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藤本壮介の設計で完成した、ハンガリー・ブダペストの音楽施設「ハンガリー音楽の家」の動画

藤本壮介の設計で完成した、ハンガリー・ブダペストの音楽施設「ハンガリー音楽の家(House of Hungarian Music)」の動画です。アーキテクチャーフォトでは2021年1月に建設現場の様子を特集記事として紹介しています。

岸和郎+K.ASSOCIATESが2021年9月に完成させた、奈良の住宅「西ノ京丘陵の家」の写真

岸和郎+K.ASSOCIATESのウェブサイトに、奈良の住宅「西ノ京丘陵の家」の写真が12枚掲載されています。

夫婦二人+子供という核家族のための住宅であり、奈良の郊外に建つ。

日常的に使用する自動車や趣味のための二輪車などの台数が多いため、前面道路に面しては駐車用のスペースが間口一杯まで必要になる。そのためファサードはその分だけセットバックし、1階の趣味室が大きく開放している以外は閉じた表情としている。

北西隅に中庭を持つL型平面の1階の東側には主寝室、南側には子供室、和室など、プライベートな色合いの強い空間を配し、北西に配置した中庭にそれぞれの部屋が面する。中庭へと向かう視線が他の部屋からの視線と交わることの無いよう、中庭に向かう開口部はどちらかというと小さく計画し、中庭の独立性を確保するように計画した。

それと対比的に、2階に配置したリビング・ダイニング・スペースは南に寄せて配置し、北側に向けて大きな開口部を設ける。天井高は3.2mを確保し南側壁面上部にはスカイライトを設けることで天井面の高さを強調し、また北側の光の安定した風景を主寝室上部のウッドデッキのテラス越しに見ることで、ほとんど外部空間に暮らすかのようなリビング・ダイニング・スペースを実現した。北側の風景は水平方向に展開し、太陽光は南側のスカイライトから垂直に差し込むことになる。 禅宗の書院では北側に一日中東から西へ移動する太陽の光を常に受ける緑の庭を楽しみ、南庭は石庭などの抽象的な素材による光と影の庭とし、さらにその地面からの太陽光の反射と拡散を暗い屋根裏の空間が受けることで内部の空間に光の陰影が出現するという空間構成であるということ、それを現代の都市住宅で実現したいと考えて試行した建築である。

岸和郎+K.ASSOCIATESが2021年11月に完成させた、埼玉の住宅「指扇の家」の写真

岸和郎+K.ASSOCIATESのウェブサイトに、埼玉の住宅「指扇の家」の写真が12枚掲載されています。

東京の郊外、畑や離散して建つ建物が拡がるのどかな田園風景の中に建つ住宅である。最初にこの敷地を訪ねた時に唐突に思い出した風景がある。それはリチャード・ノイトラの1937年に竣工したストラトモア・アパートメントの写真、それも建築そのものではなくその背景の自然を思い出したのだ。この建築はウエストウッドに建っている。その写真の背景に写る当時のウエストウッドは現在の緑溢れる風景からは想像もつかない、低木だけがまばらに生えた、それもほとんど砂漠に近いような背景であることに驚愕したのだった。東京近郊にそんな風景が存在するわけはないのはもちろんだが、そんな風景の中だからこそロスアンジェルスでは1950年代以降のケーススタディハウスが成立したのだと感じたことを唐突に思い出していたのだった。

この場所にはそんなオープンプランの平家の住宅が良いのではないか、もちろん周辺の環境の変化、都市化を予想しながら、半分閉じたオープンプランの平面という矛盾した形式がこの東京郊外の取り止めのない田園風景の中ではありうるのではないかと考えた。

外周に視線を少しだけ透過する半透明の金属製の塀を設け、その内側の建物外壁は透明なガラスの壁とし、その中間の庭とも呼べない外部空間は将来の周辺環境の変化に対応するバッファー空間と考えることで、広い意味でのダブルスキンの外皮に包まれたオープンプランの建築を構想した。 構造は垂木を主構造部材とする木構造とし、それ以外の部材、外部デッキや塀などは可能な限り工場生産された既製部材を使用することで建築としての性能を確保すると同時に、木構造と工業製品が対比する内部風景をつくり出すことを考えていた。

k-associates.com
乾久美子が、自身が手掛けた「延岡駅周辺整備プロジェクト」について語っている動画。カナダ建築センターが制作したもので、検討模型や建築の様子も紹介

乾久美子が、自身が手掛けた「延岡駅周辺整備プロジェクト」について語っている動画です。カナダ建築センターが制作したもので、検討模型や建築の様子も紹介されている約10分の動画です。

90年代後半から00代前半に起こった建築とデザインのムーブメントを生み出した『BRUTUS』編集長 西田善太への、浅子佳英によるインタビュー記事「『BRUTUS』と『Casa BRUTUS』が建築にもたらしたもの ──専門誌はどこへ向かう?」

90年代後半から00代前半に起こった建築とデザインのムーブメントを生み出した『BRUTUS』編集長 西田善太への、浅子佳英によるインタビュー記事「『BRUTUS』と『Casa BRUTUS』が建築にもたらしたもの ──専門誌はどこへ向かう?」が、LIXILのウェブサイトに掲載されています。2011年11月29日まで公開中の動画を記事化したものです。インタビュー記事も充実していますが、動画ではここでに収まらなかったトピックも多々ありお勧めです。

ヘルツォーグ&ド・ムーロン、TFPファレルズ、アラップによる、中国・香港の美術館「M+」の建設の側面に注目したドキュメンタリー動画(英語字幕付)

ヘルツォーグ&ド・ムーロンTFPファレルズアラップによる、中国・香港の美術館「M+」の建設の側面に注目したドキュメンタリー動画です。約34分の動画で英語字幕付です。建物の写真と解説テキストはアーキテクチャーフォトの特集記事で紹介しています。

こちらは概要の翻訳

施設の設立と同時に物理的な建物を建設するとはどういうことなのか?

「Building M+」は、M+が紙の上のビジョンから、視覚文化のミュージアムとしてコンクリートの家に移るまでの道のりを描いています。香港に拠点を置く新しいタイプのグローバルなインスティテューションとして、M+はスイスのヘルツォーク&ド・ムーロン社と国際的な協力者のチームと緊密に協力し、建築と物質性を通してそのアイデンティティと野心を明確にしました。建設過程の映像や、建築家、エンジニア、施工業者、パートナーへのインタビューを通して、「Building M+」は、建物の最終的な形が、M+の地理的な位置や機能的なニーズに適しているだけでなく、美術館の基本的な価値観を体現していることを明らかにしています。


What does it mean to establish an institution at the same time as constructing its physical building?

‘Building M+’ charts M+’s journey from a vision on paper to a museum of visual culture moving into its concrete home. As a new kind of global institution based in Hong Kong, M+ has worked closely with Swiss firm Herzog & de Meuron and a team of international collaborators to articulate its identity and ambitions through architecture and materiality. Through footage of the construction process and interviews with architects, engineers, builders, and partners, ‘Building M+’ reveals how the final form of the building is not only a fitting response to M+’s geographical location and functional needs, but also an embodiment of the museum’s core values.

伊東豊雄が、2021年11月にArchitects not Architecture主催で行った講演の動画。建築ではなく建築家自身を語るイベントとして知られる

伊東豊雄が、2021年11月にArchitects not Architecture主催で行った講演の動画です。日本語でプレゼンテーションされたものが英訳されるスタイルで行われています。Architects not Architectureは、建築ではなく建築家自身を語るイベントとして知られていて、様々な建築家の講演を企画しています。

クリスト&ガンテンバインとオフィス・ゲールス・ファン・セーヴェレンが、2021年10月にハーバード大学主催で行ったレクチャーの動画

クリスト&ガンテンバイン(Christ & Gantenbein)オフィス・ケルステン・ゲールス・ダヴィッド・ファン・セーヴェレン(OFFICE Kersten Geers David Van Severen)が、2021年10月20日にハーバード大学主催で行ったレクチャーの動画です。

「香川県庁の旧館と東館が国の重要文化財に 丹下健三氏が設計」(NHK NEWS WEB)

「香川県庁の旧館と東館が国の重要文化財に 丹下健三氏が設計」という記事が、NHK NEWS WEBに掲載されています。
また、KSB瀬戸内海放送の同トピックのニュース動画は以下です。

ペーター・メルクリの、2021年10月に公開されたインタビュー動画。アトリエ風景や模型製作時とスケッチでの建築構想の様子も収録。

ペーター・メルクリの、2021年10月に公開されたインタビュー動画です。アトリエ風景や模型製作時とスケッチでの建築構想の様子も収録されています。英語字幕付きです。動画の制作は、アート施設にもなっている「ミース・ファン・デル・ローエの家 (Haus Lemke)」です。

In this film the Swiss architect and university professor sketches various ideas as design considerations for a new building and its potential functions beside the Mies van der Rohe House in Berlin.
This feature is part of the ongoing film- and exhibition project ‘Mies Goes Future’ inviting artists, architects, art and architecture historians to explore the possibilities of how the future of the Mies van der Rohe House as an institution can be shaped. In different formats, such as interviews, monologues, sketches, photographs or drawings, the connection to the work of the architect Mies van der Rohe as a source of inspiration will be expressed clearly.

The film- and exhibition project is curated by Esenija Bannan
Video by ©Bannan Productions

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で完成した、韓国・ソウルの現代アートセンター「ST International HQ and SONGEUN Art Space」の動画

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で完成した、韓国・ソウルの現代アートセンター「ST International HQ and SONGEUN Art Space」の動画です。こちらのページに写真が14枚掲載されています。施設の公式サイトはこちら

オラファー・エリアソンが、2021年9月に行った講演の動画。バイエラー財団の主催で、聞き手をハンス・ウルリッヒ・オブリストが務める

アーティストのオラファー・エリアソンが、2021年9月に行った講演の動画です。バイエラー財団の主催で、聞き手をハンス・ウルリッヒ・オブリストが務めました。この時期にオラファーは「LIFE」という展覧会を行っており、それに合わせて企画されたと思われます。アーキテクチャーフォトではその展覧会の様子を特集記事として紹介しています。

ドルテ・マンドロップの設計で完成した、グリーンランド西海岸の「アイスフィヨルドセンター」の動画。氷河で著名な場所に景観配慮しつつ観測点を提供するヴィジターセンター

ドルテ・マンドロップ(Dorte Mandrup)の設計で完成した、グリーンランド西海岸の「アイスフィヨルドセンター」の動画です。氷河で著名な場所に景観配慮しつつ観測点を提供するヴィジターセンター。動画の制作はルイジアナ美術館。作品の写真やテキストはこちらのページに掲載されています。

“A building that should address our own fragility.”

Meet the renowned Danish architect Dorte Mandrup and her latest signature building right by the Ilulissat Icefjord in Greenland – one of the places in the world where climate change is most visible. “The Icefjord Centre is created in wood to be as sustainable as possible but also to create a contrast to the millions of years of the bedrock. It’s a small building with great symbolic meaning.”

“It’s a building from a different era”, reflects Dorte Mandrup. “The Greenlandic bedrock is one of the oldest in the world. The Icefjord Centre soars like a boomerang or a snowy owl over the landscape. We created a place with overhangs towards the west and east, so you can find shelter in the arctic landscape. It creates its own landscape, its own place as a roof that becomes a hill or a public space or a gate between the town of Ilulissat and the vast landscape.”

Studies in sculpture, ceramics, and medicine have influenced Dorte Mandrup’s approach to architecture, which has always been ‘hands-on’. Shape and form constitute her company’s ethos – to create aesthetically pleasing spaces, are contextually relevant, and invite people to engage.

デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツの設計で完成していた、チューリッヒ美術館の増築棟の一般公開が開始。それに合わせて高クオリティの建築紹介動画が公開

デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツの設計で完成していた、スイスのチューリッヒ美術館の増築棟の一般公開が開始。それに合わせて高クオリティの建築紹介動画が公開されました。アーキテクチャーフォトでは2021年1月の建物竣工時に写真と図面で本建築を紹介しています。

こちらは、リリーステキストの翻訳です

新しいチューリッヒ美術館は(2021年)10月9日に一般公開されます。12年に及ぶ計画と建設を経て、2020年12月にチューリッヒ美術館の増築部分が完成しました。2021年春には、チッパーフィールド・アーキテクツの建物が一時的にオープンし、正式オープン前の新美術館を体験することができました。展示されているのは、古典的モダニズムのコレクション、ビュールレコレクション、一時的な展示、1960年以降のアートです。

デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツ・ベルリンが設計した独立型の新美術館の建物は、既存のチューリッヒ美術館を拡張したものです。その結果、この施設はスイスで最大の美術館となりました。

新しい建物は、ハイムプラッツ広場の北側、既存の建物の反対側に位置しています。明確で幾何学的なボリュームは、その4面で広場を構造的に再定義しています。増築部の南側には都市広場、北側には新しい「芸術の庭」を配置し、開放的で透過性のある自然環境を実現しています。広々としたエントランスホールは、この2つの新しい都市空間をつなぐ役割を果たしています。広場の下を通るヴィジター用の通路は、新しい建物と既存の美術館を繋いでいます。

1階中央のエントランスホールを中心に、カフェやバー、イベントホール、ミュージアムショップ、教育機関など、すべての公共機能が配置されており、上の2階は美術品の展示専用となっています。様々なサイズの展示スペースは、落ち着いた素材感と豊富な日照量によって定義され、アートを直接体験することを訪問者の体験の中心に据えています。


以下でも2021年1月に公開された建物竣工時の写真の一部を掲載します。

軽井沢町庁舎改築周辺整備設計プロポで、山下設計・三浦慎JVが最優秀提案者に。二次審査に選定されていた坂茂・隈研吾・藤本壮介第一設計JVらの提案書含め公開

長野の軽井沢町庁舎改築周辺整備設計プロポーザルで、山下設計三浦慎建築設計室設計共同体が最優秀提案者に選定されています。次点者は、坂茂建築設計でした。また二次審査には、北川原温建築都市研究所隈研吾建築都市設計事務所佐藤総合計画シーラカンスアンドアソシエイツ藤本壮介建築設計事務所第一設計共同企業体が選ばれていました。

庁舎改築周辺整備事業プロポーザルの審査結果について

令和3年9月28日(火)に開催した庁舎改築周辺整備事業プロポーザル審査委員会(二次審査)において、一次審査を通過した7者から次の最優秀提案者及び優秀提案者を選定しました。

最優秀提案者  山下設計・三浦慎建築設計室設計共同体
優秀提案者(次点) 株式会社坂茂建築設計

以下に、各者の提案書へのリンクを掲載します。

最優秀提案者
山下設計・三浦慎建築設計室設計共同体

優秀提案者(次点)
坂茂建築設計

二次審査通過者
北川原温建築都市研究所

石上純也のチームが「徳島文化芸術ホール(仮称)」設計プロポで、優先交渉権者に選定。技術提案書や公開プレゼンテーションの動画も公開

石上純也のチームが「徳島文化芸術ホール(仮称)」設計プロポーザルで、優先交渉権者に選定されています。技術提案書や公開プレゼンテーションの動画も公開されました。審査員には妹島和世や小泉雅生らが名を連ねていました。

優先交渉権者

共同企業体名:熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設 拡大共同企業体

構成事業者名:(株)熊谷組四国支店、(株)石上純也建築設計事務所、(株)IAO竹田設計、(株)アクト環境計画、(株)ピーエス三菱大阪支店、野村建設工業(株)

次点交渉権者

共同企業体名:SALHAUS・安井・大林 共同企業体

構成事業者名:(株)SALHAUS、(株)安井建築設計事務所、(株)大林組四国支店、(株)亀井組、(株)北岡組、美土利建設工業(株)、藤崎建設(株)、丸浦工業(株)

二次審査に残っていたのは下記のチームでした。

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