青木淳が執筆した、乾久美子設計の「唐丹小学校/唐丹中学校/唐丹児童館」に関する論考「シン・ケンチク」が10+1websiteに掲載されています。
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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
杉本博司と榊田倫之による「新素材研究所」の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
新素材研究所とは、現代美術家の杉本博司と建築家の榊田倫之が2008年に設立した建築設計事務所で、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代にどう再編して受け継いでいくかという課題に取り組んでいます。

荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』がamazonで発売されています。ここでは書籍の内容をプレビューします。
また、帯にはニコ設計室に実際に依頼した、作家・角田光代さんの寄稿文が掲載されています。
そして、2019年8月29日には二子玉川蔦屋家電にて書籍刊行記念トークイベント(※要事前申込)も開催されます【ap・ad】
子どもの心を持ちつづける設計者がつくる理想の家とは?
毎日の暮らしが楽しくなる家づくり108のアイデア
日本を代表する人気設計者の一人、西久保毅人さんが住まいのつくり方のつぼを伝授。
西久保さんの家づくりの特徴の一つに、家を大きな食堂としてとらえていること。
その食堂が気持ちの良い場所であれば、住む人は楽しく幸せになり、家も美味しそうになるという考え方です。理想の家は美味しい食堂(キッチン・ダイニング)に寝室、お風呂、トイレが付属しているくらいがよいのだそう。
また、西久保さんは、子どもの目線を上手く家づくりに取り入れています。その家で暮らす子ども時代は10年程度と短いのですが、その小さなスケール感覚を大事にすることで、家はもっと魅力的に、愛着が湧くものになるのです。カラフルな色を使っているのになぜか落ち着く家というのも西久保さんがつくる家の魅力の一つ。オリジナリティあふれる家づくりのアイデアが、パンパンに詰まった一冊です。
著者について
西久保毅人(にしくぼ・たけと)
1973年、佐賀県に生まれ、育つ。
1995年、明治大学理工学部建築学科卒業
1997年、同大学院修了( 小林正美教授に師事)
象設計集団、アトリエハルを経て
2001 年 一級建築士事務所 ニコ設計室設立
SHARE SANAA・隈チーム・新居千秋・シーラカンスら7組が参加する、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポ公開プレゼンが開催
- 日程
- 2019年8月23日(金)
SANAA・隈チーム・新居千秋・シーラカンスら7組が参加する、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポ公開プレゼンが開催されます。開催日は2019年8月23日です。「傍聴はどなたでも可能です。傍聴に関する申込等手続きは不要ですので、当日、会場まで直接お越しください。」との事。
守山市新庁舎『つなぐ、守の舎』整備基本設計業務に係る公募型プロポーザルについて、第一次審査通過者による公開プレゼンテーションおよびヒアリングを8月23日(金曜日)に開催します。
開催日時:令和元年8月23日(金曜日)午前10時から(午前9時30分 開場)
開催場所:〒524-0051 滋賀県守山市三宅町125
守山市民ホール 小ホール傍聴はどなたでも可能です。傍聴に関する申込等手続きは不要ですので、当日、会場まで直接お越しください。
ヒアリングにつきましては審査委員からの質問のみとさせていただきます。傍聴者からの質問はできません。
なお、当日はお昼休憩をはさみ午後2時40分頃に終了する予定です。
守山市新庁舎『つなぐ、守の舎』整備基本設計業務に係る公募型プロポーザルについて、第一次審査を実施し、参加表明書等の審査を行いました。
第一次審査通過者は以下のとおり。
受付番号1 株式会社新居千秋都市建築設計
受付番号2 RIA・SPEAC共同企業体
受付番号3 隈・安井設計共同企業体
受付番号4 東畑・遠藤克彦設計共同企業体
受付番号5 株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ
受付番号6 株式会社佐藤総合計画 関西オフィス
受付番号7 有限会社SANAA事務所

東京大学キャンパス計画室(川添善行)・同施設部の監修、エクセルワンの意匠設計による、東京・目黒区の東京大学駒場Ⅰキャンパスの屋外トイレです。
この建物は、
東京大学駒場Ⅰキャンパスの緑ゆたかな主軸沿いの場所に、
軸線に呼応する軒下空間を設けたトイレです。間伐材の有効活用のため、
75mm角という、普段では使わないような超小径木を構造体に採用しています。
小径木に対応して、柱と梁の接合部に切り欠きのほとんどない接合を採用しました。細長いプロポーションの部材の視覚的な効果をいかせるよう、
外壁には、厚さ40mmのポリカーボネート樹脂を採用し、
抽象的な外観と、光の入り込む内部空間が実現しています。

松本秀樹・松田擁坪 / 0・A+Cによる、千葉・松戸市の「輝建設本社ビル改修計画」です。
昭和27年創業の千葉県のゼネコン本社のリニューアルである。
創業以来、官庁案件始め千葉県内の主要プロジェクトを建設してきた老舗ゼネコンであるが、本社である施設の老朽化と、従来然とした職場環境によって、今後の発展に必要な有能な社員の確保が難しいと判断し、リニューアルを計画した。
建て替えも含めた検討を行ったが、経営理念である「地域に密着した建設業の正道を歩み社会に貢献する」といったポリシーと、3階以上を賃貸住居として運用していることから、
既存ストックの有効活用を主軸として事業と賃貸継続しながらのリニューアル計画を行うことで省CO2への対応の取り組みに対するアピールや近隣環境の向上への配慮を行なった。
藤本壮介が最優秀者に選ばれた、青森・十和田市の「(仮称)地域交流センター」設計プロポーザルの提案書がPDFで公開されています。また、審査講評はこちらのPDFにあります。
(注)掲載した提案書は、設計者選定のための課題に対する提案であり、今後の設計業務における設計案ではありません。(via city.towada.lg.jp)

米田匡志 / 米田建築アトリエと新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSが設計した、鳥取・東伯郡の住宅「K2」です。
都市部から地方へUターンする家族のための住宅である。
敷地は鳥取県の日本海に面する街。近隣に山陰本線の駅や地域センターがあることから、人通りの多い場所である。一家は建設業を営んでおり、新しい事業展開のために、この住宅にフラッグシップとなる記号性を強く望んだ。私たちは、「矩形」を「周りの環境に影響されにくい形態」「スケールを明確に表す形態」として捉え、記号性との統合を試みた。
一家はこれまでの経験から、一般から逸脱した大きなスケール感覚を持っていたからだ。

小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOが設計した、埼玉の住宅「耕の家」です。
農家であった一家は代々埼玉県にあるこの土地を耕してきた。古くは水路・民家・農小屋・田畑が南北に並ぶ農産のためのパタンをなしていたが、近代には住宅と車庫が建て込み、半農半住の農村型郊外都市となった。これらの建物は土地との関係が希薄で豊かな住環境とは言い難いが、量的な見方をすれば農地と低密度な建物の織りなす田園住宅地と言えなくもない。今回の住宅建替えの一手により、周辺農地への広がりを得て、都市空間と歴史の広がりに根ざして生られる場を作りたいと考えた。それは土地の空間と時間を耕して活性することに他ならない。
一般財団法人佐々木泰樹育英会の「2019年度後期 若手建築家助成金」の応募要領が公開されています。

ツバメアーキテクツが設計した、東京・港区の「パナソニックのデザインスタジオ FUTURE LIFE FACTORY」です。
パナソニックのFUTURE LIFE FACTORYのインテリアデザインをツバメアーキテクツで担当した。この部署ではこれからの生活におけるデザインとはそもそも何かといったことを考える、いわばメタデザインとも言うべき領域を扱っている。
従ってインテリアデザインとしては、歴史ある組織体において未来に向けた余白ともいうべき空間がまず求められていると解釈し、文字通り余白の空間をオフィスの半分くらい取ることから考えた。余白の空間では社外のアーティストを招いたアート展示や、積極的なコラボレーションワークを行うギャラリー機能が想定された。
次に考えなくてはならないのは〈余白の空間〉と〈執務空間〉の境界面のデザインである。様々な矛盾する条件を調整し、そこで起きる反応のようなものを空間に現象させることを考え、それをこの空間の背骨のように位置付けることにした。

高塚章夫による、神奈川・横浜市の「堀口珈琲横浜ロースタリー」の写真が、japan-architects.comに掲載されています
高塚章夫が設計した、神奈川・横浜市の「堀口珈琲横浜ロースタリー」の写真が18枚、japan-architects.comに掲載されています。プロデュースは創造系不動産、ブランディングはエイトブランディングデザインが手掛けているとの事。

小嶋一浩+赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、宮城の「山元町役場庁舎」の写真がjapan-architects.comに掲載されています
小嶋一浩+赤松佳珠子+大村真也 / CAtが設計した、宮城の「山元町役場庁舎」の写真が30枚、japan-architects.comに掲載されています。

成瀬・猪熊建築設計事務所が設計した、福岡の「ナインアワーズ中洲川端駅」の内覧会が開催されます。開催日時は2019年8月7日11:00〜16:00 です。※要事前申し込み。
この度、弊社にて内装設計・監理をさせていただいておりました、カプセルホテル「ナインアワーズ中洲川端駅」が8月7日(金)にオープン致します。オープンに先駆けて、自由内覧会を開催する運びとなりましたので、ご案内差し上げます。
ナインアワーズなんば駅ともまた違った工夫を凝らした設計となっておりますので、この機会にぜひご覧いただけましたら幸いです。
当日は成瀬・猪熊も参加させていただく予定です。ご多忙と存じますが、皆様のご来場を心よりお待ちしております。成瀬友梨 猪熊純
・空間デザインコンセプト
今回のナインアワーズは、巨大な商業施設の地下階で、物販や飲食店と並んで配置されるという極めて特殊な立地です。買い物客の行き来と近接する、宿泊にとってはタフな環境にあって、私たちはこれを逆手に取り、唯一無二の魅力的な個性を生み出しました。
私たちはまず、大型施設特有のグリッド状の巨大な SRC の柱に対し、15 度傾いた壁を多用し、奥へとシーンが展開する空間を作り出しました。これによって利用者は、シークエンスを楽しみながら、いつのまにか施設の共用通路から遠ざかり、宿泊にふさわしいプライベートな空間へと導かれます。
一番奥の宿泊室は、施設の巨大な躯体を露出させることで、カプセルと躯体が異なる角度で混在する、大施設の地下ならではの空間となっています。そしてここで再び、黒いガラスを通して、映像のように施設の共用部を見ることができます。
これは、フラットで人工的な商業施設の中に奥を作り出し、心地よい滞在を守りながら、都市を裏側からハックする、全く新しい宿泊施設です。
参加ご希望の方は2019年7月30 日[火]までに、お名前・ご所属・ご連絡先をご明記の上、下記のMail までご連絡下さいますようお願い申し上げます。
Mail.info@ninehours.co.jp Tel.03-6721-5903
以下にその他のパースと開催情報を掲載します。

ヨネダ設計舎 / 米田雅樹が設計した、三重・亀山市の住宅「野原の家」です。
ご夫婦は自身が育ったこの農村地域で、小さくても家族同士がつながりを感じることができ、敷地内の野原や、隣地の林、お寺の大きな木々たちと一体となった生活を望まれた。
計画地は農地法により建築面積は敷地に対して22%以上であることが求められた。
不足する建築面積分として東屋2棟をセルフビルドで築造した。
それらを敷地に散りばめることで、母屋と野原の間に生活の領域をつくった。母屋は小屋型総2階とし周囲の農具小屋や家屋に馴染む建ち方とした。
玄関はこの地方にいまも点在する田舎屋敷の長屋門をくぐり、領域に入っていく形式に重ねた。
前面道路に面する玄関を入ると、迎える垂壁の向こうに野原が見える。
玄関と生活領域を切り替えるこの垂壁を曲面、くぐる高さにすることで、トンネルのような抜け感と包まれるような抱擁感、鳥居のような領域の切替わり感と空間の連続感、といった体感の重なりをつくり、意識を野原へ向けた。

ヨネダ設計舎 / 米田雅樹による、三重・松阪市の「納屋の美容室」です。
子育てのため、しばらく美容師から離れていた女性が営むちいさな美容室.
家族が住まうニワにあった納屋を半セルフビルドで改装した.
田んぼにかこまれた住宅地.
周りに点在する小屋たちにまぎれ込み、農具にかわってひっそりと差し込まれた部屋.













