SHARE 最も注目を集めたトピックス [期間:2022/1/24-/1/30]
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/1/24-/1/30)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 蘆田暢人建築設計事務所による、東京の住宅「世田谷の浮居」。水害被害を受けた敷地に建つ建築で、対策として居住空間を約1m浮かせ接地面積を減らすよう計画、内部では4層続く階段ヴォイドが生む垂直の奥行きにより現代都市住宅の原型を模索
- 杉山幸一郎による展覧会“スイスのかたち、日本のかたち”のレビュー「師の影響を素直に受け入れた上で生まれる建築家の個性」
- 多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都市の、住宅改修「丸太町の町家」。築120年以上の京町家の改修で、“通り土間”等の伝統的構成の復元を意識しつつ機能的諸室を点在させ残余部分を家族空間として設計、日々の寝食や生活変化にも柔軟に対応できる建築を目指す
- 藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画
- 中本剛志+田中裕一 / STUDIO YYによる、千葉市の「丘の幼稚園」。団地内の敷地で隣接する緑地を手掛かりに設計、地面まで延びる“片流れ屋根の丘”を構想し遊びの場の創出と共に通風等の快適な室内環境を実現、在来工法の採用で短工期の条件もクリア
- 佐藤伸也建築設計事務所と嶋田世紀 / ranmaによる、大阪の住宅「八尾の家」。長くこの地に住む施主の人々が遊び訪れる場との要望に、平面を二分し其々に“公”と“私”の性質を与え更に“街からの距離”で諸機能を調整、様々な関係性の来客を招き入れが可能な空間をつくる
- ICADA / 岩元真明による、福岡市の住戸改修「桜坂の自宅」。家族の変化に合わせ平面形式を変えられる住戸を構想し、可動書架を間仕切りに用ることで実現、素材とディテールでの実用性と即物性の追求と共に熱シミュレーションに基づく断熱施工も行う
- 水上哲也建築設計事務所による、千葉・野田市の「のだのこども園」。施主運営の幼稚園に隣接した敷地に計画、既存園庭がもつ豊かな風景等を未来に引継ぐ為に、樹木等を残し内外の空間や新旧の園舎が一体になった環境の構築を目指す
- 下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる
- 杤尾直也 / to-rippleによる、福島・西白河郡の店舗兼工房「大堀相馬焼松永窯」。拠点地が帰宅困難地域から解除されない為に移転計画が開始、施主が作る陶器の二重構造を参照し家型が重なる構成で余白空間が諸機能を担うよう構想、空間体験から陶器への理解を促す
- 宇野友明が2006年に完成させた、愛知・犬山市の住宅「羽黒の家」の見学会が開催
- マット仕上げ・シンプルなデザイン・静音設計を特長とした“設計者の意図に沿う”パナソニックの配線器具「SO-STYLE」
- カーシフ・チョウドリ / URBANAによる、バングラデシュの病院「フレンドシップ・ホスピタル」が2021年の王立英国建築家協会国際賞を受賞。サイクロン被害を受けた地域に医療を提供する施設で、持続可能で低コストで建てられ、海面上昇の影響を受けた環境条件にも対応
- 武田清明建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「鶴岡邸」のレポート。周辺環境の自然と対話する建築の在り方を躯体のもつ質感で実現
- 木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「茶山台団地のリノベーション」。既存躯体と両面採光という環境の再解釈が重要だと捉え、躯体に対して挿入する要素の素材感やスケール感を操作、新要素を通し眺める団地環境がより肯定的に感じられる空間を構想
- 白井晟一が1959年に完成させた世田谷の住宅「アトリエNo.7(旧増田夫妻のアトリエ)」をレポート。白井の孫で建築家の白井原太の修復・改修によって、原形を保ったまま現代の居住性も獲得した建築は、新しい住まい手を待つ
- 玉井洋一による連載コラム “建築 みる・よむ・とく” 第4回「タイヤ花壇」
- 特集”宇野友明建築事務所” 羽黒の家 / 2006
- 髙木貴間建築設計事務所による、北海道の既存農家を改修した「富良野の異形屋根」と論考「北海道民家のマニエリスム」
- MVRDVによる、台湾・彰化県の、政府系電力会社のオペレーション施設「サン・ロック」。台湾のグリーンエネルギーへの移行を見越して計画、建物全体を太陽光パネルで覆い形状や角度を最適化すべく解析で決定、その存在が企業のマニフェストを伝える役割も担う