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ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインした家具の展覧会をレポート。カリモク家具と協業して家具6型を製品化し展示。会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成
ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインした家具の展覧会をレポート。カリモク家具と協業して家具6型を製品化し展示。会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成 photo©architecturephoto
ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインした家具の展覧会をレポート。カリモク家具と協業して家具6型を製品化し展示。会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成左からバースツール NF-BS02、ソファ NF-S01、ラウンジチェア NF-LC01 photo©architecturephoto
ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインした家具の展覧会をレポート。カリモク家具と協業して家具6型を製品化し展示。会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成ラウンジチェア NF-LC01 photo©architecturephoto

ノーマン・フォスターが、自身の為にデザインしたプライベート空間「Foster Retreat」の為にデザインした家具の展覧会「Norman Foster × Karimoku」をレポートします。
カリモク家具と協業して家具6型を製品化したものを展示する内容です。また、会場自体も現地の雰囲気を伝えるべくフォスター+パートナーズと共に構成されました。会場は、東京・港区のKarimoku Commons Tokyoの1階ギャラリースペース。会期は2022年10月21日(金)~12月9日(金)です。入場料は無料です。

「NF Collection」は、ノーマン・フォスターとカリモク家具との初のコラボレーションで、Karimoku Case Studyの新しいコレクションとして誕生しました。

ノーマン・フォスター夫妻のプライベート空間として作られた「Foster Retreat」のためにビスポークで作られた家具より6アイテムが、Karimoku Case Studyの新作として発表されます。この家具の骨格ともいえる木製フレームは、流れる様なラインがその優美さを生み出し、また柔らかな布張りとパッド使いのさりげない切り替えが特徴的です。

「Foster Retreat」では広々とした室内にて使用されており、木製フレームとテキスタイルの温かな表情がより一層映え、ゆとりを感じさせます。継ぎ目を感じさせない滑らかで有機的なデザインは、カリモク家具の最新鋭の技術とクラフトマンシップによって、精巧かつ丁寧に仕上げられています。

リリーステキストより
榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る
榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る photo©小川重雄
榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る photo©小川重雄
榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る photo©中山保寛

榊原節子建築研究所が設計した、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」です。
商店街の建物を改修する計画です。建築家は、街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案しました。また、“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る事も意図されました。

設計者のアトリエと居宅である。
事務所を開いて10年が過ぎた今、仕事と暮らしに境界を設けず、街の空気に身を置きながら、日々多くの人と交わることを望むようになった。そして駅からつづく下町の商店街に面した、築40年余りの鉄骨2階建の建物を改修することに至った。

建築家によるテキストより

改修とは、大雑把にいえば既存建物に“足し算”と“引き算”をほどこすことだ。一方で、数式のように一定の解がないのは、建物が辿った時間軸が、改修による一つひとつの行為に異なる変数として作用し、過去と未来が混ざりあう重層的な場がつくられるからではないか。

建築家によるテキストより

建物の調査を進め、過去の記憶を探るように内部の設えを取り除いていった。やがて鉄の骨格が現れたとき、新築時を彷彿させる力強さと、余分なものが削ぎ落とされた廃墟のような儚さの両方を感じた。この同一性こそが時間を経た建物がもつ魅了と感じ、元の躯体を覆うことなく現している。1階のアトリエは建設当時のままとし、2階居宅は必要最小限の設備機能を入れ子状に配することで、ひと続きの空間として構築した。

建築家によるテキストより
塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?」の会場写真。建築以前の“生活”に注目して企画。“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集。建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図
塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?」の会場写真。建築以前の“生活”に注目して企画。“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集。建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図エントランス photo©architecturephoto
塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?」の会場写真。建築以前の“生活”に注目して企画。“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集。建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図ギャラリー1全景 photo©architecturephoto
塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?」の会場写真。建築以前の“生活”に注目して企画。“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集。建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図右:茅葺普請 / 設計=塚本由晴、アリソン理恵、平尾しえな / 茅葺指導=相良育弥(くさかんむり) / 藁ぼっち制作指導=畑中亨 / 制作=平尾しえな 、大山亮 / 東京都 / 2022 photo©architecturephoto
塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?」の会場写真。建築以前の“生活”に注目して企画。“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集。建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図ギャラリー2全景 photo©architecturephoto

塚本由晴千葉学セン・クアン田根剛のキュレーションによる、TOTOギャラリー・間での建築展「How is Life?――地球と生きるためのデザイン」の会場写真です。
建築以前の“生活”に注目して企画されました。キュレーションチームは、“持続的成長ではなく成長なき繁栄”を主題とし日本と世界から注目すべき試みを収集しました。また、建築媒体が減少する中で展覧会の意味を再考し批評や議論を巻き起こす役割も意図されました。
会期は、2022年10月21日~2023年3月19日。要事前予約です。展覧会の公式サイトはこちら

How is Life?

産業革命以降手に入れた生産力を背景に、成長を是としてきた人類の活動は、プラネタリー・バウンダリー※1を超え、気候変動や南北格差をもたらし、声をあげることのできない生物や将来世代を搾取し続けている。その対応策として、成長の原動力となった産業や便利な暮らしを維持しつつ環境負荷を低減させる行動がSDGsとして推奨されているが、事態はより深刻で、持続的成長ではなく成長なき繁栄※2を本気で検討しなければならないところまで来ている。そのためには産業分野だけでなく、暮らし自体を見直し、その構成要素の一つ一つを、地球に負荷をかけない方向に転換していかなければならない。しかし、産業からサービスを買うことに慣れてしまった我々は、自らの手で衣食住やエネルギーを獲得するスキルをもたず、また産業社会的連関による包囲網はそこからの逸脱を容易には許さない。20世紀後半につくられた生産―消費―廃棄の想定を定着し続けてきた構築環境の中に暮らしていると、その想定を疑うことも容易ではない。そこで培われた自画像は、同じ想定に基づく構築環境や暮らしを再生産してしまう。その反復から抜け出して、成長なき繁栄を選ぶのならば、我々はどう生きるか? 建築が人々の暮らしをよりよくすることに奉仕するものであるならば、そうした包囲網を障壁として発見し、挑んでいくことから、建築的営為を始めるべきだろう。その時話し合いのテーブルにつくのは、今ここにいる自分達だけでなく、立場の弱い人、地球の別の場所にいる人、未来の人、そしてヒト以外の生物かもしれない。「How is Life?」という、彼ら、そして私達自身への問いかけを、建築展という形にする試みに、ご期待あれ。

TOTOギャラリー・間 企画展 How is Life? キュレーター
塚本由晴、千葉学、セン・クアン、田根剛

出典
※1 プラネタリー・バウンダリー Rockstrom, Johan, et al. “A safe operating space for humanity.” Nature, vol. 461, no. 7263, 24 Sept. 2009, pp. 472+.

※2 成長なき繁栄 Tim Jackson (2009). Prosperity without Growth. Earthcan. (ティム・ジャクソン 田沢恭子( 訳 ) (2012). 成長なき繁栄 ―地球生態系内での持続的繁栄のために― 一灯舎)

【ap job更新】 別荘をメインにリゾート建築を手掛ける「株式会社エムズ・アーキテクツ」が、チーフアーキテクト・アシスタントアーキテクト等を募集中
【ap job更新】 別荘をメインにリゾート建築を手掛ける「株式会社エムズ・アーキテクツ」が、チーフアーキテクト・アシスタントアーキテクト等を募集中
【ap job更新】 別荘をメインにリゾート建築を手掛ける「株式会社エムズ・アーキテクツ」が、チーフアーキテクト・アシスタントアーキテクト等を募集中H山荘@軽井沢

別荘をメインにリゾート建築を手掛ける「株式会社エムズ・アーキテクツ」の、チーフアーキテクト・アシスタントアーキテクト等募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

別荘をメインにリゾート建築を設計している意匠設計事務所です。
軽井沢が多いですが、他にも伊豆、八ヶ岳、仙台、石垣島等日本全国にリゾート建築を設計しております。
弊社の仕事はまず、リゾートとしての敷地の特性を読み取り、空間を構成し、素材を厳選、ディテールを検討します。
建築を通してリゾートにおけるライフスタイルをデザインします。

事務所はお台場にあるSOHOビルの10階にあり、海や夜景を一望できるので、イマジネーションを高めながら設計業務が出来ます。
リゾート建築をメインに設計する弊社のコンセプトに合った環境です。
事務所内の家具やインテリアも自分たちで設計し、働く環境を常に豊かにしたいと考えております。

質の高いクライアントと密度高くディスカッションを繰り返し、質の高い建築を創り上げていきます。
私達はクリエイティブなマインドを重要視します。
また、デザインを現実の形にする為の知識、テクニック、コミュニケーション能力、持続性も重要です。
実力さえつけば経験、年齢に関係なくチャンスをつくりたいと考えます。
同じ志しや目標をもつ方、今まで学んだ、経験した力を発揮して、エムズ・アーキテクツの建築を一緒に作っていきませんか?
意欲ある方からの応募をお待ちしております。

MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続
MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続 photo©Ossip van Duivenbode
MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」。70年代に竣工した都心型施設の再生計画。街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向。屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続 photo©Ossip van Duivenbode

MVRDVによる、フランスの商業施設の改修「リヨン・パール・デュー」です。
1970年代に竣工した都心型施設の再生計画です。建築家は、街並みから切り離された内向的な建物を、既存素材の再利用やプログラム変更で“再社会化”を志向しました。また、屋上庭園も新設し“街の一部として”分断された場を接続する事も意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳です

単なる外装直しではありません。MVRDV、都市型ショッピングセンターのリヨン・パール・デューのサステイナブルな改装を完了

MVRDVは、フランスのリヨンにある都市型ショッピングセンター「ラ・パール・デュー」の改築を完了しました。このプロジェクトは、1970年代に建てられたオリジナルの建物を改造し、ショッピングセンターを「再社会化」して、リヨンの中心街を変貌させました。既存の建物の素材のかなりの量を持続的に再利用しながら、内部のプログラムを変更し、スペースを増やし、余分な駐車場を置き換え、大きな窓を挿入し、特徴的な古いコンクリートのファサードをリフレッシュし、モニュメント的な階段で街につながる広大な屋上公園を追加しています。この大規模な変身により、かつてリヨンの活力を阻害していた建物は、活気ある市街地の魅力として新たな一歩を踏み出そうとしています。

自動車が都市計画を規定していた時代に設計されたラ・パール・デューは、ヨーロッパ最大級の都市型ショッピングセンターでありながら、周囲の街並みとのつながりが希薄で、内向的な怪物でした。この変更により、古い駐車場がなくなり、建物内のスペースが整理され、循環が合理化されました。また、新たな増築により、既存の13万㎡の賃貸面積に3万2,000㎡が追加されました。

劇的な変貌を遂げたにもかかわらず、デザインはビルの歴史を継承しています。オリジナルの特徴的なファサードを構成していたコンクリートパネルは、循環型経済の原則に沿って保存・再利用され、オリジナルの建物の印象的なビジュアル・アイデンティティを特徴づけていたインターロッキングの長方形のパターンが保持されています。
このコンクリートパネルは、以前はくすんだベージュ色でしたが、現在は爽やかな白色になっています。また、エントランスやその他の重要な場所にも、現代的なひねりを加えて再現されています。ファサードが「蒸発」して大きな窓が現れ、建物の開放感を高めるとともに、活性化したリヨン・パール・デューへの入り口を告げる物理的・象徴的なジェスチャーを生み出しています。

MVRDVの設立パートナーであるヴィニー・マースは言います。
「この新しいファサードを見て、人々が様々なことを思い浮かべる、これがその楽しみ方なのです」「それは布のレースで、端が焼け落ちたのかもしれないし、溶けた砂糖かもしれないし、溶け始めた雪の結晶かもしれません。これらの刺激的なイメージは、以前の建物の特徴であった重く、無愛想な塊とは全く対照的です。古い怪物が、気品ある偉大な女性に生まれ変わったのです」

もうひとつの大きな変化は、屋上に見られます。ショッピングセンターのメインエントランスの横には大階段があり、ビルの3面をつなぐ立体的な屋上庭園へとつながっています。レストランやカフェはもとより、緑地や快適な座席、子供用の遊び場もあり、この屋上とテラスは、街の中心であるパール・デュー駅をはじめ、これまで離れていた場所をつなぐ、まさに街の一部となっています。広大な敷地を横断するために、人々は建物を通り抜けたり乗り越えたりする複数のルートを取ることができるようになりました。ショッピングセンターは一種の公共の台地となり、人々が街の中で自分自身を方向付けることができる見晴らしの良い場所となります。

フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・大津市のオフィス「RW-Office」。駅直結のビルに計画。社員の交流促進と創造性育成の場との要望に、固有性ある部屋を回遊動線で繋いで移動の中で様々な体験が展開する空間を考案。色彩や質感に着目した素材の選択で現代性も演出
フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・大津市のオフィス「RW-Office」。駅直結のビルに計画。社員の交流促進と創造性育成の場との要望に、固有性ある部屋を回遊動線で繋いで移動の中で様々な体験が展開する空間を考案。色彩や質感に着目した素材の選択で現代性も演出 photo©山内紀人
フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・大津市のオフィス「RW-Office」。駅直結のビルに計画。社員の交流促進と創造性育成の場との要望に、固有性ある部屋を回遊動線で繋いで移動の中で様々な体験が展開する空間を考案。色彩や質感に着目した素材の選択で現代性も演出 photo©山内紀人
フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・大津市のオフィス「RW-Office」。駅直結のビルに計画。社員の交流促進と創造性育成の場との要望に、固有性ある部屋を回遊動線で繋いで移動の中で様々な体験が展開する空間を考案。色彩や質感に着目した素材の選択で現代性も演出 photo©山内紀人

フォルム・木村浩一建築研究所が設計した、滋賀・大津市のオフィス「RW-Office」です。
駅直結のビルに計画されました。建築家は、社員の交流促進と創造性育成の場との要望に、固有性ある部屋を回遊動線で繋いで移動の中で様々な体験が展開する空間を考案しました。また、色彩や質感に着目した素材の選択で現代性の演出も意図されました。

滋賀に本社を置くクラウド企業のオフィス移転プロジェクトである。

建築家によるテキストより

新しいオフイスは、JR大津駅と直結するテナントビルの1階に計画された。
クライアントから求められたのは、オフィスで過ごす時間が多い社員同士のコミユニケーションをより活性化させ、イノベーションを生み出すオフィスである。

そこで、多様化する働き方に対応するため、ワーキングスペースに加えて社内外の打ち合わせにも利用するラウンジスペース、コミュニケーションを活性化させるリラックススペース、ストレスを和らげるメディテーションスペースを設けた。

建築家によるテキストより

スペースは、クリエイティブな働き方を意識した回遊動線によって結ばれ、視線の抜けや天井・フロアに高低差をつけることで、各スペースに個性や変化を持たせた。スペース間の移動にともなって展開するシークエンス、ライム色に変換された風景、ネオンアートの幻想的な光の演出、開口部から差し込む自然光が、感性や創造性を刺激する。

建築家によるテキストより
小山光+KEY OPERATIONによる、東京の「新橋の路地裏ビル」。駅近の昭和の雰囲気が残る地域に計画。コロナ禍以降の飲食店の在り方を考慮し、常連客以外の入り易さも考慮した店内と路地が一体化する様な空間を設計。階段の正面配置で上階へのアクセス性も思案
小山光+KEY OPERATIONによる、東京の「新橋の路地裏ビル」。駅近の昭和の雰囲気が残る地域に計画。コロナ禍以降の飲食店の在り方を考慮し、常連客以外の入り易さも考慮した店内と路地が一体化する様な空間を設計。階段の正面配置で上階へのアクセス性も思案 photo©矢野紀行写真事務所
小山光+KEY OPERATIONによる、東京の「新橋の路地裏ビル」。駅近の昭和の雰囲気が残る地域に計画。コロナ禍以降の飲食店の在り方を考慮し、常連客以外の入り易さも考慮した店内と路地が一体化する様な空間を設計。階段の正面配置で上階へのアクセス性も思案 photo©矢野紀行写真事務所
小山光+KEY OPERATIONによる、東京の「新橋の路地裏ビル」。駅近の昭和の雰囲気が残る地域に計画。コロナ禍以降の飲食店の在り方を考慮し、常連客以外の入り易さも考慮した店内と路地が一体化する様な空間を設計。階段の正面配置で上階へのアクセス性も思案 photo©矢野紀行写真事務所

小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSが設計した、東京の「新橋の路地裏ビル」です。
駅近の昭和の雰囲気が残る地域に計画されました。建築家は、コロナ禍以降の飲食店の在り方を考慮し、常連客以外の入り易さも考慮した店内と路地が一体化する様な空間を設計しました。また、階段の正面配置で上階へのアクセス性も思案されました。

新橋駅から徒歩2分にある裏路地に面する飲食テナントビル。

建築家によるテキストより

敷地は烏森神社の参道のすぐ脇に伸びる路地に面している。この路地に面していた飲食店の多くは格子戸やすりガラスでなどで、中がうかがえない作りになっていて、常連でないと入りにくかった。既存の建物にも小料理屋が入っていたが、コロナ禍の影響もあり、お店は閉店し、小さな飲食テナントビルとして建て替えることになった。

建築家によるテキストより

コロナ禍の中で多くの飲食店は常連客だけが入れるクローズドな業態では営業が成り立たない。そこで飲食テナントを想定しているこのビルもなるべく前面の路地に対してガラス張りで、路地に対して面するファサードが敷地の奥の壁として、店内が路地と一体感をもてるようにしている。

1Fテナント区画は、ガラスの引き違い戸として、路地が店内まで拡張できるようにした。前面道路幅は2mほどしかないが、ファサードを開放すれば、通りが拡張して建物の奥行きも通りの一部として感じることができ、逆に内部からは通りを店の一部として感じ、通りと店舗が一体化できるように試みた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とプレス秘書を募集中
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【設計事務所名】の、【募集職種】募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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現在事務所スタッフは総勢11名で大小様々25のプロジェクトに取り組んでいます。
コロナ禍となり住み替えのニーズや開発機運の高まりから仕事量が増え、志を共にする方との出会いを期待しています。仕事のご依頼は多岐にわたります。

個人邸、集合住宅、保養所、複合飲食店、スキーロッヂ、キャンプ施設、大型商業施設などのの設計監理業務に加えて弊社の強みである造園・ランドスケープ案件の設計施工及びスタッフの強みを生かしたインテリアコーディネート業務や企画提案業務など幅広く執り行っております。

できれば社会経験を積まれた方の応募が望ましいですが、一定のセンス、気力、体力、やる気をあわせ持った若い方も是非ご応募ください。

【スタッフが志高く、楽しく働ける環境を作りたい】
・個人技能集団として、事務所のノウハウを広く社会に提供していくため、「みどり空間工作所」を新たに設立。より幅広い視点と広がりをもった設計事務所として活動しています。
・スタッフ一人一人の生活を第一義と考え、各々のライフステージにおいて働きやすい環境の提示を積極的に行っています。(子育支援、コロナ禍における働き方提案など)
・設計者たるものいいものを知らないといけません。そのためにスタッフの給与水準を高水準で維持したいと考えてます。番頭クラス 600〜800万、中堅 350〜550万。良い時期はボーナスを3ヶ月以上支給。
・年に少なくても1回は国内外での社員旅行を実施。スタッフに同じ景色を見てもらうように心がけています。

【代表者メッセージ】
これは自慢ですが、とても活躍されているデザイナーさんやお客さん、お付き合いしている工務店の社長さんに「古谷さんのところは雰囲気いいよね」「スタッフの方たちが素敵だよね」と言われる機会を多く頂戴しています。日中の大半の時間をともにする仲間ですから、良くも悪くも家族付きあいのようなかたちを意識しているからかもしれません。 面白いプロジェクトが多く、毎日が創造性に溢れていて、なんて恵まれているのかと思います。スタッフにも、大変ながらもこの楽しさを共有してほしいといつも思っています。

【ap job更新】 シーラカンスアンドアソシエイツが、東京と名古屋での 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書広報を募集中
【ap job更新】 シーラカンスアンドアソシエイツが、東京と名古屋での 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書広報を募集中
【ap job更新】 シーラカンスアンドアソシエイツが、東京と名古屋での 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書広報を募集中流山市立おおたかの森小中学校・おおたかの森センター・こども図書館 ©吉田誠

シーラカンスアンドアソシエイツの、東京と名古屋での 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と秘書広報募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社シーラカンスアンドアソシエイツにて、設計スタッフ・秘書広報スタッフを募集いたします。

■C+A(シーラカンスアンドアソシエイツ)について
1986年に小嶋一浩、伊藤恭行ら7人により「シーラカンス」を共同設立。宇野享(1995年~)、赤松佳珠子(2002年~)がパートナーとして加わり、1998年にC+A(シーラカンスアンドアソシエイツ)へ改称、2005年にCAt (C+A tokyo) とCAn (C+A nagoya)へ改組。大村真也(CAt / 2019年〜)、良知康晴(CAn / 2020年〜)がパートナーとして加わり、所属のアソシエイトと議論を交わしながら、それぞれ東京と名古屋を拠点に国内外で建築を発表しています。

■私たちが考えていることーVISIONー
私たちは「建築は”もの”ではなく”出来事”である」と考えています。
建築そのものは物質から成り立っていますが、そこには必ず人々のアクティビティ、風・光・音などの環境的ファクターや時間、その建築を成立させている構造的なちからも含め、多くの流れがあります。“もの”によって出来た建築が生み出す空間は、アクティビティを喚起するデバイスであり、その建築が生み出す”出来事”そのものを設計しているのです。設計とは、常にアクティビティの本質を問い、建築がどう働きかけることができるのかを考えることではないでしょうか。

■求める人材像
私たちの事務所は、常にさまざまな可能性を多角的に議論しながら検討をすすめていきます。新人もチーフもパートナーも関係なく、自分の考えを発言し、提案し、より良い案にしていく関係です。もちろん、経験値が必要な判断は経験者が行っていきますが、建築や空間、都市に対する考えや発想は常にフラットだと考えています。話すことが苦手な人は模型やスケッチでも構いません。私たちと一緒に新しい建築にチャレンジしたいと思える、やる気のある人を募集します。また、私たちの事務所はパートナーシップによる経営を行っています。将来的には、一人の建築家として事務所のパートナーになりたい、という方も大歓迎です。設計方法だけでなく、経営方針もスタッフに開かれた、常に更新し続けられる事務所でありたいと考えています。

齋藤隆太郎+福地和来 / DOGによる、東京・豊島区の「ID学園高等学校 池袋キャンパス」。駅前ビルの通信と通学を組合わせた高校。勉強への集中と交流の促進を目指して、教室と共用部に独自の関係性を作る1.8mスパンの“木製棚”を考案。生徒達の活動を“様々な解像度”で映し出す
齋藤隆太郎+福地和来 / DOGによる、東京・豊島区の「ID学園高等学校 池袋キャンパス」。駅前ビルの通信と通学を組合わせた高校。勉強への集中と交流の促進を目指して、教室と共用部に独自の関係性を作る1.8mスパンの“木製棚”を考案。生徒達の活動を“様々な解像度”で映し出す photo©中山保寛写真事務所
齋藤隆太郎+福地和来 / DOGによる、東京・豊島区の「ID学園高等学校 池袋キャンパス」。駅前ビルの通信と通学を組合わせた高校。勉強への集中と交流の促進を目指して、教室と共用部に独自の関係性を作る1.8mスパンの“木製棚”を考案。生徒達の活動を“様々な解像度”で映し出す photo©中山保寛写真事務所
齋藤隆太郎+福地和来 / DOGによる、東京・豊島区の「ID学園高等学校 池袋キャンパス」。駅前ビルの通信と通学を組合わせた高校。勉強への集中と交流の促進を目指して、教室と共用部に独自の関係性を作る1.8mスパンの“木製棚”を考案。生徒達の活動を“様々な解像度”で映し出す photo©中山保寛写真事務所

齋藤隆太郎+福地和来 / DOGが設計した、東京・豊島区の「ID学園高等学校 池袋キャンパス」です。
駅前ビルの通信と通学を組合わせた高校です。建築家は、勉強への集中と交流の促進を目指して、教室と共用部に独自の関係性を作る1.8mスパンの“木製棚”を考案しました。そして、生徒達の活動を“様々な解像度”で映し出すことも意図されました。施主の公式サイトはこちら

JR池袋駅西口の目前に建つ商業ビルに入る、高校のテナント改修工事です。

建築家によるテキストより

3つの異なる大きさの教室の他に、教職員スペースと生徒が自主的に使える共有スペースが配置されています。集中して勉強に打ち込める教室はもちろん、多様な交流を育む場所性も同時に求められ、見る(見ない)+見える(見えない)を両立する解像度を持つ棚で教室と共用部を区切りました。

建築家によるテキストより

棚としての機能に加え、よりピュアな解像度を表現するために、16mmのツインカーボが棚の軸力を受けることで、21mm木板がたわむことなく1,800mmの長スパンを実現しています。つまりそれは空間を区切る間仕切りであり、棚でありながら、生徒の活動を様々な解像度で映し出し、居場所を提供する装置となります。

建築家によるテキストより
BIGによる、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」。開発された新地区に計画。モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周囲に6棟の建物が緩やかにカーブする構成を考案。雨水を池に集め再利用する仕組みも導入
BIGによる、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」。開発された新地区に計画。モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周囲に6棟の建物が緩やかにカーブする構成を考案。雨水を池に集め再利用する仕組みも導入 photo©Rasmus Hjortshoej
BIGによる、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」。開発された新地区に計画。モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周囲に6棟の建物が緩やかにカーブする構成を考案。雨水を池に集め再利用する仕組みも導入 photo©Rasmus Hjortshoej
BIGによる、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」。開発された新地区に計画。モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周囲に6棟の建物が緩やかにカーブする構成を考案。雨水を池に集め再利用する仕組みも導入 photo©Rasmus Hjortshoej
BIGによる、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」。開発された新地区に計画。モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周囲に6棟の建物が緩やかにカーブする構成を考案。雨水を池に集め再利用する仕組みも導入 photo©Rasmus Hjortshoej

BIGが設計した、デンマーク・オーフスの集合住宅「Sneglehusene」です。
開発された新地区に計画されました。建築家は、モジュラーハウジングのコンセプトで構想され、コミュニティの中心となる池の周りに6棟の建物が緩やかにカーブする建築を考案しました。また、雨水を池に集め再利用する仕組みも導入されています。

こちらはリリーステキストの翻訳

オーフス郊外に完成したBIGの「Sneglehusene」は、その卓越した建築品質と建築環境への貢献が認められ、オーフス市から最高の栄誉を授与されました。このプロジェクトは、ナイ地区に93戸の新しい住宅をもたらし、控えめな材料でモジュラー構造を動員し、自然や都市生活に密接に関連した広々とした居住空間を作り出しています。

Sneglehuseneは、デンマーク第2の都市オーフスの北に開発された新しい地区、ナイの野心的なマスタープランにBIGが貢献したものです。この住宅プロジェクトは、オーフスを拠点とするデベロッパーTaekker Groupが2018年に開始し、新しい住宅プロジェクトの設計と建設についてBIGと施工者のCjグループに依頼したものです。

Sneglehuseneは、BIGとCjグループの2度目のコラボレーションです。デンマーク・コペンハーゲンの手頃な価格の「Dortheavej Residences」の成功に続き、チームはモジュラーハウジングのコンセプトをさらに進化させ、ナイ地区のために洗練されたデザインを実現する貴重な機会を得ました。同様に多孔質な壁として構想されました。池を中心に6棟の建物が緩やかにカーブし、緑の遊歩道が整備されています。1階から4階建ての建物は、50~150㎡の広さで、スタジオ、マルチベッドルーム、タウンハウスの3つのタイプに分かれています。

BIGのパートナーであるフィン・ノークヤールは、言います。
「建築家として、家を建てる事は通常一回性のものです。Sneglehuseneでは、以前のプロジェクトから住宅コンセプトを進化させる機会を得ると同時に、建物自体のアイデンティティを開発することもできました。モジュラーコンセプトを採用したことで、複雑な施工でありながら、シンプルさを保つことを可能にし、あらゆる経験によってコンセプトを改善することを許されました。建物が生命に満ちた家になったことを嬉しく思うとともに、ナイ地区のビジョンの実現に貢献できたことを大変誇りに思います」

Sneglehuseneは、2種類のモジュールを積み重ねたもので、これを繰り返すことで特徴的なチェッカー模様が生まれます。長い木の板が四方を覆い、モジュールを際立たせ、交互に配置することでパターンを強調しています。

それぞれ天井高2.5mと3.5mの2種類の住宅モジュールを積み重ねることで、ゆったりとした室内空間と床から天井までの窓、そして各戸に屋外テラスを設けています。

齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENの設計による、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」。旧日本軍の施設跡地の公園に計画。“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案。様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作る
齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENの設計による、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」。旧日本軍の施設跡地の公園に計画。“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案。様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作る photo©ナカサアンドパートナーズ 荒井章
齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENの設計による、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」。旧日本軍の施設跡地の公園に計画。“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案。様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作る photo©ナカサアンドパートナーズ 荒井章
齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENの設計による、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」。旧日本軍の施設跡地の公園に計画。“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案。様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作る photo©ナカサアンドパートナーズ 荒井章
齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENの設計による、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」。旧日本軍の施設跡地の公園に計画。“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案。様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作るこのモニュメントは日が暮れると平和の光を天に放つ「光台」となり、揺るぎない平和の軸を表出させます。 1000m を超える光は、遠く離れた場所でも見ることができ、日常生活の中でも平和の思いを感じることができます。 photo©ナカサアンドパートナーズ 荒井章

齋藤精一 / Panoramatiksの監修と高橋匠 / HAKUTENが設計した、神奈川・横須賀市のモニュメント「平和の軸」です。
旧日本軍の施設跡地の公園に計画されました。デザイナーは、“平和の象徴”を目指し、夜間に1000m超の光を放つ建築を考案されました。また、様々な要素は永遠を意味する円をモチーフとして市民の協力や敷地の情報を参照して作られました。

横須賀にある平和中央公園のリニューアルに伴い、平和の象徴であり、平和という思いを誰もが思い出すことができるモニュメントを設計した。

建築家によるテキストより

公園の歴史を紐解くと、戦争時に使われていた米ヶ濱砲台跡に造られた公園である。このモニュメントは日が暮れると平和の光を天に放つ「光台」となり、揺るぎない平和の軸を表出させる。

建築家によるテキストより

横須賀の風景には平和の軸が加わり、新しい風景として人々の生活を支えてゆく。
モニュメントの天井や中央の円柱には多くの円が施されている。円には古くから「無限、永遠」という意味があり、永続的な平和の願いを込めて市民の方々に描いて頂き、データに変換して取集したものを、レーザーで一つ一つ天井や円柱に刻んだ。刻んだ円の配置も公園の高台に吹く海風を使い、パターンを作成した。また、砲台跡のレンガに印字されていた桜の紋を3Dスキャナーで取り込み、コンクリートの土台のテクスチャーとして再現し、人々の平和への思いと土地の記憶をモニュメントに刻んでいった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 様々な宿泊施設を企画段階から手掛け、施主の課題に応える「有限会社イソダ設計」が、設計スタッフ(経験者)と業務委託パートナーを募集中
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様々な宿泊施設を企画段階から手掛け、施主の課題に応える有限会社イソダ設計の、設計スタッフ(経験者)と業務委託パートナー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

イソダ設計では、様々なタイプ・様々なスケールの宿泊施設を手掛けております。新規プロジェクトが進行中です。
計画の初期段階から即戦力として活躍してくださる設計スタッフを募集します。ご応募をお待ちしております。

【ABOUT】
私たちの事業内容
私たちは、これまでホテル・旅館といった宿泊施設の分野を中心に取り組んできました。魅力的な設計・デザインを実践するために、自然環境、眺望、風景などを読み込み、企画段階から市場性、収益性、事業経営などをスキームに合わせクライアントの要望や課題に最大限に応え提案します。

【MISSION】
私たちが目指すこと
“宿泊文化をお客様と共に創り、居心地のいい空間をひろげていく” 滞在そのものが旅の目的になるような、最高に心地良い空間づくりを目指しています。設計を通して関わるすべての人に感動や喜びを届けることが、私たちの仕事です。

【PERSONALITY】
求める人物像
コミュニケーション能力が高く、周囲と連携・協力して仕事に取り組める協調性のある方
何事にもプラス発想で、謙虚に向上しようとする意欲のある方
旅行好き、温泉好き、明るく楽しんで仕事に取り組むことのできる方

UID前田圭介・原浩二・山澤達義が審査する中国電力主催の建築アワード「エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集中。賞金総額は約135万円
UID前田圭介・原浩二・山澤達義が審査する中国電力主催の建築アワード「エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集中。賞金総額は約135万円

UID前田圭介・原浩二・山澤達義が審査する中国電力主催の建築アワード「エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集しています。賞金総額は約135万円です。応募締切は2022年11月30日(※当日消印有効)
新築住宅部門・リフォーム住宅部門は、応募用紙に「作品の平面図と完成写真・カラープリント等」を貼り付けることで提出が可能。学生部門は、A2用紙(横)片面1枚に「配置図、平面図、断面図、その他設計意図を自由に表現した図面にコンセプト(主旨)を添えて提出(学生部門は全国からの応募が可能)。【ap・ad】

募集テーマ:自然素材を活かしたサステナブルな住まい

■審査委員
前田圭介 (UID主宰、近畿大学工学部 教授)
原浩二  (原浩二建築設計事務所 所長、広島工業大学 非常勤講師)
山澤達義 (テレビ朝日系「渡辺篤史の建もの探訪」元番組プロデューサー)

■各賞について
最優秀賞(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金30万円(各1点)
優秀賞(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金15万円(各1点)
佳作(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金10万円(各1点)
審査委員特別賞 賞金5万円

最優秀賞(学生部門)賞金10万円
優秀賞(学生部門)賞金5万円
佳作(学生部門)賞金3万円
審査委員特別賞 賞金2万円

※審査委員特別賞については、入賞者なしとなる場合があります。

佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOO architectureによる、神奈川の「鎌倉の家」。坂の中腹の敷地。環境を活かす建築を目指し、海への視界が開く2階を生活の中心として特徴的な階段室を配置。上階と下階で対比的な断面と開口を考案して異なる質の空間を生み出す
佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOO architectureによる、神奈川の「鎌倉の家」。坂の中腹の敷地。環境を活かす建築を目指し、海への視界が開く2階を生活の中心として特徴的な階段室を配置。上階と下階で対比的な断面と開口を考案して異なる質の空間を生み出す photo©8d一級建築士事務所
佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOO architectureによる、神奈川の「鎌倉の家」。坂の中腹の敷地。環境を活かす建築を目指し、海への視界が開く2階を生活の中心として特徴的な階段室を配置。上階と下階で対比的な断面と開口を考案して異なる質の空間を生み出す photo©8d一級建築士事務所
佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOO architectureによる、神奈川の「鎌倉の家」。坂の中腹の敷地。環境を活かす建築を目指し、海への視界が開く2階を生活の中心として特徴的な階段室を配置。上階と下階で対比的な断面と開口を考案して異なる質の空間を生み出す photo©8d一級建築士事務所

佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOO architectureが設計した、神奈川・鎌倉市の「鎌倉の家」です。
坂の中腹の敷地に計画されました。建築家は、環境を活かす建築を目指し、海への視界が開く2階を生活の中心として特徴的な階段室を配置しました。また、上階と下階で対比的な断面と開口を考案して異なる質の空間を生み出す事も意図されました。

鎌倉の丘に立つ住宅の計画。若い夫婦と子供の3人家族のための住宅である。
江の島の海岸から山手へと続く坂道の中腹に位置し、敷地前面道路は急な坂道である。このような地形のため、3mほどフロアレベルを上げるだけで海の方面に視界が開けることから、生活の中心となる居間を2階、寝室を1階とした。

建築家によるテキストより

平面計画は非常にシンプルである。空と海と山へ、意識が外へと広がっていく2階はその風景に向かって素直にリビングを開くプランとした。その外へと向かう遠心力に対し、意識をつなぎとめるアンカーとして、特徴的なアール形状をもつ階段室を建物の中央に配置した。それに巻きつくように外周部に生活空間を連続的に配置した。
遠心力に抗うことのなくぬるっと連続するアール形状の階段室は、各領域での家族のふるまいに重なり与え、空間に有機的な連続性と奥行を与えている。

建築家によるテキストより

1階と2階を対比的な断面計画を行い、それぞれ階で対照的な自然と空間の対話を計画することで、限られた敷地の中でレンジの広い多様な質の空間を計画し、豊かな建築世界を構築した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 様々な用途を手掛け、特に子ども施設で高い評価を得る「相坂研介設計アトリエ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 様々な用途を手掛け、特に子ども施設で高い評価を得る「相坂研介設計アトリエ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 様々な用途を手掛け、特に子ども施設で高い評価を得る「相坂研介設計アトリエ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中東立石保育園(水害に備える地域の砦)

様々な用途を手掛け、特に子ども施設で高い評価を得る「相坂研介設計アトリエ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

相坂研介設計アトリエは、都心の皇居脇、麹町(半蔵門)にある設計事務所です。
新規受注のため、今年度も経験者および新卒を募集します。

相坂研介は安藤忠雄に師事後独立、大学でも教えつつ、公共自治体のコンペ開催支援など建築士の職能普及にも努めており「これからの建築士賞」を頂きました。

事務所は、近年特に子どもを対象にした複数の建築設計で多数の評価を頂いており、「あまねの杜保育園(新建築2016年5月号掲載)」は、「こども環境学会賞」「JIA環境建築賞」「Architecture Asia Award」など国内外多数の受賞に加え、NHKみんなのうた「パプリカ」のMV(https://youtu.be/ba0UDkwU4I0)にも使われたり、「てぞーろ保育園」はイタリアのdomus誌、「東立石保育園」はGA JAPAN 171に掲載されました(https://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_japan/gaj171.html)。

我々は、こうした幼保施設以外にも、集合住宅などの大規模施設(6000㎡)から、商業ビル・音楽学校(GA JAPAN 177掲載)などの中規模施設(3000㎡~1500㎡)、住宅などの小規模施設(300㎡~100㎡)、さらに家具や遊具まで設計し、公共コンペにも定期的に参加するなど、設計対象が何か一つの用途に偏ることなく、皆が毎年新しく幅広い経験を積む機会を確保し、所員全員が長く働ける意欲を常に保てるよう気を配っています。
BIM(ArchiCAD)を導入した、集合住宅のプロジェクトも開始します。

組織事務所でのご経験に個人住宅の経験を加えたり、アトリエ勤務での住宅実績に中規模ビルの経験を加えたり、セカンドキャリアに最適な環境ですので、将来の役員・パートナー昇格も可能な態勢にて、経験・資格保持者を特に求めています。

一方新卒予定の方には、そうした大小規模かつ多様なプロジェクトの企画・検討段階から実施設計、行政手続、現場監理、記録・広報、定期点検まで、全員が常に縦横に実践的な経験を短期間で得ることが出来るため、将来独立を考える新卒・未経験者の方にも相応しい、キャリアパスの第一歩も提供できます。

一昨年2フロアに拡張、男女別トイレも完備し、ピークをずらした出勤時間も含めゆったり作業できる環境を整えたため、ストレスなく建築設計に専念できます。
自身も育児中のため、復職希望の女性建築士など勤務形態のご相談にも応じます。

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