BIGのビャルケ・インゲルスによる、TEDでの最新トーク「Floating cities, the LEGO House and other architectural forms of the future」の動画です。こちらは英語版ですが、日本語版が公開され次第、弊サイトでも紹介します。
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インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売記念トークイベントが、二子玉川 蔦屋家電で開催されます
インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売記念トークイベントが、二子玉川 蔦屋家電で開催されます。開催日は2019年6月17日。要事前申し込み。
『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』の発売を記念し、トークイベントを実施します。
ご登壇いただくのは監修者の古澤大輔さん/リライト、岡部修三さん/upsetters architects、山道拓人さん/ツバメアーキテクツ、そしてインタビュイとして本書に登場する酒井康介さん/noiz、蘆田暢人さん/蘆田暢人建築設計事務所、落合正行さん/日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室、と総勢6人の豪華メンバーです。
先行き不透明でシビアな社会情勢のなか、消費者の趣向も多岐に渡り、建築企画も一体どういったものを建てたら多くの人に利用されるのか、経営的に成立するのかを含め、建築家が相談を受けることも増えているようです。
今回のトークイベントでは、そういった企画・リサーチ・コンサルティングといった領域に積極的に関わっている建築家とともに、よりよい設計ができるような環境を整えること、そして多様化する社会にプロジェクトを対応させ、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っていきます。


松島潤平建築設計事務所が設計した、東京の一棟全体リノベーションが為されたマンションのモデルルーム「Nock/Mock」です。
室中央にL字の耐力壁が置かれた壁式構造の建物で、
玄関ドアを開けるとまず突き当たりの耐力壁が見えるというつくりであった。
このため部屋の印象は暗く、余儀なく広い一室空間も取れないプランとなる。そこで3Dモデルで検証を行い、窓と対面する壁に1.69°の角度で鏡を貼り、
斜向かいの耐力壁にも4.87°の角度で鏡を貼ることによって
合わせ鏡の効果で窓外の風景と自然光が玄関ドアまで届くようにした。
虚像ではあるが閉塞感は劇的に解消され、強固な部屋の輪郭がほどけた感覚を与える。


八木敦之 / アトリエMEMEが設計した、神奈川・川崎市の住宅「houseG」です。
2世帯住宅の計画。子供の成長、物の増加、世帯の変化などを見込み、計画には最大限の床面積が求められた。そこで、直交グリッドでプランを組んだ後、各スペースが床面積を取り合うように押し合いへし合いした結果、グリッドが微妙にゆらぐという状態を見立てた。ゆらいだグリッドの間にはふくらみがうまれ、視線や身体はゆらぎに応じて動く。四角四面の空間に親密さがもたらされる。構成・構造・建材・設備、どれも特殊なものはない建築だが、いわば平凡ではない普通さといった類の、静かな喜びに満ちた住宅が立ち上がった。

ユウブックスから刊行されたインタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』をプレビューします。
第一回目は、山道拓人・千葉元生・西川日満里/ツバメアーキテクツのインタビュー「空間をつくる『Design』とプロジェクトをつくる『Lab』の二部門構成でソーシャルテクトニクスを体現する」と、古澤大輔・籾山真人/リライトのインタビュー「ハード(建築)とソフト(仕掛け)を融合させた〝場所づくり〟を実践」の一部を紹介します。
本書はユウブックス の1作目『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』の続編です。
「建築家の職能の拡張」を共通のテーマにしながらも、『リノベーションプラス』が「探求と生活の両立」であるならば、今作は「探求の延長にある領域で、フィーについて考える」に編集者の個人的な関心が移ったことも反映されました。
具体的には設計業務を遂行するうえで、それをより良いものとするために自然と考察し、手掛けることになる領域、つまり建物のソフトの部分に関わってくる「企画」「リサーチ」「コンサルティング」といった、“設計周辺”に積極的に携わることの可能性を探っています。
取材を通し、ソフト面でも提案した価値に見合う対価を得ること、それがアトリエ系設計事務所の置かれた経営状況をより良い方向に導き、ひいては設計者の地位の向上につながるのではと、建築家の方々には教えていただきました。
もちろんそれらの領域への進出が仕事を取るための工夫、フィーについての試行錯誤、といった側面だけで行われているわけでは決してありません。
多くが社会問題を解決し、またよりよい設計ができるような環境を整えたり、多様化する社会にプロジェクトを対応させたり、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家らしい視点でより広く社会に良い影響を与える手法について深く考え、試みられています。
ちなみに、いわゆる“上流工程”に建築家が関わることの意味とは何か、についても巻頭鼎談では熱く議論が交わされました。本書ではこのように、社会と同時に建築界に対し、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っています。
ぜひご一読いただけましたら幸いです。

桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSが設計した、京都・南区の印刷工房「POD Print Factory」です。桐は、藤本壮介建築設計事務所出身の建築家です。
京都市南区に建つ4階建ての印刷工房。最大幅3.2mのインクジェット出力ができる大型プロッターを始め、さまざまなメディアサイズの出力/加工に対応できる、ものづくりの現場である。
周辺には、大小様々な町工場が建ち並び、その間には戸建ての住宅や大きな畑、ビニールハウス、小屋といった生活スケールも同時に混在していた。そこで、 雑多な周辺環境に対応しながら、小さな壁状のヴォリュームを幾重にも積み上げることで、たくさんのものに囲まれながらも明るく開放的な製作環境を構想した。

八木敦之 / アトリエMEMEが設計した、千葉・富津市の別荘「villaS」です。八木は、北川原温建築都市研究所出身の建築家です。
山と海の境界線に佇む別荘。正方形の平面に、花弁のように四方に広がる屋根をかぶせる。大地と大海原を感じながら、住人は静かに余白の時を刻む。
藤本寿徳が設計した、RC製のエッジのシャープさが特徴的な住宅の螺旋階段のメイキング動画です。藤本は2016年にも今回の階段につながるデザインの階段を設計しており、その施工方法についてtwitterで議論が巻き起こりました(その後住宅特集に施工についても掲載)。
以下は、荒谷省午が同建築の階段を訪問してのtwitterへの投稿です。1000件以上のいいねが付く等の反響が見られます。
藤本寿徳さんの芦屋の新作を見せて頂く。あの階段をようやく実見することが出来た。凛として高潔な様がとても心地良いだけでなく、向きと位置とが絶妙で連続する2室に程よい距離感が生まれていて何度も上がったり下りたり。最小限の要素で最大限の効果を体感。 pic.twitter.com/hTTyLiEN1S
— Shogo Aratani (@ararchitect) 2019年5月31日
SHARE ホンマタカシが撮り下ろした「三井本館」の写真などが公開される展示が開催
- 日程
- 2019年6月8日(土)–7月21日(日)
ホンマタカシが撮り下ろした「三井本館」の写真などが公開される展示が開催されます。会期は2019年6月8日~7月21日(※6月8日(土)のみ、いずれの会場も 14:00—20:00 ※休展日 6/10、6/12、6/24、6/25、7/8)。
展覧会について
2019年に開館90周年を迎える三井本館は、日本近代建築を代表する重要文化財であり、現代の都市においてはごくあたりまえの存在となった「複合オフィスビル」の先駆けともいえる建築物です。2019年6月8日から7月21日まで行う本展覧会は、その歴史を振り返り、建物としての魅力を現代の視点で切り取るものです。
展覧会は、写真家・ホンマタカシ氏の撮影・監修による写真展示企画を主体に構成されています。ホンマ氏が長年取り組んでいる「カメラオブスキュラ」を用いた写真を含む三井本館の撮り下ろし写真が特大サイズで展示されるほか、 建設当時の様子を収めた貴重なアーカイブもホンマ氏の手で再撮影・編集され、お披露目されます。
展示会場は、合名玄関と呼ばれるオフィスフロアのエントランスと、隣接する日本橋三井タワーのアトリウム。合名玄関は、大理石の重厚なインテリアをはじめとする開館当時の佇まいを残す場所で、展示期間中は、普段は気軽に入れない館内を見学していただけます。


アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
人の暮らしに深くかかわる建築を丁寧にデザインする「阿曽芙実建築設計事務所」の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
阿曽芙実建築設計事務所は、兵庫県神戸市を拠点に活動する建築設計事務所です。
私たちは、設計スタッフを募集しております。
プロダクトや家具、照明などの設計デザインからホテルや旅館、住宅の新築やリノベーション、まちづくりを通して地域とか関わる居場所作りなど、多分野に渡る領域で、人の暮らしに関わる設計デザインを行っています。建築は人自身の暮らしの中にあるので、人の周りに溢れています。そのため、それらが微量ながらも、少しずつ人の暮らしに影響を与え続け、生涯を通して影響されます。その一つ一つに目を向け、大切にデザインすることで、人の暮らしの質が今よりもずっと濃密で思いやりのある時間や空間となるようなデザインを心がけています。
私たちの仕事は、新建築住宅特集や建築知識などの日本の専門雑誌のほか、一般の方に手にとってもらいやすい一般雑誌、海外の専門雑誌や、世界中のメディアサイトで紹介されています。
受賞歴として、関西建築家新人賞や渡辺節賞があり、ここ数年では、コンペやプロポーザルにも力を入れ始めています。私たちの取り組みや活動に共感していただける方で、意欲のある方からのご応募をお待ちしております。
「大久保利通の茶室、住宅解体現場で見つかる」という記事が、朝日新聞DEGITALに掲載されています。写真も2枚掲載されています。
工藤浩平へのインタビュー「明るさ、開放感、包み込むような心地よさがつくるおおらかな建築」がAGCのサイトに掲載されています。工藤はSANAA出身で2017年に独立した建築家。事務所に入るようになった経緯も語られています。
日埜直彦が執筆した、東京オペラシティアートギャラリーでの「トム・サックス ティーセレモニー」展のレビューがRealTokyoに掲載されています。会期は2019年6月23日まで。


VRゴーグルで体験も可能な360°写真 photo©徳永雄太 / ARCHI HATCH
藤井亮介建築研究所が設計した、東京・豊島区駒込の長屋「komagome terrace」です。VRゴーグルで体験も可能な360°写真は当記事の下部で5つ掲載しています。
山手線土手上に建つ14戸の長屋の計画である。
現代のライフスタイルに対応するには、紋切り型の住戸プランに住まい手が住まわされるのではなく、様々な解釈が可能な住戸プランの中で住まい手自らが居場所を発見できるようなあり方が望ましいと考えた。そのため、平面・断面形状共に、あえて多くの凹凸をつくることによって、ワンルームでありながらも行為のきっかけとなるような場所が多数生まれ、場所によって空間の質を変えることが可能な住まい方を提案している。
また、立体的な凹凸によって仕事場と居住スペースを自由に分節できるSOHOや、可動什器によってライブラリーが書斎に変化する空間など、住まい手が空間をカスタマイズできるしくみも組み込んだ計画となっている。
また今回は、ARCHI HATCHの徳永 雄太氏協力のもと、3Dカメラ・3Dスキャニングを行い、室内版のストリートビューともいえる空間体験を可能にしている(VRゴーグル対応)。
このような技術は、今回のような立体的なつながりを重視したプロジェクトにおいて、従来の竣工写真だけでは把握しにくい空間の連続性や立体構成を疑似体験できるので、新たな空間の記録メディアとしてだけでなく、賃貸事業の販売ツールにも展開できると考えている。
谷口吉生の設計で建設が進められている、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の最新の外観写真が14枚、金沢まちナビゲーションに掲載されています。また同施設は2019年7月26日に開館することを公開しています。
SHARE 第7回京都建築賞の結果
第7回京都建築賞の結果が発表されています。
最優秀作品に、小嶋一浩+赤松佳珠子による「京都外国語大学新4号館」。
優秀賞に、森田一弥による「Lattice-Pod 朝田善之助記念館」と大垣優太による「てらす峰夢」。
奨励賞に、竹内誠一郎、姜順英による「RESIDENCE JO MIBUBAN」。
藤井厚二賞に、木村吉成、松本尚子による「house A/shop B」。
が選定されています。
森田一弥による「Lattice-Pod 朝田善之助記念館」については、アーキテクチャーフォトで特集記事として紹介しています。
アワードの公式サイトはこちらです。










