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大滝雄二郎 / YUJIRO OTAKIによる、東京・原宿の、飲食店「DIG THE LINE DOORS」。商業施設の奥まった区画のクラフトビールを扱う店。通行人の足を止める“ひき”の創出を求め、白い内装に青緑色の“象徴的”な什器を中央配置した空間を考案。キーカラーはビールにとって大切な“水”をイメージ
大滝雄二郎 / YUJIRO OTAKIが設計した、東京・原宿の、飲食店「DIG THE LINE DOORS」です。
商業施設の奥まった区画のクラフトビールを扱う店の計画です。デザイナーは、通行人の足を止める“ひき”の創出を求め、白い内装に青緑色の“象徴的”な什器を中央配置した空間を考案しました。また、キーカラーはビールにとって大切な“水”をイメージしています。店舗の公式サイトはこちら。
国内外のクラフトビールを取り扱う「DIG THE LINE」の新店舗「DIG THE LINE DOORS」の内装計画です。
通った人の目を引くよう中央に象徴的なビールタップ、ショーケースを配置することにしました。
DIG THE LINEが扱うクラフトビールは水が大切な要素の商品です。そこで水の色をイメージしたブルーグリーンの塗装を空間の中心となるこの什器に採用しました。ステンレスにグラデーションの塗装を施した什器はホワイトキューブの空間とコントラストを生み、通りがかった人の目を引きます。その周りに配置したテーブルやベンチはグレーの塗装としており、中央の什器をさらに強調するようにしています。
以下の写真はクリックで拡大します
以下、デザイナーによるテキストです。
国内外のクラフトビールを取り扱う「DIG THE LINE」の新店舗「DIG THE LINE DOORS」の内装計画です。
通った人の目を引くよう中央に象徴的なビールタップ、ショーケースを配置することにしました。
DIG THE LINEが扱うクラフトビールは水が大切な要素の商品です。そこで水の色をイメージしたブルーグリーンの塗装を空間の中心となるこの什器に採用しました。ステンレスにグラデーションの塗装を施した什器はホワイトキューブの空間とコントラストを生み、通りがかった人の目を引きます。その周りに配置したテーブルやベンチはグレーの塗装としており、中央の什器をさらに強調するようにしています。
様々な人が行き交うこの場所に原宿らしさも感じる空間ができたように思います。
■建築概要
題名:DIG THE LINE DOORS
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU B1
主用途:飲食店
設計:YUJIRO OTAKI
担当:大滝雄二郎
施工:accamplish / 担当:藤田晃子
協力:Spent grain
計画面積:60.87m2
設計:2022年1月~2022年3月
工事:2022年4月~2022年4月
竣工:2022年4月
写真:Kenta Hasegawa