
SHARE 堀越優希による展覧会「質感の建築図」。建築家のドローイングの展示。スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案。主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行
- 日程
- 2026年7月21日(火)–8月30日(日)



堀越優希による展覧会「質感の建築図」です。
建築家のドローイングの展示です。建築家は、スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案しました。また、主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行しています。
会期は、2026年8月30日まで。会場は、CREATIVE HUB UENO “es”(Google Map)。入場費無料です。展覧会の公式ページはこちら。記事末尾には、中山英之による本展へのコメントも掲載します。
ある空間における質感の経験とは、視覚と記憶のなかの触覚が混ざり合い、時間の経過とともに立ち現れる複合的な感覚である。
「質感の建築図」は、建築とその背後に広がる地形との関係や、建築に内在する主観的な連続性など、スケールや領域を横断する見えないつながりを表現するために考案した図法である。
建築の経験は、気象や時刻、身体の状態、さらには過去の経験の違いによって絶えず変化する。抽象化された図面や、CGなどによる具象的な表現だけでは捉えきれない、主観と客観が混在する経験を、その複雑さを失うことなく描き出そうと試みてきた。
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堀越優希によるステートメント
ある空間における質感の経験とは、視覚と記憶のなかの触覚が混ざり合い、時間の経過とともに立ち現れる複合的な感覚である。
「質感の建築図」は、建築とその背後に広がる地形との関係や、建築に内在する主観的な連続性など、スケールや領域を横断する見えないつながりを表現するために考案した図法である。
建築の経験は、気象や時刻、身体の状態、さらには過去の経験の違いによって絶えず変化する。抽象化された図面や、CGなどによる具象的な表現だけでは捉えきれない、主観と客観が混在する経験を、その複雑さを失うことなく描き出そうと試みてきた。
こうした表現を通して、複雑な空間の事象を複雑なまま思考し、伝達する。その先に立ちあらわれる建築のあり方を探究している。
中山英之による本展へのコメント
脳内にある未分化な思考を瞬時に可視化してくれる、そして時に、そのそぎ落とされた線の内に長い設計の道のりを照らし続けてくれる。ハンドドローイングは私たち設計者にとって、きっとそんな存在です。
だから建築家のドローイングを見ることには時に、完成した建物を訪れることにも増して、その思考の本質を透視する快感と歓びがあるのでしょう。
堀越優希のそれを眺める時間は、このメディアが持っているそんな射程の遠さと広がりを改めて堪能する、きっと最良の機会であることを、できる限り大きな声で伝えたい。
視線は壁を透過し、目に見えない地中や、ひとつの視界に納まるはずのない景色や、流れる時間までもが、小さな静止画の中に一望できる。その構想がどんな思考世界のなかに存在しているのか、手に取るように分かる。
そして最も驚くべきは、それが私たち設計者にしか理解できないものではないこと。だからぜひ建築の専門家ではない家族や友人を誘って、堀越優希の建築ドローイングの世界を楽しんでください。
■展覧会概要
堀越優希個展「質感の建築図」
会場:CREATIVE HUB UENO “es” 東京都台東区上野7-1-1(上野駅浅草口付近)
会期:2026年7月21日(火)~8月30日(日)
休場:月曜定休(祝日の場合は翌日に振替)※8月10日(月)~17日(月)夏季休業
時間:11:00~19:00(最終入場18:45)
入場料:無料




