SHARE 最も注目を集めたトピックス[期間:2022/10/17-10/23]
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/10/17-10/23)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る
- 佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOO architectureによる、神奈川の「鎌倉の家」。坂の中腹の敷地。環境を活かす建築を目指し、海への視界が開く2階を生活の中心として特徴的な階段室を配置。上階と下階で対比的な断面と開口を考案して異なる質の空間を生み出す
- 小山光+KEY OPERATIONによる、東京の「新橋の路地裏ビル」。駅近の昭和の雰囲気が残る地域に計画。コロナ禍以降の飲食店の在り方を考慮し、常連客以外の入り易さも考慮した店内と路地が一体化する様な空間を設計。階段の正面配置で上階へのアクセス性も思案
- BIGによる、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」。開発された新地区に計画。モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周囲に6棟の建物が緩やかにカーブする構成を考案。雨水を池に集め再利用する仕組みも導入
- 塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?」の会場写真。建築以前の“生活”に注目して企画。“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集。建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図
- 齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENの設計による、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」。旧日本軍の施設跡地の公園に計画。“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案。様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作る
- MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続
- ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインした家具の展覧会をレポート。カリモク家具と協業して家具6型を製品化し展示。会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成
- 齋藤隆太郎+福地和来 / DOGによる、東京・豊島区の「ID学園高等学校 池袋キャンパス」。駅前ビルの通信と通学を組合わせた高校。勉強への集中と交流の促進を目指して、教室と共用部に独自の関係性を作る1.8mスパンの“木製棚”を考案。生徒達の活動を“様々な解像度”で映し出す
- フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・大津市のオフィス「RW-Office」。駅直結のビルに計画。社員の交流促進と創造性育成の場との要望に、固有性ある部屋を回遊動線で繋いで移動の中で様々な体験が展開する空間を考案。色彩や質感に着目した素材の選択で現代性も演出
- 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・品川区の住宅「ESPACE」。住宅密集地に建つ木造建築。プライバシーに配慮した広がりのある空間を目指し、フルワイド窓で中庭と高窓から採光する構成を考案。ラーメン構造を採用し“門型フレーム”を作る事で実現
- 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
- 小田真平建築設計事務所+アトリエロウエによる、大阪・高槻市の、百貨店内の生花店「フローリスト蘭蘭」
- 芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作
- 麻殖生龍哉 / マイオ建築研究所による、東京の「杉並の家」。住宅街の南に開けた敷地。場の特性を生かす開放的な建築を求め、“南”の恩恵の享受とネガティブ要素の排除を叶える可動式巨大ルーバーを考案。衣服の様に環境を適正化し公私を柔らかく隔てる
- noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る
- MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応
- 隈研吾が設計を進め2023年の完成を予定する、東京の「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」の基本設計概要版が公開
- 畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる
- 【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とプレス秘書を募集中