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芦原義信による「銀座・ソニービル」解体後に期間限定で作られた、公園+地下商業施設の「銀座ソニーパーク」の概要

芦原義信による「銀座・ソニービル」解体後に期間限定で作られた、公園+地下商業施設の「銀座ソニーパーク」の概要がfashionsnap.comに掲載されています

芦原義信による「銀座・ソニービル」解体後に期間限定で作られた、公園+地下商業施設の「銀座ソニーパーク」の概要がfashionsnap.comに掲載されています。地上部分が緑化された公園になっていて、地下4階までに様々な店舗が入るようです。公式サイトはこちら。2018年8月9日にオープンとのこと。
twitterに現地のスナップ写真がすでに投稿されています

妹島和世へのインタビュー動画「島と村」

妹島和世へのインタビュー動画「島と村」です。

近年、日本の建築家たちは設計という仕事を再考すべく、非都市の可能性に注目しています。このドキュメンタリーシリーズでは、建築キュレーター・編集者の太田佳代子氏がそのような試みが実際に行われている農村部を訪ね、専門家たちとのインタビューを通してポスト都市化が示す新しい建築の在り方について迫ります。

妹島和世氏は2010年以来、岡山県犬島の小さなコミュニティを再活性化させる一風変わったプログラムに関わり続けてきました。地元の住民たち、ここに滞在し作品を作るアーティスト、学生や観光客らといった人々の間に生じるの密な人間関係の中で、妹島氏はこの場所ならではの歴史や風景に配慮した、一連の丁寧な空間づくりを実現してきました。このビデオの中で妹島氏は、プロジェクトのプロセスやこの島の「小ささ」こそが持つ良さに触れ、またこの犬島での経験によって、建築家と空間を使う人々が自分たちの周りにある環境を自分たちの力で形作ることが出来る、そんな可能性に気づかされたことを語っています。

西沢立衛が「これから建築をめざす人」に向けて語っているインタビュー

西沢立衛が「これから建築をめざす人」に向けて語っているインタビューが、横浜国立大学都市科学部建築学科のウェブサイトに掲載されています

西沢立衛が「これから建築をめざす人」に向けて語っているインタビューが、横浜国立大学都市科学部建築学科のウェブサイトに掲載されています。

世界的建築家の西沢立衛教授が、これから建築をめざす人に語る。

建築とは何か?
建築はどのように学んでいけばいいのか?
建築家は何を根拠に、何を手がかりに、建築を考えつくっているのか?

最も注目を集めたトピックス [期間:2018/7/30-8/5]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2018/7/30-8/5)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、今年のSDレビューの結果

2、noizの豊田啓介による、テクノロジーによって歴史的建築の不動産価値を評価する仕組みなどを提唱する論考「文化の不動産価値」

3、藤森照信が、静岡・浜松での個展に合わせて制作してる新作茶室「望矩楼」の写真

4、谷尻誠+吉田愛 / SUPPOSE DESIGN OFFICEが、山口の「複合図書館設計」プロポで委託候補者に

5、塚本由晴・TNA 鍋島千恵・SUEP. 末光弘和が審査した「JIA東海住宅建築賞2018」の結果

6、谷尻誠が、映画「サマーウォーズ」などで知られる細田守の新作映画「未来のミライ」の中に登場する住宅を設計

7、安藤忠雄による「風の教会」が六甲ミーツアートの期間中、展示会場の一つとして公開

8、隈研吾の監修による、愛知・名古屋の劇場「御園座」の写真

9、ギャラリー間での次回の展覧会「田根 剛:Archaeology of the Future」の概要が公開

10、ヴァレリオ・オルジアティによる、アメリカ・マイアミの、セリーヌの旗艦店の新しい写真

11、GENETOによる、京都・西陣の、集合住宅と宿泊施設の複建築「JURAKU RO」

12、マティアス・ゼガースによる、チリの、トップライトから入る光が曲面の天井に沿って落ちる様子が印象的な馬小屋の写真

13、藤本壮介が2005年に完成させた前橋の住宅「T house」でのアート展が今年も開催

14、【〆切は9/7(金)!】伊東豊雄・トム ヘネガン・古谷誠章・大西麻貴・百田有希が審査する、シェルター社主催の学生コンペが開催。最優秀賞には賞金100万円も

15、フォスターの設計で、イタリア・ミラノのリベルティー広場の地下に作られた、地上にガラスボックスと滝が配置されたアップルストアの写真

16、藤村龍至のギャラリー間での建築展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」の会場写真

17、手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による、静岡・富士市の「むく保育園」の写真など

18、手塚貴晴・平田晃久らが審査する、JIA・大光電機 主催の「あかりコンペ2018」が応募エントリーを受付中。学生含め広く応募可能。入賞作品は商品化される可能性も。

19、青木淳が、広島・尾道の「千光寺公園頂上エリアリニューアル設計」プロポで最優秀者に

20、原研哉への、日経ビジネスによるインタビュー「1泊50万円以上支払える海外富裕層を取り込め」


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

【ap job 更新】 株式会社キー・オペレーション一級建築士事務所が、設計スタッフ・設計アシスタント・オープンデスクを募集中
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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

株式会社キー・オペレーション一級建築士事務所の、設計スタッフ・設計アシスタント・オープンデスク募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社キー・オペレーション一級建築士事務所では設計スタッフ、設計アシスタント、オープンデスクを募集しています。

代表の小山光は、デビッド・チッパーフィールド・アーキテクツなどのイギリスの建築設計事務所で7年ほど実務経験を積んで、イギリスの建築家の資格を取得しました。2003年からZara Japanの店舗開発部長としてZaraの店舗開発に関わり、2005年にキー・オペレーションを設立しました。

弊社ではZARA、Bershka、Zara Home、Stradivarius、Levi’s、Calvin Kleinなどの海外ブランドの店舗を、本国のデザイナーと協働で150店舗以上設計してきました。またテナントビル、集合住宅、個人住宅、マンションリノベーション、飲食ビルなどの設計活動も多く、スターバックスの店舗の設計も始めています。
事務所は学芸大学の商店街に面した駅から徒歩3分のビルにあり、ランチがおいしいお店も近くにたくさんあります。事務所のメンバーは8人で規模も小さく、アットホームな雰囲気です。メンバー同士のコミュニケーションを大切にし、自由に提案ができる充実した職場環境を目指しています。

最近では新宿武蔵野館やシネマカリテなどの映画館やデビッド・チッパーフィールドと協働で進めた猪名川霊園管理棟など、幅広いプロジェクトが竣工しており、商業施設や大型の集合住宅プロジェクトも進行しています。また海外ブランドの店舗設計、プロジェクトマネジメントでは、英語が得意でない方でも、仕事の中で英語のスキルを身につけることも可能です。

建築の設計に熱意をお持ちの方と一緒にお仕事が出来ればと思っております。

マティアス・ゼガースによる、チリの、トップライトから入る光が曲面の天井に沿って落ちる様子が印象的な馬小屋の写真

マティアス・ゼガースによる、チリの、トップライトから入る光が曲面の天井に沿って落ちる様子が印象的な馬小屋の写真がdezeenに掲載されています

マティアス・ゼガース(Matias Zegers)が設計した、チリの、トップライトから入る光が曲面の天井に沿って落ちる様子が印象的な馬小屋の写真と図面が12枚dezeenに掲載されています。
建築家のウェブサイトでも同作品のスライドショーが閲覧可能です。建築家のウェブサイトのトップページの動画の使い方も興味深いです。

アスムンド・ハブスティーン=ミケルセンによる、サヴォア邸が湖に沈んでいるようなインスタレーション作品の写真

アスムンド・ハブスティーン=ミケルセンによる、サヴォア邸が湖に沈んでいるようなインスタレーション作品の写真がdezeenに掲載されています

アスムンド・ハブスティーン=ミケルセン(Asmund Havsteen-Mikkelsen)による、コルビュジエ設計のサヴォア邸が湖に沈んでいるようなインスタレーション作品の写真がdezeenに掲載されています。この作品はデンマークの「Floating Art Festival」で公開されたものとの事。こちらに日本語での作品コンセプト紹介があります
作家の公式ページでは過去の作品の画像も見ることができます。モダニズム建築をテーマにしたペインティング作品を数多く制作しているようです。

藤村龍至のギャラリー間での建築展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」の会場写真

藤村龍至のギャラリー間での建築展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」の会場写真が、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています

藤村龍至のギャラリー間での建築展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」の会場写真が32枚、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています。
以下は展覧会公式の概要

単純な形状を出発点とし、細かな与条件をひとつひとつ反映しながら、多数の模型で比較・検討を重ねていく独自の設計手法「超線形設計プロセス」を展開してきた藤村龍至氏。評論活動や教育活動に加え、近年では市民を巻き込み、現代に即した開かれた建築のあり方を模索してきました。
多岐にわたるこうした活動の背景には、より多くの情報や意見を取り入れ集合的な知を形成することで最適な解を導き出し、社会のさまざまな課題に応えることができるのではないか、という藤村氏の一貫した理念を見ることができます。

大宮駅東口駅前の小さな公共施設「OM TERRACE」は、この考え方を実践した一例で、6回の公開ミーティングを経て2017年に完成しました。街路を引き込むような屋上のテラスは、若い世代を含む多くの人を呼び込み、今後さまざまなイベントでの利活用が見込まれ、地域の活性化が期待されています。

本展覧会では、「OM TERRACE」をはじめ各プロジェクトで実際に使用した300余りの模型群や、数千にもおよぶ画像をAI(人工知能)に学習させデザインした椅子、施工風景を含むタイムラプス映像など、かたちが生み出されるプロセスを通じて、氏の理念と実践を紹介します。
藤村氏が「ちのかたち」と名づけた開かれたプロセスの先に、次の時代の建築の息吹を感じとっていただけることと思います。

【〆切は9/7(金)!】伊東豊雄・トム ヘネガン・古谷誠章・大西麻貴・百田有希が審査する、シェルター社主催の学生コンペが開催。最優秀賞には賞金100万円も
【〆切は9/7(金)!】伊東豊雄・トム ヘネガン・古谷誠章・大西麻貴・百田有希が審査する、シェルター社主催の学生コンペが開催。最優秀賞には賞金100万円も

 
伊東豊雄・トム ヘネガン・古谷誠章・大西麻貴・百田有希が審査する、シェルター社主催の学生コンペが開催されます

伊東豊雄・トム ヘネガン・古谷誠章・大西麻貴・百田有希が審査する、シェルター社主催の学生コンペが開催されます。課題は『「みんなの家」って何だろう』です。また優秀賞1作品には賞状・100万円、優秀賞1作品には賞状・50万円、入賞3作品には賞状・10万円、奨励賞2作品には、賞状・賞品が贈られます。
提出期限は2018年9月7日(金) 必着、応募にはまずこちらのエントリーフォームの入力が必要です。【ap・pr】

課 題 「みんなの家」って何だろう

2011年の東日本大震災後、三陸の町には16軒の「みんなの家」がつくられました。また2016年の熊本地震に際しては、仮設住宅団地内に93軒の「みんなの家」がつくられました。

当初「みんなの家」は、被災した人々や子供達が寄り添って生きるための小さな集まりの場としてつくられました。家を失い、途方に暮れている人々が話し合ったり、食事が出来る心和む場を提供したいと考えたからです。

しかし「みんなの家」はつくられるにつれて、より大きな意味を持つと考えるようになりました。それは単なる被災した人々への支援だけでなく、建築家にとっての社会性とは何かという建築家自身に向けられた問いかけであるという意味です。建築家は一体誰のために建築をつくっているのでしょうか。この問いに対し、ほとんどの建築家は社会のために、と答えるでしょう。でもその「社会」は建築家の独りよがりになってはいないでしょうか。現実から遊離して、現実の外から他者として、抽象的に社会を眺めてはいないでしょうか。建築家はもっと生活者と同じ目線に立って、社会の内側から現実の社会を眺め、その地点から提案をする必要があるように思います。

「みんなの家」は生活者と「一緒に考え、一緒につくる」ことを前提とします。それは最早被災した人々を支援するための建築の先に、これからの公共建築の最も根源的な意味を問う建築なのです。「みんなの家」の先にある一生活者としての提案を求めます。

伊東 豊雄

応募概要は以下です。

【ap job 更新】 co-labを企画運営する「春蒔プロジェクト株式会社」が、「アシスタント・ディレクター/プロジェクト・マネージャー」「コミュニティ・ファシリテーター/拠点責任者」を募集中
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co-labを企画運営する「春蒔プロジェクト株式会社」の、正社員募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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クリエイターやクリエイティブワーカー専用のシェアードオフィス「co-lab」を企画運営する春蒔プロジェクト株式会社が「アシスタント・ディレクター/プロジェクト・マネージャー」「コミュニティ・ファシリテーター/拠点責任者」を募集します。

春蒔プロジェクト株式会社は、シェアードオフィス「co-lab」の企画運営を主幹事業として、2005年に設立されました。
現在、都内5箇所にあるco-labの企画運営と、その質の高いクリエイティブ・コミュニティが核となって機能する都市開発やまちづくりの開発設計段階から運営運用段階までを見通した、ブランディング・ディレクションを行っています。

代表の田中は、武蔵野美術大学建築学部卒業後、大手ゼネコン設計部へ。その後、慶應義塾大学SFCにてメディアアート等を研究し、アーティスト活動の一環から、2003年にco-labをつくることとなり、結果、現在の春蒔プロジェクト設立に至りました。

これからのAI時代、クリエイションのみが人間が行うべき領域として特化されていく社会において、クリエイターにとっての本質的な支援活動やクリエイティブ産業の活性化に助力しながら、「つくる人が要になる社会」の実現を目指しています。

コールハースとウラジミール・ポズナーが、モスクワ・アーバン・フォーラムで行ったトークセッションの動画

レム・コールハースとウラジミール・ポズナー(Vladimir Pozner)が、モスクワ・アーバン・フォーラムで行ったトークセッションの動画です。2018年8月1日に公開された動画です。

ヴァレリオ・オルジアティによる、アメリカ・マイアミの、セリーヌの旗艦店の新しい写真

ヴァレリオ・オルジアティによる、アメリカ・マイアミの、セリーヌの旗艦店の新しい写真がdezeenに掲載されています

ヴァレリオ・オルジアティが設計した、アメリカ・マイアミの、セリーヌの旗艦店の新しい写真とドローイングが9枚、dezeenに掲載されています。

【ap job 更新】 Field Design Architectsが、正社員を募集中
【ap job 更新】 Field Design Architectsが、正社員を募集中
【ap job 更新】 Field Design Architectsが、正社員を募集中

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

Field Design Architectsの、正社員募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Field Design Architects は正社員を募集してます。

アトリエ事務所の柔軟性と、組織事務所の体系的なノウハウ、両方を備えた事務所です。時に合理性や経済性に基づく一般的な建築も造り、また、時に建築賞をとれる作品も造ります。2つの軸の間にこそ現在的な建築の課題が詰まっていると考えるからです。

この度、プロジェクト数の増加に伴い、社員を募集いたします。


小規模から中規模までの様々な設計ができます。少人数なので雑用は皆で分担し、持っている知識を教え合いチームワークを大切にします。そのために個人の実力が飛躍的に身につくでしょう。一般的な設計事務所より待遇はよいと思います。


Field Design Architects は、スタイルを持たず、ワンプロジェクトのオリジナルを常に追求しています。共同住宅、店舗、保育園、事務所、福祉施設等大小様々なジャンルの新築設計を行います。

安藤忠雄による「風の教会」が六甲ミーツアートの期間中、展示会場の一つとして公開

安藤忠雄による「風の教会」が六甲ミーツアートの期間中、展示会場の一つとして公開されます

安藤忠雄が設計した「風の教会」が六甲ミーツアート2018の期間中、展示会場の一つとして公開されます。施設の公式サイトでは修繕工事も行われたことも報告されています
公式サイト自体は最近オープンしたもののようで、ギャラリーコーナーでは建物の写真も多数見られます

六甲山の毎年の風物詩、六甲ミーツアートにて「風の教会」が展示会場の一つとして期間中公開されます。9月のミーツアートに先立ち「風の教会」展示は8/1(水)よりスタートします!皆様ぜひお越し下さい。

【期間】8月1日(水)~11月25日(日)
【時間】10:00~16:50(受付終了16:30)
【場所】風の教会(〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町西谷山)
【入館料】500円(4歳以上一律料金)
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」鑑賞チケットでも「風の教会」に入館できます。
《鑑賞チケット価格》
当日券:大人(中学生以上)2,000円、小人(4歳~小学生)1,000円
前売券:大人1,700円、小人850円 ※9月7日(金)まで販売

藤森照信が、静岡・浜松での個展に合わせて制作してる新作茶室「望矩楼」の写真

藤森照信が、静岡・浜松での個展に合わせて制作してる新作茶室「望矩楼」の写真がtwitterに投稿されています。この展覧会は藤森らが設計を手掛けた「秋野不矩美術館」で開催されます。

展覧会の情報は以下。会期は2018年8月4日~9月17日。

秋野不矩美術館開館20周年を記念し、当館を始め多数の建築設計を手掛けている建築家・建築史家、藤森照信(ふじもり てるのぶ、1946-)の仕事を紹介する特別展を開催します。
長野県諏訪郡宮川村(現・茅野市)に生まれ、建築史家として、近代建築史・都市史の研究や、建築探偵団・路上観察学会などの活動を展開する傍ら、1991(平成3)年、44歳の時に故郷・茅野市の神長官守矢資料館の設計で建築家としての活動を始めました。以降、自然素材を随所に取り入れた独創的な手法によって、建築の既成概念を覆す作品を次々と生み出し、現在も世界各地で公共建築や住宅・茶室等の設計を数多く手掛けています。藤森の仕事は、国内外において、学術面のみならず芸術面に関しても高く評価されています。
今回、当館設計者である藤森照信が重ねてきた建築家としての成果を、写真パネルや模型・スケッチ・建築素材見本等によって紹介し、藤森建築の概況を展観します。また、秋野不矩作品の鑑賞に適した空間として考案された当館展示室で、開館に際して制作・寄贈を受けた《オリッサの寺院》など秋野不矩の代表作をご覧いただくとともに、館外では、本展に合わせて新たに設計される新作茶室を、地元の天竜産木材を用いて制作・展示します。

ギャラリー間での次回の展覧会「田根 剛:Archaeology of the Future」の概要が公開

ギャラリー間での次回の展覧会「田根 剛:Archaeology of the Future」の概要が公開されています

ギャラリー間での次回の展覧会「田根 剛:Archaeology of the Future」の概要が公開されています。会期は2018年10月18日~12月23日。

フランスを拠点に世界各地でプロジェクトを進め、現在幅広い注目を集める気鋭の建築家・田根 剛。20代の若さでドレル・ゴットメ・田根(DGT.)として〈エストニア国立博物館〉の国際設計競技に勝利し、選出から約10年の歳月を経た2016年秋に同プロジェクトが竣工を迎えるなど、国内外の注目がさらに高まっています。また、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)に参加し、11人のファイナリストに選ばれた〈古墳スタジアム〉は幅広い層に知られるきっかけとなりました。2017年のDGT.解散後はAtelier Tsuyoshi Tane Architectsをパリに設立し、活動の場をさらに広げています。

このたび東京オペラシティアートギャラリーとTOTOギャラリー・間は、田根 剛の展覧会を同時期に開催します。「Archaeology of the Future――未来の記憶」を共通のテーマにしながら、田根の密度の高いこれまでの活動と、建築は記憶を通じていかに未来をつくりうるかという挑戦を、ふたつの会場で紹介します。東京オペラシティアートギャラリーでは「Digging & Building」と題して、場所をめぐる記憶を発掘し、掘り下げ、飛躍させる手法と、そこから生み出された〈エストニア国立博物館〉、〈古墳スタジアム〉といった代表作や最新プロジェクトを大型の模型や映像などによって体感的に展示します。TOTOギャラリー・間においては「Search & Research」にもとづき、建築における思考と考察のプロセスが展開され、田根のすべてのプロジェクトで実践されている「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」の方法論を展観します。ふたつの展覧会は、場所の記憶をさまざまな角度から分析することで新たな系をつくり、未来につながる建築へと展開させていく、田根の探求と実践のプロセスを総合的に提示しようとするものです。

記憶は現在を動かし、未来をつくる――この信念にもとづいた田根の創造は、都市の担い手である私たち一人一人にとって建築のもつ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるでしょう。

東京オペラシティ アートギャラリー/TOTOギャラリー・間

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