりのプロセスを見ることができる。焙煎したコーヒー豆の味を確認するカッピングやバリスタのトレーニングのための場所も用意され、今後韓国内で想定される店舗展開の拠点として位置づけられる施設でもある。

藤野高志 / 生物建築舎による、群馬・前橋市の店舗「敷島のパン屋」の動画 トラフが会場構成を手掛けた、福岡アジア美術館での「おいでよ!絵本ミュージアム」の写真

トラフが会場構成を手掛けた、福岡アジア美術館での「おいでよ!絵本ミュージアム」の写真が23枚、トラフのサイトに掲載されています。2019年版の会場構成です。

福岡アジア美術館で開催される「おいでよ!絵本ミュージアム」の会場構成計画。本展は、2007年から毎年夏休み時期に開催されており、数冊の絵本を取り上げる展示のほか、会場内で1000冊の絵本が読めるライブラリーともなる展覧会である。13年目となる今回は、インタラクティブ作品の制作をベースに活動するプラプラックスとコラボレーションし、「いろ・かたち・ものがたり」をテーマに、絵本の世界を五感で楽しめるような会場構成とした。

本展では7人の絵本作家の絵本を取り上げ、それぞれの絵本の世界に入り込むような展示を作り上げた。 エントランスから始まる「ぼくだよぼくだよ」は、激しい動きのある絵が特徴で、半透明のゴム製の幕に絵本のページを印刷して天井から吊るし、その大きな絵を潜り抜けることで絵本の世界へ誘うように会場内に導く。「みんなのトンネル」では、子供のおばけごっこを思わせる白いトンネルを作り、そこに映像を投影して絵本の世界を作り上げる。「もこ もこもこ」のソファは、ポリエチレン発泡体の素材生成の際に出る端材をカットしたものを束ねるだけで作った。「雨、あめ」のコーナーに展示された、「Water pocket」は、実際の水滴にプロジェクターの光を当てて、人が入るとその足元に水の波紋が落ちる。 また、会期後は資源になり、本というプロダクトとも親和性のある段ボールを什器や展示物に多用している。

それぞれの絵本ごとに壁で仕切るなど明確に区分けをしないことで、大きな空間の中で色々な絵本が見え隠れし、あちらこちらで絵本が読めるような、のびのびと過ごせる展覧会を目指した。

篠原一男が1974年に完成させた「谷川さんの住宅」を、The Chain Museumが取得し公開イベントが行われることに

篠原一男が1974年に完成させた長野・北軽井沢の「谷川さんの住宅」を、The Chain Museumが取得し公開イベントが行われることになったそうです。詳細はリンク先でどうぞ。
The Chain Museumの代表取締役社長は、遠山正道で、スープストックトーキョーやパスザバトンの立ち上げで知られる人物です。最近、オンデザイン・西田司との対談記事が公開されていてその中でもThe Chain Museumについて語られていました。

井手健一郎へのインタビュー「対応力が建築の寛容性、冗長性を担保する」

井手健一郎へのインタビュー「対応力が建築の寛容性、冗長性を担保する」が、AGCのサイトに掲載されています。

本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の写真
本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の写真 photo©japan-architects.com

本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の写真が、japan-architects.comに掲載されています

本橋良介+三木達郎 / MMAAAが設計した、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の写真が23枚、japan-architects.comに掲載されています。

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(4)、中村真広(ツクルバ)と岡部修三(upsetters architects)
インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(4)、中村真広(ツクルバ)と岡部修三(upsetters architects)

ユウブックスから刊行されたインタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』をプレビューします。
4回目のプレビューは、中村真広 / ツクルバのインタビュー「自社プロジェクトで都市・建築へのエールを送る」と岡部修三 / upsetters architectsのインタビュー「デザインと戦略、建築家として新しいフィールドとかたちを求めて」です。

 本書はユウブックス の1作目『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』の続編です。

 「建築家の職能の拡張」を共通のテーマにしながらも、『リノベーションプラス』が「探求と生活の両立」であるならば、今作は「探求の延長にある領域で、フィーについて考える」に編集者の個人的な関心が移ったことも反映されました。

 具体的には設計業務を遂行するうえで、それをより良いものとするために自然と考察し、手掛けることになる領域、つまり建物のソフトの部分に関わってくる「企画」「リサーチ」「コンサルティング」といった、“設計周辺”に積極的に携わることの可能性を探っています。

 取材を通し、ソフト面でも提案した価値に見合う対価を得ること、それがアトリエ系設計事務所の置かれた経営状況をより良い方向に導き、ひいては設計者の地位の向上につながるのではと、建築家の方々には教えていただきました。

 もちろんそれらの領域への進出が仕事を取るための工夫、フィーについての試行錯誤、といった側面だけで行われているわけでは決してありません。
 多くが社会問題を解決し、またよりよい設計ができるような環境を整えたり、多様化する社会にプロジェクトを対応させたり、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家らしい視点でより広く社会に良い影響を与える手法について深く考え、試みられています。
 ちなみに、いわゆる“上流工程”に建築家が関わることの意味とは何か、についても巻頭鼎談では熱く議論が交わされました。

 本書ではこのように、社会と同時に建築界に対し、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っています。

 ぜひご一読いただけましたら幸いです。

東畑建築事務所が特定者に選ばれた、高知の「四万十市文化複合施設」設計プロポの提案書が公開

東畑建築事務所が特定者に選ばれた、高知の「四万十市文化複合施設」設計プロポの提案書が公開されています。

令和元年7月1日に四万十市文化複合施設基本計画等策定支援業務委託業者選定委員会による第二次審査を開催し、第一次審査の評価も含め、次のとおり代表企業枠特定者及び次点者を選定しましたのでお知らせします。
   
■代表企業枠特定者 : 株式会社 東畑建築事務所 大阪事務所   1067.7点
■次点者      : 株式会社 石本建築事務所 大阪オフィス 1020.9点
(via city.shimanto.lg.jp

稲荷明彦建築研究室+多和良屋による、石川・金沢市の「桜木幼稚園」
稲荷明彦建築研究室+多和良屋による、石川・金沢市の「桜木幼稚園」 photo©稲荷明彦建築研究室
稲荷明彦建築研究室+多和良屋による、石川・金沢市の「桜木幼稚園」 photo©稲荷明彦建築研究室

稲荷明彦建築研究室多和良屋が設計した、石川・金沢市の「桜木幼稚園」です。

百余年の歴史を持つ教会付属幼稚園の改築計画。既存園舎の老朽化や、幼保連携型認定こども園への移行に伴う必要諸室の増加など、様々な理由により建替えとなったときに、これまでの時間の流れをいかに引き継ぎ、これからの園舎をいかに作るかということを主題としました。

園庭に向かって開くとともに、高窓から桜の景色を取り込んでいた旧園舎の断面構成を新しい保育室や遊戯室でも踏襲しました。また、玄関ホールでは旧園舎と同時に解体された、W・M・ヴォーリズ設計の旧牧師館の階段や窓の部材を再利用しています。
これらにより、今まで幼稚園で育ってきた人々の愛着や歴史を継承し、子供たちがこれまでと同じ風景のなかで成長し、これまでと同じように思い出を紡いでいくことを意図しています。

新しい園舎は、園のシンボルとなっている桜などの既存樹木を大切にし、それらをかわした雁行型配置としています。先生による教えに集中できるシンプルな形の保育室を、様々な遊びの仕掛けを施した廊下で繋いでいます。
傾斜のついた渡り廊下の奥まったベンチや本棚、教会員も集う絵本コーナー、禁止された場所としてのキャットウォーク、あるいは隅っこや暗がり、少し危ない場所など、多様な場所を散りばめつつ、保育室と廊下を対比的にしすぎず、保育室のなかにも遊びの設えがあり、廊下でも教える場所があり、その交錯のなかで重層化された豊かな学びが形成されることを期待しています。

松葉邦彦 / TYRANTによる、群馬・吾妻郡の住宅「町田邸」
松葉邦彦 / TYRANTによる、群馬・吾妻郡の住宅「町田邸」 photo©広川智基
松葉邦彦 / TYRANTによる、群馬・吾妻郡の住宅「町田邸」 photo©広川智基

松葉邦彦 / TYRANTが設計した、群馬・吾妻郡の住宅「町田邸」です。

群馬県を代表する温泉地の一つである四万温泉を流れる四万川沿いの自然に環境に囲まれた傾斜地に建てられた個人住宅です。四万川と公園に挟まれた敷地の形状に従い、細長い平面を持つ平屋の木造住宅を計画しました。

背後の斜面から四万川に向かって地中を流れる豊富な地下水により、敷地は常に湿度の高い状態でした。傾斜地であることも考慮すると決して居住に適している環境とは言えません。そこで、斜面の上に四方向にはね出したコンクリートスラブを乗せた高さ2mの基礎を造り、その上に23.6m×4.6mの平面を持つ建物を計画しました。斜面から適当な距離をとることで、湿気との縁を切り快適な居住空間を実現させています。

ウェブサイト・建築討論が、葉祥栄による「小国ドーム」を特集

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