渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す外観、南側の道路より見る。 photo©フォトスタジオモノリス
渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、廊下側からリビングダイニングを見る。 photo©フォトスタジオモノリス
渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビング photo©フォトスタジオモノリス
渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビングから開口部越しに内部を見る。夜景 photo©フォトスタジオモノリス
渡辺恭兵 / 建築工房DADAが設計した、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」です。
南向きの平坦な住宅地での計画です。建築家は、“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築しました。また、ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出しています。
土地探しの段階から自然豊かな場所に住みたいと思っていたが、利便性や子育てのことなどを考え、次第に「自然を自分でつくってみよう」という考えに変わった。敷地は周囲を住宅に囲まれた南向き平坦な何の変哲もない宅地である。
建物の4割ほどを占める壁で囲んだ中庭の天井部分のランダムな開口から植物が見え隠れする外観が特徴です。
1階は書斎も含めたパブリックスペースとして庭に広がり、2階は高さ方向に広がるプライベートスペースをプラン。どちらも南側はガラス面で構成されており面積以上の開放感がある。
中庭部分に敷いた秋保石は夏に打ち水をすると、気化熱によって周囲の温度よりも低い風が室内に流入し、スノコ状の2階床を通じて天窓から風が抜けるチムニー効果が期待できる。この天窓はスノコ床を通じて1階に柔らかな光を届ける役割も。自然の力と職人さんの技術、断熱や設備の機能を併せ持った自然に優しい住まいとなった。
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渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す外観、南側の道路より見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す外観、敷地内の南側より見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す外観、アプローチより玄関を見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、玄関から廊下1を見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、廊下側からリビングダイニングを見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、左:リビングとダイニング、右:アウトドアリビング photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビング photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビング photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビング photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、リビングダイニングから趣味室を見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、廊下1から玄関側を見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、廊下2からベッドルーム側を見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、廊下側からキッチン2越しにリビングダイニング2を見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、リビングダイニング2とキッチン2 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、左:リビングダイニング2、右:デッキテラス photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、リビングダイニング2から開口部越しにデッキテラスを見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、デッキテラス photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、デッキテラスから1階のアウトドアリビングを見下ろす。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、廊下2側からベッドルームを見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、ベッドルームから開口部越しにデッキテラスを見る。 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、マスターベッドルーム photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、浴室 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、デッキテラス。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、デッキテラスから1階のアウトドアリビングを見下ろす。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、左:リビングダイニング2、右:デッキテラス、夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、キッチン2からリビングダイニング2を見る。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階、キッチン2からリビングダイニング2を見る。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、リビングダイニングから開口部越しにアウトドアリビングを見る。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビング。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビング。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビング。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階、アウトドアリビングから開口部越しに内部を見る。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す外観、アプローチより玄関側を見る。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す外観、南側の道路より見る。夜景 photo©フォトスタジオモノリス

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す1階平面図 image©建築工房DADA

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す2階平面図 image©建築工房DADA

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す断面図 image©建築工房DADA

渡辺恭兵 / 建築工房DADAによる、宮城・仙台市の「大屋根の実験住宅」。南向きの平坦な住宅地での計画。“自然を自分でつくる”を掲げ、平面の約4割を“壁で囲んだ中庭”としてランダムな開口から“植物が見え隠れする”建築を構築。ガラス面を多用し“面積以上の開放感”も生み出す材料や設備に関する資料 image©建築工房DADA
以下、建築家によるテキストです。
土地探しの段階から自然豊かな場所に住みたいと思っていたが、利便性や子育てのことなどを考え、次第に「自然を自分でつくってみよう」という考えに変わった。敷地は周囲を住宅に囲まれた南向き平坦な何の変哲もない宅地である。
建物の4割ほどを占める壁で囲んだ中庭の天井部分のランダムな開口から植物が見え隠れする外観が特徴です。
1階は書斎も含めたパブリックスペースとして庭に広がり、2階は高さ方向に広がるプライベートスペースをプラン。どちらも南側はガラス面で構成されており面積以上の開放感がある。
義父が大工ということもあり、大工工事が仕上にもなる仕様として室内の床・壁・天井はすべて木材を使用。床は北海道産カラマツ三層パネルを採用し、構造的な水平構面を確保しつつ、床仕上および天井仕上にもなる。壁と天井は同材の単層パネル。
断熱材には調湿・吸音効果があり環境保全にもつながるエコ建材のウッドファイバーを選定。近年、数値のみで温熱環境の善し悪しが評価されがちだが室温ではなく蓄熱体による体感温度の心地良さを提案している。各種データを測定し、年間を通じて安定した住環境を形成している。
中庭部分に敷いた秋保石は夏に打ち水をすると、気化熱によって周囲の温度よりも低い風が室内に流入し、スノコ状の2階床を通じて天窓から風が抜けるチムニー効果が期待できる。この天窓はスノコ床を通じて1階に柔らかな光を届ける役割も。自然の力と職人さんの技術、断熱や設備の機能を併せ持った自然に優しい住まいとなった。
■建築概要
題名:大屋根の実験住宅
所在地:宮城県仙台市
主用途:専用住宅
設計:建築工房DADA 担当/渡辺恭兵
施工:菅藤建築
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:223.57㎡
建築面積:89.02㎡
延床面積:162.91㎡
設計:2019年10月~2020年5月
工事:2020年6月~2021年3月
竣工:2021年3月
写真:フォトスタジオモノリス