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高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」の会場写真。愛知淑徳大学で開催され、建築家と学生が協働して作り上げた展覧会。オンライン会場も同時公開
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」の会場写真。愛知淑徳大学で開催され、建築家と学生が協働して作り上げた展覧会。オンライン会場も同時公開 photo©ToLoLo studio
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」の会場写真。愛知淑徳大学で開催され、建築家と学生が協働して作り上げた展覧会。オンライン会場も同時公開 photo©ToLoLo studio
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」の会場写真。愛知淑徳大学で開催され、建築家と学生が協働して作り上げた展覧会。オンライン会場も同時公開 photo©ToLoLo studio

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」の会場写真。愛知淑徳大学で開催され、建築家と学生が協働して作り上げた展覧会です。また、3DVRでのオンライン会場も公開されています。会期は、2022年9月18日(日)まで。展覧会の公式ページはこちら

高野洋平+森田祥子/MARU。architectureによるマル・アーキテクチャ展「SESSIONS」を開催致します。

この展覧会は、日本を代表する建築家を愛知淑徳大学に招聘し、その建築家の作品や思想を反映した展覧会を、本学 建築・インテリアデザイン専攻の学生が建築家と協働して作り上げるものです。学部3年生を対象とした授業「デザインワークショップ」の受講生が会場計画・施工から運営まで行います。

日本を代表する建築家と学生とのコラボレーションを是非ご覧ください。

リリーステキストより
MADによる、中国の「アランヤ・クラウド・センター」。2023年の完全竣工を目指す複合施設。雲の形等を参照して構想され、コアからのキャンチで白いヴォリュームが“浮遊”する建築を実現。無柱空間は可動壁との組み合わせで多様な用途にも応える
MADによる、中国の「アランヤ・クラウド・センター」。2023年の完全竣工を目指す複合施設。雲の形等を参照して構想され、コアからのキャンチで白いヴォリュームが“浮遊”する建築を実現。無柱空間は可動壁との組み合わせで多様な用途にも応える photo courtesy of MAD
MADによる、中国の「アランヤ・クラウド・センター」。2023年の完全竣工を目指す複合施設。雲の形等を参照して構想され、コアからのキャンチで白いヴォリュームが“浮遊”する建築を実現。無柱空間は可動壁との組み合わせで多様な用途にも応える photo courtesy of MAD
MADによる、中国の「アランヤ・クラウド・センター」。2023年の完全竣工を目指す複合施設。雲の形等を参照して構想され、コアからのキャンチで白いヴォリュームが“浮遊”する建築を実現。無柱空間は可動壁との組み合わせで多様な用途にも応える photo©MAD

MADが設計した、中国の「アランヤ・クラウド・センター」です。
2023年の完全竣工を目指す複合施設です。建築家は、雲の形等を参照して構想して、コアからのキャンチで白いヴォリュームが“浮遊”する建築を実現しました。また、無柱空間は可動壁との組み合わせで多様な用途にも応える事が意図されています。

こちらは建築家によるリリーステキストの翻訳

MAD・アーキテクツ、アランヤの浮遊構造物「クラウド・センター」の最新工事内容を公開

マー・ヤンソン率いるMAD・アーキテクツは、中国北京の東160マイル、人口300万人以上の港湾都市、秦皇島市のアランヤ地域に「クラウド・センター」をほぼ完成させました。2,500平方メートル以上の敷地にグランドホール、ギャラリー、小劇場を含むこのセンターは、芸術の盛んな海辺の地域にとって待望のパブリックアートスペースとなり、外からはMADが「白い石庭」として構想した彫刻的風景の中心を示すことになるのです。

クラウド・センターは、より大きなコンテクストの構成要素となる特異性を持つ建築となるよう設計されています。反射する池、庭園、そして周囲の森によって、全体が馬岩松の構想した平和な夢の風景を形成しています。建築のメインボリュームにあるギャラリーは、雲の形や軽さにインスピレーションを受け、なだらかな風景の上に浮かんでいるように見えるよう設計されています。

この効果を可能にしたのは、構造的なオーバーハングをいくつも設け、それを内部空間のフレームとして外皮に埋め込んだことです。メインのトラスサスペンションと、サブのトラスサスペンションは、コアの鉄骨に溶接されており、大きいものでは30m近い長さがあります。

そうすることで、ギャラリーはほとんど無柱となり、構造的な支持手段を隠しつつ、さまざまな機能を発揮することができるのです。最適化されたカーテンウォールシステムとその複雑な曲線幾何学が、予想される建設費の下で、限られた量のダブルカーブガラスを外壁に埋め込み滑らかな仕上げを実現しています。

メインボリュームは、強化、ラミネート、レーザープリントされた白いガラスパネルのカーテンウォールで覆われ、周囲の日光、空、緑豊かな風景を映し出します。MADアーキテクツによってデザインされたこの建物は、都会の喧騒とは対照的な、静かなオアシスなのです。また、この建物は、光沢のあるパネルシステムにより、本物の雲のように、一日を通して空の色を取り込むことができます。

訪問者が、風の強い道からクラウド・センターの正面玄関に向かうと、大きな池があり、その上空にあるたくさんの雲と同じように、白い建造物の下半身が映して、反射する表面の見事な多重化を演出しているのです。

センターは海の近くに位置している為、海風による浸食を防ぐことが重要です。その為、出入り口と天窓を除き、主要な容積の大部分を占めるカーテンウォールの下に堅牢な防水・断熱層を開発しています。また、建物の外皮に水が滞留しないよう、ファサードパネルの間に集水・排水のための隙間を多数設けています。

【ap job更新】 平田晃久事務所で経験を積んだ高田彩実が率いる「ayami takada architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 平田晃久事務所で経験を積んだ高田彩実が率いる「ayami takada architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 平田晃久事務所で経験を積んだ高田彩実が率いる「ayami takada architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを募集中RIBAの共催する国際コンペでTOP30に選出された提案です。古代樹に寄り添い、共存しながら新しい風景を描く、木の枝葉のように地形の上に浮かぶボリュームでできた建築を、歴史や文化的価値、そこにしかない植物の魅力をいろんな角度から味わうことができるよう計画しました。

平田晃久事務所で経験を積んだ高田彩実が率いる「ayami takada architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

業務拡張に伴い、スタッフ・アルバイトを募集いたします。

ayami takada architects では、家具や住宅の設計から空間演出、公共施設、まちづくりなど、様々な種類とスケールの創作活動をオーバーラップさせるクリエイティブな環境を目指しています。海外の建築家や組織設計事務所、プログラムに応じて各種の専門家やデザイナーとも共同しながら、プロジェクトを進めるため幅広い価値観や視点で設計活動に向き合うことができます。

8年間務めた平田晃久建築設計事務所から独立し、まだ駆け出しの状況ですが、今までの経験を活かして、事務所の規模を広げながらチャレンジングな計画に挑戦していくつもりです。今参加していただければ、事務所のコアメンバーとしての役割を担っていただけると思います。

これから始まる公共ホールをランドスケープの視点でつくり替える改修計画では、プロポーザルから現場監理までを担当した「太田市美術館・図書館」の経験を活かし、コンテンツを掘り下げた新しい設計手法を導入したいと考えており、そのサポート業務をお願いいたします。少しでも興味のある方、事務所と一緒に成長していくことを希望される方、ぜひ一度ご連絡くださいませ。

ayami takada architectsの強み
+劇場のような非日常の体験と日常生活の共存により生まれる豊かさ
+身体表現や環境解析による動きを伴う空間の捉え方
+マーケティングの視点によるアイデアの創出とデザイン思考
+ランドスケープデザイン/インテリアデザインと建築の融合
+仮想空間のデザイン

篠﨑竜大+篠﨑千恵美 / LIGHTHOUSE設計による、長崎・壱岐島のシェアオフィス「ACB Living」。オフサイト研修も行う施設の一棟。“まちと共に成長する”建築を目指して、様々な機能を与えた小さなスケールの建物を街中に分散配置する方法を考案。本棟には屋外空間を最大化した周辺と緩やかに繋がる“広場”を配備
篠﨑竜大+篠﨑千恵美 / LIGHTHOUSE設計による、長崎・壱岐島のシェアオフィス「ACB Living」。オフサイト研修も行う施設の一棟。“まちと共に成長する”建築を目指して、様々な機能を与えた小さなスケールの建物を街中に分散配置する方法を考案。本棟には屋外空間を最大化した周辺と緩やかに繋がる“広場”を配備 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
篠﨑竜大+篠﨑千恵美 / LIGHTHOUSE設計による、長崎・壱岐島のシェアオフィス「ACB Living」。オフサイト研修も行う施設の一棟。“まちと共に成長する”建築を目指して、様々な機能を与えた小さなスケールの建物を街中に分散配置する方法を考案。本棟には屋外空間を最大化した周辺と緩やかに繋がる“広場”を配備 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
篠﨑竜大+篠﨑千恵美 / LIGHTHOUSE設計による、長崎・壱岐島のシェアオフィス「ACB Living」。オフサイト研修も行う施設の一棟。“まちと共に成長する”建築を目指して、様々な機能を与えた小さなスケールの建物を街中に分散配置する方法を考案。本棟には屋外空間を最大化した周辺と緩やかに繋がる“広場”を配備 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE

篠﨑竜大+篠﨑千恵美 / LIGHTHOUSE設計が設計した、長崎・壱岐島のシェアオフィス「ACB Living」です。
オフサイト研修も行う施設の一棟です。建築家は、“まちと共に成長する”建築を目指して、様々な機能を与えた小さなスケールの建物を街中に分散配置する方法を考案しました。そして、本棟には屋外空間を最大化した周辺と緩やかに繋がる“広場”を配備しています。施設の公式サイトはこちら

長崎県の離島壱岐島。
わたしたちの事務所がある芦辺浦という小さなまちに設けられたコワーキング利用・企業のオフサイト研修を提供するシェアオフィス「ACB Living」の計画である。

建築家によるテキストより

シェアオフィスの受付、コワーキングスペース、リモート用個室、研修室といった空間をまちの中に分散させることで、オフィス利用者はまちの中を自然と歩くことになる。その過程でまちの人との偶発的な出来事が起き、そこに⼀瞬のコミュニケーションが成立する。また、1つの建物として集約するより、分散することで小さなスケールの空間がまちに挿入または再生され、このまちのスケールにあった地元の人が身近に感じることができる空間となる。

建築家によるテキストより

小さな空間(空き家、空き地など)はまちにまだまだ残されており、1つの建物で完結しないシェアオフィスはこれから様々なかたちで拡張していくことを可能にし、この施設の成長が、長く放置された空き家や空き地の問題の解決の⼀助になっていくことも意図されている。

建築家によるテキストより
長坂大 / Megaによる、京都市の「庭の家」。週末を過ごす為の別邸。地域の庭園に囲まれた邸宅の“密集市街地における現代版”を目指し、内外に石を敷いた“庭の様な”1階と開口を絞った“庭の眺めを楽しむ”2階を考案。別世界の様に静かな時間が流れる空間を作る
長坂大 / Megaによる、京都市の「庭の家」。週末を過ごす為の別邸。地域の庭園に囲まれた邸宅の“密集市街地における現代版”を目指し、内外に石を敷いた“庭の様な”1階と開口を絞った“庭の眺めを楽しむ”2階を考案。別世界の様に静かな時間が流れる空間を作る photo©杉野圭
長坂大 / Megaによる、京都市の「庭の家」。週末を過ごす為の別邸。地域の庭園に囲まれた邸宅の“密集市街地における現代版”を目指し、内外に石を敷いた“庭の様な”1階と開口を絞った“庭の眺めを楽しむ”2階を考案。別世界の様に静かな時間が流れる空間を作る photo©杉野圭
長坂大 / Megaによる、京都市の「庭の家」。週末を過ごす為の別邸。地域の庭園に囲まれた邸宅の“密集市街地における現代版”を目指し、内外に石を敷いた“庭の様な”1階と開口を絞った“庭の眺めを楽しむ”2階を考案。別世界の様に静かな時間が流れる空間を作る photo©杉野圭

長坂大 / Megaが設計した、京都市の「庭の家」です。
週末を過ごす為の別邸です。建築家は、地域の庭園に囲まれた邸宅の“密集市街地における現代版”を目指し、内外に石を敷いた“庭の様な”1階と開口を絞った“庭の眺めを楽しむ”2階を考案しました。そして、別世界の様に静かな時間が流れる空間を作る事を意図しました。

これは関東に住む子育てを終えた世代の施主が、京都の史跡を訪れるだけでなく、ゆったりとした週末を過ごすためのセカンドハウスです。

建築家によるテキストより

京都には南禅寺界隈の別荘群のような、広々とした庭園に囲まれた邸宅がたくさんありますが、この計画はその密集市街地における現代版をつくる試みです。

建築家によるテキストより

この仕事は施主と相談しながら、自然の借景がある敷地を選ぶところから始めることができました。
控えめな佇まいで町に溶け込みながら、門を入ると、奥行きの深い敷地は別世界のように静かな時間が流れるセカンドハウスとして生まれ変わりました。

「庭の家」という名前は、家が「庭のようにつくられていること」と「庭の眺めを楽しむようにつくられていること」の両方を指しています。

建築家によるテキストより
加藤吉宏アトリエによる、岐阜・可児市の「岐阜医療科学大学 ラーニングスペース」。新設学部の生徒が勉強する為の空間。学びを触発させる空間を目指して、広さの異なる多目的利用可能な半個室を組合わせる構成を考案。現代の傾向を考慮し隠れた要望に応えて校舎内での学習を促す
加藤吉宏アトリエによる、岐阜・可児市の「岐阜医療科学大学 ラーニングスペース」。新設学部の生徒が勉強する為の空間。学びを触発させる空間を目指して、広さの異なる多目的利用可能な半個室を組合わせる構成を考案。現代の傾向を考慮し隠れた要望に応えて校舎内での学習を促す photo©ナカサ&パートナーズ
加藤吉宏アトリエによる、岐阜・可児市の「岐阜医療科学大学 ラーニングスペース」。新設学部の生徒が勉強する為の空間。学びを触発させる空間を目指して、広さの異なる多目的利用可能な半個室を組合わせる構成を考案。現代の傾向を考慮し隠れた要望に応えて校舎内での学習を促す photo©ナカサ&パートナーズ
加藤吉宏アトリエによる、岐阜・可児市の「岐阜医療科学大学 ラーニングスペース」。新設学部の生徒が勉強する為の空間。学びを触発させる空間を目指して、広さの異なる多目的利用可能な半個室を組合わせる構成を考案。現代の傾向を考慮し隠れた要望に応えて校舎内での学習を促す photo©ナカサ&パートナーズ

加藤吉宏アトリエが設計した、岐阜・可児市の「岐阜医療科学大学 可児キャンパス 薬学部 ラーニングスペース」です。
新設学部の生徒が勉強する為の空間です。建築家は、学びを触発させる空間を目指して、広さの異なる多目的利用可能な半個室を組合わせる構成を考案しました。そこには、現代の傾向を考慮し隠れた要望に応えて校舎内での学習を促す意図があります。

岐阜医療科学大学 可児キャンパス 薬学部棟は、岐阜県可児市虹ヶ丘の小高い丘に位置する。
今回の提案は、新たに薬学部が開講予定となる薬学部棟のラーニングスペースである。学生たちが多機能な利用ができる空間とする提案とした。

建築家によるテキストより

ここでの学びのスタイルは、四方がシナ合板によるパーテーションの個室型の空間である。
下足利用となり、一人用は900×2100mmのサイズにカウンターが付き余裕をもって寝転がれる空間で、その他のサイズは複数人用の1200×2100mmと1500×2100mmの全三タイプである。

建築家によるテキストより

多様性を発する場を自ら見つけ出す事は、学生にとって自身の学び方を触発させる空間である事は間違いないのである。このラーニングスペースが大学の中での学びの時間を長くし、学生自身がどの様に使い分け、新たな多様性を追求することができる空間となることを願うものである。

建築家によるテキストより
大西麻貴+百田有希 / o+hによる、山形市の児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」の完成見学会が開催。加えて、設計者や館長が参加する特別座談会もオンラインで公開
大西麻貴+百田有希 / o+hによる、山形市の児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」の完成見学会が開催。加えて、設計者や館長が参加する特別座談会もオンラインで公開外観写真
大西麻貴+百田有希 / o+hによる、山形市の児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」の完成見学会が開催。加えて、設計者や館長が参加する特別座談会もオンラインで公開特別座談会の登壇者

大西麻貴+百田有希 / o+hが設計した、山形市の児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」の完成見学会がシェルターの主催で開催されます。開催日は2022年10月11日(火)参加費は無料で、要事前申し込み(※締切は2022年10月4日)。
また、設計者や館長が参加する特別座談会もオンラインで公開されます(※特別座談会ご視聴のみのお申込みも可能)。参加の申込はこちらからどうぞ。【ap・ad】

山形市内にオープンしたシェルターインクルーシブプレイスコパル(山形市南部児童遊戯施設)の完成見学会を開催致します。

美しい山並みに呼応する雲のような屋根が特徴的な本施設は、「障がいの有無や、人種、言語、家庭環境に関わらず、多様な個性や背景を持った全ての子どもたちの遊びと学びの場」という基本方針を持つ、全国的にも事例の少ないインクルーシブ施設です。

この機会に是非ご覧下さい。

以下に、建物の写真も掲載します

相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計 photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計フレームディテール photo©小川重雄
相坂研介設計アトリエによる、東京・千代田区の「Building of Music」。音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビル。音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案。側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計7階、カフェコーナー photo©相坂研介設計アトリエ

相坂研介設計アトリエが設計した、東京・千代田区の「Building of Music」です。
音楽教室や楽器販売等を手掛ける企業のビルです。建築家は、音楽を表象する建築を求め、“スピーカー”を連想させ日射や視線等の制御も担うメッシュ膜のファサードを考案しました。また、側面の避難階段や設備配管等も楽器の一部に見立て設計されました。

音楽教室・楽器販売・倉庫・本社機能を含む複合商業ビル。
機能は各階バラバラながら音楽という共通点を持って音楽の街に建つ、音楽会社の自社ビルを表象する建築を考えました。

建築家によるテキストより

変形敷地と斜線制限に合わせて分解した複数のブロックや避難階段・バルコニーや設備配管などの必要機能を、様々な楽器の一部に見立てつつ、最大容積を確保しながら再統合。

建築家によるテキストより

特に正面ファサードは、中からは見えつつ外からは見えないメッシュ膜で覆い、風を通しながら各階異なる日射、視線、遮音、換気などの条件を制御するとともに、建物全体が街に音楽を発信するスピーカーのような記号性をまとわせました。

建築家によるテキストより
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」が、愛知淑徳大学で開催。学生が建築家と協働して作り上げる展覧会。o+hの大西麻貴と百田有希をゲストに迎えた講演会も企画
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」が、愛知淑徳大学で開催。学生が建築家と協働して作り上げる展覧会。o+hの大西麻貴と百田有希をゲストに迎えた講演会も企画
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」が、愛知淑徳大学で開催。学生が建築家と協働して作り上げる展覧会。o+hの大西麻貴と百田有希をゲストに迎えた講演会も企画松原市民松原図書館 photo©中村絵

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる建築展「SESSIONS」が、愛知淑徳大学で開催されます。学生が建築家と協働して作り上げる展覧会です。開館期間は2022年9月3日(土)~9月18日(日)入場無料です。また、o+hの大西麻貴と百田有希をゲストに迎えた講演会が2021年9月11日(日)に開催されます(こちらのフォームより要事前申し込み)。【ap・ad】

高野洋平+森田祥子/MARU。architectureによるマル・アーキテクチャ展「SESSIONS」を開催致します。

この展覧会は、日本を代表する建築家を愛知淑徳大学に招聘し、その建築家の作品や思想を反映した展覧会を、本学 建築・インテリアデザイン専攻の学生が建築家と協働して作り上げるものです。学部3年生を対象とした授業「デザインワークショップ」の受講生が会場計画・施工から運営まで行います。

日本を代表する建築家と学生とのコラボレーションを是非ご覧ください。

リリーステキストより

以下に、建築作品の写真と詳細な情報を掲載します。

トラフ建築設計事務所による、大阪市の「ぷらす鍼灸整骨院 西天満院」。幹線道路の交差点に接する敷地に計画。既存外装の一新と通行人の目を引く為に、企業を象徴するグラフィックを施した建物二層分の大看板を考案。内部では色分けと目線の操作で限られた空間のゾーニングを意図
トラフ建築設計事務所による、大阪市の「ぷらす鍼灸整骨院 西天満院」。幹線道路の交差点に接する敷地に計画。既存外装の一新と通行人の目を引く為に、企業を象徴するグラフィックを施した建物二層分の大看板を考案。内部では色分けと目線の操作で限られた空間のゾーニングを意図 photo©上原勇(サン・アド)
トラフ建築設計事務所による、大阪市の「ぷらす鍼灸整骨院 西天満院」。幹線道路の交差点に接する敷地に計画。既存外装の一新と通行人の目を引く為に、企業を象徴するグラフィックを施した建物二層分の大看板を考案。内部では色分けと目線の操作で限られた空間のゾーニングを意図 photo©上原勇(サン・アド)
トラフ建築設計事務所による、大阪市の「ぷらす鍼灸整骨院 西天満院」。幹線道路の交差点に接する敷地に計画。既存外装の一新と通行人の目を引く為に、企業を象徴するグラフィックを施した建物二層分の大看板を考案。内部では色分けと目線の操作で限られた空間のゾーニングを意図 photo©上原勇(サン・アド)

トラフ建築設計事務所が設計した、大阪市の「ぷらす鍼灸整骨院 西天満院」です。
幹線道路の交差点に接する敷地に計画されました。建築家は、既存外装の一新と通行人の目を引く為に、企業を象徴するグラフィックを施した建物二層分の大看板を考案しました。また、内部では色分けと目線の操作で限られた空間のゾーニングを意図しました。施主企業の公式サイトはこちら

東京、大阪を中心に展開する整骨院、ぷらす鍼灸整骨院がCIの刷新、リブランディングを行う中、大阪 西天満の新店の内外装計画を手掛けた。

建築家によるテキストより

幹線道路の交差点という立地から、ファサードにはグラフィックを施した既存建築二層分の大看板を掲げ、通りを行き来する人々の目を引く。外装のあらゆる面に情報が掲示されていた既存店舗の外装イメージを一新し、シンプルな発光看板とファサードのグラフィック、壁面に埋め込まれた内照式の看板にのみ情報を集約した。

建築家によるテキストより

間仕切り壁の無い空間に、上下の色分けと目線の違いによるゾーニングを施し、施術エリアと待合のエリアにおいても色による切り分けを行っている。立っている人と待合椅子に座っている人の目線はベージュに注がれ、施術を受けている人の目線は深緑色に落ちる。ベンチ、カウンター、ベッドなどの家具も深緑にすることで、ノイズを減らし空間に統一性をもたらす。

建築家によるテキストより
小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能
小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能2階 しきりの部屋 photo©JUMPEI SUZUKI
小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能3階 縁側の部屋 photo©JUMPEI SUZUKI
小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能4階 続き間の部屋 photo©JUMPEI SUZUKI

小滝健司+高藤万葉 / TOAStが設計した、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画 HOTEL RE:ONcE Shibuya」です。
事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に変更する計画です。建築家は、旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案しました。また、コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能しています。運営企業による施設の紹介ページはこちら

この建物は渋谷の商業地域と松濤の住居地域の間に位置する。
渋谷の繁華街から歩いていける距離に位置しながら、松濤の閑静な住宅街の雰囲気も感じることのできる場所である。5階建て事務所ビルの3層分を1部屋毎にホテルへコンバージョンし、都内の中心部に最小のホテルを挿入する試みである。

建築家によるテキストより

2019年当時は、インバウンドの増加やシェアリングエコノミーの普及により、定型化した「ホテル」に対し、「民泊」に代表されるその場所で生活そのものを体験することへの需要が増えつつあった。

そこで通常の客室に見られるような寝室を中心とした室の構成ではなく、利用者が集まり多様な活動を行うことのできる「広間」のような場所を中心とした客室とした。

建築家によるテキストより

この「広間」は利用者が大人数で集まることのできる広さをもつことから、予約の空いている時間帯に宿泊だけでない利用が可能になっている。その一部屋辺りの広さを生かし、客室を「寝泊り」という意味における宿泊だけでなく、滞在中の生活の一部として、様々な活動、体験を行うための居場所として捉え直すような計画を行った。

建築家によるテキストより
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求 photo©Munetaka Onodera
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求 photo©Masao Nishikawa
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求 photo©Munetaka Onodera

中村篤史 / Kraft Architectsが設計した、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」です。
元銀行の建物を転用しました。建築家は、本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案しました。そして、社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求しました。施設の公式サイトはこちら

「旅の体験を引立てる簡素な宿」をコンセプトに、ゲストのcup of tea(それぞれの好み)な旅と時間を提供するホテルを目指しました。
このホテルは観光客が多く足を運ぶ古い町並みと市街地とのちょうど境界の位置にあります。もともと銀行だった建物をグループでの素泊に特化したホテルとして、1階全面を宿泊者や地域に開かれたラウンジ、上階を客室とし地域資源を生かした内外装でリノベーションしています。

建築家によるテキストより

従来の史実を辿る観光とも共存しながら、飛騨高山が次の100年後の文化に続く生きた地域の価値の起点を作る、未来を育む文化を生成する拠点としてのホテルのあり方を追求しました。

建築家によるテキストより


モダニズムが均質化した地域の固有性を次代に向け再構築するために建築に何が可能かを思考し、それらを構成する最小単位を近距離内にすでにある物事で再構築することから着手しました。土着であるバナキュラーを最短距離で実現可能なスケールへと細分化したものを「ミクロバナキュラー」と呼び、経済や法律を始めとする社会システムの大きな枠組みにうまく入り込み、環境や社会の循環の中から構築できる新しい建築の姿を目指しました。その建築行為を「あるものを生かす」とし、豊富に有している森と共に生きる文化に接続することで、最短距離での循環を空間に落とし込みました。

建築家によるテキストより
美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催。建築学生コンペ「AYDA2022」の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベント
美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催。建築学生コンペ「AYDA2022」の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベント

美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催されます。建築学生コンペティション「AYDA2022の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベントです。開催日時は2021年9月11日(日)17:00~18:30です。参加費無料。こちらのページでの要事前申込制です。【ap・ad】

日本ペイントグループが主催する建築コンペ「Asia Young Designers Awards 2022」が
今年も審査員とデザイナーを招いたスペシャルトークセッションを開催します。

今年のテーマは、『空間のイマジナリーライン』

気鋭の美術家 田村友一郎さんを審査員長に迎え、
建築家 藤原徹平さん、中山英之さんには今年も審査員として
参画していただいています。
今回のスペシャルトークセッションは、審査員3名に、
ビジュアルデザインに携わってくださっている
デザイナー古平正義氏も加わった豪華なメンバーでテーマについて熱くトークいただきます。
コンペにチャレンジしたい皆さん、テーマについてのヒントを得られるチャンスです。
ぜひご参加ください。

【ゲスト】
美術家 田村友一郎氏
建築家 藤原徹平氏
建築家 中山英之氏
デザイナー 古平正義氏

【スケジュール】
17:00~18:00 トークセッション
18:00~18:30 質疑応答(引き続き残っていただける方は質疑応答タイムにご参加ください)

以下に、今年のテーマ「空間のイマジナリーライン」についてのステートメントも掲載します。

子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る南側前面道路から建物を見る。ジョリパットとタイルの外壁が交互に繰り返すことで街に表情を作る。 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る東側外観。ジョリパットとタイルの外壁が交互に繰り返し、庇が水平ラインを強調するファサードを作る。 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る301号室LDK。外観の雁行している形状がわかる。 photo©淺川敏

子浦中 / シオ建築設計事務所が設計した、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」です。
建物が入れ替わり始めた木密地域に計画されました。建築家は、収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減しました。また、雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る事も意図されました。

たくさんの集合住宅がある東京には、昭和から残る木造密集地がまだあり、古くからの人が住んでいる。これらは道路幅員2m程度の場所に、古い木造住宅と少し傾いた古いブロック塀が建っており薄暗く少し怖い。今回、このような木造密集地でありながら少しずつ建物が入れ替わり始めた環境に、賃貸用の集合住宅を作る計画である。

建築家によるテキストより

集合住宅は、収益性から最大ヴォリュームを求められるが木造密集地には大きく、威圧感がある。これらを解消するために外観は、前面道路から建物をセットバックをすること、建物が大きく見えないようにヴォリュームを大きく二つに分節すること、3Fの外壁面をセットバックすることとした。

建築家によるテキストより

その上で平面を雁行させることで、ファサード面のタイルと左官の仕上が交互に繰り返し、ブロック塀が道路境界ギリギリまで迫る街に表情と変化を与える。建物がセットバックすることで太陽光が入るようになり、薄暗い街が明るくなる。

建築家によるテキストより
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る photo©児玉晴希
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る photo©児玉晴希
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る photo©児玉晴希

菊嶋かおり+永澤一輝 / knofが設計した、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」です。
コロナ禍で計画されました。建築家は、在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向しました。具体的には、“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る事が意図されました。店舗の公式サイトはこちら

浅草と押上の中間に位置する本所吾妻橋、駅前の大通りに面した雑居ビルの2階にあるカフェの計画。

建築家によるテキストより

まさにコロナ禍の、「ステイホーム」が叫ばれる状況下において、それでもカフェをつくる意味とは何なのかをクライアントと共に掘り下げた。「かりそめにでも集合して、ひねもす個を過ごす」をコンセプトに、それぞれの過ごし方が尊重されながらも、見ず知らずの他人と時間や空間、過程を共有する喜びを感じられる場所を目指した。
そのような場所を実現する手立てとして、「共有すること」と「ばらばらであること」という二義性をテーマにデザインを検討した。

建築家によるテキストより

具体的には下記である。

・異なる性格を持つ複数の客席エリア
・求心性をもちながらも1つのテーブルの上で様々なアクティビティを許容する大きなテーブル
・店を強くシンボライズしながら天候や時間によって表情を変える可動アートスクリーン
・照度を落とした店内で、目が慣れるに従ってさまざまな色やテクスチャが見えてくるようなマテリアルスキーム

これらにより座る席や天候・時間によって個々の経験が不均一になるように計らいながら、それらの集積によって「PENITENT」という店の一体的な空気感が醸成されることを企図した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」が、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託を募集中
【ap job更新】 自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」が、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託を募集中
【ap job更新】 自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」が、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託を募集中20世紀半ばよりアメリカ西海岸で起きたムーブメント“ミッドセンチュリースタイル”を、弊社独自の鉄骨システムを用いて現代的に解釈しリマスター。フラットな建築ボリュームを高床式鋼管杭で浮遊させ、延長したスラブ(土台)で抜群のプロポーションを形成する新しいデザイン手法。

自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」の、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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<LDK inc.について>
LDK inc.は、プロジェクトの企画・設計・施工・プロモーションに至るまでのトータルデザインを行う企業です。

また、約20年に渡って自社開発を続けている軽量鉄骨造のシステム工法を、部材のデザイン、構造設計、鉄骨製造、ロジスティック、鉄骨施工に至るまで、一連のラインを独自で構築している新しいカタチのメーカーであり、設計事務所&ビルダーでもあります。

現在、東京築地のヘッドオフィスにVC本部機能を置き、全国のパートナービルダー(約40社)と共に住宅、別荘、社屋、店鋪、集合住宅、ガレージハウスなど幅広い用途の建築を手掛けています。

コロナ禍に関わらず事業は拡大中で、他方から案件やコラボプロジェクトの問い合わせを頂いており、近鉄不動産株式会社様とは高架下にて賃貸ガレージハウスプロジェクトをアライアンス展開中です。

また、ベトナム・ホーチミンには現地法人を有しており、数社の提携工場と一緒にLGSパネルを製造するなど、オリジナルの構造部材や建材の開発から、設計、施工、加盟VCネットワークの管理、リゾートといった開発行為まで、21世紀型の“建築ビジネス”を独自に開発して実践し、マネタイズする“建築業の新しいカタチ”だと、自負しております。

この弊社の構築した一連の素材が持つ可能性を私達とともに日本全国へ、そして数年後にはアジア諸国へ向けて広げていきたい。そんな大きなビジョンを目標に掲げておりますので、単なる設計業務だけでなく、弊社と一緒にビジネスモデルを開発したいというメンバーを募集致します。

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