SHARE 成瀬・猪熊建築設計事務所が会場設計を手掛けた「2019年度グッドデザイン賞受賞展」
成瀬・猪熊建築設計事務所が会場設計を手掛けた「2019年度グッドデザイン賞受賞展」です。
(会期は2019年11月4日で終了しています)
MUSEUMとしての受賞展
この展示はグッドデザイン賞で入賞したデザインを、一同に展示するイベントです。私たちはこれを、ただの個別の展示とせず、社会の移り変わりとともに変化してきたデザインの歴史の中に位置づけることを試みました。
メインとなるグッドデザイン賞BEST100の展示が行われるスペースは、通常は受付と休憩スペースを設けるだけですが、私たちはそれぞれの時代の作ってきた受賞作品を展示するギャラリーと、休憩しながら全集を閲覧できるブックラウンジを設けました。
またBEST100展示そのものは、展示台に背面パネルを設え、配色をグレーとし、雑然としがちな多様な展示物を、一つ一つ美しく見せることを心がけました。
歴史の先に見える、未来を作る手がかりとしてのデザイン展です。
以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
2019年度グッドデザイン賞受賞展
会場:東京ミッドタウン
会期:2019.10.31〜11.4
主催:公益財団法人日本デザイン振興会
会場設計:成瀬・猪熊建築設計事務所
グラフィック:色部義昭(日本デザインセンター色部デザイン研究所)
エントランス展示キュレーション:久慈達也
写真:西川公朗