写真家 ヴォルフガング・ティルマンスの、ハンガリーの現代美術館での展覧会「Your body is yours」の会場写真が43枚、公式サイトに掲載されています。会期は2021年7月18日まで。展覧会の公式ページはこちら。ティルマンスは自身の作品を再構成しインスタレーション的に展示会場で見せる事でも知られているアーティストで、作品のみならずその空間の中での見せ方も注目されている写真家です。日本では2004年にオペラシティアートギャラリーで大規模な展覧会が行われました。この展示の直前にパリで行われた展示の会場写真と比較してみると興味深いです。
art archive
元木大輔 / DDAAによる、アート展の会場設計「MR. BRAINWASH EXHIBITION “LIFE IS BEAUTIFUL” at Shinsaibashi PARCO」です。大阪の心斎橋パルコでの展覧会でした(※会期は終了しています)。
LA在住のストリートアーティスト、MR.BRAINWASHによる日本初の大型個展「LIFE IS BEAUTIFUL」の会場構成。会場である心斎橋パルコ SPACE 14のこけら落としの展覧会となった。
バンクシー初監督作品となったドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年)でアーティストに仕立て上げられたMR.BRAINWASHは、大衆・消費文化における大量生産の側面や、ストリートアートに用いられるペンキやスプレーなどの表現手法をアッセンブルし、異なる価値観を顕在化させるアート作品を制作する。そうした彼の作品、約80点を展示するにあたり、展示空間そのものをリフレーミングする会場構成を模索した。
会場となった心斎橋パルコのSPACE 14は、普段は劇場として使用されるコンサバティブな空間だった。たとえば、会場を真っ白にし、普段の状況をなかったことにしてアートのための空間にすることもできたが、「ものの見方を変える」というストリートアート、ポップアートの歴史を引き継いだ構成にしようと考えた。
アイ・ウェイウェイへの日本語で読めるインタビュー記事「芸術家 アイ・ウェイウェイと モフモフな仲間たち」が、The New York Times Style magazine : Japanに掲載されています。
SHARE 陶芸と建築のコラボをテーマとした、スペース大原での「松永圭太×橋本健史 展」の会場写真。403architecture [dajiba]の橋本と陶芸家の松永が協働で作品を制作
- 日程
- 2021年6月5日(土)–6月20日(日)
陶芸と建築のコラボレーションをテーマとした、スペース大原での「松永圭太×橋本健史 展」の会場写真です。403architecture [dajiba]の橋本と陶芸家の松永が協働で作品を制作しています。スペース大原は、岐阜県多治見市のギャラリーで、この展覧会の会期は2021年6月20日まで。また2021年6月13日からは作品がオンラインでも販売されます。
松永圭太によるコメントの一部
今回の橋本さんとの企画は約2年前に決まり、他分野ながらお互いのものづくりの方法を理解することから始まりました。
・建築は小さく書いた図面が大きな建物となって立ち上がる。やきものは焼くと小さくなる。
・建築は地面にしっかり張り付いた形が安心する。やきものは重力に逆らった形を目指しいるものが多い。このように、お互いものづくりの始まりには何かきっかけが必要で、建築とやきものの共通点、相違点を探しました。
陶芸家の私からすると、橋本さんが膨らまそうとするやきものの着眼点は新鮮で、たまにそれは私が見たくないところだったりもしました。
例えば、やきものはどうしても焼成で歪んでしまったり、想像しえないアクシデントが起こる点などです。
もちろん、やきものはそのような現象を土味や景色と捉え、作品の価値を高めたりもしますが、橋本さんは私にわざとアクシデントを起こすような制作方法を要求しているように感じることもありました。
橋本健史によるコメントの一部
松永さんとは今回のプロジェクトのために、長い時間をかけて対話をする機会を得ました。松永さんは建築を学ばれてから陶芸の道に進まれたこともあって、やりとりする言葉の多くを驚くほどスムーズに共有することができましたが、そのなかで度々気になったのは「造形」という言葉に独特の重みのようなものを感じたことです。その理由が多少なりとも腑に落ちたのは、陶器は焼成時に90%ほどに縮むということを知ったときです。つまり、松永さんは焼く前の土に触れているときは、「原寸よりも拡大した世界」で考え続けているわけです。何分の一かに縮小したものに触れ続けているのでは絶対にわからない、私からすれば縮尺のむこう側とでもいう領域に常に触れているからこそ、そこにしかない精度があり、ゆえに「造形」に独特なニュアンスが含まれるのではないかと。
Atelier Tsuyoshi Tane Architects+NTTファシリティーズ(ミュージアム棟設計統括)+スターツCAM(カフェ・ショップ棟設計統括)による、青森の「弘前れんが倉庫美術館」です。施設の公式サイトはこちら。また本建築は2021年度フランス国外建築賞グランプリ(AFEX Grand Prix)を受賞しています
明治時代に建てられた弘前の煉瓦倉庫を改修し現代アートの美術館をつくるプロジェクトである。
弘前市吉野町の煉瓦倉庫群は、日本で初めて大々的にシードル(りんご酒)工場として長年この街の風景を支えてきた。厳しい雪国の中で、独自に煉瓦を開発してつくった煉瓦倉庫群は増築や改築を繰り返しながら、そのほとんどはすでに解体され時代とともに失われた。国内では近代文化遺産を保存だけでなく、現代文化として積極的に活用するような事例はまだ数少なく、大半は「古さ」を理由に取り壊される。国内では煉瓦造りによる建築は二度とつくられることのない貴重な建築の系譜であり、壊してはならない文化遺産でもある。一方、古い建物の改修とは直すことが目的ではない。建物の歴史性や再現不可能性を検証し、その建築の尊厳と可能性を知ることから設計が始まる。
この煉瓦建築の「記憶の継承」を目的としていくために、あらゆる場所で煉瓦を多用し尽くして改修を行う現代煉瓦建築とした。また屋根は日本初のシードル工場にちなんでチタンによる「シードル・ゴールド」にすることにより新たな文化施設として未来の風景を映し出す。内部空間においては、倉庫がもつ大らかな空間を最大限活かすように、既存の床を抜き、耐震補強を行いながら、サイトスペシフィックとタイムスペシフィックをコンセプトとした現代アートと対峙する空間をつくった。
アーティストのオラファー・エリアソンによる、スイス・バーゼルのバイエラー財団での展覧会「LIFE」の夜間公開の様子を紹介する動画です。制作はVernissageTVです。会期は2021年7月まで(詳細な日程は決まっていないようです)。
以下に、展覧会の画像と、オラファーによるテキストの翻訳を掲載します。より多くの写真やテキストは、アーキテクチャーフォトの特集ページに掲載しています。
ここ数年、生命を人間中心の視点ではなく、広く生物中心の視点で考える取り組みに興味を持つようになりました。展覧会を見ていると、名詞を動詞に変えたり、人間がきちんと想像できる範囲を超えた視点に気づくために、例えば、「to tree」にしてみたりしています。想像してみてください。
人間の生命は、他の哺乳類と同様に、吸って吐いて、酸素に依存しています。人類学者のナターシャ・マイヤーズやティモシー・チョイの言葉を借りれば、人生とは「共謀すること」でもあると言えます。私たちは、木と、人と、そして地球と共謀しています。
私たちの生活は、周囲の環境や、ローカルなコンテクストをはるかに超えた構造やシステムと密接に絡み合っていることを認識すると、私たちは誰もが脆弱であり、完全にコントロールできるわけではないということを学ぶのではないでしょうか。私たちは、不確実で結果がはっきりしない状況の中で行動し、交流しています。
人類学者のアンナ・L・ツェンの言葉です。
「かつては、災難は恵まれない人の運命のように思われていました。今では、私たちの生活は、たとえ今のところポケットの中が潤っていても、すべて不安定であるように思えます。」私の作品「ライフ」、そしてバイエラー財団は、周囲の公園や都市の景観、そして地球と絡み合っており、そこで出会うすべてのものや人々を通して命を吹き込まれています。
SHARE 403architecture [dajiba]の橋本健史が、陶芸家・松永圭太とコラボする「松永圭太×橋本健史 展」が、岐阜・多治見市の、スペース大原で開催。共同制作の作品等が公開される
- 日程
- 2021年6月5日(土)–6月20日(日)
403architecture [dajiba]の橋本健史が、陶芸家・松永圭太とコラボレーションする「松永圭太×橋本健史 展」が、岐阜・多治見市の、スペース大原で開催されます。会期は2021年6月5日~6月20日。入場無料。
ceramic art × architecture
陶芸家・松永圭太と建築家・橋本健史(403architecture [dajiba])のコラボレーションによる展覧会を開催いたします。
松永は学生時代に建築を学んだのち、陶芸の道に進みました。その制作プロセスにおいて常に対象を客観的に捉えようとする態度には、建築的な視点が多分に含まれています。一方橋本は、403architecture[dajiba]の一員として、既存の枠組を読み替えることで、スケールにこだわらず多様な建築的プロジェクトを手掛けてきました。今回の展示は、異なる分野で活動する同世代の両者が出会うことで、あらかじめ想像できないような化学反応を期待して企画しました。
表面的なコラボレーションに陥らないために、長い期間で対話を重ねながらさまざまな可能性を模索してきました。その結果として生まれたアウトプットは、明確な役割を分けることなく、両者の要素が複雑に入り混じったこれまでにない作品となっております。
それぞれの分野での更なる活躍が期待される二人の、垣根を飛び越えた協同作業の成果をぜひご高覧ください。
その他の作品写真等は以下でご覧ください。
2022年のサーペンタインパヴィリオンを、美術家のシースター・ゲーツ(Theaster Gates)が手掛けることが発表されています。2000年のサーペンタインパヴィリオンのプロジェクト開始以来初めて建築家以外から選出されました。こちらのページで過去に手掛けた作品の画像を閲覧できます。ちなみに、今年(2021年)のサーペンタインパヴィリオンは、南アフリカの建築家グループのカウンタースペースが手掛けていて、6月11日から公開されます。本来は昨年に実現されるものでしたがコロナ禍によって一年延期され実現されることになりました。
SHARE 杉戸洋・中村竜治・Nerhol・ミヤギフトシ・宮永愛子・目[mé]によるアート展「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」が資生堂ギャラリーで開催
- 日程
- 2021年6月5日(土)–8月29日(日)
杉戸洋・中村竜治・Nerhol・ミヤギフトシ・宮永愛子・目[mé]によるアート展「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」が、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催されます。会期は、2021年6月5日~8月29日です。
資生堂ギャラリーでは、2021年6月5日(土)から8月29日(日)まで、「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」を開催します。
「椿会」は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を、1947年に再開するにあたり誕生したグループ展です。資生堂のコーポレートマークである花椿にちなんで名づけられ、アートが人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念に基づき、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にあるときにも再興を願い開催してきました。誕生から70年以上にわたり、時代とともにメンバーを入れ替えながら、資生堂ギャラリーを代表する展覧会として継続し、これまで合計86名の作家に参加いただきました。
本年より、新しく第八次椿会がスタートします。メンバーは、杉戸洋、中村竜治、Nerhol (ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]。この6組は、ジャンルを超えた活動やコラボレーションやチームでの制作などを行う、今の時代を代表するアーティストたちです。この6組のアーティストたちと共に、今年から2023年までの3年間をかけてafterコロナの「あたらしい世界」について考えていきます。各年を「2021 触発/Impetus」、「2022探求/Quest」、「2023昇華/Culmination」と位置づけ、プロセスを踏みながら新たな問いを見出し、深めていく作業をおこなっていきます。
今年は、「触発/Impetus」をテーマに、資生堂がこれまでの椿会展で蒐集してきた美術収蔵品から、メンバーが「あたらしい世界」を触発される作品を選びます。選んだ収蔵品と、それに対する応えを自身の作品や方法で提示することで、収蔵作品に新たな視点を加え未来へとつなげることを試みます。2022年には、メンバー同士でのコラボレーションや異分野の専門家と交流し、初年に生まれた問いや気づきを「探求」し、そこから生まれる作品を展示します。最終年の2023年には、3年間の活動を「昇華」させる展示を行います。
また、資生堂ギャラリーホームページ上に第八次椿会の特設ページを設け、展覧会では伝えきれない情報や、プロセス、記録などを掲載し、展覧会やホームページを訪れる人たちとのコミュニケーションも図っていく予定です。今、我々の住む世界は大きな転換期にあります。先の予測ができない不確かな時代において、アートは未来を知るヒントや勇気を与えてくれます。資生堂ギャラリーは、椿会を通して、アーティストと人々が出会い、対話を通して、さまざまな新しい価値観を共有し、感化し合えるオープンな場となることを目指します。
アーティストのエルネスト・ネトへのインタビュー動画です。ブラジル出身で布を用いたインスタレーション作品で世界的に知られています。制作はルイジアナ美術館。
SHARE 中山英之による、ポーラ美術館でのモネの展覧会「モネ-光のなかに 会場構成:中山英之」の写真と、中山によるコンセプト解説。モネの絵画を見るための光の質を現代技術で追求
- 日程
- 2021年4月17日(土)–2022年3月30日(水)
中山英之による、箱根のポーラ美術館でのモネの展覧会「モネ-光のなかに 会場構成:中山英之」の写真と、中山によるコンセプトの解説です。モネの絵画を見るための光の質を現代技術で追求しています。会期は2022年3月30日まで。展覧会の特設ページはこちら。
今回の展示では、11枚のカンヴァスを巡りながら、約30年間のモネの旅路を辿ることになります。そうすると普通なら、絵を照らすスポットライトで、足元にも11個の自分の影が落ちることになります。でも、掛けられている絵はというと、どれもがたったひとつの大きな光のなかで描かれたわけです。その中に、風景も、カンヴァスも、画家自身も包まれていた。だから会場の光の質も同じようにしたいと思いました。そうすることで絵の前に立った時、きっとその体験は画家自身がカンヴァスに向き合っていた瞬間に重なるのではないかと。
いつのまにか絵と一緒に時空を超えた旅をしているような気分になったら素敵ですよね。そんなことを想像しながらこの空間をつくりました。
以下、プレス発表時の中山による会場構成のコンセプト解説の書き起こしです(文責:アーキテクチャーフォト)。
野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画です。愛知県常滑市のINAXライブミュージアムで開催されている展覧会の関連企画です。会期は2021年10月21日まで。
≪トーク内容≫
今展は、野老朝雄氏とnoizのコラボに加え、タイルを素材に加えたことによるリアルとデジタルの調和を活かした展覧会です。完成にいたるメーキングの過程を振り返りながら、同展タイトルの「DISCONNECT/CONNECT」を背景に、野老氏と豊田氏に、それぞれの役割や魅力、今展のねらい、制作思考中の紆余曲折などを熱く語っていただく予定です。
以下に、展覧会の概要等も紹介します。
妹島和世と西沢立衛が、SANAAが計画を進めているオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館の増築プロジェクトについて語っている動画です。
こちらは、計画案段階のCG動画です。
また、2019年11月~2020年11月までの現場の様子がタイムラプス動画で閲覧できます。
宮崎浩+プランツアソシエイツの設計で完成した「長野県立美術館」の動画です。日建設計の林昌二が設計した建築の建替えであったことや、谷口吉生が設計した「東山魁夷館」に隣接する事でも注目されていました。2021年4月15日にオープンしました。施設の公式サイトはこちら。
また、長野県のサイトには竣工写真が12枚掲載されています。こちらのPDFでは簡易的な平面図を閲覧することもできます。
以下は、美術館公式の紹介テキスト。
当館は1966年「長野県信濃美術館」として開館。50数年にわたり、長野県民らに愛されてきました。開館以来50数年を経て、全面改築。2021年4月「長野県立美術館」と名称も新たに生まれ変わりました。新たな本館の建物は、「ランドスケープ・ミュージアム」のコンセプトのもと、城山公園周辺の美しい景色と調和しつつ、その屋上からは国宝善光寺本堂を望む、みごとな眺めをお楽しみいただけます。
館内は充実した展示スペースのほか、無料で楽しめるゾーンも多く、老若男女、誰もが気軽に訪ねられる、公園のように自由な、まさに「開かれた美術館」をお楽しみください。
現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』がamazonで発売されています。本記事では書籍の中身をプレビューします。
こちらは杉本が本書籍に寄せたテキスト。
表紙の絵柄について
この本のジャケットには抽象画が採用された。しかしこの絵は初めから抽象画として描かれたものではない。それは偶然に絵となったものだ。私は熱海にあるMOA美術館全面改修にあたって、全長17メートル、高さ4メートルの壁を6面、日本の伝統工法である黒漆喰でおおうことにした。漆喰は土だ、そしてコテで塗られる。現代建築は乾いた材料を好む。しかし伝統工法は湿式工法が多い。この巨大な壁面を目地なしで仕上げるには1面を1日で終わらせなければならない。熟達の職人が3人集められた。1人ひとりコテの運びが違う。伝統工法を用いてこれだけの巨大面を仕上げたことは、日本建築史上ないのではないかと自負している。漆喰そのものが稀になった現在、普通は白の漆喰に炭の粉を混ぜて黒にするのはさらに稀だ。乾くのに時間がかかる。数日後、その面に立ち現れたのはほぼ無意識のコテの痕跡だ。私はそこに意識を超えた美しさを見出すのだ。大昔、人が意識と無意識の狭間で描きはじめた洞窟壁画もこのようにはじまったのに違いない。
Old Is New、忘れられた古代の魂、私は現代にあって、その魂の姿をもう一度見てみたいのだ。
(杉本博司)
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎が設計した、東京・神宮前の自社オフィス「SAKUMAESHIMA OFFICE」です。アーティストで写真家の大矢真梨子が、事務所の日々の状態を記録しています。
東京都渋谷区神宮前の我々の働いているオフィス。
建築設計事務所の日々の状態を記録するものとして、
アーティストで写真家の大矢真梨子さんに、
「そのままの状態」を納めてもらった作品です。