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2022.12.22Thu
2022.12.21Wed
2022.12.23Fri
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる
photo©中村晃

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architecture|feature
建材(内装・床)藤原設計大工山内工務店bonvoyageラムラックスtombow architects小林佑輔建材(内装・造作家具)建材(内装・壁)大田区図面あり中村晃店舗兼住宅リノベーション東京
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃

小林佑輔 / tombow architectsが設計した、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」です。
引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修する計画です。建築家は、エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向しました。そして、建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる設計が行われました。店舗の公式サイトはこちら。

祖父から引き継いだ家を改修し、地域の豊かさを支える場所にしたいという思いから始まったプロジェクト。

下丸子の駅前商店街の端、住宅エリアと商店エリアのちょうど境に位置する築56年の木造戸建をリノベーションし、1階をカフェ/シェアキッチン/コワーキングスペース/物販スペースが共存する複合施設、2階を住居にする計画。

建築家によるテキストより

もとは神社寺院を中心とした雑木林エリアで、駅前の整備が進むなか比較的緑豊かな状況が続いていた。しかし近年周辺の住宅がマンションに建て替わるにつれ私有の緑が少なくなってきている。そこでゆとりのある庭を地域の豊かさと捉え、内外において人と庭の関係を近づけるようなデザインを考えた。

建築家によるテキストより

解体をベースにエントランス・庭・床レベルの設計を先行して行い、後から店舗の内装を考える手順でプロジェクトを進めた。その結果、木造家屋というビルディングタイプが解体され、建物の構造やマテリアルが庭と同質化し、街全体に溶け込んでいくような状態がより生まれたように感じている。

建築家によるテキストより

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小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃
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小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃
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小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる2階、住宅部分 photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる2階、住宅部分 photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる2階、住宅部分 photo©中村晃
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小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる2階、住宅部分 photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる2階、住宅部分 photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる2階、住宅部分 photo©tombow architects
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃
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小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる photo©中村晃
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる image©tombow architects
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる image©tombow architects
小林佑輔 / tombow architectsによる、東京・大田区の店舗兼住宅「hatome」。引き継いだ家をカフェや物販等の複合店舗と住居に改修。エリアを支える場を目指し、庭を“地域の豊かさ”と捉えて“人と庭の関係を近づける”空間を志向。建物と庭を同質化させ街の中に溶け込ませる改修前。 photo©tombow architects

以下、建築家によるテキストです。


祖父から引き継いだ家を改修し、地域の豊かさを支える場所にしたいという思いから始まったプロジェクト。

下丸子の駅前商店街の端、住宅エリアと商店エリアのちょうど境に位置する築56年の木造戸建をリノベーションし、1階をカフェ/シェアキッチン/コワーキングスペース/物販スペースが共存する複合施設、2階を住居にする計画。

もとは神社寺院を中心とした雑木林エリアで、駅前の整備が進むなか比較的緑豊かな状況が続いていた。しかし近年周辺の住宅がマンションに建て替わるにつれ私有の緑が少なくなってきている。そこでゆとりのある庭を地域の豊かさと捉え、内外において人と庭の関係を近づけるようなデザインを考えた。

1階については、耐震補強を行い間仕切り壁を撤去しひとつながりの空間にしながらも、既存の部屋割りに対応していた開口部を手掛かりに床レベルや座席の形式を変え多様な場所を作っている。

外部空間においては、内縁を解体したエントランス、カーポートと一部築山を撤去し整備した店舗用アプローチ、既存樹木や石に寄り添うカウンターやベンチなど、小さな変更の積み重ねで庭との距離を近づけつつ、住宅とは異なる場所に転換させている。

2階については、元は2階建てだった住宅を2階のみで住空間を成立させること、将来的にシェアハウス転用を想定することが求められた。その為水回りや部屋割りなどプランを一新する必要があったが、構造形式を調査をすると小屋組みの梁成が細く柱の撤去が困難なことが分かった。

そこで、既存柱を包むまとまりを設定し、ときには柱を独立させ図式として整理することを考えた。屋根形状をトレースした勾配天井の空間に水回りと収納のコアをそれぞれ配置し、それらの余白に生活していくような計画としている。

事業計画と並走しながらの設計だったため、テナント貸しとなることも想定し建物全体の質をどこで担保するかをまずは考えた。
解体をベースにエントランス・庭・床レベルの設計を先行して行い、後から店舗の内装を考える手順でプロジェクトを進めた。その結果、木造家屋というビルディングタイプが解体され、建物の構造やマテリアルが庭と同質化し、街全体に溶け込んでいくような状態がより生まれたように感じている。

■建築概要

題名:hatome
所在地:東京都大田区
主用途:店舗併用住宅
設計:小林佑輔 / tombow architects
構造:ラムラックス株式会社
1Fプロデュース / cafe運営:bonvoyage株式会社
資金調達協力:創造系不動産株式会社
施工:有限会社山内工務店
1F家具製作:藤原設計大工
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:236.36㎡
建築面積:92.96㎡
延床面積:171.68㎡
設計:2021年5月~2022年1月
工事:2022年2月~2022年6月
竣工:2022年6月
写真:中村晃

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床エントランス床

針葉樹デッキ材t=28[ケボニー]

内装・床店舗床

土間コンのうえ防塵塗装[アクアカラー]

内装・壁店舗壁

PB t=12.5 AEP

内装・造作家具テーブル天板

ビールストーン

内装・造作家具カウンター

ラワン合板 UC塗装+再利用フローリング+再利用大谷石

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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建材(内装・床)藤原設計大工山内工務店bonvoyageラムラックスtombow architects小林佑輔建材(内装・造作家具)建材(内装・壁)大田区図面あり中村晃店舗兼住宅リノベーション東京
2022.12.22 Thu 10:32
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    こちらはリリーステキストの翻訳

    色とりどりの建物の集合体。MVRDVとグラスが、マヨルカの「プロジェクト・ゴミラ」第1期を完成させる

    パルマ・デ・マヨルカの「プロジェクト・ゴミラ」を構成する7棟のうち、最初の5棟が竣工しました。MVRDVとグラス・レイネス・アルキテクトスが設計した「プロジェクト・ゴミラ」は、色、素材、屋根のラインから導き出された、それぞれの個性を持つ建物の集合体です。それは、エル・テレーノ地区のゴミラ広場周辺を変貌させつつあります。このプロジェクトでは、さまざまなサイズやタイプの住宅を合計60戸建設するほか、商業空間も新たに建設します。プロジェクト・ゴミラは、1つの段階を経て、エル・テレーノを活気に満ちた、緑豊かで持続可能な住宅地として再生させるための道を歩み始めているのです。

    エル・テレーノはパルマの歴史的な地区で、港に近いゴミラ広場を中心に広がっています。それは、60年代から70年代にかけて、ジミ・ヘンドリックス、レイ・チャールズ、トム・ジョーンズなどのミュージシャンがボヘミアンなナイトクラブで名演技を繰り広げたことで知られる、ナイトライフの名所です。長い間放置され衰退していたこの広場を、マヨルカを拠点とする靴ブランド「カンペール」のオーナーであるフルクサ・ファミリーが近隣の土地を購入し、伝統を革新と創造に融合させるというカンペールの哲学に共鳴するリニューアル計画をスタートさせたのです。

    第1期で完成した5棟の建物には、近隣の中心を形成する「ゴミラ・センター」が含まれています。1979年に建築家ペレ・ニコラウによって設計されたこの白い建物の1階には、広々としたパティオがあり、レストランやオフィススペースが設けられています。このパティオを中心として、アパートメントは、一連の段差のあるテラスやバルコニーと共に上昇していきます。ゴミラ・センターの隣には、ラス・カシータスと呼ばれる赤いタウンハウスがあり、屋上には近隣住民の交流の場となるテラスが広がっています。

    ゴミラ・センターの反対側、目立つ街角にあるのが、青い陶器のファサードを持つ、のこぎり屋根の長屋「ラス・ファブリ・カサス」です。後ろに隠れた、アースブロックでできた低炭素型集合住宅は、屋上に共同プールがあり、近くのベルベル城を眺めることができます。最後に、ゴミーラ広場の向かいにあるのが、グリーンビルディング「ラ・プラザ」です。このビルは、既存の建物を改築したもので、歴史的なバー「ベルベル」を復活させ、オフィスや 海岸と大聖堂の景色を楽しめる共同屋上も備えています。

    ゴミラの建物は、パッシブハウス規格で開発されたものと同じ原理を用いたエネルギーニュートラルな建物です。その規格には、高い熱効率と、シャッターやクロスベンチレーションなどのパッシブな空調設備により、エネルギー消費を抑えることが含まれています。マヨルカの長い日照時間を利用するため、屋上にはソーラーパネルが設置され、熱回収システムにより建物のエネルギー消費量をさらに削減しています。また、多くの材料が地元で調達されており、建設に伴う二酸化炭素排出量を削減しています。

    MVRDVの設立パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは言います。
    「プロジェクト・ゴミラは、エキサイティングな建築プロジェクトです。7つの建物は、それぞれが独立したデザインでありながら、同時にアンサンブルとして、ゴミラに新鮮な息吹を与えてるように、慎重に検討されています」
    「一緒に見ると、カラフルな建物の集合体でありながら、どこかグループとしてまとまっているように見えます」

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    2022.12.22 Thu 06:46
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