スティーブン・ホールへの中国の動画メディア・一条によるインタビュー動画が公開されています。2011年に完成した中国の「南京美術建築博物館」に様子とホールへのインタビューを中心に代表作品の写真も紹介されています。美術館の写真はこちらでも閲覧可能です。
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堀部安嗣の新しい書籍『住まいの基本を考える』がamazonで予約受付中です。発売は2019年4月25日を予定。
著者初の本格住宅論!
情緒と機能性――。
自然や伝統に調和するかたち。 省エネルギーを実現しながら冬暖かく、夏涼しい室内環境。
独りでいても寂しくなく、家族といても窮屈でない広さ。
心身のさまざまな状態に呼応する生活動線。気候風土や人々の記憶を読み解き、住宅の基本性能を丁寧に考えることで得られる豊かな情感。
病めるときも、健やかなるときも、私たちをあたたかく包み込み、前向きな生へと導いてくれる大らかさ。
住宅建築の名手が今あらためて、情緒と機能性をあわせもつ、普遍的な住まい〈ベーシック・ハウス〉とは何かを考えた。
その思考と実践の跡を近作8軒の写真や手描き図面とともにつづる。目次
1 進化した巣の姿
2 小さな家の魅力
3 〝パッシブ〟な家の魅力
4 本当の財産とは
5 住宅の寿命
6 懐かしい未来に向けて私の設計した家
里山に暮らす 里山住宅博 ヴァンガードハウス
古都に暮らす 鎌倉大町の家 *住まい手インタビュー
集まって暮らす 八雲の家 *住まい手インタビュー
郊外に暮らす 秦野の家
大地に暮らす 北杜の家
山に暮らす 池川の家
都市に暮らす 中野のマンション
町に暮らす 河内永和の家 *住まい手インタビュー住まいは食や衣と同じく、人の心身に大きく作用するとても重要なものです。また風土や環境 や地域の文化と密接につながっていなければならないものだと思います。
住まいの基本を見つめることは、身体や環境に負担がかからず、長年の風雪に耐えてなおも生き残ってきたものの価値を見出し、評価することにつながります。また住まいは住む人の人生に決定的な影響を与えるものなので、噓や誤魔化しがあってはいけないこともわかります。過去から未来につながる時間の中で、現実を丁寧に調整したり修復したりして、徐々に住まいのあり方を変えてゆく必要性も見えてきます。
この本に示した私の考えや作品は、あくまでも近年の私自身の試行錯誤の結果であり、一般解、標準解を目的にしたものではありません。一人一人が住まいという樹木の太い根幹を考え、それぞれの地域、環境、暮らしの中に豊かで多様な枝葉が茂ってゆく一つのきっかけになる本になればと願っています。
――はじめにより抜粋
青木茂建築工房が改修を手掛けた、福岡の飲食店舗・共同住宅「上川端ビル」です。
観光客で賑わう川端商店街に面した本建物は好立地にも関わらず老朽化のため、1階の1店舗以外は使用されておらず、廃墟となっていた。
建物南側に流れる博多川では毎年「6月博多座大歌舞伎船乗り込み」などのイベントが開催されており、この場所はメディアでもその風景が取り上げられる「博多の顔」の一つでもあった。
本計画は、廃墟となったビルを再生させることによって、ビル単体の価値向上だけでなく、商店街や博多川などの周辺地域の活性化や景観形成に貢献する計画とした。
■既存建物資料の有無
確認済証:なし(ただし、台帳記載有り、昭和40年2月15日第特10451号)
検査済証:なし
既存図:なし
構造計算書:なし
備考:建築基準法第20条、第52条の2等に関して既存不適格
藤原・室 建築設計事務所が設計した、大阪・豊中市の住宅「豊中の家」です。
敷地は大阪北部の住宅地にあります。
敷地周辺は住宅ばかりで特に際立った景色はありません。
また、住宅が隣接することから、如何にしてプライバシーを保つかも大きな課題でした。そこで、この家では窓など大きな開口部を設けず、 外部に対して閉じることで得られる空間の豊かさを追求することとしました。
建物は1つの大きな塊を3つの箱に分割したような形状とし、
それぞれの箱の隙間を開口部とし、通風や採光、視線の抜けに用いました。
開口部が小さいからこそ、ふと見上げた時に見える空や近隣の街並みが印象的に映ります。 また、そこから差し込む光は非常に印象的で、日の光が時間の経過とともに刻々と移り行く様を 改めて気付かせる装置にもなっています。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/4/1-4/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、佐藤信 / 青木茂建築工房による、大分の、住宅の改修「だぶるすきんの家」
2、隈研吾の東大退職に合わせて行われる「隈研吾教授最終連続講義 – 工業化社会の後にくるもの」の概要が公開
3、青木茂建築工房が改修を手掛けた、岡山の「真庭市立中央図書館」
4、二俣公一 / ケース・リアルの基本設計・デザイン監修による、福岡のテナントビル「DAIMYO509」
5、真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、東京・杉並区の「高円寺の集合住宅」
6、大堀伸 / ジェネラルデザインによる、岡山・倉敷の「上富井の住宅」
7、阿曽芙実建築設計事務所が改修を手掛けた、奈良の「子ども映画食堂」
9、隈研吾が、新潟・三条市の「図書館等複合施設」設計プロポで特定者に
10、佐藤オオキのnendoとonndoがデザイン監修した、東京・代官山のオンワードHDの複合ビルの動画
11、山本堀・URリンケージ設計共同体による、福島の、南相馬市小高区復興拠点施設「小高交流センター」
12、建築のプロ対象の周辺領域を学びスキルアップを目的とした「創造系不動産スクール」が受講生を、地方創生の手法を現地で学ぶ「いすみラーニングセンター」が参加者を募集中
13、OMAが設計している、オランダ・ロッテルダムのサッカーチーム・フェイエノールトのスタジアムの画像
14、スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattori+甲斐貴大 / studio archēによる、東京・渋谷区の店舗「Yummy Sake Collective」
15、トラフによる、東京・千代田区のフィットネスジム「BODY DIRECTOR 平河町店」の写真
16、ジョン・ポーソンによる、オーストリア・キッツビュールの住宅「Kitzbühel House」の写真
17、松島潤平が池袋の店舗を手掛けていることでも知られる、チョコレートブランド・minimalの代表が執筆したテキスト『店舗は「物を売る場所」から「世界観を体感する場所」へ』
19、スノヘッタが計画している、上海の、地上から屋上までが巨大な階段で連続するオペラハウスの画像
20、ジャン・ヌーベルの設計で完成した「カタール国立博物館」の内外の様子を伝える動画
隈研吾の東京大学退職に合わせて行われる「隈研吾教授最終連続講義 – 工業化社会の後にくるもの」の概要が公開されています。
2020年3月に東京大学教授を退職する隈研吾の最終連続講義「工業化社会の後にくるもの」を2019年4月より合計10回開催します。
各界の第一線で活躍するゲストとともに、隈研吾がこれからの建築のあり方を議論します。
各講義の聴講には事前にウェブサイトよりオンライン予約(先着順)が必要となっております。
講義のオンライン予約については、上部メニューの「Reservation」より予約フォームにお進みください。
講義の一覧は、上部メニューの「List of Sessions」に掲載しております。
その他の情報については「Updates」にて掲載いたします。
スノヘッタが計画している、上海の、地上から屋上までが巨大な階段で連続するオペラハウスの画像が6枚、dezeenに掲載されています。
以下はCG動画です。
大堀伸 / ジェネラルデザインによる、岡山・倉敷の「上富井の住宅」です。
これまでに何度も増改築が繰り返されてきた、おおよそ築150年の日本家屋の改築である。私の家族が所有するこの建物は、長い間住み手も無く放置されて老朽化が激しく進行していた。比較的残っていた近隣の古い日本家屋も次第にその姿を消し、どこにでもあるような地方都市の風景に変わってゆくなかで、その流れに抗いながら古い建物を頑なに昔の姿に再生するということではなく、時間の経過を意識しながらも、新しく柔軟な使い方ができる住宅を生み出せないだろうかと考えた。
トラフのウェブサイトに、東京・千代田区のフィットネスジム「BODY DIRECTOR 平河町店」の写真が12枚掲載されています。
15年以上に渡り、独自のメソッドで取り組んできたプライベートジムBODY DIRECTORの内装計画。 千代田区平河町に新築された THE KITANO HOTEL TOKYO の地下1階に位置する60m2に満たない場所を、効率的に使いながらも、ゆったりと落ち着いて利用できる空間が求められた。
間口6m、奥行9.8mの空間を2つに割り、半分をフィットネススタジオ、もう半分に諸機能の個室を集め、内装の雰囲気も対照的なゾーニングとした。
縦長のフィットネススタジオの壁2面には、体育館でも使われる吸音性を持つ木毛セメント板を配し、カラーのパターンを描きながら、スタジオ内に躍動感を生み出す。
対角の2面は、高さ2.5mの鏡で覆い、トレーニング中の姿を映しながら、空間に広がりを加えている。トレーニング備品は、ベンチなどの家具と共に壁面の開口に埋め込み、スペースを確保した。
スタジオにはリノリウム、受付や個室には、温かみあるナラ材のヘリンボーンや、サイザル麻を敷き、自然素材の床が、空間に異なる趣を与えている。フィットネスジムという躍動的なイメージと高級ホテルに相応しいホスピタリティを融合させる、両義的な空間を目指した。
ジャン・ヌーベルの設計で完成した「カタール国立博物館」の内外の様子を伝える動画です。フランスのニュースメディアがyoutubeの公式アカウントで公開したものです。
アーティストのクリストが、パリの凱旋門を梱包するインスタレーションの計画を公開したそうです。実施されるのは2020年4月6日~19日だそう。リンク先にドローイングの画像が7枚掲載されています。近年も意欲的に活動を続けており、2018年にはドラム缶7000個を池に浮かべるプロジェクトを、2016年にはイタリアの湖に巨大な桟橋を架けるプロジェクトを実現しています。
christo will wrap the arc de triomphe in paris with recyclable silvery blue fabric https://t.co/Rvkjty7sH2 pic.twitter.com/5CWBVtNqST
— designboom (@designboom) 2019年4月3日
青木茂建築工房が改修を手掛けた、岡山の「真庭市立中央図書館」です。
地域の資産であるRC造3階建ての旧耐震建物をRC増設壁や鉄骨ブレースにより耐震補強し、堅牢で長寿命なスケルトンとし、市産材を活用したCLT(非耐力壁)や木ルーバーを使用した柔らかな木質インフィルで木材につつまれた図書空間を実現した。
既存スラブに穴を穿ち、薄暗い室内空間に光や上階との繋がりを持たせた。穿たれた穴によって、均一な既存空間に明るさや広がりのムラを持たせることによって、多様な場をつくった。書架やカウンター、テーブルなどの家具は市産材の台形集成材を使用し、木の肌触りを体感できる施設としている。
ジョン・ポーソンのウェブサイトに、オーストリア・キッツビュールの住宅「Kitzbühel House」の写真が10枚掲載されています。