今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」です。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出すことを意図しました。店舗の公式サイトはこちら。
大阪市福島区、藤の名所として知られる都市公園に隣接するパティスリーのインテリアデザインである。
シェフは日本代表としてパティシエの世界的なコンクール、クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーで活躍するなど数々の受賞歴を有するが、店には格式を求めず、フィナンシェ1つだけも気軽に買うことができる店作りを望んだ。
内部は、3.85mの天井高さを生かして売場から厨房までを一体的なワンルームとし、手前のショーケースから波紋のように家具をオフセットしながら奥に向かってフロアレベルを上げることで、劇場のような構成とライブ感を生み出している。
以下の写真はクリックで拡大します
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す image©ninkipen!
以下、建築家によるテキストです。
大阪市福島区、藤の名所として知られる都市公園に隣接するパティスリーのインテリアデザインである。
シェフは日本代表としてパティシエの世界的なコンクール、クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーで活躍するなど数々の受賞歴を有するが、店には格式を求めず、フィナンシェ1つだけも気軽に買うことができる店作りを望んだ。
外観は、ヨーロッパの老舗パティスリーのファサードを踏襲することから離れ、明るく開放的なエントランスとし、公園の樹木と街並みとの連続性を意識して、奥行きわずか20センチの花壇に27種類の植栽を植えた。
内部は、3.85mの天井高さを生かして売場から厨房までを一体的なワンルームとし、手前のショーケースから波紋のように家具をオフセットしながら奥に向かってフロアレベルを上げることで、劇場のような構成とライブ感を生み出している。
仕上げは、躍動的な木目のヒノキ合板を僅かに白く染め、カジュアルさの象徴とした。
店と街、作り手と買い手をシームレスに繋ぐ風景の中に、たくさんの笑顔が溢れることを願っている。
■建築概要
作品名:PHILO & CO.
設計:今津康夫 / ninkipen!
施工:KAN
照明デザイン:NEW LIGHT POTTERY
用途:パティスリー
場所:大阪市
竣工:2021年9月
延床面積:130.87m2
撮影:河田弘樹 Hiroki Kawata