


ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの「atelier pomo」です。
床と天井に特徴を持つオフィス空間です。建築家は、緑のタイルが広がる床の中に“花の様に見える黄の四角形”を配置し、細い金属の線がつくる“緩やかな幾何学的な網”で天井を構築しました。また、“静かで陽気なアルテ・ポーヴェラ”も意図されました。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
そのアトリエは、かつて別の空間体系に属していた既存の空間を占めています。それは匿名的で、やや仮設的なものでした。その状態を消し去るのではなく、プロジェクトはその内側から働きかけます。ランドスケープの実践が内部に入り込み、それとともに別の関心事をもたらします。オフィスワークと植栽が共存できるように、介入は軽やかで的確なものとなっています。
床が最初のジェスチャーを示します。緑色のタイルが表面全体に広がり、そこに、存在しない庭から落ちてきた花のように見える黄色い四角形が点在しています。そのパターンは体系的でありながら、不思議なほどカジュアルです――抽象的な草原がセラミックへと翻訳されたものです。それは予想外の楽観をもたらします。通常であれば中立性が支配する場所に花が現れ、オフィスを小さな手入れされたランドスケープへと変えています。
上方では、天井が反対の動きで応えます。細い金属の線が空間を斜めに横切り、緩やかな幾何学的な網を形づくっています。それらは、床のタイルが示唆しているものを空中に描き出します――頭上に浮かぶ、第二のより軽やかな構造です。その線は天井の粗さを隠すのではなく、むしろそれを認めています。このプロジェクトは、ある種の喜びをもって安価な要素を組み合わせています――静かで陽気なアルテ・ポーヴェラです。
この二つの層――下のタイルの草原と上の金属の星座――のあいだで、オフィスはほとんど妨げられることなく展開しています。力強い柱と不透明な壁はその存在感を保ち、ときおり反射性のあるアスファルト状のスクリーンに包まれ、それが室内の断片を増幅します。光は奥行きのある整然とした窓から入り、タイルや植物、机の上を移動していきます。この建築は完成を避け、日常の仕事が展開していくための枠組みを単に設けています。












