照内創 / SO&CO.による、東京の「高円寺の本社ビル」。駅近くの旗竿地での計画。“構造形式の自由”と“コンクリートの拡張”を追求し、300mm角のRC柱と“多様な接合の集積”を特徴とする建築を考案。街に開かれ将来の変化にも応える“はじまりの場”が現れる外観、西側の道路より見る。 photo©若林勇人
照内創 / SO&CO.による、東京の「高円寺の本社ビル」。駅近くの旗竿地での計画。“構造形式の自由”と“コンクリートの拡張”を追求し、300mm角のRC柱と“多様な接合の集積”を特徴とする建築を考案。街に開かれ将来の変化にも応える“はじまりの場”が現れる2階、階段側からミーティングスペースを見る。(家具の入った状態) photo©若林勇人
照内創 / SO&CO.による、東京の「高円寺の本社ビル」。駅近くの旗竿地での計画。“構造形式の自由”と“コンクリートの拡張”を追求し、300mm角のRC柱と“多様な接合の集積”を特徴とする建築を考案。街に開かれ将来の変化にも応える“はじまりの場”が現れる3階、通路からプレジデントルーム側を見る。 photo©若林勇人
照内創 / SO&CO.による、東京の「高円寺の本社ビル」。駅近くの旗竿地での計画。“構造形式の自由”と“コンクリートの拡張”を追求し、300mm角のRC柱と“多様な接合の集積”を特徴とする建築を考案。街に開かれ将来の変化にも応える“はじまりの場”が現れる3階、通路からワークスペースを見下ろす。 photo©若林勇人
照内創 / SO&CO.が設計した、東京・杉並区の「高円寺の本社ビル」です。
駅近くの旗竿地での計画でう。建築家は、“構造形式の自由”と“コンクリートの拡張”を追求し、300mm角のRC柱と“多様な接合の集積”を特徴とする建築を考案しました。そして、街に開かれ将来の変化にも応える“はじまりの場”が現れます。
本計画は、高円寺駅近く接道2005mmの旗竿地に建つ地下1階・地上3階の本社ビルである。
一般的な耐震壁付きラーメン構造の合理性による不自由さから自由になること、コンクリートが持つイメージの拡張を試みた。
システムに制約されるのではなく、立体的にバラバラな場に対して、柱と壁を300mm以下、梁下の最低高さだけを設定し、物理的な必要寸法を確保しながら最小限の柱と耐震壁を配置した。
梁幅、梁成、柱と梁の追加や移動などの調整を続け、鉄骨階段のH鋼を載せた片持ち梁、柱の座屈・細長比・応力減少に寄与する中間梁、下階の平面計画による岡持ち梁など、数多くの異なる断面の梁が互いに役割をもちながら接合している。
偶発的でもある多様な接合の集積と300角のコンクリートは、この建築とコンクリートに多義的な意味を持たせた。
乾式壁や鋼製サッシ、鉄骨階段が解体されコンクリートのみとなっても、次へと繋がる建築となることを期待している。
施主は長年、高円寺に本社や店舗を持ち、アクションフィギュアやランニングバイク、アパレル、アクセサリーなど多種多様な商品の企画・販売を行う企業である。多様な商品の企画・販売を行う企業の拠点として、固定的で均質な空間ではなく、街に開かれ、将来の変化に応じる「はじまりの場」を用意した。