元木大輔 / Daisuke motogi Design And Architectureが設計した、東京・西麻布のプライベートラウンジ「Dappled House 4F / Private Room」です。
だいたい、家を設計するときには多くの条件が突きつけられる。とりわけ住宅に限った話ではないけど、特に住宅は生活によりそうものだし、金額的にも時間的にも生活の大きなウェイトをしめてしまうので、設計には多くの条件がつきものだ。このプロジェクトはセカンドルームというか、ラウンジというか、住宅的な機能は満たしてはいるものの常時生活が営まれるわけではなく、とにかく、クライアントから提示された条件はとても少なかった。「気の合う仲間とワインを楽しみたい」と「テーブルは無垢材が良い」くらいだ。