SHARE 「妹島和世氏が手掛けた日本女子大学・目白キャンパス 正式オープン」(建設通信新聞DEGITAL)
「妹島和世氏が手掛けた日本女子大学・目白キャンパス 正式オープン」という記事が、建設通信新聞DEGITALに掲載されています。妹島のコメントも紹介されています。
「妹島和世氏が手掛けた日本女子大学・目白キャンパス 正式オープン」という記事が、建設通信新聞DEGITALに掲載されています。妹島のコメントも紹介されています。
藤本壮介とWOHA マン・サム・ウォンによる「未来の建築―新しい空間とつながりの創造にむけて」をテーマに行われた講演の動画です。2021年2月5日に国際文化会館の主催で行われたもので日本語同時通訳版です。英語でのオリジナル版はこちら。
インド太平洋地域の未来を創るリーダーによるウェビナーシリーズ。第4回は、世界的に活躍する建築家の藤本壮介氏と東南アジアを代表する建築事務所WOHAの設立者であるシンガポールの建築家マン・サム・ウォン氏にご登壇いただきます。
住環境や労働環境の変化が著しいコロナ時代において、人と人、人と自然のつながりや空間は今後どのように変わっていくのでしょうか。それらのつながりや空間の創造に携わる両氏に、未来の建築像について伺います。
三井嶺建築設計事務所が設計した、神奈川・逗子市の住宅「逗子の家『森の図書館』」です。
急峻な小山の麓に建つ、数万冊の蔵書を納める図書館のような住まい。
「図書館」の片隅に「司書」として住む場所があればよいとの要望だった。ゆえにリビング・ダイニングといった室名の部屋はない。住宅として必要な寝室・キッチンなどの他は全て閲覧室と書架に充てている。
本に集中できるよう、”透明”に替わり意識に溶ける構成要素を考えた。
1. 緑色の壁と小さな景色。
森の記号としての緑色をメインに、意識に溶け込む色を配した。山や空を印象的に切り取る窓による小さな景色は、色のついた壁へと拡張され、壁の存在は薄れる。2. 時間軸を混在させる本棚。
博物館から貸与を受けたもので、あえて残した傷やラベルが時間の厚みをもたらし、意識にストレスなく馴染む。3. わずかにむくりをつけた三次元曲面の屋根。
山から覆いかぶさる木々の枝をモチーフに、小さな木材を敷き重ねた。山の勾配に合わせるように緩やかなカーブを描きつつ、短手にもほんのりとむくりをつけた3次元シェルの構造が閲覧室を柔らかく包み込む。さらに中央部にスリットを切り、隙間を押し広げるようにして光をわずかに取り込んでいる。木が束となった構造は、スリットを切られたことで量塊の重々しさが薄れ、移ろう光を受けることで木漏れ日の降る森の木々へと再び還元される。窓は少なく物理的には閉じた空間ではあるが、透明であるよりも建築の存在は意識に溶け、本の中の世界へと思いを馳せることができる。
武保学 / きりんが設計した、三重・伊賀市の店舗「場所を見守る土産物店」です。
小さな建築であっても、いやむしろ小さな建築であるからこそ都市の文脈におけるあり方を表明することが、充実した都市空間をつくりだしていくと信じている.
今回、三重県伊賀市の中心部に5坪ほどの店舗を計画した.
店内には忍者や伝統工芸の組紐など、この地方にちなんだモチーフでデザインされたお土産物が並ぶ.
この店舗の向かいには、坂倉準三設計による「旧伊賀市庁舎」が建っている.
役所機能は移転したが、建物は今後図書館などの複合施設として活用される予定である.
ただ老朽化による改修コストの増大や建物の保存に対する根強い反対意見もあり、2年間空き家状態が続いている.全国的に解体される流れにある近代の名建築を現代に生かすことができれば、ここは他のどこにもない価値を持った場所になる.
そういう場所のオリジナリティに目を向けて、場所をいつくしむ人が増えることを願っている.
場所を意識させる仕掛けとして、店内正面に大きな鏡を設置した.
商品の衣服を合わせる姿見としての役割と同時に、外の風景の広がりを店内に取り込んでいる.
内部に足を踏み入れた人は、静けさの中で鏡に溢れる風景と対峙することによって外に居るときよりも鮮明にこの場所特有の空気を感じることだろう.
それは車窓からの眺めが、実際の景色よりも記憶に残りやすいのと似ている.
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/4/5-4/11)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
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