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田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」
テラスの夕闇景 photo©照井壮平

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architecture|feature
住宅リノベーション和歌山田村篤昌照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 テラスの夕闇景 photo©照井壮平

田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」です。

【夜桜月下】
施主との出会いは、一枚の日本画だった。
月影に照らされ咲き誇る紅枝垂桜を華やかに描いた「夜桜月下(千住博氏作)」
この日本画を飾るプライベートな空間、花びらの散り様に想いを寄せ、静かな時間を過ごせる書斎を備えた居間と寝室が欲しい。また、ラグジュアリーホテルのような優雅な趣でありながら、シンプルな空間をご所望された。
改修建物は木造平屋建、築40年経過した20坪の住宅。既存の主要構造部を残し、西側は居間と広間で区切られた空間を書斎と寝室が広く利用できるよう一室空間で構成する。また、境界を収納ユニットで仕切り程良い遮蔽と開放の関係を作りだした。東側はキッチン・サニタリーを配置し衛生設備をまとめた。
施主の桜を想う心情から単に絵を飾る空間ではなく、夜桜月下が空間の主となり「桜」が「熙(いきわたる)」空間として「桜熙居」と名付け、リノベーションのデザインを提案した。

以下の写真はクリックで拡大します

田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 夜桜月下(千住博氏作) photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 書斎と居間を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 寝室を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装前、建物と南側通路の関係 photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装後、建物と南側通路の関係 photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装前、ファサード 2017年04月 photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装後、ファサード 2018年04月 photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装前、平面図 S=1/150・改装後、平面図 S=1/150
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 玄関を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 内露地と露地庭を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装前、書斎と居間を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装後、書斎と居間を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 書斎の机と居間のソファを見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 明障子窓と書斎を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 北側三窓詳細図 S=1/20
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 書斎出窓枠回り詳細図 S=1/6
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装前、寝室から縁側を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 改装後、寝室から縁側を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 南広縁三枚引込建具を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 南広縁三枚引込建具を納めると広縁はテラス・南庭へとつながる photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 寝室から床の間「夜桜月下」を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 曲面天井スーパー楕円の数式を用いた断面詳細図 S=1/10
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 寝室断面図 S=1/20
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 夏を表現する「麻の葉文様」三枚組子引込戸 photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 秋を表現する「紅葉文様」漆塗りアートボード photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 冬を表現する「敷松葉文様」西陣織 photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 東側サニタリーの廊下を見る photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 テラスの夕闇景 photo©照井壮平
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 石畳小路の夕闇景 photo©照井壮平

以下、建築家によるテキストです。


【夜桜月下】
施主との出会いは、一枚の日本画だった。
月影に照らされ咲き誇る紅枝垂桜を華やかに描いた「夜桜月下(千住博氏作)」
この日本画を飾るプライベートな空間、花びらの散り様に想いを寄せ、静かな時間を過ごせる書斎を備えた居間と寝室が欲しい。また、ラグジュアリーホテルのような優雅な趣でありながら、シンプルな空間をご所望された。
改修建物は木造平屋建、築40年経過した20坪の住宅。既存の主要構造部を残し、西側は居間と広間で区切られた空間を書斎と寝室が広く利用できるよう一室空間で構成する。また、境界を収納ユニットで仕切り程良い遮蔽と開放の関係を作りだした。東側はキッチン・サニタリーを配置し衛生設備をまとめた。
施主の桜を想う心情から単に絵を飾る空間ではなく、夜桜月下が空間の主となり「桜」が「熙(いきわたる)」空間として「桜熙居」と名付け、リノベーションのデザインを提案した。

【四季のエッセンス】
春を表現する「夜桜月下(日本画)」を主に空間に四季のエッセンスを取入れ、自然観を演出する。
夏を表現する「麻の葉文様」三枚組子引込戸は、吉野手漉き和紙を貼り南縁側から差し込む日差しが、文様を描き光
和らげる。
秋を表現する「紅葉文様」漆塗りアートボードは、朱溜めの上に箔を散らした白檀の仕上げ、空間に潤いを与え艶やかな色彩が漂う。
冬を表現する「敷松葉文様」西陣織は、曲面天井全体を覆う。桜花の芽は冬に目を覚まし、
厳しい寒さに耐えることで華やかに花咲く。「夜桜月下(日本画)」をより際立たせるため、冬の風趣を添える。
水を表現する「変わり観世水文様」唐紙を貼った引き戸は、東側に衛生設備があることを暗示する。
その他、自然素材として家具、建具、造作物は、吉野ヒノキ無垢材を用いて繊細な木目と白木の瑞々しい表情が空間に清潔感を与え、床は、ボテチーノクラシコ(イタリア)の大理石を敷き和の雰囲気にモダンな印象を融合させた。

【露地庭】
東側玄関の場所が変更となり狭くなることから、外部と内部の空間を繋ぐ内露地設け室内へとに至る期待感を演出した。露地庭は、玄武岩に積層ガラスを埋め込んだ彫刻作品(藤堂良門氏作)を配し、自然と人工物が呼応しながら静かに思索するアプローチ空間となった。

【北側三窓】
南広縁開口部は、全て三枚引込戸による開放的な造りとなるため、北側の開口部は明かりを絞り柔らかで変化のある三窓を配した。書斎窓は、机の高さに揃え大きく取り、障子を引くと窓越しに見える四方竹が風の音を奏でる。寝室地窓は、床に就いたとき視線が水平に透けるように低く横長に配した。寝室窓はベッドの高さに揃え小さく取り、障子の手漉き和紙を裏貼りし桟の陰影が柔らかな明かりを室内に招く。書斎窓と寝室窓は、障子・ガラス戸・網戸で構成し全て引込戸となり風を通す役目も伴っている。

【曲面天井】
既存梁の内法は2600mm。書斎と寝室の部屋は広く天井が高く見えるよう求められた。
そこで、天井にスーパー楕円(数学者ピート・ハイン)の数式「(x/a)^M + (y/b)^M = 1 M=2.5」を用いて楕円の立ち上がりがスムーズに、広がりのある美しい曲線を描き出した。
また、高さを抑えた平落天井と組み合わせることで、曲線天井をより高く見せるよう視覚的効果を生み出した。

【夕闇景】
石畳小路の置灯篭が明かりを灯し夕闇の情景を演出する。
黐の木(既存樹木)が視線を受け止め石畳が伸びる小路には、玄関堅格子から明るい光が溢れ
家路につく施主を迎える。新しくリノベーションした空間は、夜桜月下に想いを寄せる施主を「もてなす」空間へと生まれ変わった。

■建築概要
作品名: 桜熙居
設計:田村篤昌デザイン事務所
設計者:田村篤昌
施工:株式会社アール建築工房
所在地:和歌山県和歌山市
用途:専用住宅
工事種別:改修工事(リノベーション)
構造規模:木造平屋建
建築面積:65.99㎡(19.96坪)
延床面積:65.99㎡(19.96坪)
設計期間:2017年4月~2017年9月
工事期間:2017年11月~2018年4月
写真撮影:照井壮平

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    イサム・ノグチの展覧会「彫刻から身体・庭へ」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催

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    日程
    2018年7月14日(土)
    –
    9月24日(月)
    art|exhibition
    アート展イサム・ノグチ

    イサム・ノグチの展覧会「彫刻から身体・庭へ」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されます

    イサム・ノグチの展覧会「彫刻から身体・庭へ」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されます。会期は2018年7月14日~9月24日です。

    本展では、その幅広い活動を多方面から紹介しますが、特に、ノグチが抽象彫刻の分野にあっても常に“身体”を意識し続けたことや、そうした意識が、子供のための遊具デザインやランドスケープといった人間をとりまく環境へ向かい、ノグチ自身がいう“空間の彫刻”=庭園への情熱へと拡大していったことに着目します。若きノグチが北京で描いた毛筆による身体ドローイングをはじめ、モダンダンスの開拓者マーサ・グラハムとのコラボレーションによる舞台関連作品、日本で制作された陶作品や光の彫刻「あかり」のデザイン、さらには《イェール大学バイニキ稀覯書・写本図書館のための沈床園》(1960-1964)や《チェイス・マンハッタン銀行プラザのための沈床園》(1961-1964)などの庭園やランドスケープに関わる模型・資料・動画、そして晩年の峻厳な石の彫刻まで、ノグチが世界各地で手掛けた作品を通して、「異文化の融合」や「生活と環境の一体化」をめざしたノグチの活動の全容を紹介します。

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    荻逃魚 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」
    photo©exp 塩谷淳

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    architecture
    住宅神奈川荻逃魚川崎塩谷淳
    荻逃魚 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」 photo©exp 塩谷淳

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    クライアントは神奈川県の某新興都市から少し離れた郊外で代々続く米屋を営む、ご夫婦と小さい子供2人の4人家族。
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