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桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、京都・南区の印刷工房「POD Print Factory」
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、京都・南区の印刷工房「POD Print Factory」 photo©阿野太一

桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSが設計した、京都・南区の印刷工房「POD Print Factory」です。桐は、藤本壮介建築設計事務所出身の建築家です。

京都市南区に建つ4階建ての印刷工房。最大幅3.2mのインクジェット出力ができる大型プロッターを始め、さまざまなメディアサイズの出力/加工に対応できる、ものづくりの現場である。

周辺には、大小様々な町工場が建ち並び、その間には戸建ての住宅や大きな畑、ビニールハウス、小屋といった生活スケールも同時に混在していた。そこで、 雑多な周辺環境に対応しながら、小さな壁状のヴォリュームを幾重にも積み上げることで、たくさんのものに囲まれながらも明るく開放的な製作環境を構想した。

八木敦之 / アトリエMEMEによる、千葉・富津市の別荘「villaS」
八木敦之 / アトリエMEMEによる、千葉・富津市の別荘「villaS」 photo©下里卓也

八木敦之 / アトリエMEMEが設計した、千葉・富津市の別荘「villaS」です。八木は、北川原温建築都市研究所出身の建築家です。

山と海の境界線に佇む別荘。正方形の平面に、花弁のように四方に広がる屋根をかぶせる。大地と大海原を感じながら、住人は静かに余白の時を刻む。

藤本寿徳による、RC製のエッジのシャープさが特徴的な住宅の螺旋階段のメイキング動画

藤本寿徳が設計した、RC製のエッジのシャープさが特徴的な住宅の螺旋階段のメイキング動画です。藤本は2016年にも今回の階段につながるデザインの階段を設計しており、その施工方法についてtwitterで議論が巻き起こりました(その後住宅特集に施工についても掲載)。

以下は、荒谷省午が同建築の階段を訪問してのtwitterへの投稿です。1000件以上のいいねが付く等の反響が見られます。

ホンマタカシが撮り下ろした「三井本館」の写真などが公開される展示が開催

ホンマタカシが撮り下ろした「三井本館」の写真などが公開される展示が開催されます。会期は2019年6月8日~7月21日(※6月8日(土)のみ、いずれの会場も 14:00—20:00 ※休展日 6/10、6/12、6/24、6/25、7/8)。

展覧会について

2019年に開館90周年を迎える三井本館は、日本近代建築を代表する重要文化財であり、現代の都市においてはごくあたりまえの存在となった「複合オフィスビル」の先駆けともいえる建築物です。2019年6月8日から7月21日まで行う本展覧会は、その歴史を振り返り、建物としての魅力を現代の視点で切り取るものです。
展覧会は、写真家・ホンマタカシ氏の撮影・監修による写真展示企画を主体に構成されています。ホンマ氏が長年取り組んでいる「カメラオブスキュラ」を用いた写真を含む三井本館の撮り下ろし写真が特大サイズで展示されるほか、 建設当時の様子を収めた貴重なアーカイブもホンマ氏の手で再撮影・編集され、お披露目されます。
展示会場は、合名玄関と呼ばれるオフィスフロアのエントランスと、隣接する日本橋三井タワーのアトリウム。合名玄関は、大理石の重厚なインテリアをはじめとする開館当時の佇まいを残す場所で、展示期間中は、普段は気軽に入れない館内を見学していただけます。

【ap job更新】 人の暮らしに深くかかわる建築を丁寧にデザインする「阿曽芙実建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 人の暮らしに深くかかわる建築を丁寧にデザインする「阿曽芙実建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 人の暮らしに深くかかわる建築を丁寧にデザインする「阿曽芙実建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中Hat house Photo by Shigeo Ogawa

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

人の暮らしに深くかかわる建築を丁寧にデザインする「阿曽芙実建築設計事務所」の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

阿曽芙実建築設計事務所は、兵庫県神戸市を拠点に活動する建築設計事務所です。

私たちは、設計スタッフを募集しております。
プロダクトや家具、照明などの設計デザインからホテルや旅館、住宅の新築やリノベーション、まちづくりを通して地域とか関わる居場所作りなど、多分野に渡る領域で、人の暮らしに関わる設計デザインを行っています。

建築は人自身の暮らしの中にあるので、人の周りに溢れています。そのため、それらが微量ながらも、少しずつ人の暮らしに影響を与え続け、生涯を通して影響されます。その一つ一つに目を向け、大切にデザインすることで、人の暮らしの質が今よりもずっと濃密で思いやりのある時間や空間となるようなデザインを心がけています。

私たちの仕事は、新建築住宅特集や建築知識などの日本の専門雑誌のほか、一般の方に手にとってもらいやすい一般雑誌、海外の専門雑誌や、世界中のメディアサイトで紹介されています。
受賞歴として、関西建築家新人賞や渡辺節賞があり、ここ数年では、コンペやプロポーザルにも力を入れ始めています。

私たちの取り組みや活動に共感していただける方で、意欲のある方からのご応募をお待ちしております。

「大久保利通の茶室、住宅解体現場で見つかる」(朝日新聞DEGITAL)

「大久保利通の茶室、住宅解体現場で見つかる」という記事が、朝日新聞DEGITALに掲載されています。写真も2枚掲載されています。

工藤浩平へのインタビュー「明るさ、開放感、包み込むような心地よさがつくるおおらかな建築」

工藤浩平へのインタビュー「明るさ、開放感、包み込むような心地よさがつくるおおらかな建築」がAGCのサイトに掲載されています。工藤はSANAA出身で2017年に独立した建築家。事務所に入るようになった経緯も語られています。

日埜直彦による、「トム・サックス ティーセレモニー」展のレビュー

日埜直彦が執筆した、東京オペラシティアートギャラリーでの「トム・サックス ティーセレモニー」展のレビューがRealTokyoに掲載されています。会期は2019年6月23日まで。

藤井亮介建築研究所による、東京・豊島区駒込の長屋「komagome terrace」
藤井亮介建築研究所による、東京・豊島区駒込の長屋「komagome terrace」 photo©小出薫
藤井亮介建築研究所による、東京・豊島区駒込の長屋「komagome terrace」 photo©小出薫


VRゴーグルで体験も可能な360°写真 photo©徳永雄太 / ARCHI HATCH

藤井亮介建築研究所が設計した、東京・豊島区駒込の長屋「komagome terrace」です。VRゴーグルで体験も可能な360°写真は当記事の下部で5つ掲載しています。

山手線土手上に建つ14戸の長屋の計画である。
現代のライフスタイルに対応するには、紋切り型の住戸プランに住まい手が住まわされるのではなく、様々な解釈が可能な住戸プランの中で住まい手自らが居場所を発見できるようなあり方が望ましいと考えた。

そのため、平面・断面形状共に、あえて多くの凹凸をつくることによって、ワンルームでありながらも行為のきっかけとなるような場所が多数生まれ、場所によって空間の質を変えることが可能な住まい方を提案している。
また、立体的な凹凸によって仕事場と居住スペースを自由に分節できるSOHOや、可動什器によってライブラリーが書斎に変化する空間など、住まい手が空間をカスタマイズできるしくみも組み込んだ計画となっている。

また今回は、ARCHI HATCHの徳永 雄太氏協力のもと、3Dカメラ・3Dスキャニングを行い、室内版のストリートビューともいえる空間体験を可能にしている(VRゴーグル対応)。
このような技術は、今回のような立体的なつながりを重視したプロジェクトにおいて、従来の竣工写真だけでは把握しにくい空間の連続性や立体構成を疑似体験できるので、新たな空間の記録メディアとしてだけでなく、賃貸事業の販売ツールにも展開できると考えている。

谷口吉生の設計で建設が進められている、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の最新の外観写真

谷口吉生の設計で建設が進められている、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の最新の外観写真が14枚、金沢まちナビゲーションに掲載されています。また同施設は2019年7月26日に開館することを公開しています。

第7回京都建築賞の結果

第7回京都建築賞の結果が発表されています。
最優秀作品に、小嶋一浩+赤松佳珠子による「京都外国語大学新4号館」。
優秀賞に、森田一弥による「Lattice-Pod 朝田善之助記念館」と大垣優太による「てらす峰夢」。
奨励賞に、竹内誠一郎、姜順英による「RESIDENCE JO MIBUBAN」。
藤井厚二賞に、木村吉成、松本尚子による「house A/shop B」。
が選定されています。
森田一弥による「Lattice-Pod 朝田善之助記念館」については、アーキテクチャーフォトで特集記事として紹介しています。
アワードの公式サイトはこちらです。

「“都会のマンション”に異変!あなたはどうする?」(NHK・クローズアップ現代)

「“都会のマンション”に異変!あなたはどうする?」という特集番組の内容が、NHK・クローズアップ現代のウェブサイトに掲載されています。

トラフによる「エルメス 2019SS ウィンドウディスプレイ」の写真

トラフのウェブサイトに「エルメス 2019SS ウィンドウディスプレイ」の写真が8枚掲載されています。全国31の店舗にて2019年7月まで見られるそうです。

全国31店舗で展開する、エルメスのウィンドウディスプレイ。 2019年のエルメスの年間テーマである« DREAM » をコンセプトにした、ウィンドウの空間演出。 与えられた広大なテーマから、「夢の中の空間」について考えた。

夢から覚めても、まだ夢が続いている。夢から覚めた瞬間は、夢か現実かわからずに、でもどこか現実とのズレが、これは夢の中だと気づかせる。入れ子状になり抜けられない、夢の中の空間を表現したウィンドウを提案した。 手前のドアを抜けると、また同じ部屋が続いていて、その部屋は重力を失い回転している。窓の先にも、同じ部屋がずっとぐるぐると回転しながら続いている。

部屋を積み上げたディスプレイでは、同じ部屋が回転したり裏返ったりしながら複雑に入り組み、抜け出せない夢の空間を俯瞰できる。

道行く人が違和感を持ち、立ち止まってみてしまう。眠ったり起きたりと、夢と現実の2つの世界の狭間を探索する、そんな新しい「夢」のウィンドウを目指した。

トラフによる、東京・青山の店舗「パパブブレ 青山店」の写真

トラフのウェブサイトに、東京・青山の店舗「パパブブレ 青山店」の写真が16枚掲載されています。

青山通りに面したビルの1階にオープンした、スペイン発のアート・キャンディ・ショップ パパブブレの店舗内装計画。敷地となる、間口3.2m、奥行き14.8m、天井高さ4.2mの細長い空間を活かしつつも、ブランドの原点を感じさせる店舗が望まれた。

そこで、街の裏路地にあるバルセロナ本店をイメージして、路地に見立てた空間の奥に、黒い外観の厨房が突如現れるような構成を提案した。同店の特徴である飴作りの厨房を店舗奥に配置しつつも、店のファサードのように屋根とロゴサインをかかげて視認性を高め、外部床の舗装材で通りから人を引き込む。厨房には、ディスプレイ棚のエメラルドグリーンや、壁面の青い特注タイルなど、鮮やかな色で存在を引き立たせている。売場は、質感のある外部塗装の壁や窓枠に見える商品棚、街灯、また屋台を思わせるカウンターなどで、建物に挟まれた路地の間を抜けていくような屋外空間を演出している。壁面の所々に配置したモザイクタイルによるグラフィティは、パパブブレの遊び心あるブランドイメージを感じさせる。

特殊な区画形状を活かし、パパブブレの職人たちの飴作りの様子が際立つような店舗を目指した。

宮城県の「中新田公民館」設計プロポで、ティーハウス・齋藤和哉建築設計共同体が最優秀者に

宮城県の「中新田公民館」設計プロポで、ティーハウス・齋藤和哉建築設計共同体が最優秀者に選ばれていて、その提案書がPDFで公開されています

宮城県の「中新田公民館」設計プロポで、ティーハウス齋藤和哉建築設計共同体が最優秀者に選ばれていて、その提案書がPDFで公開されています。次点者は篠崎弘之建築設計事務所でした。

以下に2次審査に残っていた事務所の提案書をリンクします。

次点者 篠崎弘之建築設計事務所 提案書

提案者 
◎一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツ 提案書(PDF)
◎(株)AE5 Partners・(株)サードパーティ 提案書(PDF)
◎(有)野沢正光建築工房・スタジオアーキファーム一級建築士事務所 提案書(PDF)
◎(有)ノルムナルオフィス 提案書(PDF)

審査講評 審査委員長 中田 千彦 審査講評(PDF)

(via town.kami.miyagi.jp

菊竹清訓が設計して解体が決まっている「旧都城市民会館」を3次元スキャンで記録するプロジェクトがクラウドファウンディングで資金を募集中

菊竹清訓が設計して解体が決まっている「旧都城市民会館」を3次元スキャンで記録するプロジェクトがクラウドファウンディングで資金を募集しています。

2019年夏に解体着工される『旧都城市民会館』を文化的価値の記憶として3 次元データで保存。写真や図面だけでは記録しきれない複雑な形状や構造を、3 次元計測技術を用いて正確に記録し、建築家・菊竹清訓氏が設計したメタボリズムの代表作とされる名建築の価値を後世へ継承していくことを目指します。

gluon(グルーオン)は、建築・都市を軸に新たな価値を創出するために、新しいデジタル技術と建築・都市の融合を企画から実装まで行うプラットフォームです。本プロジェクトでは、建築や都市のデジタル化を推進するgluonと豊富な測量実績と新しい測量技術を切り拓くKUMONOS(クモノス)が互いの知識やノウハウを掛け合わせ、空間のデジタル記述で培ってきた3次元計測技術を活用し、デジタルアーカイブとして文化財の新たな保存手法の構築と名建築の価値を継承していくことを目指します。

またクラウドファンディングが成立した際には、実測した旧都城市民会館の3 次元点群データをウェブサイトで無償で公開し、研究への活用や新たな創作活動へ繋がる機会を創出します。

本プロジェクトは、旧都城市民会館の所有者である都城市の協力のもと、取り組んでまいります。なお、都城市においては、本プロジェクトとは別に、旧都城市民会館のメモリアルとして、模型や映像作品等の製作を行う予定です。

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