SHARE 古谷誠章・原田真宏らが審査する、東京都主催の国産材を活用した優れた建築物・木質空間を表彰するアワード「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」が作品を募集中
古谷誠章・原田真宏らが審査する、東京都主催の国産材を活用した優れた建築物・木質空間を表彰するアワード「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」が作品を募集しています
今年度初開催で、約10作品が受賞作品として選定されます。応募受付期間は平成30年10月18日(木)まで。また、優秀作品については、東京都及び関係団体等ホームページでの掲載のほか、応募時に受領した応募作品情報をもとに展示パネルを作成し、WOOD コレクション(モクコレ)2019での展示を行うとのこと。さらに、優秀作品をとりまとめた冊子を作成し、東京都のイベント等で配布します。【ap・pr】
東京都では、木材の大消費地・東京において、新たな木材需要を喚起することで、多摩地域をはじめ全国の森林循環を促進し、林業・木材産業の成長を図ることを目指しています。この度、大都市東京において木材利用の新たな可能性を開拓する革新的・モデル的な建築物又は木質空間を表彰するコンクールを実施します。
審査委員会
古谷 誠章(早稲田大学 創造理工学部 建築学科 教授)
原田 真宏(株式会社マウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所 主宰建築家/芝浦工業大学 建築学部建築学科 教授)
多幾山 法子(首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 建築学域 准教授)
秋山 延江(一般社団法人 日本インテリアコーディネーター協会 副会長)
上林山 隆(東京都産業労働局 農林水産部長)
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応募資格者
応募対象施設の施主(所有者)、設計者、施工者の単独又は連名での応募とし、相互に了解を得ていることとします。
応募対象施設
次の(1)から(6)の条件を全て満たしている建築物又は木質空間(インテリア・エクステリアの木質化)を対象とします。ただし、東京都関連施設は対象外とします。(1)東京都内に所在すること
(2)公開可能な非住宅の施設であること。
※公開可能とは当該施設の撮影及び見学会等の対応に可能なことを指します。
(3)構造材や内装材などの全部又は主要な部分に国産材を使用していること。
(4)直近5年以内(平成25年4月1日から募集開始の前日まで)に竣工した木造及び混構造建築物、又は直近5年以内に木質化した空間
(5)建築基準法等各関係法令を遵守していること。
(6)同一の建築コンクール等において、知事賞や大臣賞の受賞歴がないこと。
審査
応募書類等の提出物をもとに審査委員会において、審査を行い優秀作品を決定します。
1 優秀作品各賞は次のとおりです。
(1)最優秀賞(東京都知事賞) 1作品
(2)優秀賞(東京都知事賞) 1作品
(3)女性活躍賞(東京都知事賞) 1作品 ※建築等の過程で女性の活躍が顕著なものを表彰します。
(4)奨励賞(産業労働局長賞) 7作品程度
2 審査における着眼点は次のとおりです。
(1)国産材の特徴や良さを活かし、有効活用しているもの
(2)先進的な木材利用の普及に寄与するもの
(3)都市部における建築物の木造化、木質化への波及に寄与するもの
(4)建築物又は木質空間として優れたデザインであるもの
(5)建築等の過程において女性が活躍したもの(女性活躍賞のみの着眼点)