藤本壮介が、ハーバード大学で2018年10月11日に行った講演「Between Nature and Architecture」の動画です。
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商店建築誌のブログで公開された記事『正しい「設計依頼のしかた」教えます』が興味深かったので紹介します。
トラフのウェブサイトに、パブリックスペースをより居心地がよくなるようにカスタムできる家具「OPEN! FURNITURE」の写真が10枚、掲載されています。
街歩きや家具の制作、アートイベントなどを通して、港区のパブリックスペースの新しい可能性を発見するプロジェクト「OPEN! FURNITURE」。SHIBAURA HOUSEや石巻工房、芝浦三・四丁目商店会と協働しながらフィールドワークやワークショップをおこない、大人から子供まで様々な世代や、この地域に集う人々が水辺で使うことのできる家具を考えた。
手摺に取り付ける小さなテーブルや、階段の段差に被せて置くだけで腰掛けられる小さなスノコ、既存のベンチの上から重ねて縁側のように使う大きなスノコなど、支え合って完成する家具シリーズとなる。
この家具シリーズが芝浦地区のランドマークである運河と人とを結び付ける接点となることを目指した。
DOMINO ARCHITECTSの大野友資が執筆した、VR視点で過去の空間を読み解き、テクノロジーの現在と可能性を伝える、実践・歴史・理論の視点が重層する論考「バーチャル・リアリティの記譜法──パノラマ、キュビズム、座標系」が10+1websiteに掲載されています。
アーキテクチャーフォトでは過去に大野の建築作品を多数掲載しているので、そちらを合わせてみることで論考と実践の関係が浮かび上がってくると思います。


アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
川口通正建築研究所の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
日本の伝統的な生活様式の多くが消え洋風の暮らしにも慣れた今日、純日本風の住宅を建てたとしても、住みこなせるものではありません。
しかし、私たちは時に和というスタイルに感銘を受けたり、それを求めたりすることがあります。日本人は遺伝子の中に祖先から受け継いだ何かが深く刻み込まれ、家の中と外をつないで自然を慈しみ、シンプルに清々と暮らし、日々の生活に美を見い出してきました。
そんな日本の暮らしを思いおこしながら、現代に調和した日本の風土と折り合う家を目指したいと考え、実践しています。
そして、すばらしい設計をしたいと思っています。私たちは現代的な住宅を設計する中で、住宅を通して建築を共に考える人を求めています。是非そのような作業の仲間に入ってください。
デヴィッド・コーン(David Kohn)が改修した、イギリス・ロンドンの、ヴィクトリア&アルバート博物館内の写真センターの写真が8枚、dezeenに掲載されています。
フォスター&パートナーズが設計した、ブルームバーグ社のロンドン本社が、王立英国建築家協会による今年のスターリング賞を受賞しています。以下は、建物のダイジェスト動画。クオリティの高さが伺えます。
隈研吾の設計で完成した、スコットランド・ダンディーの「ヴィクトリア&アルバート博物館」の様子と、隈のインタビューを収録した動画です。Architects’ Journalの制作。こちらからアーキテクチャーフォトが過去に紹介したこの建物の情報を見ることができます。
安藤忠雄のポンピドゥーセンターで始まった建築展の会場の様子と、安藤のコメントを紹介するニュース動画が、TBS NEWSのサイトに掲載されています。

平野大偉 / イチミリデザインによる、東京・赤坂の家具メーカーのショールーム「SOGOKAGU TOKYO SHOWROOM」です。場所等の情報はこちらのページにあります。
SOGOKAGUの案件としては、大阪ショールーム・大阪本社オフィスに続き3件目の案件である。
単体の設計案件ではなく、環境作りをブランディングとして取り組んでいる。
全体的なイメージはこれまでを踏襲している。
具体的にはエントランスのブルーの間接照明である。非常に印象的な色と空間で、ファーストインパクト強く与え、ブランドイメージの訴求としている。
ショールームとしての新たな試しみとして、企業発信及びプレゼンの場を計画した。商品の開発ストーリーなどを展開している。正に企業ミュージアムである。自社の事をもっと社外に知っていただく事を目的としている。
また、メインショールームには「MATERIAL LOUNGE」と称したミーティングカウンターを計画した。ここでは、ブティックの商品陳列のように、マテリアルやパーツを展示。また、接客ができる。
各マテリアルのコーディネートや照明では色温度のチェンジシステムにより光によるマテリアルの見え方の確認検証までもが可能である。
単なる現物商品が見れるだけのショールームではなく、よりリアリティのある検証打ち合わせが可能である。
また、各コーナーの展示は明確な意図を持った計画とすることで、ブレの少ない商品説明や接客ができる工夫をしている。
このような+αの付加価値がイメージアップや信頼になり、ブランド構築につながる事を目的としている。


knof / 菊嶋かおり・永澤一輝による、東京・江東区の「襖絵のSOHO」です。
南・西・北の3方向に運河を望む築33年の中古マンション。もとは4LDKだった住戸を、職住を一体とするワンルームにリノベーションした。
自宅兼事務所という用途を考えると、80㎡ほどの限られた面積を明確に二分してしまうことは住まい手/働き手の活動範囲を狭めてしまう。「住む」と「働く」が重なり合う領域を最大化できるプランを模索した結果、オフィスから寝室までゆるやかにひとつながりのワンルームとなった。
大部分がオフィスとしての振る舞いをする以上、生活感の出る要素(風呂、洗面所、WIC、小説やマンガなど)は積極的に見せたくはない。それらを窓のない壁側にまとめて配置した結果、ワンルームを横断する9枚の連続した建具が現れた。9枚の連続した建具はパブリックとプライベートを分ける実際的な扉の集合でありながらも、全体として室内を横断する比率4:1の横長のスクリーンにも見える。このスクリーンをどう扱うか。
ここでは、前述の9枚の連続した建具を襖絵のキャンバスとして扱った。都市の中のマンションの一室というコンクリートの箱の中に、新たな奥行きをつくり出したい。人の生活空間とはかけ離れたスケールへの興味、運河との取り合わせから鯨をモチーフに決め、図案をアーティストの池田早秋さんに依頼した。ドローイングペンで緻密に描かれた幅40cmほどの原画を拡大し、特殊大型プリンターを使って直接ラワン合板に印刷した。新木場の倉庫で選定したラワンは木目も色味も荒れており普段の現場では喜ばれないものではあるが、ここでは荒れた木目を波に見立てた。

SANAA出身の工藤浩平建築設計事務所が設計した、埼玉・東松山市の「東松山の住宅」の内覧会が開催されます。
開催日は2018年11月3日・4日です。
この度、かねてより計画を進めてまいりました住宅「東松山の住宅」( 改修 + 増築 ) が竣工いたしました。
お施主様のご厚意により、オープンハウスを開催させていただけることとなりましたので、ご案内申し上げます。
ご都合宜しければ、ご高覧いただければ幸いです。
ダニエル・リベスキンドによる、リトアニア・ヴィリニュスの、ボックス型ヴォリューム切り込みをいれたようなヴォイド空間の形状にリベスキンドらしさを感じる「MO近代美術館」の写真が11枚、designboomに掲載されています。
レーズリ・メーダー・アルキテクテン(Roeoesli Maeder Architekten)が設計した、ケニヤ・ナイロビの、スイス大使館の写真と図面が11枚、dezeenに掲載されています。


平野大偉 / イチミリデザインが設計した、屋形船「KPG RIVER CRUISE 陽雅 YOUGA」です。
「KPG RIVER CRUISE」プロジェクトで弊社で関わる三隻目の屋形船である。
今回の陽雅は最大級52席の大型屋形船である。
ブランド立ち上げ当初よりプロジェクトに参画し、外観のカラーリングは全船漆黒のブラックに統一したビジュアルブランディングとした。
内装は白木で外観とのコントラストを付け、よりモダンな設えのインテリアとした。上品で落ち着いた和風空間になった。
照明計画で宴会時にカラオケの音楽とともに、LEDのカラー照明が曲調に合わせたパターンで流動するシステムを導入している。
和船、洋船ともに今後も増船される計画にあり、大阪の大川には黒船が行き交う光景が見られるのも近く実現するであろう。
またその光景は非常にインパクトのあるブランディングとなることを狙っている。「KPG RIVER CRUISE」
http://www.kpgrivercruise.jp/