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2023.8.28Mon
2023.8.27Sun
2023.8.29Tue
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る
photo©森田大貴

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architecture|feature
建材(内装・天井)森田大貴N.StyleLenz Design金沢将岡﨑絢建材(内装・その他)建材(外装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり神奈川リノベーション住宅
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、階段越しにダイニングを見る。 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビングからダイニングを見る。 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビングとダイニングのテーブル。 photo©森田大貴

岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designが設計した、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」です。
設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸です。建築家は、限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向しました。そして、和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作られました。

築50年の木造2階建てリノベーションである。
既存の状態を見た時、融通の効かない「頑固」な印象であり、それは真壁・畳・障子などの部分であるモノに起因していた。同時に、この「頑固な和室」という関係性をつくりたいがために、これらのモノが選択されていて、部分と関係が互いに「頑固な和室」であろうとしているように思えた。

建築家によるテキストより

本物件は設計者の自邸である。
我々の希望は、今まで集め、選び、また造作してきた椅子やテーブルを置いて現代的に暮らすことであった。しかし、工事予算が250万円であることを考えると、全てのしつらえを入れ替えるフルリノベーションという選択肢はなかった。
そこで日本美学に見られる「見立て」の手法を用いて、和室の要素と共存し、現代的に住むことのできる「緩んだ和室」を目指した。「見立て」とは、竹筒を花器に転用する、などに見られるような、あるものを別のものになぞらえることをいう。

建築家によるテキストより

例えば部分である畳は、三六版の形状で/井草という素材で/若草色である。対してモダンな和室と呼ばれている部屋の畳は、井草だが/正方形形状だったり/ブラックだったりする。畳に限らず、部分の形状・素材・色という3要素に着目して「見立て」ることで、和室と現代の要素が複合された緩んだ部分が生まれ、それらで空間を構成することで、「緩んだ和室」という関係性が生まれると考えた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、階段越しにダイニングを見る。 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、階段越しにダイニングを見る。 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、左:ダイニング、右:リビング photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビング photo©森田大貴
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビング photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビングの詳細 photo©森田大貴
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビングの建具の詳細 photo©森田大貴
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビングからダイニングを見る。 photo©Lenz Design
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岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、ダイニング photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、リビングとダイニングの床の詳細。 photo©森田大貴
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る階段下の既存中段。 photo©森田大貴
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る階段と筋交。 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階から2階への階段 photo©森田大貴
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る階段の上部からダイニングを見下ろす。 photo©森田大貴
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る1階、オフィスからだニングを見る、夜景 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る改修前、改修後平面図 image©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る断面図 image©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る断面図 image©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作るダイアグラム image©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る既存写真 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る既存写真 photo©Lenz Design
岡﨑絢+金沢将 / Lenz Designによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house AO」。設計者が“頑固”な印象を感じた既存を改修した自邸。限られた予算での現代的な暮らしの実現を求め、可変的性とおおらかさを備えた“緩んだ和室”を志向。和室の各箇所の構成要素の一部を置換する方法で作る既存写真 photo©Lenz Design

以下、建築家によるテキストです。


「見立て」て生まれる、緩んだ関係性

築50年の木造2階建てリノベーションである。
既存の状態を見た時、融通の効かない「頑固」な印象であり、それは真壁・畳・障子などの部分であるモノに起因していた。同時に、この「頑固な和室」という関係性をつくりたいがために、これらのモノが選択されていて、部分と関係が互いに「頑固な和室」であろうとしているように思えた。

本物件は設計者の自邸である。
我々の希望は、今まで集め、選び、また造作してきた椅子やテーブルを置いて現代的に暮らすことであった。しかし、工事予算が250万円であることを考えると、全てのしつらえを入れ替えるフルリノベーションという選択肢はなかった。
そこで日本美学に見られる「見立て」の手法を用いて、和室の要素と共存し、現代的に住むことのできる「緩んだ和室」を目指した。「見立て」とは、竹筒を花器に転用する、などに見られるような、あるものを別のものになぞらえることをいう。

例えば部分である畳は、三六版の形状で/井草という素材で/若草色である。対してモダンな和室と呼ばれている部屋の畳は、井草だが/正方形形状だったり/ブラックだったりする。畳に限らず、部分の形状・素材・色という3要素に着目して「見立て」ることで、和室と現代の要素が複合された緩んだ部分が生まれ、それらで空間を構成することで、「緩んだ和室」という関係性が生まれると考えた。この住宅のモノ達においては、格子の天井、和紙のない障子、ピンクの縁側などというように、3要素の中に少なくとも1つは和室の要素を別のものに置換することで「見立て」て、それ以外はそのまま活用している。

また、“襖を開くと見通しが良い”、すなわち“室の間にモノがあるが見通せる”、という和室の空間分節の特徴を、“襖を借景窓の建具に”、“押入れの壁を筋交に”するなど、形状を読み替えることでより顕在化させた。そうすることで、複数の部分が同時に視野に入り、それぞれの部分による関係性自体も複合的になり、「緩んだ和室」がより顕著になると考えた。

「緩んだ和室」は「見立て」によって、和室というルーツをにわかに残しながらも、住人の可変的な暮らしを受け入れ、許容するおおらかな住処となる。

■建築概要
題名:house AO
場所: 神奈川県川崎市
用途:住宅
クライアント:夫婦
設計担当:岡﨑絢、金沢将
施工会社:N.Style
構造規模:木造2階建て
敷地面積:152.85m2
建築面積:51.64m2
延床面積:78.08m2
設計期間:2022年9月~2022年10月
工事期間:2022年11月~2023年1月
撮影:森田大貴、Lenz Design

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

既存利用

内装・床床

シナ合板t12+OS塗装[緑、ピンク、グレー](LOHAS OIL)

内装・壁壁

パテ処理の上、EP塗装(Haymes PAINT)

内装・天井天井

野縁現し+EP塗装(アサヒペン)

内装・その他階段

既存利用+EP塗装(Haymes PAINT)

内装・建具建具

シナランバー+EP塗装(Haymes PAINT)

内装・建具障子

一部既存障子紙撤去の上、一部板張りOS塗装(LOHAS OIL)

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建材(内装・天井)森田大貴N.StyleLenz Design金沢将岡﨑絢建材(内装・その他)建材(外装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり神奈川リノベーション住宅
2023.08.28 Mon 07:05
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    SHARE 宮崎晃吉 / HAGISOによる、群馬・高崎市の飲食店「Laithai」。駅に近い国道沿いの区画での計画。街への“創作の風景”の提示を意図し、通り側に厨房を配置して“大きなFIX窓”を設置。建物の脇に設けたウッドデッキのアプローチ空間は外観全体の再構築の起点の役割も担う

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    建材(内装・照明)TRUNK MARK宮下工業HAGISO建材(外構・家具)建材(外装・その他)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(内装・その他)建材(内装・家具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)堀越圭晋宮崎晃吉図面あり群馬店舗
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、群馬・高崎市の飲食店「Laithai」。駅に近い国道沿いの区画での計画。街への“創作の風景”の提示を意図し、通り側に厨房を配置して“大きなFIX窓”を設置。建物の脇に設けたウッドデッキのアプローチ空間は外観全体の再構築の起点の役割も担う外観、通り側の厨房の様子が見えるFIX窓。 photo©堀越圭晋 エスエス
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、群馬・高崎市の飲食店「Laithai」。駅に近い国道沿いの区画での計画。街への“創作の風景”の提示を意図し、通り側に厨房を配置して“大きなFIX窓”を設置。建物の脇に設けたウッドデッキのアプローチ空間は外観全体の再構築の起点の役割も担う外観、左:厨房が見えるFIX窓、右:ウッドデッキから繋がるエントランスとデッキ席 photo©堀越圭晋 エスエス
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、群馬・高崎市の飲食店「Laithai」。駅に近い国道沿いの区画での計画。街への“創作の風景”の提示を意図し、通り側に厨房を配置して“大きなFIX窓”を設置。建物の脇に設けたウッドデッキのアプローチ空間は外観全体の再構築の起点の役割も担う外観、エントランスとデッキ席。 photo©堀越圭晋 エスエス
    宮崎晃吉 / HAGISOによる、群馬・高崎市の飲食店「Laithai」。駅に近い国道沿いの区画での計画。街への“創作の風景”の提示を意図し、通り側に厨房を配置して“大きなFIX窓”を設置。建物の脇に設けたウッドデッキのアプローチ空間は外観全体の再構築の起点の役割も担う客席から厨房を見る。 photo©堀越圭晋 エスエス

    宮崎晃吉 / HAGISOが設計した、群馬・高崎市の飲食店「Laithai」です。
    駅に近い国道沿いの区画での計画です。建築家は、街への“創作の風景”の提示を意図し、通り側に厨房を配置して“大きなFIX窓”を設置しました。また、建物の脇に設けたウッドデッキのアプローチ空間は外観全体の再構築の起点の役割も担います。店舗の公式ページはこちら。

    群馬県高崎市のJR高崎駅東口前の国道沿いに立つマンションの一階の事務所区画と飲食店区画を統合して新たなモダンタイレストランとするプロジェクト。
    南北に通る国道に対して間口は狭く東西に長いマンションに、並行する通路状の専用駐車場が面している。

    建築家によるテキストより

    往来の多い国道側はあえてエントランスとせず、大きなFIX窓から厨房の様子が見えるかたちとすることで創作の風景を街に投げかけている。通路状の駐車場と建物の間の僅かな余地をウッドデッキとし、南側からのアプローチとすることで、将来的に建物全体のファサードを再構築していくためのきっかけのプロジェクトとしての役割を担っている。

    建築家によるテキストより

    室内は開放的な空地に接する南側に大きな窓を設置することで、昼は店内を明るく照らし夜は建物全体の顔となる灯りを街に提供する。窓辺のカウンター席、壁際のベンチソファ、グループで囲める円卓と、思い思いの過ごし方が同居できる客席配置。

    街・庇下空間・厨房・客席は天井高を変えながらも一直線に配置されることで、ガラスの反射も相まっていくつもの風景が重なり一つになるような感覚を与えている。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・照明)TRUNK MARK宮下工業HAGISO建材(外構・家具)建材(外装・その他)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(内装・その他)建材(内装・家具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)堀越圭晋宮崎晃吉図面あり群馬店舗
    2023.08.28 Mon 13:01
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/8/21-8/27]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/8/21-8/27]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/8/21-8/27)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 川合健二による、愛知・豊橋市のコルゲートハウス(1965年竣工)が宿泊施設に転用。1棟貸のホテルとして2023年9月から運営開始
    2. 遠藤克彦建築研究所が、埼玉の「東秩父村新庁舎」設計プロポーザルで最優秀提案者に選定。技術提案書や審査結果も公開
    3. 藤森照信による、長野・諏訪郡の宿泊施設「小泊Fuji」。自然あふれる小さな集落の中に計画。1日1組が泊まれる施設として、桜の木が植えられた屋根と焼杉の外壁を持つ建築を設計。外装材はワークショップで制作
    4. 坂茂建築設計が、滋賀・彦根市の「(仮称)図書館中部館」設計プロポーザルで最優秀候補者に選定。技術提案書や審査講評も公開
    5. 藤本壮介の総合デザイン監修による、福岡市の「明治公園整備・管理運営事業」の完成イメージが公開。東京建物を代表企業とし梓設計・旭工務店・木下緑化建設・ランドスケープむらが共同企業体として提案して優先交渉権者に選定
    6. 早川友和建築設計事務所による、栃木の「星乃珈琲店 宇都宮若松原店」。全国展開する店舗の新型の“ひな型”として計画。あらゆる敷地で“周辺と調和する”形式を求め、他にも適用可能な“空の借景”等の3つの“余白装置”を考案して建築に導入。屋根の連なりは柔らかな自然光も取込む
    7. 西下太一建築設計室による、愛媛・伊予市の「鳥ノ木の家」。南面接道の敷地に建つ設計者の両親の住居。環境を享受しつつ静かな日常を実現する建築を目指し、通りに対し低く構えた大屋根で“守りの環境”を構築。内と外の間に“多層のレイヤー”を設けて段階的に繋げる
    8. 東京建築士会が主催する「住宅建築賞2023入賞作品展」をレポート。“東京のローカリティ”をテーマに作品を募集。受賞者は、齋藤隆太郎+井手駿(金賞)、服部大祐、古谷俊一、溝部礼士+坪井宏嗣、工藤浩平+宮崎侑也
    9. 長坂常 / スキーマ建築計画による、兵庫・城崎町のワーケーション施設「WORKATION IN TOYOOKA」。温泉で知られる地域での計画。仕事の合間に風呂に入る状況を想定し、私物を保管するロッカーの様に機能する“ファスナー付きのカバー”を備えた机を考案。イベント開催時の移動の容易さも考慮して設計
    10. 長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、埼玉・小川町の、飲食店「Restaurant in Ogawa」。商店街の既存建物を転用した店。計画の始まりと同時に決まった“アーケードの撤去”を契機とし、二層分の高さを持つ“外部空間としての出入口”を持つ建築を考案。印象的な顔の役割と共に構造補強にも機能させる
    11. 工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる
    12. 山田陽平 / OYYによる、広島市の、複合施設「Mixed-Use Building in Hiroshima」。街中の遊技場を飲食店や事務所が入る施設に転用。他の商業ビルとの差別化を求め、地元産の“レンガ”を主要素材とし全体に散りばめて共用部と専有部の連続性を構築。多様な新旧素材の“調整”を積み重ね空間を作る
    13. 手塚建築研究所による、東京・町田市の「鶴川シオン幼稚園・多目的棟」の内覧会が開催
    14. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計
    15. 荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」。設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンド。地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案。素材を最小限として庭の植栽との調和も意図
    16. トラフ建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」。路面かつ施設の内部通路にも面する区画。其々から訪問する人への“ショップの顔”の創造を意図し、店の運営趣旨と呼応する素材を選択して象徴的な図案を配置。主商品を想起させる天板の形状は空間に柔らかさも付与
    17. 富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す
    18. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京の店舗「BAO BAO ISSEY MIYAKE 伊勢丹新宿店」。百貨店内の奥行きの無い区画のバッグを扱う店。商品がよく売れて在庫状況が変わりやすい点に着目し、配置変更が柔軟な“ディスプレイシステム”を備えた空間を考案。複数の展示形態の選択も可能
    19. 藤田時彦 / atelier umiによる、大阪市の美容院「L/MA」。国道沿いの目に入り易い場所での計画。地域の“ランドマーク”を目指し、大きな“木製扉”とスチールの“嵌め殺しの窓”で目を引くファサードを構築。内部では既存タイル床を活かす操作で記憶の継承等も意図
    20. 佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る

    • 過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ
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    最も注目を集めたトピックス
    2023.08.28 Mon 07:00
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    2023.8.27Sun
    • BIGのビャルケ・インゲルスの講演の動画。建築を通して地球が直面する課題と解決策に向合う内容。2022年11月に行われたもの
    • 安井・隈設計共同体が、栃木の「那須塩原市新庁舎」設計プロポーザルで設計者に選定。技術提案書と審査講評も公開
    2023.8.29Tue
    • studioSHUWARIによる、富山・高岡市の「Wood Cylinder Wall」。事務所のエントランスの改修計画。“地場産材”を有効活用した空間を目指し、材の特性を考慮し“小径に加工した杉材”を用いた“柔らかな壁面”を考案。密度や高さを変化させて独自の“表情”と“視覚効果”も意図
    • 磯崎新の上海での回顧展「Arata Isozaki: In Formation」の会場写真。発電所を改修したパワーステーション・オブ・アートを会場に開催。磯崎の実践を9つの重要なコンセプトで編成して紹介。会場構成は日埜直彦が手掛ける

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