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【ap job更新】 人と環境に配慮した建築と場づくりをおこなう「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフを募集中(特に環境建築に興味のある方)
【ap job更新】 人と環境に配慮した建築と場づくりをおこなう「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフを募集中(特に環境建築に興味のある方)
【ap job更新】 人と環境に配慮した建築と場づくりをおこなう「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフを募集中(特に環境建築に興味のある方)神山町集合住宅第1期

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

人と環境に配慮した建築と場づくりをおこなう「ビオフォルム環境デザイン室」の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ビオフォルム環境デザイン室では、設計スタッフを募集しています。

私たちは、これまで、パーマカルチャーなどのデザイン手法、考え方を一つの下敷きにしながら、環境や地域との関係性を大切にした設計活動をしてきました。人と環境に配慮した持続可能な建築、場づくりを通じて、これからの社会に必要な価値作りを目指しています。

その表現の形として、風土に根ざした伝統的なつくり方を大事にしながら、現代の技術をも組み合わせた建築をテーマに、設計活動をしています。

これまで住宅設計を中心に40軒ほど、各種施設(共同住宅、宿泊施設、商業施設、保育園など)20軒あまりの設計に取り組んできました。いずれも環境配慮型やコミュニティを大事にした建築です。

今現在では、東京近郊および四国、東北方面にて、
・住宅の設計監理が6件
・木造の集合住宅プロジェクトが2件
・20世帯規模の「食べられる庭、福祉施設、小商いが出来る住環境」を
テーマにした場づくりの計画
・環境に配慮した宿泊施設の計画
・商業施設(木造を検討中)が3件
などが進行中です。

例えば、住宅のうち一つは、昨年度の気候風土適応型住宅の先導事業の対象として、伝統的な木組みの住まい+竹小舞土壁+現代の環境制御技術を組み合わせた住まいづくりに挑戦しており、もうひとつは、同様に伝統的な家づくりを下敷きにしながら農的な暮らしと現代の環境技術を組み合わせたモデルハウスの設計を宮城にて進行中です。

商業施設としては、東北の復興に絡めて、地域の食材を使った施設づくり、地域のエネルギーセンター施設づくりなどの計画が進行しています。

こうして弊社のテーマ性に沿った業務が拡大している状況の中で、このような業務に関心と熱意を持って取り組んでいただける新たな仲間を募集いたします。

佐々木翔 / INTERMEDIAによる、長崎・諫早市の建設会社の新社屋「基壇地形の改修」
佐々木翔 / INTERMEDIAによる、長崎・諫早市の建設会社の新社屋「基壇地形の改修」 photo©Kai Nakamura

佐々木翔 / INTERMEDIAが設計した、長崎・諫早市の建設会社の新社屋「基壇地形の改修」です。

敷地は長崎県諫早市。県内の主要幹線道路の一つである国道57号線(1日の交通量約25,000台)に面し、Jリーグチームの本拠地スタジアムが近接しており、市民だけでなく周辺地域の県民も頻繁に往来する場所である。視認性も高い。そのような場所に建設会社の新社屋を依頼された。

その交通量の多さや視認性の高さから、オフィススペースだけでなく不動産の窓口や注文住宅の商談スペース、または住まいにまつわるショップやカフェ等への展開可能性を持たせていきたい、という施主の要望はとても自然なことのように思えた。つまり、開かれたパブリックスペースとオフィスのプライバシー性が同居するプログラムとなっていった。

最も注目を集めたトピックス [期間:2019/3/18-3/24]
最も注目を集めたトピックス [期間:2019/3/18-3/24]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/3/18-3/24)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、JIA優秀建築賞2018年を受賞した、浅井裕雄+吉田澄代 / 裕建築計画による、既存鉄骨工場に木造の空間を挿入した「工場に家」の写真

2、ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜の「出窓の家」

3、ディーラー・スコフィディオ+レンフロ勤務経験をもつ津川恵理が、神戸三宮駅前広場設計コンペで最優秀賞に

4、SANAA出身の小野寺匠吾が、日本とヨーロッパのアワードでの審査される経験を通して感じたことを綴ったテキスト『Tokyo Apartment」を「時間軸」と読み替える』

5、小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、中国・上海市の店舗「in the PARK」

6、吉岡徳仁による「東京2020オリンピック聖火リレートーチ」の写真と動画

7、吉本考臣建築設計事務所による、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催

8、小野寺匠吾建築設計事務所による、東京の、集合住宅の1戸改修プロジェクト「光と風が通る家 / House of Wind and Light」

9、守本悠一郎 / eauによる、1枚の平面を組み立てることで完成する椅子「スカーフチェア」

10、東京理科大・建築学科で2015年から行われている、様々な建築関係者が登壇するレクチャーシリーズ「AFTER HOURS」のアーカイブサイトが公開

11、スノヘッタによる、ノルウェーの海岸にある、沈んだような外観と海中を眺められる食事スペースが特徴的なレストラン「Under」の写真

12、吉岡徳仁による「東京2020オリンピック聖火リレートーチ」

13、川久保玲が2019年のイサム・ノグチ賞を受賞して、それについて語ったコメント

14、駒田剛司+駒田由香 / 駒田建築設計事務所による、埼玉・川口市の集合住宅「蕨の集合住宅-Tristar-」の内覧会が開催

15、ヴァレリオ・オルジアティが2007年に完成させた、スイスの「バーディルのアトリエ」をスイス国営放送が特集した連載動画(日本語字幕付)

16、末光弘和+末光陽子 / SUEP.による、山梨・北杜市の「清里のグラスハウス」のマイクロドローンで撮影した動画

17、建築領域のテクノロジー分野に精通する人物が集まり、未来にあるべき教科書の形を議論したシンポの内容「建築情報学の教科書をつくろう」

18、大室佑介アトリエ / atelier Ichikuによる、三重・鈴鹿市のうどん店「Raum-011」の写真

19、スイスの建築家マルセル・メイリさんが亡くなりました

20、砂山太一と浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

スノヘッタによる、ノルウェーの海岸にある、沈んだような外観と海中を眺められる食事スペースが特徴的なレストラン「Under」の写真

スノヘッタが設計した、ノルウェーの海岸にある、沈んだような外観と海中を眺められる食事スペースが特徴的なレストラン「Under」の写真と図面が38枚、archdailyに掲載されています。お店の公式サイトはこちら

【ap job 更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、新卒スタッフ・経験者スタッフを募集中
【ap job 更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、新卒スタッフ・経験者スタッフを募集中
【ap job 更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、新卒スタッフ・経験者スタッフを募集中A giant house in Oiso / photo: Takumi Ota

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

+ft+ / 髙濱史子建築設計事務所の、新卒スタッフ・経験者スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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+ft+/髙濱史子建築設計事務所は、Herzog & de Meuronやクリスチャン・ケレツなどスイスの設計事務所勤務を経て、髙濱史子が2012年に設立した事務所です。

+ft+では店舗、オフィス、住宅の新築・リノベーション、会場構成、家具やインスタレーションなど
国内外の様々な用途と規模のプロジェクトに取り組んでいます。
+ft+が探求しているのは、形態によって生まれる空気感であり、時間であり、ストーリーです。
その場所が我々の提案により纏うことになる新しい空気感に意識的になりたいと考えています。

我々は立場や経験にとらわれず、フラットでオープンな作業環境の中で、
チームとして各プロジェクトのポテンシャルを最大限に引き出していく働き方を目指しています。敷地やクライアントと同様に、チーム構成も一期一会と捉え、毎回それぞれのコラボレーションでしか生まれない空間の形態や質に興味があります。

新卒の方は、設計の思考を鍛えながら、基本計画から竣工まで一連の実務経験ができる事務所です。
また、経験者の方についてはパートタイムや、プロジェクト契約などフレキシブルな働き方にも対応致します。

楽しむ力、コミュニケーションを取る力を持った、
一緒にものづくりをしていくことのできる方の応募をお待ちしております。

能作淳平による、東京の「鷺宮の住宅」の写真
能作淳平による、東京の「鷺宮の住宅」の写真 photo©remgoto

能作淳平による、東京の「鷺宮の住宅」の写真がnoteに掲載されています

能作淳平が設計した、東京の「鷺宮の住宅」の写真が5枚、noteに掲載されています。既存住宅の改修作品です。

栗田祥弘による、東京・日野市の「特別養護老人ホーム 花子」の写真
栗田祥弘による、東京・日野市の「特別養護老人ホーム 花子」の写真 photo©remgoto

栗田祥弘が設計した、東京・日野市の「特別養護老人ホーム 花子」の写真がnoteに掲載されています

栗田祥弘が設計した、東京・日野市の「特別養護老人ホーム 花子」の写真が5枚、noteに掲載されています。

ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜の「出窓の家」
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜の「出窓の家」 photo©阿野太一
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜の「出窓の家」 photo©阿野太一

ツバメアーキテクツが設計した、神奈川・横浜の「出窓の家」です。

一つの家族のために作られた在来軸組の住宅のエレメントを、拡大したり、歪ませたり、ズラしたり、「変形」することで、よりたくさんの人々が関わりを持てるような空間にできないか考えた。

ここでは、一階は不定期で、ミニシアターやミニコンサート、スタジオ利用、お料理教室などとして使うことが希望され、プライベートな多目的スペースとした。二階はシェアハウスとして使うこととなった。

一階に元々あった浅い出窓を撤去し、人が10人程度乗れるように大袈裟に構造補強を施した雛壇状の奥行きの深い出窓に作り替えてシアターのようなかたちに変えた。

また、軸組はグレーに塗りつぶし、住宅としての在来軸組のイメージを消し、スタジオとしての雰囲気を作ろうとした。入り口は、元々の玄関と出窓の陰に隠れるような位置に作っており、私設シアターなので、普段はカモフラージュされている。

スイスの建築家マルセル・メイリさんが亡くなりました 吉本考臣建築設計事務所による、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催
吉本考臣建築設計事務所による、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催 image courtesy of 吉本考臣建築設計事務所

 
吉本考臣建築設計事務所による、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催されます

吉本考臣建築設計事務所が設計した、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催されます。開催日は2019年3月23日・24日。詳細はリンク先でどうぞ。

吉本考臣建築設計事務所で設計監理を進めて参りました「加須の家」がまもなく竣工を迎えます。
お施主様のご厚意により内覧会を開催させて頂くこととなりました。みなさまご多忙のこととはと存じますが、ご高覧いただければ幸いです。お待ち申し上げております。

開催日時
2019年 3 / 23(土) 11:00~17:00
2019年 3 / 24(日) 11:00~17:00

計画概要
* 用途:専用住宅   
* 構造:木造
* 規模:地上3階 
* 敷地面積:154.16㎡  建築面積:56.57㎡ 延床面積:96.73㎡
* 設計監理:吉本考臣建築設計事務所 吉本 考臣・谷浦 脩斗
* 構造:CSA 佐久間 拓
* 施工:さくら建設 桜井 猛

JIA優秀建築賞2018年を受賞した、浅井裕雄+吉田澄代 / 裕建築計画による、既存鉄骨工場に木造の空間を挿入した「工場に家」の写真

JIA優秀建築賞2018年を受賞した、浅井裕雄+吉田澄代 / 裕建築計画による、既存鉄骨工場に木造の空間を挿入した「工場に家」の写真が11枚、裕建築計画のサイトに掲載されています。

工場だった時は、外と内が明快。作業空間と外。走行クレーンもついていて、建築の鉄骨フレームを製作する空間です。
そんな工場に木造の家を入れてみたところ、家の中、工場の中、それに外の領域に分かれますが、大きな工場スケールは、人の暮らすスケールの
家から見ると外のような内の空間となりました。外から閉ざされているのですが、中間的な空間が生まれました。
内、内、外が内、内外、外と囲まれた中間領域のお陰で、様々な表情の空間が出来ました。

以下は、2018年のJIAのアワードの情報です。

2018年度優秀建築選(応募数:195作品)100選を昨年選考され、その中から現地審査(5作品)を選考し、最終的に3月10日(日)に公開審査が行われ、下記の通り受賞作品が決まりました。

【審査委員】
相田武文氏(建築家)
淺石優氏(建築家)
木下庸子氏(建築家)
後藤治氏(建築史家)
橋本純氏(編集者)

2018年度
【JIA日本建築大賞】
「NICCA INNOVATION CENTER」
設計者:小堀哲夫氏(小堀哲夫建築設計事務所)

【JIA優秀建築賞】
「工場に家」
設計者:浅井裕雄氏(裕建築計画)、吉田澄代氏(裕建築計画)

砂山太一と浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真
砂山太一と浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真 photo©japan-architects.com

 
砂山太一と浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真がjapan-architects.comに掲載されています

砂山太一浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真が10枚、japan-architects.comに掲載されています。
以下は展覧会公式の概要です。

この企画展では、私たちの生活において非日常(ハレ)と日常(ケ)の境界が曖昧になりつつあることに着目。クリエーションパートナーに気鋭の若手建築家・砂山太一氏と浜田晶則氏を迎え、「鏡」と「天秤」をそれぞれの作品コンセプトとし、当社の拡張ミラー型ディスプレイ「Augmented mirror」※1と高機能フッ素樹脂フィルム「アフレックス®」※2を用いて、非日常(ハレ)と日常(ケ)の境界やバランスを表現します。

小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、中国・上海市の店舗「in the PARK」
小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、中国・上海市の店舗「in the PARK」 photo courtesy of 小大建築設計事務所
小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、中国・上海市の店舗「in the PARK」 photo courtesy of 小大建築設計事務所

小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所が設計した、中国・上海市の店舗「in the PARK」です。この写真撮影時には、ポップアップスペースにて設計した小大建築設計事務所の建築展が行われておりその様子も収録されています。

中国を代表するファッションブランド「ZUCZUG素然」の新しいグループブランド「in the PARK」の店舗デザイン。

設計に際して独自のブランド哲学を持つ自社ブランドのZUCZUG、WHM、An Ko Rau, Extra oneの他、他社ブランドの服飾、雑貨、出版物など、異なるアイデンティティを持つ商品が1つの空間の中に陳列され、その受け皿となる店舗を公園(in the PARK)という新しいブランド新ラインを立ち上げてやっていくという旨の説明があった。
言ってしまえばセレクトショップなのだが、名称に公園と命名しているところに、店舗デザインにも公園のような多数の他を受け入れる大らかさや、憩いまたは遊びを自由に楽しむ雰囲気が求められているように感じた。

SANAA出身の小野寺匠吾が、日本とヨーロッパのアワードでの審査される経験を通して感じたことを綴ったテキスト『Tokyo Apartment」を「時間軸」と読み替える』

SANAA出身の小野寺匠吾が、日本とヨーロッパのアワードでの審査される経験を通して感じたことを綴ったテキスト『Tokyo Apartment」を「時間軸」と読み替える』がADF webmagazineに掲載されています。上記リンク先は前編で後編はこちらで閲覧できます。アーキテクチャーフォトでは小野寺の「光と風が通る家 / House of Wind and Light」を特集記事として紹介しています。

建築領域のテクノロジー分野に精通する人物が集まり、未来にあるべき教科書の形を議論したシンポの内容「建築情報学の教科書をつくろう」

建築領域のテクノロジー分野に精通する人物が集まり、未来にあるべき教科書の形を議論したシンポの内容「建築情報学の教科書をつくろう」が10+1websiteで公開されています。

建築を情報の観点から再定義しその体系化を目指す建築情報学会。その立ち上げのための準備会議が開催された。「10+1 website」では、全6回にわたってこの準備会議の記録を連載。建築分野の内外から専門的な知見を有するゲストを招き、建築情報学の多様な論点を探る。最終回となる第6回は、これまでの準備会議を振り返りながら、あるべき建築情報学の「教科書」のかたちを議論する。

スピーカー
石澤宰(株式会社竹中工務店 設計本部アドバンストデザイン部門)
木内俊克(木内建築計画事務所、東京大学建築学専攻ADS Design Think Tank担当)
角田大輔(日建設計 DigitalDesignLab室長代理)
堀川淳一郎(Orange Jellies)

ゲストコメンテーター
藤井晴行(東京工業大学環境・社会理工学院教授)
渡辺俊(筑波大学システム情報系社会工学域教授)
中西泰人(慶應義塾大学SFC教授)
三井和男(日本大学生産工学部創生デザイン学科教授)

ファシリテーター
池田靖史(慶應義塾大学SFC教授)
豊田啓介(noiz主宰)

ディーラー・スコフィディオ+レンフロ勤務経験をもつ津川恵理が、神戸三宮駅前広場設計コンペで最優秀賞に

ディーラー・スコフィディオ+レンフロ勤務経験をもつ津川恵理が、神戸三宮駅前広場設計コンペで最優秀賞に選出されています。リンク先で計画案の画像を4枚閲覧可能です。

都心三宮の再整備については、平成30年9月に策定した神戸三宮「えきまち空間」基本計画に基づき、官民が連携して取組みを進めています。
阪急神戸三宮駅東口、JR三ノ宮駅西口の北側に位置するさんきたアモーレ広場(以下、アモーレ広場)は、神戸有数の待ち合わせ場所として多くの人で賑わい、親しまれてきました。
このアモーレ広場を含む三宮北西エリアは、2021年春開業予定である神戸阪急ビル東館の建替により「えきまち空間」内で最も先行して再整備が進むエリアであることから、より良い広場空間を創出すべく、アモーレ広場の新たなデザイン提案を広く募集しました。
このたび、220件の応募作品の中から最優秀賞作品等を決定いたしました。
今後、最優秀賞作品をもとに、アモーレ広場の整備計画の検討を進めていきます。

作品コンセプト:
『広場を訪れる個々の目的に応じて、柔軟に幾つもの滞在方法が見出せるよう、椅子や机といった日常でいつも目に触れる形態とは異なる、抽象的な「円盤」を用いることで多彩な広場での過ごし方を見出していく。
身体スケールを基に様々な方向へ倒れる円盤は、もたれかかったり、テーブルとして利用したり、ベンチとして座ったり、スロープを登り寝転がったり、訪れる人の数だけ広場での過ごし方が引き出される。自然と広場へ寄り添うように関係を築く在り方は、阪神・淡路大震災から助け合い今に至るという新しい神戸のシンボルを彷彿とさせる。
夜は円盤の裏から照明が照らされ、凸状の形態が反射板としての機能を満たすことで広場全体に光を放射する。夜景の綺麗な神戸ならではの洗練された都市空間を演出する。』

選定理由:
・造形美が卓越しており、神戸にふさわしい新しさがある。
・シンボリックでありながら落ち着いたデザインであり、周囲との空間的なつながりも考慮されている。

受賞者:津川 恵理さん(29歳)
神戸出身。応募当時は、文化庁新進芸術家海外研修員としてニューヨークの設計事務所Diller Scofisio+Renfroで建築意匠設計士として勤務。

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