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妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図
妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図Exterior of Taichung Green Museumbrary, designed by SANAA Architects. Image courtesy of Taichung Art Museum. © Iwan Baan
妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図Main entrance of Taichung Green Museumbrary, connecting Taichung Art Museum and Taichung Public Library. Designed by SANAA Architects. Image courtesy of Taichung Art Museum. © Iwan Baan
妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図Atrium of Taichung Art Museum, designed by SANAA Architects. Image courtesy of Taichung Art Museum. © Iwan Baan
妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図Digital HUB at Taichung Public Library, designed by SANAA Architects. Image courtesy of Taichung Art Museum. © Iwan Baan
妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図Taichung Green Museumbrary, designed by SANAA Architects. Image courtesy of Taichung Art Museum. © Iwan Baan

妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」です。
広大な公園内の美術館と図書館の複合施設です。建築家は、気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案しました。また、二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図されました。


こちらはリリーステキストです(抄訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

台湾の画期的な新たな文化的ランドマーク、プリツカー賞受賞建築家SANAAが設計したTaichung Green Museumbraryが、20か国以上から70名を超えるアーティストによる大規模展覧会とともに開館

・プリツカー賞および2025年RIBAロイヤル・ゴールド・メダルを受賞した日本の建築家SANAAによるこれまでで最大の文化プロジェクトであり、67ヘクタールの緑地公園内にある8つの相互に連結したヴォリュームを含んでいます。

・新たに開館する台中美術館(Taichung Art Museum)が、台湾のアーティスト、マイケル・リン(Michael Lin)と韓国のアーティスト、ヘグ・ヤン(Haegue Yang)によるパブリックスペース・コミッションを公開します

・台中美術館の開館記念展「A Call of All Beings」には、20か国以上から70名を超えるアーティストが参加しています

2025年における台湾で最も重要な文化的開発とされるTaichung Green Museumbraryが、台湾第2の都市である台中にて、2025年12月13日(土)、市長をはじめ各地から訪れる要人、美術館館長、キュレーター、アーティストらが出席する開会式の後、正式に一般公開されます。この新たな国際的文化拠点は、都市型の美術館と市の中央図書館を統合した台湾初の施設であり、芸術機関の新たなモデルを提示しています。

台中の67ヘクタールにおよぶセントラルパーク内に位置するTaichung Green Museumbraryは、新設された台中美術館と台中公共図書館(Taichung Public Library)を併設する施設です。この壮観な美術館と図書館から成る複合施設は、2010年プリツカー賞受賞者である妹島和世と西沢立衛が率いる日本の著名な建築チームSANAAと、台湾のRicky Liu & Associates Architects + Plannersとの国際的な協働によって設計されました。この建物の延べ床面積は57,996㎡におよび、SANAAにとって台湾で初の公共建築であると同時に、これまでで最大の文化的プロジェクトでもあります。この設計は、透明性と流動性というSANAAの特徴的なテーマを反映しており、ガラスと金属で覆われた大小さまざまな8つの連結されたボリュームから成り、それら全体が純白のエキスパンドメタル製カーテンファサードに包まれています。

台中美術館(TcAM)は、2025年12月13日から2026年4月12日まで、台湾、ルーマニア/韓国、アメリカからなる国際的なキュレーター・チームが企画した開館記念展「A Call of All Beings: See you tomorrow, same time, same place」で開幕します。この展覧会には20か国以上から70名を超えるアーティストが参加し、地域の視点とグローバルな洞察が融合されています。同館はまた、ヘグ・ヤンとマイケル・リンによる初のTcAMパブリックスペース・アート・コミッションを公開し、国際的な対話に取り組むことで、現代美術における文化的な力としての地位を確立します。

台中美術館館長のイーシン・ライ(Yi-Hsin Lai)は、次のように述べました。「台中美術館と台中公共図書館、そして公園との統合は、環境、文化、人々、そして都市についての私たちの思考を活性化させました。開館記念展と特別なコミッションを通じて、私たちは世代や文化を超えた芸術的対話を融合させるだけでなく、美術館が都市とその住民の日常生活に入り込み、創造性と想像力を喚起するという可能性を実現することにも努めています。私たちは、訪れる人々がそれぞれに特別な思い出や体験を生み出せる、温かく迎え入れる空間となることを楽しみにしています」

台中市政府文化局局長のジャジュン・チェン(Jia-Jun Chen)は、次のように述べました。「Taichung Green Museumbraryの完成は、台中市による継続的な文化投資における重要な節目となります。これは、台中市の先進的な文化政策とイノベーションへの取り組みを象徴するものです。私たちは、近隣から遠方まであらゆる来訪者が楽しめる、この並外れて親しみやすい建築の傑作を台中市に贈ってくれたSANAAに深く感謝しています」

建築

台湾第2の都市である台中市(人口280万人)に位置するTaichung Green Museumbraryは、2004年に閉鎖された旧軍用空港の跡地に整備された、254ヘクタールのスイナン経済貿易地区内にある67ヘクタールのセントラルパークの北端に立地しています。SANAAの設計は、「公園の中の図書館、森の中の美術館」というTaichung Green Museumbraryの理念を体現しており、空間的な特徴としては以下の点が挙げられます。

境界のない、包摂的な空間

この施設は、美術館と図書館の従来の境界を取り払い、展示と読書が交わる、開かれた包摂的な環境を創出しています。台中公共図書館には、100万点を超える紙の書籍とデジタル資料が所蔵されています。

屋外の屋上庭園

屋外の屋上庭園カルチャー・フォレストは、セントラルパークの豊かな緑と都市のスカイラインを一望できる絶好の展望スポットを来訪者に提供します。セントラルパークという特有の立地を称えることを意図して設計されたこの屋上庭園は、美術館や図書館を訪れる人々が、この特有の景観に屋上から浸ることを促しています。

透明性と開放性

外装は二重構造のファサードとなっており、内側には高性能な低放射ガラスまたは金属パネル、外側にはアルミ製のエキスパンドメタルメッシュが用いられています。この銀白色のヴェールは、建物に軽やかさと透明感を与えています。建築ヴォリュームは持ち上げられており、公園の風や自然光が自由に通り抜けられるようにすることで、建物とその周囲とのつながりを高めています。地上階に設けられた日陰の広場により、近隣地域からもセントラルパーク側からも、あらゆる方向から建物へアクセスできるようになっており、開かれた魅力的な公共空間を生み出しています。

SANAAのパートナーである妹島和世と西沢立衛は、次のように述べました。「私たちは、多くの人々が気軽に関わることのできる開かれた建物をつくることを常に願ってきました。美術を通じた視覚的な学びを提供する美術館であれ、文学を通じた教育を提供する図書館であれ、この二つを組み合わせて新たな多面的な学びの空間を創出することこそが、この建物の主要な特徴の一つであると私たちは考えています。私たちは、人々にとって学びと交流をつなぐ場所をつくるために、これら二つの存在をどのようにやわらかく結びつけるかを慎重に考えてきました。」

マリーナ・タバサムが、自身のTOTOギャラリー・間での展覧会「People Place Poiesis」を解説している動画。2025年12月に公開されたもの(日本語字幕付)

マリーナ・タバサムが、自身のTOTOギャラリー・間での展覧会「People Place Poiesis」を解説している動画です。2025年12月に公開されたもの(日本語字幕付)。アーキテクチャーフォトでは、こちらの展覧会を特集記事として掲載しています。

【ap job更新】 “デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」が、施工管理職と建築設計及びインテリアデザイン職を募集中
【ap job更新】 “デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」が、施工管理職と建築設計及びインテリアデザイン職を募集中
【ap job更新】 “デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」が、施工管理職と建築設計及びインテリアデザイン職を募集中Photo by Nacasa&Partners

“デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」の、施工管理職と建築設計及びインテリアデザイン職 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

UDSは「デザイン」と、事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」でまちを豊かに楽しくすることを目指す組織です。
「デザイン性」と「事業性」、「社会性」を兼ね備えたまちをよりよくする「新しい選択肢の提案」に、企画、設計・施工、運営が連携して取り組む独特のスタイルで活動しています。
このたび、さらなる挑戦のため、施工管理職・建築設計職・インテリアデザイン職を募集します。

【UDSが目指すこと】
「まち」は社会を構成するひとりひとりの生活の場であり、働く場であり、また、時に来訪者として訪ねる場です。
そんなまちを「豊かに」「楽しく」するために、UDSでは以下の視点で取り組んでいます。
– 生活に、仕事に、旅に「あったらいいな」という機能/場を提供すること。
– そのまちに住み、働き、訪れる人が集まり、つながって、コミュニティが生まれコミュニケーションが育まれること。
– それぞれの地域独特の文化がつながっていき、また新しく生まれていくこと
こんな視点で、自分たちが「あったらいいな」と思う場を、新しい選択肢として社会に提案していくことを目指して活動しています。

【ap job更新】 “誰かにとってのどこかの風景”を目指し、ランドスケープの設計に取組む「SOMEWHERE DESIGN STUDIO」が、ランドスケープデザイナー(新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “誰かにとってのどこかの風景”を目指し、ランドスケープの設計に取組む「SOMEWHERE DESIGN STUDIO」が、ランドスケープデザイナー(新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “誰かにとってのどこかの風景”を目指し、ランドスケープの設計に取組む「SOMEWHERE DESIGN STUDIO」が、ランドスケープデザイナー(新卒・既卒・経験者)を募集中

“誰かにとってのどこかの風景”を目指し、ランドスケープの設計に取組む「SOMEWHERE DESIGN STUDIO」の、ランドスケープデザイナー(新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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SOMEWHERE DESIGN STUDIOは「誰かにとってのどこかの風景」を作り出すことを標榜するランドスケープ全般の計画・設計・監理を請け負うアトリエ設計事務所です。

直近では公園、園庭、廃校利活用プロジェクト、ボタニカルガーデン、農園、宿、個人邸、集合住宅、海外の庭園等の国内外の設計案件が同時進行中です。
まだ設立5年目の小さな会社ですが、少数精鋭でスタッフ一人一人がデザイン提案、詳細設計、植栽計画、現場監修など全ての設計工程に裁量を持って関わっていただく機会があります。

様々な業務に関わることでランドスケープデザイナーとしての知見を深め活躍の場を広げたい方、これまでのランドスケープデザイナーとしての経験を活かして次のステージに挑戦したい方、未経験であるがランドスケープが好きで何らかの形で関わりたいと考えている方、まずは弊社の業務について理解を深めたい方、お気軽にご連絡ください。
会社の成長に伴い一緒に成長できるチームメンバーを募集しています。

【Somewhere~どこか~】
誰かにとって「somewhere – どこか」として思い出される風景は、それ以外の「anywhere – どこでも」とは違う特別な場所です。
現代社会には他に替えのきく不確かなanywhereが溢れていて、そこでは人間の心はどうしても寂しく不安定になります。
そんな時、記憶の中の確かな「どこか」の風景を思い出すことで心が守られることがあります。その場所のことを思い出すと心が暖かくなり安心できる大切な風景をきっと一人一人持っていると思います。

そこは懐かしい匂いがし、優しい音が聞こえ、誰かの笑顔が見られるような場所かもしれません。私たちは自然の素材を組み合わせて、或いはそこに既にある美しい景色を切り取って、この世界に一つでも多く誰かにとっての「どこか」の風景を作りたいと願います。

流行や慣習、業界の「こうあるべき」に捉われず、その土地に求められている風景を紡ぎ出すこと。それには、新しいものを生み出していく覚悟が求められます。常により良いデザインを目指してチームで思考し、対話を重ね、共に学び成長できる方の応募を心よりお待ちしております。

妹島和世による、東京・銀座の店舗「ポーラ ギンザ」。化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下1階のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする
妹島和世による、東京・銀座の店舗「ポーラ ギンザ」。化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下1階のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする南東側の歩道から開口部越しに「プレゼンテーションスペース」を見る。 写真:新津保建秀
妹島和世による、東京・銀座の店舗「ポーラ ギンザ」。化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下1階のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする1階、売場 写真:新津保建秀
妹島和世による、東京・銀座の店舗「ポーラ ギンザ」。化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下1階のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする地下1階、エステフロア 写真:新津保建秀
妹島和世による、東京・銀座の店舗「ポーラ ギンザ」。化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下1階のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする地下1階、エステルーム1 写真:新津保建秀

妹島和世が空間設計を手掛けた、東京・銀座の店舗「ポーラ ギンザ」です。
化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店です。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想されました。また、地下1階のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”としています。
音楽家・渋谷慶一郎、照明家・豊久将三、嗅覚のアーティスト・和泉侃もプロジェクトに参画しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。
また、アーキテクチャーフォトでは、この空間をオリジナルの写真でレポートしています。

妹島和世によるコメント「新しい自分に出会うフローラの森」

ポーラの新しい空間は咲きあふれるフローラ(ラテン語:花や植物)に包まれた、森のような新しい庭です。フローラは壁面に影を落としながら、呼吸するようにゆっくりと動いています。この空間に足を踏み入れると人々は突然、いつもの時間の流れと少しだけ異なるフローラの時間に迎え入れられます。薄明るく柔らかい、心地よい光の中をめぐりながら、一人ひとりが自分との対話をゆっくりと愉しみ、まだ見ぬ自分に出会います。

この空間の呼吸とともに音楽が生まれます。瞬間ごとにかわりつづける音の響きと光の気配が重なり合い、その時そこにいる人だけの特別な体験が生まれます。
フローラの森の下には、その森を支える静謐な空間が広がっています。森のささやきの音が作り出す、静けさに溢れた空間では、自分がやってきた日常の光が遠くから少しだけ差し込み、さらに自分を開放する深い旅へと導かれます。

リリーステキストより
山口貴司による、東京・千代田区の飲食店「Restaurant Gallery K」。ギャラリーの機能も備えた蕎麦店。“感性が豊かになる”様な空間を求め、芸術鑑賞と飲食を同時に行う為の“設えのバランス”を模索。間仕切りのガラスブロック積みは皇居の石垣や東京駅の煉瓦などの“組石”を引用
山口貴司による、東京・千代田区の飲食店「Restaurant Gallery K」。ギャラリーの機能も備えた蕎麦店。“感性が豊かになる”様な空間を求め、芸術鑑賞と飲食を同時に行う為の“設えのバランス”を模索。間仕切りのガラスブロック積みは皇居の石垣や東京駅の煉瓦などの“組石”を引用レジ側から客席を見る。 photo©Tatsuya Arai
山口貴司による、東京・千代田区の飲食店「Restaurant Gallery K」。ギャラリーの機能も備えた蕎麦店。“感性が豊かになる”様な空間を求め、芸術鑑賞と飲食を同時に行う為の“設えのバランス”を模索。間仕切りのガラスブロック積みは皇居の石垣や東京駅の煉瓦などの“組石”を引用ホールからガラスブロック積みの壁で間仕切られた半個室を見る。 photo©Tatsuya Arai
山口貴司による、東京・千代田区の飲食店「Restaurant Gallery K」。ギャラリーの機能も備えた蕎麦店。“感性が豊かになる”様な空間を求め、芸術鑑賞と飲食を同時に行う為の“設えのバランス”を模索。間仕切りのガラスブロック積みは皇居の石垣や東京駅の煉瓦などの“組石”を引用客席から半個室を見る。 photo©Tatsuya Arai
山口貴司による、東京・千代田区の飲食店「Restaurant Gallery K」。ギャラリーの機能も備えた蕎麦店。“感性が豊かになる”様な空間を求め、芸術鑑賞と飲食を同時に行う為の“設えのバランス”を模索。間仕切りのガラスブロック積みは皇居の石垣や東京駅の煉瓦などの“組石”を引用半個室 photo©Tatsuya Arai

山口貴司 / 三日月アーキテクツが設計した、東京・千代田区の飲食店「Restaurant Gallery K in Marunouchi」です。
ギャラリーの機能も備えた蕎麦店の計画です。建築家は、“感性が豊かになる”様な空間を求め、芸術鑑賞と飲食を同時に行う為の“設えのバランス”を模索しました。また、間仕切りのガラスブロック積みは皇居の石垣や東京駅の煉瓦などの“組石”を引用しました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

東京駅目前に建つビルの5階に構える蕎麦屋のリニューアルである。

ビル内にギャラリースペースがあることもあり、以前に手掛けた銀座店と同様にギャラリーを兼用することが求められ、外観とホールの改装、客席の改変、半個室の新設を行った。コンパクトでありながらも広がりが感じられ、感性が豊かになるような空間を目指し、芸術鑑賞と飲食を同時に行うための設えのバランスや半個室のための間仕切りの現れ方を模索した。

建築家によるテキストより

ほぼ全ての壁面にアートを飾るため、外観と同様に空間の造形を整えた上で白く上塗りするとともに、飲食時の緊張感を和らげるため客席の背もたれを少し高くすることで既存レジ台と高さを揃え、新旧の家具を馴染ませた。

建築家によるテキストより

奥に新しく設けた半個室の間仕切りは、高さを抑えたガラスブロック積みの壁とした。
皇居の石垣や東京駅のレンガなど、丸の内の街並みに重厚な印象をもたらす「組積」を引用したものでありながら、林立するオフィスビルのように透明でもあり、緩やかな弧を描きながら高さを変化させることで空間をゆるやかに分節している。

さらにガラスブロックに施された岩肌や水面のような模様が接着部分を見えづらくするとともに、お濠の風景を想起させながら彫刻のように角度によって見え方が変わることで、アートの一部であるかのように空間に溶け込む間仕切りとなった。

建築家によるテキストより
青木淳とリチャード・タトルによる展覧会「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催。会期は2026年7月~9月。青木とタトルの選定によるコレクション展も同時開催
青木淳とリチャード・タトルによる展覧会「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催。会期は2026年7月~9月。青木とタトルの選定によるコレクション展も同時開催「青木淳+リチャード・タトル」展覧会プラン 2025 photo courtesy of 東京オペラシティ アートギャラリー

青木淳リチャード・タトルによる展覧会「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されます。
会期は2026年7月18日~9月23日。また、青木とタトルの選定によるコレクション展も同時開催されます。

美術家のリチャード・タトルと、建築家の青木淳の二人展。タトルにとって美術作品とは“光”であり、ある瞬間に捉えた真実、美しさ、充足感を他者と分かち合う媒体だといいます。青木にとって建築とは“空気”であり、人それぞれが持つ異なる価値観や速度を許容する自由な空間をつくることだといいます。タトルの美術作品と青木の建築には、互いの領域を軽やかに超えていく親和性があります。光と空気─世界を満たす要素に喩えられる両者のコラボレーションは、互いに融合し、またそれぞれとしてあり、開放的かつ愉快な空間を作り出すでしょう。本展は、東京オペラシティアートギャラリーの空間の潜在力を、美術と建築の双方向から別様に引き出すことを試みます。

リリーステキストより

以下に、その他の画像を掲載します。

御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図外観、北側より見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図外観、南側より見る。(右奥に「谷川さんの住宅」が見える) photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図出入口側から空間全体を見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図「木漏れ日の窓」から空間全体を見下ろす。 photo©中村絵

御手洗龍建築設計事務所が設計した、群馬・北軽井沢の「暖居」です。
篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れです。建築家は、身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案しました。また、環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図されました。

「暖居」は、篠原一男が設計した名作「谷川さんの住宅」の離れとして構想された小さな建築です。

現オーナーの遠山正道さんから「ここでの暮らしを広げていきたい」というお話を頂いたことをきっかけに計画が始まりました。中心で火を焚き身体を温める小屋として機能しながら、火を焚かないときにも周囲の自然とつながり、この土地の変化と心地よさを常に感じられるものにしたいと考えました。

建築家によるテキストより

広い敷地の中から固有の豊かな環境を探し出し、母屋(谷川さんの住宅)や風居と同様に、崖に面して建てる計画としました。
大きく育った林の中から見つけたその土地は明るく、遠くに山が眺められ、やわらかな木漏れ日がキラキラと地面の上で揺れ動き、葉擦れの音や、谷から上がって来る湿気の取れた涼やかな風がとても心地よく感じられる特別な場所でした。
そしてそこには4本の大きなミズナラが立ち、その太い根が大地をしっかりと掴むように張り巡らされていました。

建築家によるテキストより

4本の木の間から顔を出すように4つの窓辺空間をつくり、それぞれが周囲の多様な環境とつながる場を目指しました。「谷の窓」「山の窓」「籠りの窓」「木漏れ日の窓」と名づけられたそれぞれの小さなポケット空間は、高さを変えながら螺旋状に巻き上がり展開しています。

身体寸法から紡ぎ出される尺度(スケール)をもったその小さな空間に入り込むと、まるで自然の中に潜り込み、環境を纏ったかのような居心地のよさが感じられるのではないかと考えました。

また各々の窓は周囲の環境から形状や開け方が決められ、衣服を脱ぎ着して環境を調節していくような軽やかさを建築が纏っています。
その中心で薪をくべ、火を焚き、室内の温度を上げていくと、高さの差によって温熱環境に大きな違いが生まれます。窓をわずかに開けて森や谷からの風をすーっと身体へ流し込むと、得もいわれぬ涼しさが感じられるのです。

建築家によるテキストより
OMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案
OMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案Trunkscape(トランクスケープ) photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis Vuitton
OMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案ランタンの様な巨大なトランクのインスタレーション photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis Vuitton
OMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案Music(ミュージック) photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis Vuitton
OMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案Fashion(ファッション) photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis Vuitton

OMA / 重松象平が空間デザインを手掛けた、タイでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」です。
老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示です。建築家は、過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想しました。そして、11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案しました。
アーキテクチャーフォトでは、OMA / 重松象平が手掛けた、タイでの「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」展と、大阪での「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」展も特集記事として掲載しています。


こちらは建築家によるテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

OMA / 重松象平による、ルイ・ヴィトン ヴィジョナリー・ジャーニーズ ソウルが、新世界にて開幕

ヴィジョナリー・ジャーニーズ ソウルは、新世界「ザ・リザーブ」にて開幕しました。本展は、ルイ・ヴィトンが展開する小売、食、文化を融合させた新たな多層的体験の一環として行われます。OMAの設計による本展では、テーマごとに構成された空間において、200点以上の作品が展示されています。それは、クラフツマンシップ、革新性、そしてメゾンの多様な創造性を際立たせる、永続する遺産を示しています。

ソウル、2025年11月28日 ― バンコクの「LV ザ・プレイス」(ゲイソーン・アマリン、2024年)および上海の「ザ・ルイ」(タイクー・フイ、2025年)での「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」に続き、ソウル展は刷新された旗艦体験の一環として開催される最新のエディションです。「LV ザ・プレイス ソウル」の文化的中核として、本展はルイ・ヴィトンの歴史的および現代的なアイデンティティを、演出された旅を通じて伝えるように設計されています。

新世界百貨店本店の複数のフロアを占める「ヴィジョナリー・ジャーニーズ ソウル」は、小売に特化した歴史的建築物内でこれほど大規模に展開される初の展覧会エディションです。本展は、今回初公開となるものを半数含む11のテーマ別ギャラリーと、2つのインスタレーションで構成されており、6階建ての百貨店内にわたる約1,300㎡の空間で展開されています。展示は、ルイ・ヴィトンの過去と現在を捉える4つの相互に関連した視点――歴史、ライフスタイル、クラフツマンシップ、そしてコラボレーション――を広く紹介しています。

OMAパートナーの重松象平は次のように述べています。「ソウルでは、ヴィジョナリー・ジャーニーズが初めて歴史ある百貨店に入り、買い物、文化体験、ホスピタリティを融合させるルイ・ヴィトンのアプローチの中核を担う存在となっています。この展覧会は、小売空間と公共空間をつなぐコネクターとして構想されています。明確なテーマを持つ環境が歴史的な階段アトリウムに開かれ、ルイ・ヴィトンの多様な創造性の一端をダイナミックに垣間見せます」

展覧会の序章として、地上階にはサイトスペシフィックなインスタレーションが設けられています。それは、270個の「Boite Chapeau(ハットボックス)」で構成されたアーチ状の「トランクスケープ」で、ルイ・ヴィトンの店舗へと誘う没入型の入口を形成しています。ヴィジョナリー・ジャーニーズは、5層目のフロアにあるOrigins(起源)から始まります。そこでは、ブランドの歴史が、韓国の伝統的な屏風を想起させる多面体の木製フレーム上に、資料や文書、切り抜きが雲のように集積するかたちで表現されています。

いくつかの展示では、メゾンの進化の過程が探求されています。先駆的なトランクの創造的な再解釈から、多様なライフスタイルに対応する革新に至るまで。Watches(ウォッチズ)では、ルイ・ヴィトンが手がけたタイムピースが中央のスペースに時系列で展示されており、ウォッチ・トランクのモチーフがパネルやスクリーンとなって部屋全体を包み込んでいます。Picnic(ピクニック)では、来場者は“屋外”のように演出された空間に現れます。そこでは、ポータブル・トランクやテーブルウェア、キャンピングカーが芝生の上に展示されています。Personalization(パーソナライゼーション)では、トラベルファッションにおける個性が強調されます。カスタマイズされたトランク群を分解し、ギャラリーのようなアーカイブとして創造することで、唯一無二の表情を持つ各トランクが展示されています。

妹島和世の空間設計で完成した、東京・銀座の、化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店をレポート。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする
妹島和世の空間設計で完成した、東京・銀座の、化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店をレポート。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする photo©architecturephoto
妹島和世の空間設計で完成した、東京・銀座の、化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店をレポート。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする photo©architecturephoto
妹島和世の空間設計で完成した、東京・銀座の、化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店をレポート。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする photo©architecturephoto
妹島和世の空間設計で完成した、東京・銀座の、化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店をレポート。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする photo©architecturephoto

妹島和世の空間設計で完成した、東京・銀座の、化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店「ポーラ ギンザ」をレポートします。
化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店です。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想されました。また、地下のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”としています。店舗のオープンは2025年12月12日です。
音楽家・渋谷慶一郎、照明家・豊久将三、嗅覚のアーティスト・和泉侃もプロジェクトに参画しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

妹島和世によるコメント「新しい自分に出会うフローラの森」

ポーラの新しい空間は咲きあふれるフローラ(ラテン語:花や植物)に包まれた、森のような新しい庭です。フローラは壁面に影を落としながら、呼吸するようにゆっくりと動いています。この空間に足を踏み入れると人々は突然、いつもの時間の流れと少しだけ異なるフローラの時間に迎え入れられます。薄明るく柔らかい、心地よい光の中をめぐりながら、一人ひとりが自分との対話をゆっくりと愉しみ、まだ見ぬ自分に出会います。

この空間の呼吸とともに音楽が生まれます。瞬間ごとにかわりつづける音の響きと光の気配が重なり合い、その時そこにいる人だけの特別な体験が生まれます。
フローラの森の下には、その森を支える静謐な空間が広がっています。森のささやきの音が作り出す、静けさに溢れた空間では、自分がやってきた日常の光が遠くから少しだけ差し込み、さらに自分を開放する深い旅へと導かれます。

リリーステキストより
【ap job更新】 SDレビュー2025に入選し、日本各地の公共建築や企業案件を手掛ける「FULL POWER STUDIO 株式会社」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2026年新卒)を募集中
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SDレビュー2025に入選し、日本各地の公共建築や企業案件を手掛ける「FULL POWER STUDIO 株式会社」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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名古屋を拠点とする建築家 降旗範行・酒井千草が主催する建築デザインスタジオFULL POWER STUDIOでは、業務拡大に伴いスタッフ(新卒、既卒・経験者)を募集しています。

拠点とする名古屋は、東京、大阪をはじめ他地域へのアクセスも良く、現在も全国各地のプロジェクトが進行中です。また、利便性の良い都市でありながら生活しやすく、来年度には地下鉄覚王山駅すぐの日泰寺参道沿いに新事務所(SDレビュー2025入選)を建設予定で、通勤もより便利になる他、まちとのつながりを持った職場環境になる予定です。

大手組織設計事務所出身者が主催する弊社では、公共物件や大手企業案件など、関わる人の多い大型物件も得意とし、オープンに議論ができる環境を重視しながら、大規模建築から人と人とがつながるコミュニティデザインまで幅広い分野で力を発揮して頂ける職場です。また、積極的に新しいテクノロジーを導入しながら、新しいものを創ることも大切にしています。

現スタッフは、新卒で入社した方、住宅アトリエを経て転職した方など、勤続年数の長いスタッフが多く、子育て中のスタッフも活躍しています。設計の仕事を一度離れたけれど復職したい方や、住宅設計でキャリアを積んできたが公共・大型の案件に取り組みたい方などの応募も歓迎します。弊社に興味をもっていただいた方となるべく多くお話をして採用をすすめたいと考えています。

【ap job更新】 木造中規模で実績が多数あり、全国の案件で若手が裁量を発揮できる「5boc architectS」が、建築設計・設備設計・施工管理のスタッフを募集中
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木造中規模で実績が多数あり、全国の案件で若手が裁量を発揮できる「5boc architectS」の、建築設計・設備設計・施工管理のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【地域の木材を活かす設計】
5boc architectSは飛騨五木株式会社の中で設計・施工管理を担っています。
岐阜県高山市に本社がある飛騨五木グループでは自然資源の価値最大化を目指して、自社で伐採・製材した木材や地域材を活用し、大工による木造建築を得意としてきました。地場の木をどのように設計に活かすかを考えながら、住宅をはじめ公共施設、オフィス、商業施設などさまざまなジャンルの設計を行っています。

【まちのコミュニティとなる遊び場】
木を活かした遊び場の設計・施工、店舗の内装デザイン及び住宅の設計も行っています。
スタッフ同士でアイデアを出し合って形にするとともに、固定概念にとらわれない自由な発想を大切にしています。遊び場の運営を自社で行っているため、自分が設計監理・施工した建築物がどのように使われているか、地域にどう根づいていくかを間近で体感できる点は、5boc architectSならではの醍醐味です。そして、遊び場の案件は今後も全国各地に増やしていくことを目指しています。

【クライアントとのコミュニケーションの中でコンセプトを固める】
表層的な要望だけでなく、話の中ににじみ出るクライアントの思いをコンセプトに結び付けた設計を行っています。
基本設計から現場の細部まで担当することができます。

【若手を信じて、任せる】
1年目からプロジェクトの担当者として設計監理をお任せしています。
裁量権が大きく、責任も大きくなりますが、その分仕事の自由度は高いです。住宅に留まらず中規模木造建築に挑戦してみたいという心意気のある方に、ぜひジョインしていただけると嬉しいです。

【スタッフは20~30代が中心】
建築が好きで熱意を持って取り組める方、一緒に議論しながら造り上げていける方を歓迎します。

ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築外観、南側の歩道より開口部越しに展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築左奥:エントランス、中央奥:ミーティングルーム、左:展示エリア。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築展示エリア。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築展示エリア、袖壁を見る。夜景 photo©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」です。
建具等を手掛ける企業の本社1階での計画です。建築家は、自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向しました。そして、袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築しました。

木製ドア・建具・家具のトータルサプライヤーである阿部興業の新宿本社1階のインテリアデザインを担当。

「ABE galerie_TOKYO」は「画廊」をコンセプトに計画され、組子・金箔・漆などの伝統的な工芸技術を応用して制作した木製ドアと共に、障害をお持ちのアーティストたちの絵画を展示する空間となっている。

建築家によるテキストより

木製ドア、絵画の各作品の間には仕切りとなる袖壁を計画。左官材で仕上げた袖壁は円弧を描いて天井の下がり壁とつなげ、視界に入る情報を制限することにより、作品1点1点に集中して鑑賞できる仕掛けとした。
また、この仕切りをファサードと並行に5枚並べ、奥の壁面をミラー仕上げにすることで空間全体に連続感と伸びやかさを与えている。

展示空間の床には壁面と同じ左官材で仕上げたタイルを採用。職人により丁寧に施された左官仕上げは、「手仕事」が生み出す豊かさを大切にするブランドの理念を反映したものとなっている。

建築家によるテキストより

「個」として強さのある各作品にフォーカスした場であると共に、それが集まった「集合」としての画廊にアイデンティティを同時に持たせることを目指した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 株式会社IKAWAYA建築設計が、業務拡大のため 設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と アルバイトを募集中
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【ap job更新】 株式会社IKAWAYA建築設計が、業務拡大のため 設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と アルバイトを募集中Strolling Gardens & House / 2024

株式会社IKAWAYA建築設計の、業務拡大のため 設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社IKAWAYA建築設計では、「設計スタッフ(正社員)」、「アルバイト」を複数名募集しております。

代表の井川充司は、中村拓志&NAP建築設計事務所にて設計室長を務め「Optical Glass House」をはじめ多数のプロジェクトを担当した後独立。現在は、「庭から考える」をデザインテーマとし、プロダクトから、マテリアル、家具、インテリア、建築、庭、ランドスケープに至るまで、横断的な設計活動をしています。

「Concrete Log House」にて、2023年 モダンリビング大賞、JID AWARD大賞、2025年 東京建築賞 優秀賞を受賞しました。

私達は、業務拡大に伴い、デザイン力、コミュニケーション力があり、明るく前向きに仕事に取り組める方を複数名募集いたします。オフィスは世田谷区桜新町にあり、駅前通りの八重桜並木に面した気持ちの良い環境です。

弊社では、チーフから若手とバランス良く構成したチーム体制によってプロジェクトを担当します。
業務内容も、様々な用途・規模の新築設計監理業務を中心に、デザイン監修、内装設計監理、と幅広く、クライアントも個人から大手ディベロッパーと様々なパートナーとの協業となり、幅広い経験を積むことができます。一つ一つ丁寧に建築を作り上げてきました。

また、弊社では働かれる方の福利厚生にも力を入れており「子供手当」等も導入しています。

皆様のご連絡をお待ちしています。

【ap job更新】 駅から住宅まで、様々なプロジェクトを手掛ける「sinato」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 駅から住宅まで、様々なプロジェクトを手掛ける「sinato」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 駅から住宅まで、様々なプロジェクトを手掛ける「sinato」が、建築とインテリアの設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中12 KANDA / 複合施設 / 1,940㎡

駅から住宅まで、様々なプロジェクトを手掛ける「sinato」の、建築とインテリアの設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築とインテリアの設計スタッフを募集します。

駅や広場のような大きなものと、イスやテーブルのような小さなものを、常に同時並行でデザインしている設計事務所なので、建築が得意だけどインテリアもやってみたい、インテリアが得意だけど建築もやってみたい、という方は特に楽しめると思います(もちろん、私は〇〇だけを極める!という方も大歓迎です)。

また、小さな設計事務所の割に、大きな企業とのプロジェクトが多いのも特徴かもしれません。
JR東日本さん、ルミネさん、森ビルさん、アマゾンジャパンさん、HYUNDAI(韓国)さんなどなど、国内外で多くの人々の生活に関わりが深い事業を行う皆さんと協働することで、狭義のデザインだけではない射程の広い学びがあります。

※今年9/12にはsinatoが設計した約44,000㎡の大型複合施設「NEWoMan高輪」がオープンします

ワークスタイルとしては、クリエイティビティと生産性の両立を重視しており、具体的な時間管理やタスク配分の元、全スタッフが適材適所で最大限に能力を発揮できるチームを目指しています。
また、スタッフの成長を最大限支援するという方針の元、下記のユニークな制度を設けています。

【書籍代全額補助】
読みたい本があれば、その書籍代は全額事務所が負担します。しかも無制限、事前申請も不要です。

【美術館観覧料全額補助】
見たい展覧会があれば、その観覧料は全額事務所が負担します。しかも無制限、事前申請も不要です。

【セミナー等受講料全額補助】
聴きたいセミナーやトークイベントがあれば、その受講料は全額事務所が負担します。しかも無制限、事前申請も不要です。

【生命保険料全額補助】
公的な社会保険とは別に民間の生命保険に加入し、その保険料は全額事務所が負担します(保険金受取人はご家族)。つまりsinato在籍中は、個人での生命保険加入が不要です。

上記以外にも、22時以降の残業禁止や半年毎の明確な給与査定など、一般的な労働環境整備にも日々取り組んでおり、今後も更に自由度の高いウェルビーイングな働き方を模索していきたいと思っています。
建築やインテリアの質の高い設計を通して、社会の新たな可能性を切り開いていける、デザインとコミュニケーションが得意な方のご応募をお待ちしています。

【ap job更新】 20代中心でCGやAIを活用して建築設計を行い、無駄な残業をしない環境も目指す「みらくる設計室」が、設計スタッフ(新卒・既卒)を募集中
【ap job更新】 20代中心でCGやAIを活用して建築設計を行い、無駄な残業をしない環境も目指す「みらくる設計室」が、設計スタッフ(新卒・既卒)を募集中
【ap job更新】 20代中心でCGやAIを活用して建築設計を行い、無駄な残業をしない環境も目指す「みらくる設計室」が、設計スタッフ(新卒・既卒)を募集中ファザード改修(昼・夜)

20代中心でCGやAIを活用して建築設計を行い、無駄な残業をしない環境も目指す「みらくる設計室」の、設計スタッフ(新卒・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【募集概要】
私たちは建築設計事務所として2021年に開業し、BIMや最新のCGソフトを用いたインタラクティブな設計を強みに、オフィスやレジデンスなど多くの設計・デザインを行っています。

デザインに拘るのは勿論ですが、新築やリノベーション、デザイン監修など多種にわたる経験を積むことで、デザインにも技術にも法律にも精通できるプロフェッショナルな集団を目指し、業務に勤しんでいます。

社名の「みらくる」は、どのような案件でも少しずつ奇跡を積み重ねる事で、感動を味わえる空間を実現したいという想いが込められています。

現在のメンバーは全員新卒採用で、20代前半から半ばで構成されています。
スタッフの「好奇心」を大事に育て、前向きに「成長」できるスキームを進めています。そのために設計事務所ならではの長時間労働を弊社では最大限排除し、遊んだり勉強したりするための自分の時間を確保することを大事に考えています。(2024年 1級建築士2名合格)

学習や知識向上のために必要な費用を補助するリスキリング手当など個人のスキル向上のための方策も進めています。比較的自由な社風ではありながら、社会人としてのモラルも自発的に獲得できるよう日々活動しています。

小さな会社ではありますが、いわゆるアトリエ系とは違い中規模な物件も多く、企画・立案段階から監理・竣工まで、建築物が出来上がるまでのすべての工程に関わることができます。楽しみながらも様々な経験と知識を取得し、「成長」できる場を提供します。

特に新卒の方は小規模な会社に入社することに抵抗があると思いますが、人生の大きなターニングポイントで後悔することがないよう、スタッフ一同成長できる機会をつくっていきます。

少しでも気になった方は、是非ご連絡ください。

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