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2023.6.26Mon
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細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す
photo©繁田諭

SHARE 細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す

architecture|feature
エイムクリエイツ中央区図面あり店舗建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・柱)建材(外装・壁)東京細尾直久繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す東京駅側外観、夜景 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す売場 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す商業施設の屋内通路からテキスタイルセラーを見る。 photo©繁田諭

細尾直久 / HOSOO architectureが設計した、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」です。
商業施設内の“西陣織”を扱う店です。建築家は、“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案しました。また、“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す事が意図されました。店舗の公式ページはこちら。

東京駅から徒歩一分の都心に位置する、西陣織を扱う店舗の計画である。

建築家によるテキストより

人体の立体的な形状に沿ってわたしたちが生地をまとうように、不規則な形状の区画外周に沿って、意匠を凝らした被覆を「生地」としてまとわせることによって、インテリアデザインであると同時に、建築の原点を指し示すような空間を意図している。

建築家によるテキストより

内部には間仕切壁を設けず、外周の「生地」を構成するそれぞれの部分に物質的な特徴=テクスチャーを与えることのみを通して、店舗の内外に空間の変化をつくり出している。

東京駅に面する側、及び商業施設のメインエントランスに面する側の「生地」は、西陣織のテキスタイルによって被覆された高さ4m、奥行き60cmの三角柱による、列柱の層によって構成されている。ファサードの開口率が50パーセントとなるよう三角柱には角度が与えられており、店舗の内側を外に垣間見せている。

また、商業施設の屋内通路に面する側の「生地」には、艶やかな焼付塗装を施した鉄板が表面に用いられ、商業施設の世俗的な賑わいをサングラスのように反射し、店舗の内部から遮断する役割を果たしている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す東京駅側外観、夜景 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す商業施設の屋内通路側外観 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す店舗出入口 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す売場 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す売場 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す売場 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す売場からテキスタイルセラーを見る。 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す売場からテキスタイルセラーを見る。 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出すテキスタイルセラー photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出すテキスタイルセラー photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出すテキスタイルセラー photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す商業施設の屋内通路からテキスタイルセラーを見る。 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す商業施設の屋内通路からテキスタイルセラーを見る。 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す商業施設のメインエントランス側から店舗内を見る。 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す平面図 image©HOSOO architecture
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す店舗断面図 image©HOSOO architecture

以下、建築家によるテキストです。


東京駅から徒歩一分の都心に位置する、西陣織を扱う店舗の計画である。

人体の立体的な形状に沿ってわたしたちが生地をまとうように、不規則な形状の区画外周に沿って、意匠を凝らした被覆を「生地」としてまとわせることによって、インテリアデザインであると同時に、建築の原点を指し示すような空間を意図している。

内部には間仕切壁を設けず、外周の「生地」を構成するそれぞれの部分に物質的な特徴=テクスチャーを与えることのみを通して、店舗の内外に空間の変化をつくり出している。

東京駅に面する側、及び商業施設のメインエントランスに面する側の「生地」は、西陣織のテキスタイルによって被覆された高さ4m、奥行き60cmの三角柱による、列柱の層によって構成されている。ファサードの開口率が50パーセントとなるよう三角柱には角度が与えられており、店舗の内側を外に垣間見せている。

また、商業施設の屋内通路に面する側の「生地」には、艶やかな焼付塗装を施した鉄板が表面に用いられ、商業施設の世俗的な賑わいをサングラスのように反射し、店舗の内部から遮断する役割を果たしている。

一方で、「生地」の裏地にあたる室内側においては、鏡をふんだんに用いることで空間の拡がりが増幅され、白色の研ぎ出しで仕上げられた床は室内へ入射する自然光を照り返す。列柱の間から垣間見られる現実の眺めとそれらが混ざり合うことで、物質的には存在しない空間の錯覚は生み出される。

そして、テキスタイルを収蔵するテキスタイルセラーは、織物を扱う店舗にとって核心となる場所である。壁と床にはギリシャ産の大理石が全面に貼られ、天井のアルポリックミラーがそれらのテクスチャーの効果を増幅して見せている。

物の質感を意味する「テクスチャー」という言葉は「織物の織り方」という語源を有するが、ウィーンの建築家であるアドルフ・ロースは、建築の原点は堅牢な構造的骨組みではなく、人の身体に近しい絨毯=織物であると主張する。

「ところで建築家に与えられた課題とは、言ってみれば暖かな、居心地よい空間をつくり出すことである。そうだとして、この暖かく居心地よいものとなると、絨毯である。だから建築家は絨毯を床に敷き、また四枚の絨毯を四周に吊す。そしてこれが四周の壁となるわけである。しかしながら絨毯だけでは、とても一軒の家をつくることは出来ない。床に敷く絨毯にしても壁に掛ける絨毯にしても、そうした目的のためには構造的骨組が必要となる。だからそうした骨組を工夫するということは、建築家に与えられた第二の課題となる。」
『被覆の原則について』アドルフ・ロース

この店舗の設計は、人の身体に近しい織物=内部空間から建築は考えられなければならないとする、こうした考えに基づいている。

■建築概要

作品タイトル:HOSOO TOKYO
所在地:東京都中央区八重洲ニ丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲1F
主用途:店舗
設計:HOSOO architecture
担当:細尾直久
施工:エイムクリエイツ
延床面積:112.9㎡
設計:2021年12月〜2022年9月
工事:2022年10月〜2023年3月
竣工:2023年3月
写真:繁田諭

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

鉄板 t=1.6 焼付塗装仕上げ

内装・床店舗 床

現場テラゾー仕上げ t=35

内装・壁店舗 壁

PB t=12.5のうえ AEP塗装仕上げ

内装・柱店舗 柱

テキスタイル(HOSOO)
クリアミラー t=5 小口磨き

内装・天井店舗 天井

PB t=9.5のうえ AEP塗装仕上げ

内装・床テキスタイルセラー 床

大理石磨き仕上げ t=13(関ヶ原石材)

内装・壁テキスタイルセラー 壁

大理石磨き仕上げ t=13(関ヶ原石材)
クリアミラー t=5 小口磨き

内装・天井テキスタイルセラー 天井

アルポリックミラー仕上げ t=3(三菱ケミカルインフラテック)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    photo©ivo tavares

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    architecture|feature
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    ファラによる、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」。細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画。部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案。“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作る居室。必要最小限に浄化された後に、ガラスの壁が建てられた。 photo©ivo tavares

    ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」です。
    細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画されました。建築家は、部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案しました。そして、“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作る事が意図されました。

    こちらは建築家によるテキストの翻訳

    古い宮殿のような家。細くてとても長い。そして、しばらく放置されていた。

    外部は、何もかもそのままにしなければならなかった。継承の規則がそのような運命を決めたのです。裏の庭は、密集した都市の網目の中の小さなオアシスとなりました。

    内部では、目立つ階段が改修され、ほとんど何の価値も残っていない部屋は、必要最低限にまで浄化されました。そして、その部屋の周囲は、等間隔に配置されたガラスの壁で埋め尽くされました。

    ロマンティックな背景のもと、計画はスライドのように描かれました。それは純粋なシークエンスです。さらに、すべてのシーンが一度に現れます。

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    ファラ・アトリエポルトガルリノベーション住戸図面あり
    2023.06.26 Mon 07:30
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/6/19-6/25]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/6/19-6/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


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    3. 服部大祐による連載エッセイ“Territory of Imagination” 第4回「Schenk Hattori 京都オフィス」
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    8. 田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図
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    10. 坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一
    11. 長谷川逸子へのインタビュー「女性と建築の半世紀」。建築討論の企画“Mind the Gap──なぜ女性建築家は少ないのか”の一環で収録されたもの
    12. 奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、兵庫の「淡路の温浴施設」。眼前に海が広がる国営公園内に計画。島らしい風景を紡いだ“人々に開かれた場”を目指し、地域固有の小屋のようで内外の連続性も作る“屋根の建築”を考案。内外装には地元の土を原料とする瓦やタイル等も使用
    13. トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える
    14. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    15. 山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「瀬頭の家」。中心市街地に建つ二世帯が暮らすRC造の住まい。生活様式と趣向に応える空間を求め、其々の居住フロア毎に“仕上げ”や“天井の形状”を変える計画を考案。将来的な一部の貸出も想定してインフラの準備も行う
    16. 中山英之建築設計事務所がロビーの内装を手掛けた、東京の「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」。既存施設を改修して期間限定で運営される映画館の計画。未知の経験を待つ鑑賞者の為に、レッドカーペットではなく“シャドウ”カーペットの空間を考案。床と壁に加え什器までを“影色”の素材で覆う
    17. GROUPによる、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」。20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修。様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求。自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行う
    18. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
    19. 小川貴之建築デザインによる、神奈川・川崎市の、アトリエ兼住宅「VALE」。住宅地密集地に建つ設計者の自邸。外的な環境を内部に作り“享受する術”を模索し、中央に“深さ10mのヴォイド”を設けて別れた空間を“小さな橋”で繋ぐ構成を考案。“谷間”の様な場は光と温度の変化も伝える
    20. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・岡崎市の店舗「YE BAKERS」。住宅街の家の一部を改修したパン店。他の建築家が手掛けた既存の持つ“作品性”に敬意を表し、“住宅ではないスケール”を主題とした設計を志向。住宅の尺度より大きな“木戸”と小さな“屋台的な構え”で空間を作る

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