architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2024.4.03Wed
2024.4.02Tue
2024.4.04Thu
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする
photo©長谷川健太

SHARE 藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする

architecture|feature
東京リノベーション藤田雄介長谷川健太住戸図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)Camp DesignKITI
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする奥:リビング、手前:ダイニング photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするダイニングからワークスペースとベッドルーム側を見る。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするベッドルーム photo©長谷川健太

藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designが設計した、東京の住戸改修「公園上の家」です。
公園に面した集合住宅の中での計画です。建築家は、風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案しました。また、掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能としています。

都心部の広い公園に面した場所に建つ、集合住宅の一室の改修である。

既存建物自体は少し古く、団地に近い建物だった。この場所の特徴である、眼下に広がる公園や都市の風景を庭のように取り込みながら、小さな居場所の連なりをいかにしてつくれるかを考えた。

建築家によるテキストより

クライアントは若い夫婦で、60㎡程のスペースの中にキッチン・ダイニング・ソファースペースのあるリビング・寝室・それぞれのワークスペースを設けたいという要望があった。
また、台形の間取りの中央に梁せい600近い大梁が通っているため、部屋が分断されていた。そのため、大梁を軸に左右にスペースを設けて、南面側にはキッチン・ダイニングやリビングを、東面側には寝室・それぞれのワークスペースを設けることにした。

建築家によるテキストより

加えて、公園に面していることの開放感を感じられるように、収納棚を組み込んだ腰壁で領域を仕切り、閉じる必要がある場所には障子や框戸を設けている。また、南面の掃き出し窓に面して障子を設けており、閉じたときには落ち着いた室内環境を楽しめるようにしている。

これらの障子は、框と桟の寸法を統一した「吉村障子」の写しである。寝室とリビングの間は、荒組の両面組子として表裏が出来ないようにした。また、南面の掃き出し窓に面したものは壁引き込みにしている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする玄関 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする玄関からリビングを見る。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする奥:リビング、手前:ダイニング photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする左奥:リビング、右手前:ダイニング photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするリビング photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするダイニングからワークスペースとベッドルーム側を見る。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするリビングからベッドルーム側を見る。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするベッドルーム photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするベッドルームから開口部越しに外部を見る。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするベッドルーム photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするリビングから玄関側を見る。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするリビング、ソファの詳細 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするダイニングとキッチン photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする洗面室から浴室側を見る。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする浴室 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするリビングから玄関側を見る、夜景。 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とするベッドルーム、夜景 photo©長谷川健太
藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする平面図 image©Camp Design

以下、建築家によるテキストです。


都心部の広い公園に面した場所に建つ、集合住宅の一室の改修である。

既存建物自体は少し古く、団地に近い建物だった。この場所の特徴である、眼下に広がる公園や都市の風景を庭のように取り込みながら、小さな居場所の連なりをいかにしてつくれるかを考えた。

クライアントは若い夫婦で、60㎡程のスペースの中にキッチン・ダイニング・ソファースペースのあるリビング・寝室・それぞれのワークスペースを設けたいという要望があった。
また、台形の間取りの中央に梁せい600近い大梁が通っているため、部屋が分断されていた。そのため、大梁を軸に左右にスペースを設けて、南面側にはキッチン・ダイニングやリビングを、東面側には寝室・それぞれのワークスペースを設けることにした。

加えて、公園に面していることの開放感を感じられるように、収納棚を組み込んだ腰壁で領域を仕切り、閉じる必要がある場所には障子や框戸を設けている。また、南面の掃き出し窓に面して障子を設けており、閉じたときには落ち着いた室内環境を楽しめるようにしている。

これらの障子は、框と桟の寸法を統一した「吉村障子」の写しである。寝室とリビングの間は、荒組の両面組子として表裏が出来ないようにした。また、南面の掃き出し窓に面したものは壁引き込みにしている。

公園上の開放感と障子を閉じたときの静かな安堵感を、自在に選びとれる家になっている。

■建築概要

名称:公園上の家
所在地:東京都

主用途:専用住居

設計:Camp Design inc. 担当/藤田雄介、寺澤宏亮

施工:KITI 担当/澤田大悟

構造:SRC造

階数:地上14階建ての9階
延床面積:60.61㎡

設計:2023年1月~2023年6月

工事:2023年7月~2023年12月

竣工:1973年1月

写真:長谷川健太

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

チェッカーパーケット オーク ウレタンクリア塗装(toolbox)
MK069-M-4 目地グレー(名古屋モザイク)

内装・床浴室 床

既存仕上げの上カチオン金鏝仕上げ ケンエース塗装

内装・壁壁

PB クロス張り:SP-2835(サンゲツ)

内装・壁浴室 壁

タイル:IR-S-106 目地ホワイト(名古屋モザイク)

内装・天井天井

PB クロス張り:SP-2835(サンゲツ)

内装・建具障子

特注吉村障子(戸戸)

内装・造作家具キッチン、ダイニングカウンター

コーリアン、シナランバー、ステンレス等

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

藤田雄介 / Camp Design inc.による、兵庫の、既存RC住宅の改修「AKO HAT」
  • SHARE
東京リノベーション藤田雄介長谷川健太住戸図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)Camp DesignKITI
2024.04.03 Wed 07:21
0
permalink

#Camp Designの関連記事

  • 2024.10.01Tue
    建築家の藤田雄介による書籍『建具の手がかり: 境界を操作する39の手法』をプレビュー。建具メーカーも運営する建築家による初の単著。スカイハウスほか26作品と著者自身による13作品を取り上げ、“建具”と“境界”に着目して読み解く
  • 2023.9.14Thu
    【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・後編「建築家としての活動の延長線上で“建具メーカー”を運営する」
  • 2023.8.31Thu
    【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・前編「試行錯誤の中で発見した自身のテーマ“建具”を展開して建築の新たな可能性を追求する」
  • 2023.3.28Tue
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、東京・北区の「野縁の家」。建て込んだ場の再建築不可の木造住宅の改修。採光確保を設計の主題として、天窓等からの光を拡散する“半透明ポリカの光天井”を考案。内部建具の見付も“極限まで”細くして光で満たされる空間を作る
  • 2023.3.20Mon
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、神奈川・藤沢市の住戸改修「白と黒の家」。壁式RC造の団地での計画。間取り変更が難しい条件での“生活の更新”を求め、用途を一室にまとめる等の“必要諸室の在り方の再構成”を志向。入念に物の配置を検討して施主の求める“気持ち良さ”も作る
  • 2022.4.07Thu
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、茨城の店舗兼住宅「常陸太田の町家」。地域との接点になる生業の場を併設との施主の要望に、“離れつつ繋がる”状態を意識して“通り土間”を挟む構成と“軒の出が変わる屋根”等を考案、対象を選びながら町・店・住居の連続性をつくる
  • 2020.5.22Fri
    藤田雄介 / Camp Design inc.による、北陸の、既存軽量鉄骨プレハブ住宅を丁寧なプロセスで耐震性の向上と改修を実現した作品「傘と囲い」
  • 2020.5.19Tue
    藤田雄介 / Camp Design inc.による、兵庫の、既存RC住宅の改修「AKO HAT」
  • 2019.12.12Thu
    藤田雄介 / Camp Design inc.が改修を手掛けた、東京・世田谷区の「羽根木の住宅」と論考「生産の生態系から生成される建築」
  • 2019.10.05Sat
    藤田雄介 / Camp Design inc.による、西日本の「山手の住宅」
  • view all
view all

#藤田雄介の関連記事

  • 2024.10.01Tue
    建築家の藤田雄介による書籍『建具の手がかり: 境界を操作する39の手法』をプレビュー。建具メーカーも運営する建築家による初の単著。スカイハウスほか26作品と著者自身による13作品を取り上げ、“建具”と“境界”に着目して読み解く
  • 2023.9.15Fri
    藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催。会期中にトークイベントも行われる
  • 2023.9.14Thu
    【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・後編「建築家としての活動の延長線上で“建具メーカー”を運営する」
  • 2023.8.31Thu
    【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・前編「試行錯誤の中で発見した自身のテーマ“建具”を展開して建築の新たな可能性を追求する」
  • 2023.3.28Tue
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、東京・北区の「野縁の家」。建て込んだ場の再建築不可の木造住宅の改修。採光確保を設計の主題として、天窓等からの光を拡散する“半透明ポリカの光天井”を考案。内部建具の見付も“極限まで”細くして光で満たされる空間を作る
  • 2023.3.20Mon
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、神奈川・藤沢市の住戸改修「白と黒の家」。壁式RC造の団地での計画。間取り変更が難しい条件での“生活の更新”を求め、用途を一室にまとめる等の“必要諸室の在り方の再構成”を志向。入念に物の配置を検討して施主の求める“気持ち良さ”も作る
  • 2022.9.16Fri
    SDレビュー2022の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  • 2022.4.07Thu
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、茨城の店舗兼住宅「常陸太田の町家」。地域との接点になる生業の場を併設との施主の要望に、“離れつつ繋がる”状態を意識して“通り土間”を挟む構成と“軒の出が変わる屋根”等を考案、対象を選びながら町・店・住居の連続性をつくる
  • 2021.4.15Thu
    /
    TOTO通信の2021年春号「特集:建築家のもうひとつの仕事」のオンライン版が公開。寳神尚史・藤田雄介・菅原大輔・小泉誠に設計ではない仕事の話を聞く
  • 2020.7.24Fri
    /
    藤田雄介に、建築や、自身が手掛ける建具メーカー“戸戸”についても聞いているインタビュー「部品に社会性をもたせる、建築家ならではの提案とは?」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 商業空間を中心に設立20年を越え、“心が動く”場づくりを実践する「Jamo Associates」が、インテリアデザイナー(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 商業空間を中心に設立20年を越え、“心が動く”場づくりを実践する「Jamo Associates」が、インテリアデザイナー(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 商業空間を中心に設立20年を越え、“心が動く”場づくりを実践する「Jamo Associates」が、インテリアデザイナー(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
    【ap job更新】 商業空間を中心に設立20年を越え、“心が動く”場づくりを実践する「Jamo Associates」が、インテリアデザイナー(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中Hills House Dining33 ©Kozo Takayama
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    商業空間を中心に設立20年を越え、“心が動く”場づくりを実践する「Jamo Associates」の、インテリアデザイナー(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ジャモアソシエイツはインテリアデザイナー高橋紀人とインテリアスタイリストの神林千夏により2000年に設立されました。

    家具の制作、ディスプレイ、リテイルストア、レストラン、オフィス、ホテルの設計までプロジェクトは多岐に渡ります。

    生活の中で見過ごされたり、無意識のうちに忘れさられてしまうような部分に光を当てることを大切にしながら、多くのプロジェクトを創造し続けています。

    商業空間を中心に20年間、小さいものから大きいものまで様々なジャンルに関わる空間づくりを続けております。
    衣食住すべてに関われる面白い仕事、楽しい会社です。

    一緒に人の心を動かす空間作りをする仲間を募集しています。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2024.04.03 Wed 14:46
    0
    permalink
    中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ
    photo©中村絵

    SHARE 中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ

    architecture|feature
    店舗埼玉中村絵図面あり建材(内装・床)建材(外装・床)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)中村浩士建材(外装・その他)中村工務店
    中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ外観、隣地の水田側より見る、夜景 photo©中村絵
    中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ外観、駐車場側より見る、夜景 photo©中村絵
    中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ客席 photo©中村絵
    中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ客席から開口部越しに水田を見る。 photo©中村絵

    中村浩士建築設計事務所 / 中村工務店が設計した、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」です。
    過去の名残で水田が残る地域での計画です。建築家は、のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案しました。また、90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージして作られました。店舗の公式サイトはこちら。

    敷地は埼玉県越谷市レイクタウン付近の住宅地。
    過去の名残で田んぼが残る場所にある。そんな場所に建つうどん屋の新築計画。隣地は田んぼで、建設地も元々は田んぼ。

    建築家によるテキストより

    まず初めに田んぼの長閑な環境を活かすべく設計をスタートした。
    建物の配置と平面計画を隣地の田んぼの土地の長方形の形状に併せて短辺は4550mm、長辺を27mと細長い建物形状とした。
    田んぼ越しの建物の風景を見ての通り、建物内部からはうどんを食べながら田んぼの稲を存分に眺めることが出来る。南から北に吹く風は建物内部を通り北側の田んぼに抜けていく。風で揺れる稲もまたこの土地に吹く心地よい風を表現している。

    建築家によるテキストより

    建物の外周部には断面が90mm角、長さが3mの杉材を300本程吊ってルーバーの役割を果たしているが、実はこの吊り柱は巨大な暖簾をイメージしている。
    吊り柱で造った暖簾で客を招き入れ、建物内部に入ると外部からの印象とはまた違った開放的な空間があり目の前には稲があり、そこで店主が造ったこだわりのうどんと天麩羅を食べ、そしてビールを飲んで寛ぐことができるうどん屋が出来たと思う。

    あえて畏まらずにラフに仕上げた砂利の駐車場から誰もが気軽に木造の暖簾をくぐり、店内に入れば客の賑わいがコンクリートの床で反響し、木造の香りと架構で囲われた空間の目の前には田んぼがある。
    近所の爺さんと婆さん達の楽しむ声がうるさく聞こえるくらいの雰囲気が丁度良い。

    建築家によるテキストより
    • 残り28枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    店舗埼玉中村絵図面あり建材(内装・床)建材(外装・床)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)中村浩士建材(外装・その他)中村工務店
    2024.04.03 Wed 13:56
    0
    permalink
    2024.4.02Tue
    • 安藤忠雄が設計して、熊本県に寄贈した「こども本の森 熊本」が、2024年4月8日に開館
    • 元RADの川勝真一が、京都市に「建築センター」を開設する為のクラウドファウンディングを実施中
    • 倉林貴彦+富永大毅+藤間弥恵による、東京の「稲城のペアハウス」。農業にも携わる施主の為の住宅。梨畑の中に住宅が入り混じる環境に対し、かつての“農家の屋敷”の様な“構えの大きな屋根”を持つ建築を志向。9尺ベースの“合理的な架構”を最初に想定して費用を抑え質も確保
    2024.4.04Thu
    • 【ap job更新】 陶芸家と建築家の二つの顔を持つ“奈良祐希”が主宰する「株式会社EARTHEN」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    • 山下貴成建築設計事務所による、埼玉・新座市の「森のクリニック」。小児専門の歯科医院。緑の生い茂る土地という与件に対し、敷地内の木々と“緩やかに混ざり合う”建築を志向。折れ曲がり連続する屋根は、内部では“部屋の分節を希薄”にして外部では“周囲の家並み”と呼応する

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white