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2026.10.19Mon
2026.10.18Sun
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る
photo©大竹央祐

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architecture|feature
安田工匠山本工務店建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・キッチン)建材(外構・床)図面あり大竹央祐店舗大阪蘆田暢人
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、南側の道路より見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「シェアキッチン(カフェ)」から「オープンルーム(カフェ)」側を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「オープンルーム(カフェ)」から「シェアキッチン(カフェ)」側を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る俯瞰、南東側より見下ろす。(イベント時の様子) photo©大竹央祐

蘆田暢人建築設計事務所が設計した、大阪・吹田市の「江坂ひととき」です。
高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点の計画です。建築家は、都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向しました。そして、森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造りました。施設の場所はこちら(Google Map)。

江坂ひとときは、現代社会の中で分断されてしまった都市と農村という異なる生活圏のあいだに新たな交流を生み出し、双方の課題に応答することを目的に計画された建築である。

土地所有者であるクライアントと建築家がコンセプトを共有し、企画・計画を進める過程で地域住民を巻き込みながら、プロジェクトをつくり上げていった。このプロジェクトは企業などの団体が事業を行うために計画されたものではなく、クライアントと建築家の2人の想いからプロジェクトがスタートし、その理念に賛同する地域住民が徐々に参加をしながら、プロジェクトの内容が固まっていった。

つまり特定の目的を遂行するためではなく、市民の自主的な参加によって、それぞれの主張が反映されながら、民主的に計画が策定されていくという特殊なプロセスによって実現されているのである。

建築家によるテキストより

里山の森との直接的関係性から建築をつくるために、里山である能勢町の林業家との対話を始めた。

その森では現在、広葉樹を中心とした林業が行われている。クヌギやコナラの雑木林を伐採して薪などの燃料として販売している。日本では1960~70年代の高度経済成長期から針葉樹の植林による林業が進められており、原生林である広葉樹林が針葉樹林に置き換えられている。この森では、元来の植生に戻す林業の取り組みが行われている。

その営みと呼応する広葉樹の建築を作ることを試みた。我々設計者が森に行き、伐採された樹木を1本1本確認し、使用する材を決定した。

建築家によるテキストより

このプロジェクトでは、都市と里山の間に循環を生むことで、地域間の持続可能性を高めることを目標としている。
カフェや木工室では、里山の食材や木材が日常的に消費されている。マーケットなどのイベント時は、里山の生産者がここで野菜などの販売を行い、多くの人が集まる。

子どもたちへの環境教育は、環境問題への意識を培い、地球環境の保全に貢献する。この建築を通して、都市と里山の人々の交流による地域間の循環が生まれている。

さらには、人やモノの循環だけでなく、建築も環境負荷の低減に貢献する設計を行っている。まず、建築自体をほぼ木材だけでつくっている。木造建築はCO2を貯蔵する箱のような役割を果たし、地球温暖化の抑制に貢献する。この建築はCO2を18.3t固定しており、大阪府から認証を受けている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、南側の道路より見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、南側の道路より見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、敷地内の南東側より見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、敷地内の北東側より見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「シェアキッチン(カフェ)」から「オープンルーム(カフェ)」側を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「シェアキッチン(カフェ)」を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造るサテライトショップ兼受付から「オープンルーム(カフェ)」側を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「シェアキッチン(カフェ)」から「オープンルーム(カフェ)」側を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「オープンルーム(カフェ)」から開口部越しに外部を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「オープンルーム(カフェ)」から「シェアキッチン(カフェ)」側を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「オープンルーム(カフェ)」から「シェアキッチン(カフェ)」側を見る。 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「クリエイティブルーム」 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「オープンルーム(カフェ)」、架構の詳細 photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る俯瞰、南東側より見下ろす。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、南側の道路より見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、南側の道路より見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、敷地内の東側より見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、敷地内の南東側より見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、敷地内の南東側より見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、敷地内の東側より見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る外観、敷地内の北東側より見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「オープンルーム(カフェ)」(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る「オープンルーム(カフェ)」から開口部越しに外部を見る。(イベント時の様子) photo©大竹央祐
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る広域配置図 image©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る配置図 image©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る平面図 image©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る断面図 image©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造るヤング率測定結果 image©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造るヤング率測定の様子 photo©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る森に木を選びに行く photo©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る選んだ広葉樹の柱 photo©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る熱化学還元処理の様子 photo©蘆田暢人建築設計事務所
蘆田暢人建築設計事務所による、大阪・吹田市の「江坂ひととき」。高密度な都市の“超低密度”な民間の地域拠点。都市と里山の課題も解決する存在を求め、両者の“交流と循環”を促す建築を志向。森で伐採した“広葉樹の丸太”を構造材とし仕上材なども同地域の木材を使用して造る施工中の様子 photo©大竹央祐

以下、建築家によるテキストです。


■都市と農村をつなぐ地域交流拠点ー江坂ひととき

江坂ひとときは、現代社会の中で分断されてしまった都市と農村という異なる生活圏のあいだに新たな交流を生み出し、双方の課題に応答することを目的に計画された建築である。

土地所有者であるクライアントと建築家がコンセプトを共有し、企画・計画を進める過程で地域住民を巻き込みながら、プロジェクトをつくり上げていった。このプロジェクトは企業などの団体が事業を行うために計画されたものではなく、クライアントと建築家の2人の想いからプロジェクトがスタートし、その理念に賛同する地域住民が徐々に参加をしながら、プロジェクトの内容が固まっていった。

つまり特定の目的を遂行するためではなく、市民の自主的な参加によって、それぞれの主張が反映されながら、民主的に計画が策定されていくという特殊なプロセスによって実現されているのである。

敷地は日本第二の都市・大阪の中心部に近い、吹田市江坂という地域にある。周辺はマンションやオフィスが立ち並ぶ高密度な都市である。窮屈な都市生活を強いられている地域住民のために、芝生広場やビオトープなどの自然に触れられる場所、平屋の木造で造られたカフェレストラン、都市部ではなかなか自由に行えない木工作業ができる木工室を備えた超低密度な建築を計画した。

■プロジェクトの背景ー都市と里山、それぞれの課題

江坂から車で40分程度のところに能勢町という地域がある。
ここでは農業や林業を営む人々が暮らす里山と呼ばれる地域が広がる。里山とは、人の暮らしと自然が長い時間をかけて関わりながら形成されてきた、集落と森林が共存する環境である。

かつての都市は、エネルギーや資源(薪炭、建築材、水、食料など)を周辺の里山に依存しており、里山は人の手入れによって維持されることで、持続的にそれらを供給していた。つまり、都市の暮らしは里山によって支えられ、里山は都市の需要によって保たれるという、循環的な関係が成立していたのである。

しかし近代以降、化石燃料や輸入資源の普及、都市化の進展によってこの関係は次第に切り離され、都市と里山は分断されていき、都市および里山はそれぞれ下記のような課題を抱えることとなった。

◯都市の課題
・地域コミュニティの弱体化による地域活動機会の減少
・情報化・監視社会
・自然に触れる機会の減少
・食物や木材などの作物を育て、創作する機会の減少
・公園など子どもの遊び場での活動制限

◯里山の課題
・急激な人口の減少
・少子高齢化による人手不足、活力低下
・農業、林業の衰退による耕作放棄地の増加、森林管理の放棄
・獣害の深刻化

これらの課題は、相互に補うことが可能である。そのため、我々は都市と里山の間に交流と循環を生むことで、これらの課題を解決することができるのではないかと考え、そのための施設を構想したのである。

■都市と里山の交流を生む建築プロセス1ー森とのつながり

里山の森との直接的関係性から建築をつくるために、里山である能勢町の林業家との対話を始めた。

その森では現在、広葉樹を中心とした林業が行われている。クヌギやコナラの雑木林を伐採して薪などの燃料として販売している。日本では1960~70年代の高度経済成長期から針葉樹の植林による林業が進められており、原生林である広葉樹林が針葉樹林に置き換えられている。この森では、元来の植生に戻す林業の取り組みが行われている。

その営みと呼応する広葉樹の建築を作ることを試みた。我々設計者が森に行き、伐採された樹木を1本1本確認し、使用する材を決定した。

日本の建築では一般的に広葉樹を建築材としては使わない。古くは寺院などに使用されてきたが、良質な広葉樹材が手に入らなくなり、針葉樹の植林が盛んになったことで、広葉樹は使用されなくなった。
そのため広葉樹を構造材として使うには、いくつかのハードルがある。乾燥収縮への対応や強度確認の問題である。それらの課題を解決する技術的な検証を研究所や大学の協力を仰ぎながら行い、一つ一つ課題を解決していった。

構造体は全て木造で設計している。広葉樹を皮のついた丸太のまま柱として1列に並べ、柱から出した方杖で屋根をキャンチレバーとして跳ね出した、やじろべえ構造を採用している。地震時の変形に対応するために外周部にバックステイロッドを設けている。

床や天井、外壁など仕上材もすべて里山の森で採れた木材を利用し、コンクリートとガラス以外、その他の材料は使用していない。

平面計画は、この建物で繰り広げられる多種多様な活動を支えるため、オープンなワンルームとしている。建物の四周には内部空間と同程度の広さをもつウッドデッキを巡らせ、深い軒を大きく張り出すことで、屋外での活動のしやすさを高めている。

■都市と里山の交流を生む建築プロセス2ー市民参加

建築の設計段階では、このプロジェクトの運営に積極的に携わってくれるメンバーを募った。
そのメンバーとは、建築のプログラムや完成後の運営方法や活動内容を議論した。参加したメンバーはそれぞれ、生活や地域に対して問題意識をもっている。

その問題意識をプロジェクトに反映していくことを設計段階で試みた。そのような民主的な計画策定プロセスを行うために、我々はこのプロジェクトを「各々がやりたいことをやれるプラットフォーム」として位置づけ、市民の積極的な関与をプロジェクトに取り込んだ。

そのプロセスの成果として企画されたのが、建設と並行して広場やビオトープなどのランドスケープを整備する市民参加のワークショップである。自由に遊べる芝生広場が欲しいという希望から生まれた、地域の子どもたちが主体となった芝生張りワークショップでは、自らの遊び場を自分たちの手でつくることで、子どもたちのこの場所への帰属意識を育んでいった。ウッドデッキも、森から材料を調達し、地域住民自らが制作した。

緑のない都市部に生物多様性に触れられる場所が欲しいという希望から、ビオトープが生まれた。近隣の小学校と連携して環境教育の授業を実施し、都市や里山の生態系について学ぶとともに、その実践として本敷地でのビオトープづくりに小学生が参加した。

建物の完成後もここでは継続して子どもたち向けの環境教育が行われており、里山への遠征を行い、森の生態系を体験するというプログラムも定期的に開催され、都市と里山の交流が行われている。

■市民が主体的に参画して運営される建築

建設のプロセスに市民の参加を促したことで、建物のオープニングイベントには500人以上の市民が参加した。
日常的な建物の利用に加えて、定期的にここではマーケットが開催されており、多数の市民だけでなく行政も参加している。

この建物およびランドスケープ、植栽の維持管理・運営もすべて地域住民によって行われている。この建物では、地域貢献活動や地域の子供達への教育活動も行われており、それらは、全て自主参加メンバーの発案からそれぞれの活動が行われている。

■建築と人が生み出す循環と持続可能性

このプロジェクトでは、都市と里山の間に循環を生むことで、地域間の持続可能性を高めることを目標としている。
カフェや木工室では、里山の食材や木材が日常的に消費されている。マーケットなどのイベント時は、里山の生産者がここで野菜などの販売を行い、多くの人が集まる。

子どもたちへの環境教育は、環境問題への意識を培い、地球環境の保全に貢献する。この建築を通して、都市と里山の人々の交流による地域間の循環が生まれている。

さらには、人やモノの循環だけでなく、建築も環境負荷の低減に貢献する設計を行っている。まず、建築自体をほぼ木材だけでつくっている。木造建築はCO2を貯蔵する箱のような役割を果たし、地球温暖化の抑制に貢献する。この建築はCO2を18.3t固定しており、大阪府から認証を受けている。

エネルギーに関しては、Zero Energy Buildingとして設計することで、実質的に建物が使用するエネルギーをゼロとしている。これは日本の認証制度で、一般的な建物と比べて、50%使用エネルギーを削減し、太陽光発電で50%のエネルギーを創出することで、ゼロになるという仕組みである。

建築というハードと人の交流というソフトの両面から、これまで日本になかった持続可能な建築を実現することができた。

■建築概要

題名:江坂ひととき
所在地:大阪府吹田市江坂町2-2-15
主用途:飲食店
設計:蘆田暢人建築設計事務所 担当/蘆田暢人、張賀鈞(元所員)
施工:山本工務店、安田工匠
協力:大阪府森林組合
構造:木造
階数:地上1階
敷地面積:853.76㎡
建築面積:173.71㎡
延床面積:120.30㎡
設計:2021年6月~2023年10月
工事:2023年10月~2024年10月
竣工:2024年10月
写真:大竹央祐

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外構・床床

能勢産スギウッドデッキ(大阪府森林組合)

外装・壁外壁

能勢産スギ羽目板張り(大阪府森林組合)

外装・屋根屋根

シート防水(アーキヤマデ)

内装・床床

能勢産スギフローリング(大阪府森林組合)

内装・壁壁

能勢産スギ羽目板張り(大阪府森林組合)

内装・天井天井

能勢産スギ羽目板張り(大阪府森林組合)

内装・キッチンキッチン

キッチン(製作品)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2026.10.19 Mon 07:17
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    蘆田暢人建築設計事務所による、新潟・南魚沼市の、築約50年の温泉旅館の改修「ryugon」
  • 2019.7.26Fri
    インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(3)、蘆田暢人(蘆田暢人建築設計事務所)と落合正行(日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室)
  • 2017.3.09Thu
    /
    岩瀬諒子・蘆田暢人・山岸綾によるトークセッション「建築的視点を拡張する」の記録
  • 2016.9.15Thu
    /
    山崎健太郎・藤村龍至・蘆田暢人らが参加するフォーラム「屋上から考える渋谷のまちづくり」が開催 [2016/9/27]
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#大竹央祐の関連記事

  • 2026.10.14Wed
    安藤忠雄の“TIME’S”に焦点を当てる展覧会「時がかたちづくる建築」。同建築に入居する“京都建築センター”で開催。スケッチ・模型・図面に加えて建設中の写真を公開。川勝真一がキュレーションし、大竹央祐・片山達貴・篠田優による本建築の記録作品も展示
  • 2026.7.09Thu
    阿曽芙実による、兵庫・西宮市の「『唯一味』の加工場とショップ」。既存住宅の一部を唐辛子製品の店へと増改築。元テラスの基壇を活用して、板張りの優しい佇まいと対比的な“ピリッとした物体”が浮遊する建築を考案。商品特徴との共通性も備えた“結晶の様な唯一無二の塊”も意図
  • 2025.9.23Tue
    阿曽芙実建築設計事務所による、岐阜・多治見市の住宅「Kaleido scape」。余裕のある“T型の敷地”に計画。物価上昇に対応する為にシンプルな構成を意識し、家型で筒状のヴォリュームを交差させた“様々な外部と関わりをもつ”建築を考案。“万華鏡”の様に室内に光が入り込み空間を彩る
  • 2025.9.16Tue
    OSTR / 太田翔+武井良祐による、兵庫・神戸市の「中山手通りの家」。路地に面した谷の様な場所の小敷地。“広がりのある住宅”を求め、“都市までが家とも見える”関係性の構築を志向。周辺要素を“サンプリング”して建築に取り込んで“都市の残余”の様な光庭を介して環境と繋げる
  • 2025.5.20Tue
    浜田晶則建築設計事務所による、大阪・関西万博の「土の峡谷(トイレ4)」。トイレと休憩所の機能を持つ施設。“現代の人間の巣のような未来の建築像と社会”の提示を意図し、土を出力可能な3Dプリンターを用いた“峡谷”の様な建築を考案。国内で入手可能で全て自然に還せる素材で作る
  • 2025.2.11Tue
    阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする
  • 2025.1.28Tue
    竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・宇治市の店舗「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」。増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加える計画。新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案。伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図
  • 2025.1.20Mon
    荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ
  • 2024.10.24Thu
    髙濱健嗣建築設計事務所による、兵庫の住戸改修「T Flat」。二面を外気に面した区画。開放的な家との要望に、水廻り等の機能を“木の箱”に集約して大きなワンルーム空間を確保する構成を考案。用途に応じてカーテンで間仕切れる仕様とし“家族の距離感”の調整も可能にする
  • 2024.10.21Mon
    石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/10/12-10/18]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/10/12-10/18]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/10/12-10/18)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。(弊サイトでは、作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)


    1. 篠原一男が設計した「上原曲り道の住宅」(1978年) の販売が開始。価格は“10億円”。“第三の様式”の作品のひとつとして知られる
    2. 西沢立衛・増田信吾+大坪克亘・山田紗子が出展、妹島和世の監修による展示「最終処分場 -自然と産業、人とつくる風景-」。瀬戸内産業芸術祭2026の一環として“管理型処分場”で開催。循環の身体での感受を求め、風景と呼応する色彩を“展望台・バス・ウェア”等に与える計画を考案
    3. 妹島和世の企画監修による、東京の名住宅建築を見学できる「TOKYO HOUSE TOUR」が開催。新たに、篠原一男の「地の家」、坂本一成の「代田の町家」が追加。東孝光の「塔の家」、伊東豊雄の「花小金井の家」「小金井の家」も対象。アートウィーク東京の一環として実施
    4. 安藤忠雄の“TIME’S”に焦点を当てる展覧会「時がかたちづくる建築」。同建築に入居する“京都建築センター”で開催。スケッチ・模型・図面に加えて建設中の写真を公開。川勝真一がキュレーションし、大竹央祐・片山達貴・篠田優による本建築の記録作品も展示
    5. 森清敏+川村奈津子 / MDSによる、茨城・石岡市の別荘「十窓の間」。住宅地でのプロジェクト。周辺環境との関係を考慮し、敢えて“閉鎖的“にして“逆説的に無限の小宇宙を感じさせる”計画を志向。黒い壁と床に包まれた空間に“穴”を穿ったリビングを中心に据える建築を考案
    6. 今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・豊岡市の「渋谷料理店」。温泉街で既存民家を転用する計画。カウンターを“店主の舞台”と捉え、“職人の矜持”の表現を意図して“鉄媒染で漆黒に染めた杉板”で構築。新設の大きな窓には“賑やかに語らうシルエット”を浮かび上がらせる
    7. スノヘッタとsbpによる、アメリカの「セントリー・ブリッジ」。州立公園の渓谷の歴史ある橋を造り変える計画。“景観との身体的な出会い”の創出を求め、文脈・触覚・耐久性の観点で素材選定も行った“片持ち梁の橋”を考案。時間の経過に“抗うのではなく耐える”存在も意図
    8. 篠原一男による「上原曲り道の住宅」(1978年) をレポート。“第三の様式”の作品のひとつとして知られる。篠原が重要視した“ずれ”を強調する、鉄筋コンクリートの柱が広間にそびえる建築。詩人の鈴木志郎康とその家族の住まい
    9. 雨宮知彦 / ラーバンデザインオフィスによる、東京の「八王子オフィスK」。郊外の“雑居ビル”の一層での計画。執務と接客の機能が適切に同居する空間を求め、ストライプ状に“4つのレイヤーでゾーニング”する構成を考案。層を横断する“視線や動線の抜け”で広がりや奥行きも生み出す
    10. フォスター+パートナーズによる、スペインの「ビルバオ美術館増築」。40年代築の施設を再生して拡張する計画。現代の美術館の役割に応える為、既存の上に“55mの橋の様な展示空間”を設ける構成を考案。新たな交流の中心地として地域と繋がる自由に出入り可能なスペースも付加
    11. 渡辺裕貴 / Fuuによる、沖縄・今帰仁村の宿泊施設「AO NAKIJIN」。森と海を臨む敷地に建つ二棟のヴィラ。“風景と調和する”存在を求め、地域伝統の軒下空間“アマハジ”を参照した“深い軒”を備えた建築を考案。強い気候条件を柔らかく受け止めると同時に内外を“滑らか”に繋ぐ
    12. ツバメアーキテクツによる、香川・豊島の「ホテル聚」。将来的な社員寮としての利用も想定した計画。“地域の暮らしの一員”になれる在り方を目指し、集落などの構成を参照した“共同体の内外に開かれた開放的な空間”を志向。周囲と繋がる路地と中庭を備えた建築を考案
    13. SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる
    14. ファラによる、ポルトガルの「cookie cutter retreat」。地中に埋設されたS・M・Lサイズの3つ半円形の建築。住宅・共同住宅・ホールの機能を持ち、パブリックな領域とプライベートな領域で構成。ゲーリー・伊東・シザの平面の断片を“ほぼ改変ぜずに挿入”して作る
    15. スノヘッタによる、オーストリアの「レッヒ・マウンテン・ミラー」。山頂の駅舎の屋上に位置する“ランドスケープ・インスタレーション”。独自の山岳体験の創出を求め、水盤・飛石・自然岩などで構成される空間を考案。天候も体験の一部として周囲への人々の感覚を絶えず変化させる
    16. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    17. テレインアーキテクツとZu architectsによる、東京の「板橋の家」。周囲に“隙間”が点在する敷地。前後の道路を繋ぐ“通り土間”を持ち、大らかな開口部と内外の距離を調整する厚みのある緩衝空間を備えた建築を考案。様々な“小さな積層”で人や環境との関係を豊かなものに変える
    18. 伊東豊雄による「花小金井の家」(1983年) が公開へ。妹島和世の伊東事務所入所2年目の担当作品としても知られる。国際文化会館が公開や展示プログラムの運営を担う
    19. 平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る
    20. ヨネダ設計舎 / 米田雅樹による、三重・亀山市の住宅「野原の家」

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    最も注目を集めたトピックス
    2026.10.19 Mon 06:58
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    2026.10.17Sat
    • ピーター・ズントーとその作品に焦点を当てるドキュメンタリー映画「FROM INSIDE OUT」の公式予告動画。ヴィム・ヴェンダースが監督。ブラッド・ピットがエグゼクティブ・プロデューサーを務める

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