SHARE 二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・北青山の店舗「ATON AOYAMA」
二俣公一 / ケース・リアルが設計した、東京・北青山の店舗「ATON AOYAMA」です。
計画地は、都内にある打ち放しのコンクリートが印象的なシンプルでまっさらな空間。天高がありスクエアな形状のその場所は、飾り立てることなくその素性を活かし整えるだけで”ATON”の世界感と共鳴することを私たちは直感的に理解した。それは天然素材・染料などを用いながら生地開発まで行う、シンプルで繊細な服作りを実践する”ATON”に呼応する空間である。既存の床はそのまま磨き上げ、壁、天井も極力もとの状態を活かしている。求められる最低限の機能を一つ一つ丁寧に設えつつ、全体はシメトリーな構成とすることで、その世界感がダイレクトに広がるようなストアを考えた。
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■建築概要
ATON AOYAMA(2018年/東京)
クライアント:ATON
計画種別:内装設計
用途:ブティック
計画期間:2018年7月~2018年12月
計画面積:132.9平米
計画地:東京都港区北青山
設計:ケース・リアル 二俣公一 有川靖(パートナー)
施工:株式会社ディー・ブレーン
照明計画:株式会社モデュレックス 荒木貴純 熊澤祐弥
撮影:水崎浩志