
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSが設計した「PAPER PAVILION」です。
期間限定のアートパヴィリオンとして設計され使用されたのち、現在はコペンハーゲンのミュージアム・クンストハルシャルロッテンボルグに移設されレセプションとして使用されているそうです。
本プロジェクトは3日間だけ行われる「CHART ART FAIR」という北欧最大のアートイベントの為のパビリオンの提案である。従来のイベント用のパビリオンは短期間で役目を終えるものの、数ヶ月、数年でも耐えうる強度をもった建築が提案されてきた。しかし私たちはこのような短期間のイベントに対し、3日間だけ耐え得る「適切な建築強度の設定 (Appropriate durability)」を新たなサステイナブルデザインの在り方として提案している。
その視点からデザインされたPaper Pavilionは、これまで一般的に建築素材として使用されてこなかった紙という素材を建築素材として再考する実験的作品となっている。













