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2023.9.01Fri
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ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す
photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer

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日程
2023年3月18日(土)
–
9月16日(土)
architecture|exhibition|feature
ピーター・ズントー建築展
ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer
ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer
ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer

ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」です。
自身が設計した建築を会場で開催されています。40個の模型が建物の内外に展示されました。また、模型群は、建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示しています。会期は2023年9月16日まで。展覧会の公式ページはこちら。


こちらはリリーステキストの翻訳です

この展覧会では、スイスの建築家ピーター・ズントーによる建築模型が、アンデルスブーフにあるヴェルクラウムハウスという、彼自身が計画した建物の中に展示されています。ズントーは、模型を使って空間を作り上げることで、素材、構造、形が一体となった状態に到達します。モデルたちは、この統一への探求を物語っています。クラフトマンシップを視覚化し、雰囲気を作り出す作品として、それらはデザイナーや建築家の世界で特別な評価を得ています。ヴェルクラウムハウスでの展示は、ツムトールの姿勢を2つの方法で同時に示しています。それは、展示された様々な模型と、それらを収容する建物です。

ブレゲンツァーヴァルト工房は2013年、ブレゲンツの森のアンデルスブッフにヴェルクラウムハウスをオープンしました。スイス人建築家ペーター・ツムトールによって計画されたこの建物は、地元の職人たちとともに構想され建設されました。そして、クラフトマンシップの象徴として、世界的な称賛を集めています。3月18日から9月16日まで開催されるこの建築模型の展覧会にとって、建築文化と熟練工に捧げられたセンターは、まさに相応しい場所です。アトリエ・ピーター・ズントーの40の模型が、700㎡の屋内外のスペースに、個々に、あるいは群で展示されています。その中には、ごく最近のものや、これまで公開されたことのない模型も含まれています。この展覧会は、フィンランドの建築家であり展覧会デザイナーでもあるハンネレ・グレンルンドとピーター・ズントーとのコラボレーションにより企画されました。

アトリエ・ピーター・ズントーの模型は、デザイナーや建築家の世界で特別な評価を得ています。素材から手がかりを得る建設的な考え方、強い視覚的アピール、素材、構造、形が一体となった姿勢を示しています。ズントーの模型は、この統一の探求を物語っています。それらは、建築手法と素材が重要な要素であるアトモスフィアを彼の建築空間に与えるために、接合と組合せの論理を探求する彼の姿を示しています。

ズントーの模型は、プレゼンテーション用の模型ではなく、作業用の模型です。それは、コンピューター支援による製図や設計の出現によって設計プロセスが抽象化され、建築が本質的な物質性との接触を失いかけていることへの回答でもあります。ズントーの模型は、物質的な現実感、堅固さ、素材感でこの抽象性に対抗しています。それらは、建物を構成する部分のスケールや寸法を感じさせてくれます。クラフトマンシップと、物と物を接合するテクニックを体現しています。それらはアトモスフィアを伝えます。それらは具体的であり、単に作られたものではなく、実際に職人によって考案されたものです。ズントーの模型は、何かを覆ったり隠したりすることはありません。それらはどのように作られたかについて正直であり、認識できる解剖学を持っています。アトリエ・ピーター・ズントーの建物はすべて、広い意味での手作りであり、彼の模型研究がそれを示しているのです。


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ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer
ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer
ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer
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ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer
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会場を訪れたピーター・ズントー

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ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer
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ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す photo©WERKRAUM ZUMTHOR Dominic Kummer

以下、リリーステキストです。


The exhibition shows architectural models by Swiss architect Peter Zumthor inside a building that he himself planned: the Werkraumhaus in Andelsbuch. It is by crafting spaces with models that Zumthor arrives at a stance in which materials, construction, and form come together in a unified whole. The models tell of this quest for unity. As works that visualize craftsmanship and create atmosphere, they enjoy a special reputation in the world of designers and architects. The exhibition at the Werkraumhaus demonstrates Zumthor’s stance in two ways at once: in the variety of models exhibited and in the building housing them.

The Werkraum Bregenzerwald opened its Werkraumhaus in Andelsbuch in the Bregenz Forest in 2013. The building planned by Swiss architect Peter Zumthor was conceived and built with local artisans, and as a beacon of craftsmanship it has attracted global acclaim ever since. As a center dedicated to building culture and the skilled trades it makes a fitting venue for this exhibition of architectural models to be held from 18 March to 16 September. The forty models from the Atelier Peter Zumthor are displayed both individually and in clusters over 700 square meters of indoor and outdoor space. Among them are some very recent ones and models that have never before been shown in public. The exhibition is curated by the Finnish architect and exhibition designer Hannele Gronlund in collaboration with Peter Zumthor.

Models from the Atelier Peter Zumthor enjoy a very special reputation in the world of designers and architects. They stand for a constructive way of thinking that takes its cues from the materials, for a strong visual appeal, and for a stance in which materials, construction, and form come together in a unified whole. The Zumthor models tell of this quest for unity. They show him searching for the logic of joining and combining so as to endow his architectural spaces with an atmosphere in which the building method and materials are key factors.

The Zumthor models are not presentation models; they are working models. As such, they are an answer to the advent of computer-assisted drafting and designing that has made the design process abstract and put architecture in peril of losing touch with its essential materiality. The Zumthor models counter this abstraction with their feel for objective reality, for solidity, for texture. They give us a sense of the scale and dimensions of a building’s constituent parts. They exemplify craftsmanship and the techniques by which things are joined together. They convey atmosphere. They are concrete, and not just made but actually conceived by craftsmen. The Zumthor models do not clad or conceal anything. They are honest about how they were constructed and have a recognizable anatomy. All the buildings by the Atelier Peter Zumthor are handcrafted in the broadest sense of the term, and his model studies show this.

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    妹島和世が設計した、岡山・玉野市の「Power Base モジュール工場」です。
    自然エネルギーに関わる企業“Power X”の為に計画されました。施設は、約6300㎡の蓄電池モジュールの生産拠点施設です。また、快適な労働環境の構築も意図されました。施主企業の公式サイトはこちら。
    レンダリングにある矩形の工場の周りの施設は今後の整備が予想されます。

    本工場は、太陽光、風力といった自然エネルギー源による電力の安定的な供給を実現させる蓄電池製品を生産する拠点です。
    工場としての機能だけでなく、周辺の自然や生態系と調和することで、従業員にとって快適な環境を提供しながら、好奇心を刺激し、地域との交流を促進させることを大切にしています。そのような思いを工場の建築設計に反映する妹島氏は、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を日本人女性で唯一受賞しており、世界を舞台に活躍する建築家です。

    今回の「Power Base」プロジェクトの敷地は、本州と瀬戸内海の島々をつなぐ玄関口の一つである宇野港からほど近い、運河に面したところにあります。その特徴を活用し、敷地にある既存の建物と周囲のスケールに対応した大きな屋根から、新しい働く空間を作成いたします。この屋根は緩やかにカーブしながら周りに広がる色々なものと関係をもち、その下に点在する大小様々なサイズのオフィス、研究開発センター、会議室などを繋げます。少しレベルの上がった、みんなが使えるプレゼンテーションルームからは、瀬戸内の美しい海と島々が望めます。玉野市の緑や海に囲まれた豊かな環境で、敷地に元々建っていた建物を活かしながら 誰もが訪れたくなる、そして繋がれる「新しい働く場」を目指します。妹島氏の設計に加え、自動化生産ラインの導入などにより、環境負荷の少ない、かつ効率よい生産工程を実現させる、社会と共に持続的に発展する工場として、地域の生物多様性の保全に貢献してまいります。

    リリーステキストより
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    岡山工場妹島和世
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    【ap job更新】 BIGと北欧デザインに学んだ神谷修平が主宰する「カミヤアーキテクツ」が、コーポレート部門、CAD技術者、設計スタッフを募集中中村人形ギャラリー・傀藝堂(かいげいどう)/光の間  photo Takumi Ota
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    BIGと北欧デザインに学んだ神谷修平が主宰する「カミヤアーキテクツ」の、コーポレート部門、CAD技術者、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    神谷は設計・デザインはホスピタリティビジネスに近いと思っています。

    「人材・ヒューマンリソースがクリエイティブ組織の唯一であり最高の武器」
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    ③北欧に学んだ光の扱い
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    ⑥100年建築
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    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」。街中の集合住宅の55㎡の区画での計画。面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案。其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方にも応える
    photo©yousuke ohtake

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    architecture|feature
    リノベーション神戸兵庫阿曽芙実住戸図面あり大竹央祐建材(内装・床)建材(内装・壁)笹原建設
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」。街中の集合住宅の55㎡の区画での計画。面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案。其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方にも応える玄関より見る。左:リビング、右:ダイニングキッチン photo©yousuke ohtake
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」。街中の集合住宅の55㎡の区画での計画。面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案。其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方にも応えるリビングからエントランスを見返す。 photo©yousuke ohtake
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」。街中の集合住宅の55㎡の区画での計画。面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案。其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方にも応えるリビングからダイニングキッチンを見る。 photo©yousuke ohtake

    阿曽芙実建築設計事務所が設計した、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」です。
    街中の集合住宅の55㎡の区画での計画です。建築家は、面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案しました。また、其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方に応える事も意図されました。

    この計画は、神戸市の街中にある55㎡の共同住宅の一戸をリノベーションするプロジェクトです。

    建築家によるテキストより

    よく見かける2LDKの間取りをスケルトンにし、玄関から反対側のテラスまで一直線に通り土間を設けました。
    裏動線を設け、各エリアで回遊できる設えとすることで、行き止まりのない計画となっています。

    建築家によるテキストより

    土間空間がさまざまななエリアとコラボすることで、多様な使い方や繋がりができ、可能性を広げます。
    小さな55㎡が可能性やフレキシブルさを内包した計画です。

    建築家によるテキストより
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    リノベーション神戸兵庫阿曽芙実住戸図面あり大竹央祐建材(内装・床)建材(内装・壁)笹原建設
    2023.09.01 Fri 06:55
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    2023年8月にアーキテクチャーフォトで注目を集めたトピックス

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    アーキテクチャーフォトで、2023年8月に注目を集めたトピックスをランキング形式でご紹介します。

    ※本記事は2023年10月11日に追加されました。掲載作業を失念しており申し訳ございませんでした。


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    8. 藤本壮介の総合デザイン監修による、福岡市の「明治公園整備・管理運営事業」の完成イメージが公開。東京建物を代表企業とし梓設計・旭工務店・木下緑化建設・ランドスケープむらが共同企業体として提案して優先交渉権者に選定
    9. 一色暁生建築設計事務所による、兵庫・明石市の「林崎松江海岸の家 / カレーハウスバブルクンド」。海に近い住宅を改修した設計者の自邸兼事務所と店舗。既存から想起した“東南アジアの日本人街”を発端とし、各国文化や新旧素材等の“混在”を主題とする建築を志向。日本に根付いた“多国籍な住宅”の更新も意図
    10. 佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る
    11. 岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・金沢市の「北陸住居 No.2」。隣接する空地を挟み樹木を望む敷地。未来に建物が建つ可能性を考慮し、“空洞のようなテラス”を介して内部空間を離れた風景に対して開く構成を考案。道路にも視線の抜けを提供して“周辺環境の固有性”を顕在化
    12. 成瀬・猪熊建築設計事務所と&K architectsによる、東京・中野区のシェアハウス「Social Base東中野」。街中の旧社員寮を転用。中庭のある“ロの字型”平面の活用を意図し、庭に近い場所の壁等を解体し外部化して中庭から共用部が広がる様に再構成。素材や色の選択は都会の喧騒から離れられる“落ち着いた空間”を意図
    13. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
    14. 長坂常 / スキーマ建築計画による、兵庫・城崎町のワーケーション施設「WORKATION IN TOYOOKA」。温泉で知られる地域での計画。仕事の合間に風呂に入る状況を想定し、私物を保管するロッカーの様に機能する“ファスナー付きのカバー”を備えた机を考案。イベント開催時の移動の容易さも考慮して設計
    15. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    16. 髙木貴間建築設計事務所による、北海道・札幌市の、二世帯住宅兼事務所「西日の長屋」。長屋を改修した設計者の自邸。家を“暖かく安定した環境に作る”地域の定石を外し、様々な環境特性を持つ空間を並べた“自然の変化を体感”する建築を考案。気候に合わせた移動等も“生活の楽しみ”と捉える
    17. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷区の店舗「TODAY’S SPECIAL 恵比寿」。複合施設内の雑貨店。期待感と“一期一会のワクワク感”の為に、変化のある什器群に加え裏側の雑音を敢えて導入して“賑わい”と“活気”を創出。最小限の防煙垂れ壁として用いたLGSを内装でも主要素材とする
    18. 東京建築士会が主催する「住宅建築賞2023入賞作品展」をレポート。“東京のローカリティ”をテーマに作品を募集。受賞者は、齋藤隆太郎+井手駿(金賞)、服部大祐、古谷俊一、溝部礼士+坪井宏嗣、工藤浩平+宮崎侑也
    19. オンデザインパートナーズによる、神奈川・横浜市の「まちのような国際学生寮」。多様な学生が住む寮。共同生活で“交流を促進”する存在を目指し、最小限の“個室”と様々な特徴を持つ居場所“ポット”を散在させた生活機能を担う“共用部”で構成。小さな滞在空間の“連続体”として建築を作る
    20. 建築家の青木淳と写真家の鈴木理策の対談「穴が開くほど見る―建築写真から読み解く暮らしとその先 第8回」の動画がLIXILのサイトで期間限定で無料配信。其々が選んだ、セザンヌのアトリエ、桂離宮、ファニャーノ・オローナの小学校、テルメ・ヴァルスの写真を題材に、建築と写真の関係性や可能性を議論
    21. 工藤浩平建築設計事務所による、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」。周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域。未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築。細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる
    22. 元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の、宿泊施設「all day place shibuya」。“まちのパブリックハウス”を主題に計画。街に積極的にはみ出し“日常の一部として機能する”存在を求め、道との境界も曖昧にして内外が連続する建築を志向。主要素材のタイルを外構から客室の浴室まで連続させる
    23. 小山光+KEY OPERATIONによる、神奈川・葉山町の別荘「Hayama Huts」。住宅が建ち並ぶ地域に計画。隣地等への配慮と周辺からの視線を考慮し、プールを備えた中庭を5つの小屋が取り囲む“景色に馴染む集落”の様な建築を考案。断面寸法や勾配も既存住宅との良好な関係を意識して決定
    24. 太田健裕 / 太田設計舎と田村愛構造設計工房による、宮城・塩釜市の「層雲の家」。街並みを見渡せる敷地。“暮らしのサイズ”の検討を重ね、大開口を持つコンパクトな建築の前に“余白”としてのデッキ空間が広がる構成を考案。内部を特徴づける“格子梁”は上下階の適切な関係性の構築にも寄与
    25. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計
    26. 工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる
    27. 荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」。設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンド。地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案。素材を最小限として庭の植栽との調和も意図
    28. 今津康夫 / ninkipen!による、大阪・八尾市の住宅「A」。道を挟み小学校の校庭がある敷地。正対するように“1.5階建”の切妻屋根を掛け、“街の余白”に向け軒を伸ばして“縁側”を配置。内部を特徴づける“大垂木の架構”が規則的なリズムを刻んで空間全体を包み込む
    29. 【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・前編「試行錯誤の中で発見した自身のテーマ“建具”を展開して建築の新たな可能性を追求する」
    30. 川合健二による、愛知・豊橋の、コルゲートで作られた自邸「鉄の家」の動画
    31. 保阪猛による、約38㎡の自邸「LOVE HOUSE」(2005年竣工) の現在の様子を紹介する動画。2022年2月に公開されたものでインタビューも収録(日本語)
    32. 小野龍人+三浦朋訓+ヤン・シカン / T2Pアーキテクツによる、東京・町田市の「[X] office_UNITEX」。磁気テープを扱う企業の社屋を改修。新たな顔の創出と街の記憶継承を求め、製品の曲面を想起させる“ドレープ状のメッシュ”で既存を覆う意匠を考案。社名をモチーフにした建築要素を散りばめ“本社らしさ”も付与
    33. 古城龍児+小畑俊洋 / STUDIO MOUNによる、長崎の「雲仙の住宅」。施主所有の農舎の隣に計画。既存建物と新住居が一体となる“生活の場”を目指し、寸法や形状等を協調させて両者が呼応する関係を構築。日常風景を様々な場所に設けた開口部で切取り“新たな景色”として見せる
    34. 山田陽平 / OYYによる、広島市の、複合施設「Mixed-Use Building in Hiroshima」。街中の遊技場を飲食店や事務所が入る施設に転用。他の商業ビルとの差別化を求め、地元産の“レンガ”を主要素材とし全体に散りばめて共用部と専有部の連続性を構築。多様な新旧素材の“調整”を積み重ね空間を作る
    35. 若松均建築設計事務所による、京都・中京区の住戸改修「室町通りのいえ」。施主家族が住み慣れた住まいを刷新する計画。既存の生活形式にも応える“柔軟な”在り方を求め、部屋の連結と分割が出来る“可動建具”で多様な用途に応える空間を構築。日常のささやかな変化も楽しめる場を作る
    36. 長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、埼玉・小川町の、飲食店「Restaurant in Ogawa」。商店街の既存建物を転用した店。計画の始まりと同時に決まった“アーケードの撤去”を契機とし、二層分の高さを持つ“外部空間としての出入口”を持つ建築を考案。印象的な顔の役割と共に構造補強にも機能させる
    37. 栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする
    38. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」
    39. 胡実建築設計事務所による、岡山市の「サン・クリニック産後ケアセンター」。既存病棟を改修した育児の補助を行う施設。合理性が重視された建物を“命の喜びを分かち合う”場にする為、アーチと列柱を用いて“ヒューマンスケールな規律”を空間に付与。光を柔らかく拡散させ母子を包み込む
    40. 菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、静岡・御殿場市の、住宅改修「MURPH」。美術作品を生活に取り込む施主の為に計画。“アートに住む”を主題に、複数の美術家と協働して作品が“生活の動きと一体化”する空間を構築。中央の撤去不可の構造壁にも展示機能を与えて求心的存在として活かす

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    2023.09.01 Fri 06:00
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    2023.9.02Sat
    • 【ap job更新】 坂茂建築設計が、東京事務所での 事務職と設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
    • リナ・ゴットメとハンス・ウルリッヒ・オブリストの対談の動画。2023年6月にリナが設計したサーペンタイン・パヴィリオン2023で行われたもの

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