田中裕之建築設計事務所がインテリアデザインを手掛けた、横浜の複合施設「BUKATSUDO」

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田中裕之建築設計事務所がインテリアデザインを手掛けた、横浜の複合施設「BUKATSUDO」

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photo(C)BUKATSUDO

田中裕之建築設計事務所がインテリアデザインを手掛けた、横浜の複合施設「BUKATSUDO」です。施設の公式サイトはこちら

みなとみらいの「BUKATSUDO」は株式会社リビタの企画・プロデュース、クリエイティブディレクションに内沼晋太郎、アートディレクションにグルーヴィションズを迎えてできた複合施設である。
田中裕之建築設計事務所はディレクションチームの一員として施設内の設計を任された。
2014年10月に開業1周年を迎えた。

※以下の写真はクリックで拡大します

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photo(C)BUKATSUDO

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photo(C)高橋宗正
  
解体現場

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photo(C)高橋宗正

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photo(C)高橋宗正

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photo(C)高橋宗正

 
外部ドックヤードガーデン

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photo(C)高橋宗正

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photo(C)高橋宗正

以下、プロジェクトに関するテキストです。

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横浜市記者発表資料 平成26年3月26日 抜粋

民間事業者が保有する歴史的建造物を公的主体が借り受け、文化芸術創造都市・横浜へ寄与する拠点を整備すること、あわせて関係団体が協議会を設置し活用事業者の運営をサポートすることにより「公民連携」で創造的活動を推進する事例は、横浜市内で初めてであり、全国的にも特色のあるものです。

みなとみらいの「BUKATSUDO」は株式会社リビタの企画・プロデュース、クリエイティブディレクションに内沼晋太郎、アートディレクションにグルーヴィションズを迎えてできた複合施設である。
田中裕之建築設計事務所はディレクションチームの一員として施設内の設計を任された。
2014年10月に開業1周年を迎えた。

「仕組み」について
リビタによる100%投資ではあるものの、公民連携事業(1)の枠組みもあり公共的な役割も期待されていたことから、ディレクションチームでは近い将来の公民館とはどのようなものかという問いを立てながら施設作りの検討が重ねられた。
用途としてはコワーキングスペースやコーヒースタンド、キッチン、アトリエやホールその他貸しスペースがベースとしてあるが、「部室」と呼ばれるスペースを用意し他のどこにもない場所を目指している。
「部室」は例えばこのような使い方を想定している。貸しスペースは講座と呼ばれる様々なコンテンツとして使用されるが、数回の連続講座を経て終了する。終わった講座の講師はいなくなるが、残った受講生が引き続き自分たちの活動を「部活」として立ち上げ、活動をする場所としてこの「部室」を借り、日々の活動としてスタジオやホールやアトリエなどの貸しスペースを借りて部活動を始める。BUKATSUDOはこのような活動を積極的にサポートしていく場として機能する。なお「部活動」には「部室」を持たないものもある。
また事業者1720社、就業者数約9万3千人をかかえる横浜ランドマークタワーから直結するという地の利をいかしてオフィスワーカーを積極的に取り込むことも念頭に進められた。ここで働く別会社の同じ趣味を持つ人たちが肩書きを外して集える場所づくり、交流はリビタがこれまで他施設で培ってきた運営ノウハウが生かされる。

(1)公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が推進する「ドックヤードガーデン活用事業」として、 2013年11月に活用事業者の公募を行い、株式会社リビタが選出された。
内沼、田中は公募段階から関わっている。

「設計」について
事業計画に基づく施設利用料と平面計画の連動および運営上の仕様基準を解いていくことに長く時間を割いた。前者はどちらかというとイニシャルコスト寄りで、後者はランニングコスト寄りと捉え、ここでは後者については仕様基準に対しての異なるアプローチを模索した。
また共用通路が貫入したプランのためそれらが不自然にみえないようリーシングライン付近には5種類の設えを用意した。

イニシャルコストに関する検討
能動的なアクションをサポートするという施設の前提から、作り込み過ぎることはやめ、開業後の使い手の判断に委ねる余白を多くとる。そのための最低限のガイドを用意しておくこととし、既存建物や開業後に現れる雑多なものを受け入れられるよう動くものは家具以下、動かない建築側では枠以下の部位で操作する。平面計画は作り込むところと作り込まない余白を交互に配置して坪単価をエリア別に操作(均せば全体としての目標を合うように)し、過度にローコストであっても貧しい空間にならないように配慮した。

ランニングコストに関する検討
新品、新品カスタム、新品オリジナル製作家具、中古ヴィンテージ、中古カスタム、5種類を、さらに木材、ファブリック、スチール、本革の4種類(主に座面)の材料別の組み合わせで分け、使用場所別の耐久性、使用頻度、メンテナンス(掃除のしやすさ)などを勘案した変数を元に配置にし、交換ゼロで補修して使い続けられる確率を可能な限り高めることとした。

「企画・プロデュース・運営」
株式会社リビタ
「ディレクションチーム」
クリエイティブディレクション numabooks 内沼晋太郎
アートディレクション groovisions
インテリアデザイン 田中裕之建築設計事務所
コンテンツディレクション numabooks,UMARI inc

「サポート」
ドックヤードガーデン活用事業運営協議会
横浜市
公益財団法人 横浜市芸術文化財団
三菱地所株式会社
三菱地所プロパティマネジメント株式会社

■建築概要
施設名 : BUKATSUDO
設計:田中裕之建築設計事務所
担当:田中裕之 花塚紘紀
所在地:神奈川県横浜市ドックヤードガーデンB1地区
主用途:貸しスペース、オフィス
施工:A,B工事:三菱地所プロパティマネジメント 株式会社C工事:株式会社ジェーピーディー
床面積:B1F:817.5㎡+共用部 
構造:RC造 竣工:2014年6月
開業:2014年10月

<参考>
■「文化芸術創造都市」とは
横浜市が全国に先駆けて平成16年(2004年)から取り組んでいる都市戦略で、地域資源や文化芸術の持つ創造性を生かして都市の活性化を図るため、「文化芸術振興」や「経済振興」といったソフト施策と「まちづくり」などのハード施策を一体的に推進し、コミュニティの活性化や賑わいづくり、経済の活性化等を図ろうとする取組みです。

■横浜ランドマークタワー ドックヤードガーデンについて
「みなとみらい21」の玄関口にそびえる横浜ランドマークタワー。その敷地内に、日本に現存する商船用石造りドックとしては、もっとも古い「旧横浜船渠第2号ドック」がありました。このドックを後世に伝えるべき資産として復元して生まれたのが「DOCKYARD GARDEN(ドックヤードガーデン)」です。国の重要文化財に指定されるこの価値ある文化資産は、新しい横浜のシンボルとして、また人々のコミュニケーションスペースとして広く利用されています。


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