architecture archive

吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」
吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」 photo©宮本啓介
吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」 photo©宮本啓介

吉田昌弘 / KAMITOPENが設計した、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」です。店舗のウェブサイトはこちら

馬嶋屋菓子道具店は、神田万世橋にあった馬嶋喜三郎商店(日本最古の菓子道具専門店)から、現社長の祖父である吉田三郎が屋号を引き継ぎ昭和26年に創業した。
現在は浅草本願寺のすぐそば、浅草通りからかっぱ橋道具街に入り徒歩3分ほどの場所に店舗を構え、菓子道具の専門店として和洋中問わず様々が商品が取り揃えられている。

また、馬嶋屋で木型を彫って60年以上の木型職人(大河原仁氏 2019年逝去)が彫る「木型」は全国のお菓子屋さんからも絶大な人気を誇り、多くの人に笑顔を届けてきました。

そこで、馬嶋屋菓子道具店では、「お菓子の型」によって人々に喜んで頂くという意味を込めて「喜型」をテーマに設計した。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/3/30-4/5]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/3/30-4/5]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/3/30-4/5)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー
  2. 日建設計が「感染症対策と建築デザイン」というページを公開
  3. 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「帝塚山の家」
  4. nendoによる、東京の住宅「階段の家」
  5. 石上純也と田根剛が2018年に非公開で行った対談の内容が、2年の歳月を経て10+1websiteで公開
  6. BIGのNY事務所に勤務する日本人建築家が、事務所のシャットダウン後の働き方などを綴っているテキスト「建築事務所のいろいろ_乗り越える」
  7. 齋藤隆太郎 / DOG+井手駿 / 日建ハウジングシステムによる、神奈川・中郡の住宅「8.5ハウス」
  8. 齋藤隆太郎+小島佑樹 / DOGによる、埼玉の「川越の新減築住宅」
  9. 『新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して/「換気」に関するQ&A』(日本建築学会)
  10. 長坂常 / スキーマ建築計画による、京都・中京区の店舗「ブルーボトルコーヒー京都六角カフェ」
  11. 広島の「(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等」設計プロポの結果と提案書が公開
  12. 【特集:“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生】橋本健史によるレビュー「建築家をつくる本」
  13. 森本建築事務所 / 森本雅史+森本景二+森本昭博による、三重・伊賀市の、事務所兼用住居「伊賀上野のオフィス」
  14. nendoによる、巨大な階段が建物を貫く、東京の二世帯住宅「階段の家」の写真など
  15. 高池葉子による、自作の 床と光の家を参照しつつ‟床”について綴った論考「建築における床の意味と意匠」
  16. 小室舞 / KOMPASによる、東京の住宅の改修「SETAGAYA HOUSE RENOVATION」の写真
  17. 意匠法が改正され建築物・内装の意匠が保護対象になることを受けて、特許庁が公開したPDF資料「意匠登録出願の基礎(建築物・内装)」
  18. 青木淳が、都電荒川線の停留場のベンチを設計してその過程を紹介する連載の第3回目「モックアップでの検証」
  19. スペインの建築雑誌『エル・クロッキー』が、コロナウイルスでの自宅待機の為にデジタル版3冊を無料公開
  20. 武田清明建築設計事務所による、東京・世田谷区の住宅「5つの小さな擁壁」の写真

レンゾ・ピアノに、新型コロナウイルスによるフランスでの外出制限状態の生活の様子を聞いているインタビュー

レンゾ・ピアノに、新型コロナウイルスによるフランスでの外出制限状態の生活の様子を聞いているインタビューが、corriere.itに掲載されています。イタリア語でのインタビューですが、DeepL翻訳のサイトなどで日本語に変換して読むことができます。
※当初イタリアでのと紹介していましたが、フランスの誤りでした。大変失礼いたしました。

domusが、建築とデザインが根底にある映画の名作を10作品セレクトして紹介

domusが、建築とデザインが根底にある映画の名作を10作品セレクトして紹介しています。リンク先に各映画のサムネイル画像と解説テキストが掲載されています。

住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー
住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー

住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を豊富な図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』がamazonで予約受付中です。佐藤はレミングハウス(中村好文主宰)出身の建築家。ここでは書籍の中身をプレビューします。発売は2020年5月1日を予定。【ap・ad】

【推薦の言葉】
ゆったりとして、端正で、決して崩れない。
友人でありライバルでもある佐藤重徳の建築を見続けてきた。
常に手で考えている。それが確かな仕事につながるのだろう。

伊礼智(建築家)

若手設計者やこれから設計者を目指す人に贈りたい。
住宅設計のすべてが詰まった設計図集。

若手設計者やこれから設計を志す人の「設計がうまくなりたい、いい建築をつくりたい」という目標は、いつの時代も共通しているものです。住宅設計の基本を習得するためには、30坪程度の小さな家から考えてみることが近道といわれています。
この本は著者が手がけた30坪前後の木造住宅を対象に、平面図や矩計図、枠図、外部・内部枠詳細、階段詳細や台所詳細などの図面を通して、寸法の決め方や納まりの工夫など住宅設計の手法を解き明かしている本です。判型は迫力のあるA4判、製本は180度フラットに開くオープンバック製。

リリーステキストより

この本は、これまでに設計した木造住宅から4軒を選び、オリジナル図面をもとに、新たに描き起こした図面集です。設計の源となるテキストやスケッチ、手摺などの感覚にかかわる原寸図面なども掲載されており、一冊を通して僕の設計の考え方を伝えられるものになりました。
自分で考え描いた一本一本の線が、図面となり、建築となる。そのリアリティを感じ取っていただけたらと思います。

著者・佐藤重徳からのメッセージ

以下、中身のプレビューです。

ギャラリーエークワッドでの建築展「マギーズセンターの建築と庭」が開催延期に伴い、会場の様子の動画を公開

ギャラリーエークワッドでの建築展「マギーズセンターの建築と庭」が開催延期に伴い、会場の様子の動画を公開しています。マギーズセンターは癌患者のケアを目的とした施設で、その施設の設計を様々な建築家が手掛けていることでも知られています。こちらはアーキテクチャーフォトのアーカイブを「マギーズセンター」で検索した結果です。

マギーズセンターは、がんで亡くなったマギー・K・ジェンクスの願いからつくられた施設です。この施設は、訪れた人が安心して自らが抱える不安を話すうちに本来の自分の力を取り戻し、生きる喜びをみつけることができます。
有名建築家が多く理念に賛同したマギーズの建築は、庭もコンセプトを担うとても重要な役割を持っています。本展はマギーの理念を通して建築空間と庭の関係性を考えます。空間が、がんに影響を受けた人の心にどのような効果をもたらすことが出来るのか、建築デザインの可能性を探ります

【ap job更新】 川久保智康建築設計事務所が、新規スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 川久保智康建築設計事務所が、新規スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 川久保智康建築設計事務所が、新規スタッフ・アルバイトを募集中

川久保智康建築設計事務所の、新規スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

川久保智康建築設計事務所では、新規スタッフ・アルバイトの募集をします。

弊社では、住宅・店舗・オフィス・保育施設・リゾートホテル等の設計及び監理の業務を行っています。業務の半分が住宅、別荘、集合住宅などの住居関連、残り半分は商業・保育施設など事業系のプロジェクトです。守備範囲を限定せず、機会が有れば様々なプロジェクトに挑んでいこうと考えています。

代表の川久保は磯崎新アトリエに約10年在籍し、幾つかのプロジェクトを担当しました。独立後も様々な建築に携わり、「蔵前の小さな家」ではグッドデザイン賞2017、「にしはらのながや」では住まいの環境アワード2013やグッドデザイン賞2012を受賞しています。

建築やデザインが好きで、いっしょにモノづくりをしていける熱意のある方を募集します。小さな事務所ですので、提案段階での設計プロセスから現場監理に至る実務について、担当して頂くなかで自然に経験を積む事が出来ます。単なる作図や作業に留まらず、個人個人のアイディアを共有してプロジェクトを進めていますので、積極的に関わって頂く事で、自身のスキルアップと多様な実績を積んで頂けると思います。

私達の事務所はスタッフとアルバイトを含めて現在5名で、幾つかのプロジェクトを進めています。もう少しだけ関わって頂ける方を増やしたいので、あと数名の追加の募集を行います。

コールハースらによる、田舎をテーマに行われた展覧会 Countryside, The Futureの関連書籍『Koolhaas: Countryside, a Report』

OMAのレム・コールハースらによる、田舎をテーマに行われた展覧会 Countryside, The Futureの関連書籍『Koolhaas: Countryside, a Report』がamazonで予約受付中です。上記のリンク先で中身の画像を12枚閲覧できます。

アーティストでデザイナーのアダム・ナサニエル・ファーマンによる、東京・永田町の、パステルカラーを大胆に使用しつつも調和を感じる住戸「Nagatacho」の写真

アーティストでデザイナーのアダム・ナサニエル・ファーマン(Adam Nathaniel Furman)のウェブサイトに、東京・永田町の、パステルカラーを大胆に使用しつつも調和を感じる住戸「Nagatacho」の写真が51枚掲載されています。その他の建築プロジェクトも色遣いが印象的です。

こちらは本人がインスタグラムに投稿した同建築の写真。

A palette of pastel colours, natural and artificial materials, and an open and interconnected layout with gathering at its heart, combine to create a voluptuous interior world of perfectly poised, gentle deviance.

A combination of contemporary techniques and traditional craftmanship are used throughout, with wooden details and cabinetry made by hand by skilled carpenters, and the marquetry doors being fabricated using laser cutting technology.

Materials are celebrated for their sensuality, and their effect on the imagination, rather than their origins, so translucent plastic artificial marbles sit next to the highest quality hand-finished spruce, which is in turn next to the highest quality hand-made porcelain handles, which in turn are next to beautifully glossy nylon fixtures, hand-made carpet next to vinyl, and exquisite textured wallpaper next to semi-matte plastic wall finishes.

The Nagatacho apartment is an experiment in the euphoric connoisseurship of colour, texture, material and form in the theatre of the quotidian, a space that elevates the client’s daily rituals and communal activities into a space of continuously seductive aesthetic delectation.

タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所が2017年に改修を手掛けた、山口の「防府の住居と事務所」の写真など

タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所が2017年に改修を手掛けた、山口の「防府の住居と事務所」の写真と図面が34枚archdailyに掲載されています。島田のサイトには既存建物の写真も2枚掲載されています。

ホリゾンタル・デザインによる、中国・上海郊外の、既存建物の外壁等を一部残して建てられた文化博物館「Zhang Yan Cultural Museum」の写真など

ホリゾンタル・デザイン(Horizontal Design)による、中国・上海郊外の、既存建物の外壁等を一部残して建てられた文化博物館「Zhang Yan Cultural Museum」の写真と図面が40枚、archdailyに掲載されています。

福島県「双葉駅西側地区災害公営住宅等」設計プロポの結果と提案書が公開

福島県「双葉駅西側地区災害公営住宅等」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
最優秀提案者は、ブルースタジオパシフィックコンサルタンツ設計共同体、次点者は、飯田善彦鈴木弘人杜設計共同体でした。

標記プロポーザルの審査結果について、審査等の手続きが終了しましたので、次のとおり公表します。

審査結果

1 最優秀提案者
  ブルースタジオ・パシフィックコンサルタンツ設計共同体(東京都)
  (代表者)株式会社ブルースタジオ 代表取締役 大地山 博 

2 次点者
  飯田善彦・鈴木弘人・杜設計共同体(神奈川県)
  (代表者)株式会社飯田善彦建築工房 代表取締役 飯田 善彦

最終候補者6組の提案書のPDFはこちら。

その他のプロポーザル参加者の提案書も匿名で、こちらのページで公開されています。

審査講評のPDFはこちら。

広島の「(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等」設計プロポの結果と提案書が公開

広島の「(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
契約候補者に、香山あい設計共同が、次点候補者にシーラカンスアンドアソシエイツが選定されています。

(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等建設工事に伴う設計業務の委託業者選定にあたり、第二次審査を実施した結果、次のとおり契約候補者及び次点候補者を決定しましたのでお知らせします。

提案事業者から提出された技術提案書及びプレゼンテーションを基に、(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等建設工事設計者選定委員会で審査、採点を行いました。

選定結果
契約候補者 : 香山・あい設計共同体 【得点 83.83点/100点】
次点候補者 : 株式会社 シーラカンスアンドアソシエイツ 【得点 82.83点/100点】

こちらは各者の提案書のPDFです。
(一次審査を通過していたのは、NSP設計、遠藤克彦建築研究所・アトリエコJV、香山壽夫建築研究所・あい設計JV、シーラカンスアンドアソシエイツ、内藤建築事務所、村田相互設計の6者でした。)

審査講評のPDFはこちら

青木淳が、都電荒川線の停留場のベンチを設計してその過程を紹介する連載の第3回目「モックアップでの検証」

青木淳が、都電荒川線の停留場のベンチを設計してその過程を紹介する連載の第3回目「モックアップでの検証」が公開されています。青木が第二回で模型で検証していたベンチのモックアップ写真等が紹介されています。

藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「帝塚山の家」
藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「帝塚山の家」 photo©矢野紀行

藤原・室 建築設計事務所が設計した、大阪の住宅「帝塚山の家」です。

クライアントは敷地探しの段階から弊社にお越しいただきました。
いくつかの候補地を一緒に回り、最終的に間口3.74m奥行16.31mの細長い形状のこの敷地に決められました。

計画にあたって、ご要望の一つに、写真や絵本、置物などを飾る場所を希望されました。 一方で敷地は比較的小さく、必要な居室をコンパクトにまとめなければいけない上、 複数階になるため階段スペースも必要となります。
また、住宅密集地のため外の景色もあまり望めません。

そこで、上記の問題を一挙に解決する方法として、棚にも、居場所にもなり、家の中の景色にもなる「棚階段」というものを検討しました。

建築家によるテキストより
ケネス・フランプトンによる、2020年4月に公開講座として収録された、コルビュジエに関する講義の動画

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。